お弁当のご注文の例外は、法事用
『佳肴 季凛』では、お弁当は、要予約となっており、5人前からのご注文とさせて頂いておりますが、時には例外もあります。
それは、法事のお席の御予約をされたお客様が、お寺などにお持ちなるお弁当の場合で、1個からでも、御用意させて頂いております。
1人前ですので、
煮物や焼物などは、2,3人分の用意で、盛り付けるのは、いつものように、
女将兼愛妻(!?)の真由美さんです。仕上がったお弁当が、
こちらです。蓋をして、
お手元とお手拭きを置き、仏事用の白と紫の紐をしたら、紐同様、仏事用の紫の風呂敷で、
くるんでから、お客様にお渡しします。
お弁当のご注文の例外は、これ以外にもありますし、可能な限り、対応させて頂きますので、詳細については、お問い合せ下さい。
★★★ 佳肴季凛謹製 西京漬 ★★★
当店では、贈り物に最適な【西京漬】をご用意いたしております。
銀鱈、サーモン各3切入 3,480円 ※クール便にて発送可
店主自ら、魚市場で吟味した“銀鱈”、“サーモン”を使用し、お手製の有機西京味噌で仕込んだ逸品です。大切な方への贈り物に、是非どうぞ。
中学校の運動会のお弁当
昨日は、長女が通う中学校の運動会でした。運動会と言えば、お弁当が欠かせません。(ちょっと強引なような気もしますが・・・)
ここ何年かは、女将兼愛妻(!?)の真由美さんが、PTAの役員ということもあり、小学校の運動会のお弁当を作っている自分ですが、中学校のは、特に作る必要もなかったのですが、揚物と焼物を手伝うことにしました。ちなみに、今年の小学校の運動会の時に、自分が作ったお弁当は、こちらをご覧下さい。
揚物は、鶏の唐揚、
鯵フライ、
海老フライ、
市販のチーズ入りのフライドポテトの4種類でした。焼物は、
塩鮭にしました。仕上がったら、『佳肴 季凛』の2階の住まいに行くと、
真由美さんが、ウィンナー、玉子焼、蒟蒻の煮物を、用意してあり、その隣には、
おにぎりも、準備してありました。あとは、真由美さんが、
手際よく、盛り付け、
こんな感じに仕上り、お弁当持参で、真由美さんと下の娘は、中学校へ行きました。
一方の自分は、仕込みもあったので、お弁当を食べることはしませんでしたが、午後になり、娘が参加する競技を、少しだけ見て、戻って来たのですが、毎年思うのは、子供は、知らぬ間に成長していることです。
あと何年かすれば、下の娘も中学になり、卒業するわけで、そう考えると、娘達が、子供らしくいられる時間は、限られており、何となく寂しい気もしましたが、それはそれで、良しなのかもしれません。
★★★期間限定 会席料理【秋ごよみ】 ★★★
(全9品 お一人:3,000円)
お陰様で、9月18日をもちまして、当店は7周年を迎えました。そんな感謝の想いを込めた会席コースを御用意致しております。
なお、お召し上がり頂ける期間は、10月4日(日)までです。本物の素材が奏でる逸品の数々を、是非ご堪能下さい。
さばふぐはパスして、お弁当の準備
明日は、沼津の魚市場が休みですので、今日は、定休日でしたが、
沼津の魚市場に、仕入れに行って来ました。売場には、
地物のさばふぐが、このように、
山積みされており、全部で、350キロくらいありました。
これだけあると、“ふぐに魅せられし料理人”の自分としては、素通りするわけにはいかなかったのですが、先日仕入れたさばふぐのストックもあるだけでなく、休みが完全に無くなるのだけは、避けたかったので、断腸の想いというか、心を鬼にして、その場を通り過ぎることにしました。
この場から、
別の売場に行くと、
発泡スチロールに入ったさばふぐが、山積みになっていました。
このさばふぐは、
三重県産のもので、1ケースに、
3キロ入っており、全部で、21ケースつまり、63キロ入荷してしていたことになり、先ほどの売場と合わせると、400キロ超で、これまた、泣く泣く、この場から、立ち去らざるを得ませんでした。
その後、ひと通りの仕入れを終え、苦々しい気持ちで、市場を後にしたのですが、『佳肴 季凛』に戻ると、明日のお弁当の焼物のサーモンに、
串を打ったり、
南蛮漬やお新香を、カップに入れたりしました。お弁当の煮物などは、昨日の時点で、仕込んでありましたが、
彩りに使う隠元はまだでしたので、包丁し、揚物のあしらいの獅子唐を、
掃除して、串に刺しておきました。その後、
御飯の米を研ぎ、最後に、
冷凍庫から、下味をつけた鶏肉と、三枚に卸した鯵を、冷蔵庫に戻しておきました。
何度もお話ししているように、一人仕事ゆえ、今日のようなことは、これまでにも多々ありますし、出来ることなら、仕事を間引きしたいこともありますが、間引きをすれば、美味しい料理を作ることは不可能です。
料理ではなく、美味しい料理を作るために、料理人になったのですから、自分の時間が無くなるのは、覚悟の上ですし、料理というより、食を取り巻く昨今の状況を見ると、時代遅れかもしれませんが、愚直なまでに、今のスタイルを貫くことこそが、自分の道ゆえ、歩き続けるのみです。
★★★期間限定 会席料理【秋ごよみ】 ★★★
(全9品 お一人:3,000円)
お陰様で、9月18日をもちまして、当店は7周年を迎えます。そんな感謝の想いを込めた会席コースを御用意致しております。
なお、お召し上がり頂ける期間は、10月4日(日)までです。本物の素材が奏でる逸品の数々を、是非ご堪能下さい。
早仕舞いで、お弁当
昨日は、
ランチのラストオーダーを、1時間早めさせて頂きました。というのも、夕方までに、お弁当を仕上げなくてはならなかったからでした。
ラストオーダーの時間が過ぎる頃から、少しずつ準備を始め、
先ず、揚物から、取り掛かり、
烏賊の新挽揚げ、
鶏の唐揚げと、
揚げました。揚物の合間を見ながら、
サーモンの西京焼も、焼き上げておきました。その頃、洗い場では、
まだ片付けをしている最中で、片付け終わると、女将兼愛妻(!?)の真由美さんが、
お弁当の器の準備を始めました。その頃には、
煮物も仕上り、
ようやく盛り付け始めました。
昨日は、バイトにも居残ってもらったこともあり、
思ったよりも、
早く仕上げることが、出来ました。二段になっているので、
重ねてから、蓋と紐をして、
箱詰めして、
お客様が取りに見えるのを、待つだけとなり、少し休憩を取り、夜の営業時間となりました。
営業終了後、今日のお昼のお品書きを、メニュースタンドに準備したのですが、御覧のように、
昨日同様、今日も、夕方にお弁当のご注文を頂いていたので、同じものを掲げました。
そして、今日も、ランチの営業をしながら、
お弁当の準備を始め、昨日よりも、洗い物の片付けを早めに終えた真由美さんたちは、
折を並べ始めました。1本目の玉子焼を焼き終えた頃、
煮物の蒟蒻も仕上り、その頃には、
折も並べ終わっていました。ただ、今日は、この大口のお弁当とは別に、
揚物の入らない3マスのお弁当のご注文もありました。
そんな様子を尻目に、自分は、
2本目の玉子焼きを、焼き終え、包丁した頃には、
煮物の盛り付けは、終わっており、今度は、焼物の盛り付けを、真由美さん達が、こなしてくれました。
揚物無しのお弁当は、
このような内容で、この後、蓋と紐をして、仕上がりました。
一方、大口のお弁当は、
昨日と全く同じものに、仕上がりました。ここからの仕事も、全く同じで、結果として、二日連続で、全く同じような一日は、無事終わったのでした。
★★★期間限定 会席料理【秋ごよみ】 ★★★
(全9品 お一人:3,000円)
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なお、お召し上がり頂ける期間は、10月4日(日)までです。本物の素材が奏でる逸品の数々を、是非ご堪能下さい。
お弁当の煮物材料の包丁
定休日の今日、夕方になり、
仕込みをするため、調理場に行きました。ただ、今日は、仕込みというよりは、ちょっとした包丁仕事といった感じでした。
包丁したのは、お弁当の煮物の材料で、数も、ちょっと多かったので、
女将兼愛妻(!?)の真由美さんに、手伝ってもらいました。真由美さんが、人参の皮を剥いている間、自分は、
蒟蒻を用意し、
蒟蒻に包丁目を、入れていました。包丁目を入れるのは、
味を染み込みやすくするためです。包丁目を入れたら、
決めた大きさに、包丁しました。そうこうしていると、人参の皮剥きも、半分以上終わっていたので、、
自分は、人参を包丁し始め、人参の皮剥きを終えた真由美さんは、
牛蒡の皮を、剥き始めました。ご存じの方もいるかもしれませんが、皮を剥いた牛房は、アクがまわり、変色してしまうので、水を流しながら、しなくてはなりません。剥き終えた牛房は、
水をはった容器に入れておき、人参の包丁を終えた自分は、
牛蒡を、包丁し始めましたが、皮剥きの時と同様、水を流しながらの仕事で、ある程度、数がまとまったら、
バットに移していきました。牛蒡の次が、
最後のさつま揚げでした。人参、
牛蒡、
蒟蒻、
さつま揚げを、
冷蔵庫にしまうため、それぞれバットに入れました。
そして、煮物材料を包丁し終えた後、
白米、ひじきご飯用の御飯、雑穀と3種類の米を準備しておき、仕込みとは言えない仕込みというか、仕事は終わりました。
今日のような包丁仕事は、所謂“数仕事”ですので、一度にすることが出来るものではなく、多ければ、自ずと時間がかかってしまいます。
だからと言って、時間に余裕がある時に、仕事をすることが出来ないこともありませんが、あまりに早くすれば、断面が乾いたり、変色してしまうだけでなく、最終的には、仕上がった料理の味が落ちてしまうので、ギリギリのところを、見極めながら、仕事をしなくてはなりません。
手作り、自家製を頑なに貫き、手間と時間がかかるのを覚悟して、一人仕事を選んだだけでなく、それこそが、料理人としての自分の立ち位置である以上、この道を、今まで同様、愚直に歩くのみです。
★☆★ 鱧(はも)料理 ☆★☆
秋の気配を感じられますが、まだまだ、鱧料理をご堪能いただけます。
『鱧彩々』 (おひとり 6,000円)と銘打った美食の極みでもある鱧の味を、是非ご賞味下さいませ。
詳細は、【鱧料理】のページをご覧下さい。
豚カツ入りのお弁当&しょうさいふぐの唐揚入りのお弁当
今日の仕事は、お弁当の盛り付けから、
始まりました。女将兼愛妻(!?)の真由美さんが、折を並べている間に、自分は、
煮物を仕上げ、真由美さんが、
煮物を盛り付けている間に、
サーモンの西京焼や玉子焼を仕上げたり、
揚物を仕上げました。この揚物ですが、左側が、鯵の新挽揚げで、右側が、しょうさいふぐの唐揚げです。しょうさいふぐは、昨日仕入れた御前崎産のものです。
また、今日のお弁当のご注文は、2種類で、お値段も違ったので、
豚カツも、揚げました。さらに、豚カツ入りのお弁当のお客様は、白御飯でしたので、
白御飯だけでなく、松前御飯も炊きました。そんな感じで、
盛り付け終わり、豚カツ入りのお弁当は、
このように仕上がり、もう一つのお弁当は、
通常の【佳肴 季凛】のお弁当として、仕上がり、
どちらも蓋をし、紐をかけて、ようやくお弁当の仕事は終わり、ランチの営業の準備をしました。
お弁当に限らず、どんなお料理でも、御要望があれば、可能な限り、対応させて頂きますので、御予約などの際に、お申し付け下さい。
★★★ 夏季限定ランチコース『涼し夏(すずしげ)』 ★★★
この時季、当店では、夏季限定ランチコース『涼し夏(すずしげ)』(1,500円 全7品)を、御用意しております。
当店オリジナル料理の“サラダ素麺”をメインにした、清涼感溢れるコースとなっており、食後のお飲物付です。
揚物無しのお弁当
このようなものでしたが、普段、当店で、御用意しているお弁当(要予約)は、
日本料理店ということもあり、こんな感じのものです。
ただ、最近では、揚物抜きというご注文を頂く機会も増えてきたので、
そんな時は、このようなお弁当を、御用意しております。
御覧のように、御飯、煮物、焼物などを盛り付けた“口取り”の3ますに、分かれています。一品少ないので、お値段も、1,500円(税別)となっております。
要予約ですが、お客様のご希望によって、お弁当に限らず、お持ち帰り料理を、お作りすることも可能です。詳細については、直接お電話にて、お問い合わせ下さい。
なお、他のお弁当やお持ち帰り料理については、当ブログの【お弁当】のカテゴリーを、御覧下さい。
★☆★ 夏期限定 鱧(はも)料理 ☆★☆
只今、夏期限定コースとして、鱧料理をご堪能いただけるコースをご用意して、皆様のお越しをお待ち申し上げております。
『鱧彩々』 (おひとり 6,000円)と銘打ちました。この時季の美食の極みでもある鱧の味を、是非ご賞味下さいませ。
詳細は、【鱧料理】のページをご覧下さい。
今年の運動会のお弁当
一昨日の6日(土曜日)は、
下の娘が通う小学校の運動会でした。
3年前から、自分が作るようになり、今年は、
このようなお弁当でした。これが、
おかずです。先ず最初に、
鯵フライ、玉子焼を、
鯵フライの前に、海老フライ盛り付けました。その隣が、
手羽先の唐揚で、その手前に、
焼いた紅鮭を、盛り付けました。最後に、
蒟蒻の煮物と、たれ焼にしたつくねを盛り付け、最後に、ペティトマトをあしらいました。
おにぎりは、
こんな感じで、
昆布、梅ちりめん、
おかか、ゆかりの4種類で、どれも、娘が好きなもので作りました。そして、
デザートです。クインシーメロン、デコポン、林檎、キウイフルーツ、アメリカンチェリーの5種類を、色んな形になるように、包丁して、盛り付けました。
盛り付けた器は、お持ち帰り用のものですので、
蓋をしました。また、デザートには、
冷たいまま食べられるように、保冷剤を乗せて、小学校に向かいました。その日は、夜の御予約の都合で、そのまま戻って来ましたが、娘は、かなり満足していたとのことでした。
ところで、4年生の娘は、
応援団に入り、張り切っていました。目立ちたがり屋のわりに、意外と、神経質で、本番に弱く、泣き虫なのは、、一体誰に似たのやら・・・。
とはいうものの、親の知らぬところで、子供は成長しているものだと、つくづく感じたのでした。
運動会のお弁当の仕込み
前回お話ししたように、明日(6日)のランチは、下の娘の小学校の運動会のため、
お休みさせて頂きますが、今日は、営業の合間を見ながら、明日のお弁当の仕込みをしました。フライにする鯵と海老に、
パン粉を付けました。揚物にするのは、これだけでなく、手羽先も、
唐揚にするために、下味をつけました。ちなみに、手羽先は、食べやすくするため、
女将兼愛妻(!?)の真由美さんが、骨を抜いてくれました。実は、食べやすいだけでなく、揚げる時間も、短くて済むのです。
揚物以外のおかずとして、焼物は、娘の希望で、
紅鮭にし、串を打っておきました。
また、一品ぐらい煮物も必要ですので、
蒟蒻も仕込み、最後に、
おにぎり用の米を研ぎ、お弁当の仕込みは、終わりました。
とはいっても、午後から、雨も降っていましたし、天気予報を見ても、明日の運動会が、どうなるか分からず、後片付けをしましたが、そんな明日でも、唯一分かっているのが、
三重県から、この2本のとらふぐ(天然)が入荷することで、手前の小さいものは、0,3キロの“チビとら”で、奥のものは、3,0キロの“大ちゃん”です。
そんなこともあり、
カウンター周りを、養生して、今日の仕事は、終わりました。
何はともあれ、予定通り、運動会が、行われて欲しいのですが、“ふぐに魅せられし料理人”の自分にとって、それ以上に、期待するのは、2本のとらふぐであるのは、言わずもがなです。
お弁当の準備を少々
今日は、定休日でしたが、
先付の“南京豆腐”を仕込んだ後、
お弁当の御飯のお新香をカップにつめ、焼物のあしらいのはじかみを用意しました。ご覧のように、これらは、【佳肴 季凛】で使っている唯一といっていいほどの既製品です。そんなことについて、以前お話ししたことがあります。
その後、
本鮪の南蛮漬も、カップに盛り付けたら、揚物の豚かつにパン粉をつけ、
お米を研いで、仕込みは終わりました。
これらの仕込みは、昨日でも可能なのですが、出来立ての料理こそが、一番美味しく感じられるので、あえて、今日仕込みました。仕上りまでの時間を、ギリギリまで縮めれば、否が応でも、美味しさは増しますし、料理の生命線は、どこまでいっても、美味しいことに尽きるのです。
若かりし頃、というより、20代の頃、自分が師事した親方に言われたのは、料理人の仕事は、料理を作ることではなくて、美味しい料理を作ることだということでした。自分のように、一人仕事をしていれば、いくらでも、手抜きや楽が出来ますし、全てが自分次第です。
だからといって、本当の意味での料理人の本分だけは失いたくないし、それこそが、自分の立ち位置にして、拠り処なのです。
★★★ 期間限定 会席料理 ★★★
2月、3月限定、しかも女性のお客様限定の会席料理(夕席)『春支度』を、御用意致しました。
先付に始まり、食事、デザート付の全9品(お一人 3,000円)のコースとなっております。
なお、ご予約なしでもお召し上がれますが、土曜日以外のお支度となります。