クラブツーリズムの“ロイヤルクルーザー 四季の華”の三連荘(中日編)
生涯一料理人を貫くためが想いを、『佳肴 季凛』店主兼熱血料理人の志村弘信が、3532回目の今日も認めますので、お付き合いのほど、宜しくお願いします。
クラブツーリズムの“ロイヤルクルーザー 四季の華”の三連荘の中日の今日は、

お祝いのお弁当の仕上げから、

一日が始まり、仕上った料理を盛付けてくれるのは、

いつものように、女将兼愛妻(!?)の真由美さんでした。
お弁当は、

このように仕上がり、

お祝い用ですので、紐は紅白のものです。
また、日曜日ということもあり、娘達の昼ごはんの用立てをしなくてはならず、志村家の場合、昼夜問わず、娘達の食事は、手が空いている方が準備をするのが不文律で、今日は自分が用意し、

鶏肉の照焼をメインにしたお弁当の余り物丼にしました。
今回のバスツアーは、4日、昨日と続いているので、時間の配分は100%に近い状態で把握しているだけでなく、早い始動だったので、ある程度の盛付けを済ましたら、

所謂(いわゆる)ブランチを食べることにし、夕方までの腹持ちを考え、牡蠣フライ付のカレーにし、マクロビオティック(玄米菜食)を基本にしていることもあり、御飯は玄米ベースの雑穀御飯です。
食べ終えたら、

ふぐ刺を引き、今日のふぐは、遠州灘舞阪産の天然のとらふぐです。
いたずらな地元産はそりに合わないものの、看板料理の一つですので、こういう時は、静岡産のものをお出しするように努めるのは、言うまでもありません。
全ての料理が整うと、添乗員から連絡が入り、予定通り、

到着。
3回目にして、二日連続ですので、ルーチン化する流れで、デザートをお出しするまでになったら、

外に出て、

ロイヤルクルーザーをチェックすると、クラブツーリズムのロゴが五色で、昨日までの2回分は、

金の一色でした。
色が違うのは、いくつかの理由があるのですが、そのことをドライバー、ガイト、添乗員の3人の乗務員に訊くと、「親方、よく気付きましたね。もしかして、バス男ですか?」との切り返し。
「いやいや、これだけ沢山のバスがいらっしゃっているので、素通り出来ないんです。」と伝え、これまでご来店されたバスの写真を見せたり、好みのバスを伝えると、「やっぱり、バス男?」と、話に華が咲きました。
お客様より早く食事を終えた乗務員が出発の準備をしていると、御予約に見えた定連さんが、「ブログやSNSに出て来る例のバスね。」と言ってきたので、「折角だから、見せてもらいます?」と尋ねると、「え゛っ!?」
その様子を見ていた乗務員が、「見るだけなら、どうぞどうぞ・・・♬」ということで、

車内見学。
定連さん曰く、「凄い、凄い!皆で、泊まりで行こうよ。季凛に迎えに来てもらって、どこか遠くにね。」
「いいね~。」
そんなやり取りを見ていた乗務員の方は、「是非、ご利用下さい♬」
出発時間にも余裕があったので、洗い上げた器を仕舞わず、

明日の段取りを取っていると、出発の準備も整い、

いつものように、

皆で、

お見送り。
店内に戻ったら、

片付をし、

掃除が終わったら、

個室、ホール席共に、三連荘の千秋楽の御席の準備、

器出しをし、器が異なるのは、グループごとによって、器が揃わない場合もあるからです。
他の仕込みや準備が終わり、一日が終わりました。
このような状況ゆえ、明日までは完全予約営業となっており、明後日の11日から13日まではお休みさせて頂きます。
通常モードに戻るのは、14日からですので、くれぐれも宜しくお願いします。
クラブツーリズムの“ロイヤルクルーザー 四季の華”の三連荘(初日編)
美味しい料理や食べ物が好きで、 料理を作ってみたら、料理好きになり、その挙句に料理人になってしまって、3分の1世紀。そして、誰が名付けたのか、熱血料理人。
そんな料理への想いや日々の様子を、 熱血料理人の店主・志村弘信が3531回目の今日も認(したた)めます。
2日のクラブツーリズムの“ロイヤル・グランステージ 四季の華”と、

4日の“ロイヤルクルーザー 四季の華” のバスツアーの御席で、

新年が始まり、中三日の今日から、

4日と同じ“ロイヤルクルーザー 四季の華”の三連荘が始まり、 献立は、4日のものと全く同じです。
一般的に、バス旅行で欠かせないのがドライバーで、その時にもよりますが、ガイド、添乗員も同行しています。
ロイヤルクルーザー 四季の華” の旅の場合、添乗員は、お客様アンケートの中から高評価がつけられた添乗員です。
ドライバーやバスガイドは専属制をとっているので、添乗員同様、お客様からの評価も高いとされており、添乗員と乗務員の説明は、ホームページに書かれているのものを、コピペしました。
今日の場合、同行した添乗員自ら、

手書きのツアー日程を書いて、お客様に渡したそうです。
余分に作ったものを頂いたので、お話しすることにします。
A3サイズの紙に、

昨日、今日の日付が書かれてあり、

ツアー名にもあるように、富士山を愛(め)でる企画でした。
昨日、

東京を出発し、

清水港でフェリーに乗り、海からの富士山を眺め、【日本平ホテル】で宿泊し、

明くる日の今日、

【久能山東照宮】でロープウェイに乗り、空からの富士山を堪能したのち、

陸からの富士山を楽しんだ後の昼食が、

当店でした。
お客様の中には、このパンフレットに今日の献立をメモ書きされた方がいらっしゃり、お帰りの際に、それを見せて下さったのですが、このような経験は初めてでしたので、小躍りしたくなった次第です。
明日も同じような状況ゆえ、全ての料理を出し終えたので、下がった器を洗い上げたら、

仕舞わずにおき、様子を見ながら、明日の準備や仕込みの準備を始めました。
お食事を終え、出発時間となり、

お見送りをし、

当店から20分ほどにある【富士山世界遺産センター】と【浅間大社】を最後の立寄り場所にし、

帰路に就いたようです。
お見送りを終えたら、片付などは女将兼愛妻(!?)の真由美さん達にしてもらい、自分は、

先付の南京豆腐(南瓜の豆腐)などの仕込みや、

明日のお弁当の準備を始めました。
そして、

明日のお弁当の道具と、

折や、

紐などを用意したら、本日打ち止め。
以前からお話ししているように、このような状況ゆえ、三連休ながらも、明後日の10日までは完全予約とさせて頂いております。
また、11日から13日まで、お休みさせて頂きますので、宜しくお願いします。
お弁当の合間に、すっぽんの仕込み
美味しい料理や食べ物が好きで、 料理を作ってみたくなったら、料理好きになり、その挙句に料理人になってしまって、3分の1世紀。そして、誰が名付けたのか、熱血料理人。
そんな料理への想いや日々の様子を、 熱血料理人の店主・志村弘信が3529回目の今日も認(したた)めます。
夕べ、ご家族に不幸があった常連さんから、今日の夕方のお引き渡しで、お弁当のご注文を急遽頂いたのですが、年明けということもあり、折の手持ちが無かっく、昨日の時点で、ご注文は一時保留とさせて頂くことにしました。
沼津魚市場で仕入れを済ましたら、

近隣にある包装資材店に立ち寄り、無事にご注文を受けることが出来、ひと安心し、【佳肴 季凛】に戻りました。
ここ最近、お話ししているように、10日まで断続的にバスツアーの御予約を頂いているので、その準備や仕込みをしなくてはならないので、完全予約の営業とさせて頂いております。
そんなこともあり、 休業日の今日は、出汁を引くなどの段取りを済ましたら、お弁当の仕込みに取り掛かることにしました。
先ずは煮物からで、

女将兼愛妻(!?)の真由美さんに人参の皮を剥いてもらうことにし、黄色の人参と、

普通の人参と組み、

包丁したら、

水から火に掛け、ざるの中に入っているのは、白滝です。
根菜は火が通るのに時間が掛かるので、水から火に掛け、葉物や実の野菜、つまり地面の上に出ているものは、熱湯で湯がくのが、一部の例外はあるものの、野菜の下拵えでは、基本となっています。
人参を下茹でしている間に、

牛蒡(ごぼう)を包丁したら、

白滝の入ったざるに入れます。
牛蒡の方が、火の通りが早いので、

鍋から先に出し、人参も火が入ったら、

つくね、さつま揚げと共に、味を含めます。
さつま揚げは今日のお弁当用で、つくねは日曜日用で、使い分けるのに、特段の理由はありません。
粗熱が取れたら、

日曜日の分を、

バットに入れ、今日の分は、

そのまま、鍋に入れておき、このことを、鍋止めと呼んでいます。
その後、

照焼用の鶏肉の仕込みをしたり、

銀鱈の西京漬に串を打ち、同時に、

明後日のバスツアー用のサーモンの西京漬にも、串を打っておきました。
そして、お弁当用のさばふぐの唐揚、

鯵の新挽(しんびき)揚げの仕込みと同時に、

明日の夜の御予約の揚物にも打粉をしたりと、その他全ての仕込みが整いました。
普段なら、お弁当用の料理に取り掛かるのですが、すっぽんを卸すことにし、

卸し終えたら、霜降りをし、薄皮や汚れを取り除き、

すっぽんの仕込みが終わりました。
すっぽんは、今朝、

沼津魚市場で、

広島県産のもので、

2,04キロでした。
いわゆる四つ脚ゆえ、すっぽんを卸した後の画像は、

投稿するには抵抗があるほどですので、割愛し、

掃除をしている間に、

煮物を煮上げたり、

銀鱈の西京焼や玉子焼を仕上げたら、

真由美さんが盛付けてくれ、

このように仕上がり、仏事用ゆえ、

天紙(てんし)や、

紐も、それ用であるのに対し、日曜日のお弁当は慶事用ですので、天紙は通常のものですが、

紅白の紐です。
とりあえず、10日まで終われば、その後の11日から13日まではお休みさせて頂き、連続一ヶ月勤務から解放されるので、気を引き締めて、明日からの4日間を乗り越えます。
初市で仕入れた『西京漬』用のサーモン
生涯一料理人を貫くためが想いを、『佳肴 季凛』店主兼熱血料理人の志村弘信が、3528回目の今日も認めますので、お付き合いのほど、宜しくお願いします。
ホームグランドの沼津魚市場は、

今日が初市で、行き交う人との挨拶は、「おめでとうございます。」や、「今年もお願いします。」などでした。
初市だからと言って、賑わうわけでもなければ、ご祝儀相場で取引されるわけでもなく、そんなことは今は昔で、成人式の三連休の後にならなければ、操業しない漁師も多く、貝類専門の売場は、

ガラ~ン。
とは言え、地物メインの売場は、

銀世界の如く、太刀魚が並んでいました。
別棟の売場に行くと、

案の定、ガラ~ン。
ところで、先程の太刀魚が並んでいた売場の別角度から撮った写真をローカル新聞の夕刊で、たまたま目にしたのですが、 その記事全文を見た自分としては、すぐ上の写真のことについても、言及して欲しい限りでなりませんでした。
マスコミの報道が切り取られたものであり、記事を作るのが仕事としか言わざるを得ず、ねつ造、偽造が後を絶たない温床そのものです。
そんなことはさておき、

【西京漬】に仕込むため、サーモン(ノルウェー産)などを扱う問屋に行くと、

十分なくらい並んでおり、

5,6キロのものを仕入れ、暮れの29日から休業している【季凛オンラインショップ】の営業初日の明日(6日)に間に合わせることが出来ました。
ただ、仕上るのは、7日になるので、発送出来るのは8日以降になります。
【佳肴 季凛】に戻ったら、サーモンの下拵えを始めることにし、

サーモンは鱗が細かいので、包丁を使うすき引きという方法で、鱗を取り除き、頭を落とし、水洗いをしたら、

三枚に卸し、切身にしたら、

有機JAS認証済みの西京味噌をベースにしたお手製の西京味噌と共に、

真空パックし、サーモンの【西京漬】の仕込みが終わり、

昨日仕込んだ鯖(ノルウェー産)、

一昨日仕込んだ銀鱈(カナダ産)と、

お決まりの三種類全ての仕込みが終わり、先程お話ししたように、【季凛オンラインショップ】の新年の営業日まで間に合わすことが出来ました。
そして、中骨や腹骨は、

塩を振ってから、焼き、ほぐしておき、

一昨日の銀鱈のほぐし身と共に、

真空パックしておき、冷凍庫へ。
ある程度まとまったら、火入れをしてから、フレークにするので、素手で仕込んでも、問題はありません。
これまでお話ししていうように、年明けから今週末にかけて、バスツアーの御予約を断続的に頂いているので、その準備などに追われていることもあり、しばらくの間は、完全予約の営業とさせて頂いています。
ということで、初市日の今日は、サーモンの【西京漬】の仕込みなどだけで終わり、

後片付けをし、

暮れから年明けまでに出来なかった野暮用を済ますため、初市日の仕事が終わったのでした。
約2年振りのロイヤルクルーザー
美味しい料理や食べ物が好きで、 料理を作ってみたくなったら、料理好きになり、その挙句に料理人になってしまって、3分の1世紀。そして、誰が名付けたのか、熱血料理人。
そんな料理への想いや日々の様子を、 熱血料理人の店主・志村弘信が3527回目の今日も認(したた)めます。
これまで何度かお話ししているクラブツーリズムの“ロイヤルクルーザー 四季の華” ですが、今日は、その当日でした。
出汁を引くなどの普段の仕込みを終えたら、

盛付けを始めることにし、最初に盛付けるのは、冷蔵庫にしまう都合で、最後にお出しするものからです。
今日のデザートは梅のアイスですので、器のみで、最初に盛付けたのは、

酢の物のずわい蟹のドレッシング掛けで、ドレッシングは、

当店オリジナルの“野菜感溢れるドレッシング”で、お出しする直前に掛け、ミニトマトをあしらってからお出しするので、とりあえず、このまま冷蔵庫へしまっておきました。
全ての料理を盛付け終え、添乗員から連絡が入ったら、頃合いを見計らい、

小鍋、御飯をセットし、小鍋は、

鰻鍋で、御飯は、

昆布御飯です。
そして、予定通りに、

ロイヤルクルーザーが到着すると、小鍋の火を点け、先付の南京豆腐(南瓜の豆腐)、

ふぐ刺をお出しし、

ふぐは、遠州灘産の天然のとらふぐで、豪華バスのロイヤルクルーザーの御席ですので、御食事時間にも余裕があり、お出しする側としては、通常の会席料理のような流れでした。
ふぐ刺とほぼ同時にお出ししたのが、

さばふぐの唐揚で、

サーモンの西京焼、

鰯つみれ錦糸蒸し、

ずわい蟹のドレッシング掛け、

梅のアイスをお出ししました。
ひと段落したこともあり、

外に出て、

ロイヤルクルーザーを、

チェック。
御食事を終えた乗務員が外に出て来たので、

ホールスタッフのバイトの長女が車内を見させてもらい、その豪華さに驚いていました。
自分と女将兼愛妻(!?)の真由美さんは、

約2年前に御来店した時に、車内を見させてもらっており、その時の様子や車内などについては、こちらをお読み下さい。
そうこうしていると、御食事を終えたお客様がバスに乗り込み、出発することにになり、

いつものように、お見送りをしました。
とりあえず、一昨日と今日のクラブツーリズムの新春バスツアーの企画の前半が終わり、週末の8日、9日、10日の三連荘が後半となります。
そんな状況のため、通常の営業をお休みをさせて頂き、11日から13日までは三連休とさせて頂き、一ヶ月振りの完全オフを頂くことにしました。
不都合が生じるかもしれませんが、ご理解のほど、くれぐれも宜しくお願い致します。
バスツアー“ロイヤルクルーザー 四季の華”の準備と銀鱈の『西京漬』の仕込み
生涯一料理人を貫くためが想いを、『佳肴 季凛』店主兼熱血料理人の志村弘信が、3526回目の今日も認めますので、お付き合いのほど、宜しくお願いします。
明日(4日)は、昨日と同じ旅行会社“クラブツーリズムの“ロイヤルクルーザー 四季の華”という企画の御予約を頂いているので、

今日は、その仕込みと準備をしました。
その前に、

昨日から解凍しておいた銀鱈(カナダ産)を、

『西京漬』に仕込むための下拵えを始めました。
銀鱈に限らず、魚の下拵えは、鱗を取ることが始めで、

この役目は、専ら女将兼愛妻(!?)の真由美さんです。
その後、

自分が手直しをしたら、腹を裂き、水洗いしたら、

卸します。
卸したら、尾の先端を包丁したら、

串を打ち、試し焼きをしなくてはなりません。
試し焼きをするのは、銀鱈は、加熱すると、身が溶けてしまうジェリーミートと呼ばれる身質のものがあるからです。
試し焼きが終わるまでには、時間がかかるので、

その間に、明日用の米を研いでおきました。
4本全て問題無く、

切身にしたら、

脱水シートに挟み、

3時間ほど、冷蔵庫へ。
その後、

西京焼用のサーモン(ノルウェー産)に串を打ったり、

酢の物用の蛇腹胡瓜(じゃばらきゅうり)や、

南京豆腐(南瓜の豆腐)を仕込み、

ふぐ刺用の天然のとらふぐ(遠州灘・舞阪産)を晒(さらし)にくるんでおき、冷蔵庫へ。
一方の真由美さんは、

御席のセットをしたり、

食器洗浄機の手入れをしてくれました。
明日の御予約は大人数ではないので、仕込み自体はそれほど多くなく、

包丁を砥ぎ終えたら、

まな板周りと、

カウンター内や側溝の掃除をし、とりあえず仕込みの第一ステージが終わりました。
何故、第一ステージなのかは、最後でお分かりになるので、今はお話ししません。
その後、器出しをし、

ふぐ刺の器だけは、

引きながら、盛付けるので、カウンターに置いておき、隣にあるのは、

『西京漬』用の袋です。
銀鱈の切身を脱水シートに挟んでから、1時間くらいですので、西京味噌と共に、真空パックするのには早いので、とりあえず水入り。
水入りを経て、

銀鱈を冷蔵庫から出し、

有機JAS認証済みの西京味噌をベースにしたお手製の西京味噌と共に真空パックし、

仕込みの第二ステージにして、今日の仕込みが終わったのでした。
ちなみに、ギフトや一品ものの隣にあるのは、

お弁当用のものと、

賄い用の切り落としの部分です。
というわけで、第一、第二ステージとお話ししたのは、こういう理由だったのです。
新年の口開けは、クラブツーリズム“ロイヤル・グランステージ 四季の華”
美味しい料理や食べ物が好きで、 料理を作ってみたくなったら、料理好きになり、その挙句に料理人になってしまって、3分の1世紀。そして、誰が名付けたのか、熱血料理人。
そんな料理への想いや日々の様子を、 熱血料理人の店主・志村弘信が3525回目の今日も認(したた)めます。
今日は、

以前からお話ししているクラブツーリズム“ロイヤル・グランステージ 四季の華”のお客様がお見えになるので、ランチ、夕席共、通常の営業をお休みさせて頂きました。
仕事を始める前に、正月休みを頂いている“季凛オンラインショップ”の営業開始の5日に間に合うよう、

『西京漬』用の銀鱈(カナダ産)を、

冷凍庫から出しておきました。
出汁を引くなどの普段の仕込みを済ましたら、蒸物の鰯つみれ錦糸蒸しを器に入れ、

あんを掛けたら、蓋をし、

温蔵庫にしまい、電源を入れるのは、御来店時の2~2時間半を目安にしています。
こうすることで、熱々をお出しすることのは、言うまでもありません。
その後、ふぐ刺用の薬味や、

先付の南京豆腐(南瓜の豆腐)、

お新香を盛付けたのですが、

器が違うのは、グループごとの席割りだからです。
この後の盛付けは、女将兼愛妻(!?)の真由美さんが、

小鍋の鰻鍋を、自分が、

ふぐ刺を引き、とりあえずの盛付けが終わり、ふぐは、遠州灘・舞阪産の天然のとらふぐです。
そして、温蔵庫の電源を入れると同時に、

焼物の器も温蔵庫に入れておきました。
御来店時間が近づいたら、

御席に御飯とお新香を並べ、御飯は、

昆布御飯です。
添乗員から、最終の電話が来たら、頃合いを見て、

サーモンの西京焼を焼き始めたのですが、途中、焼き具合を見ながら、

焦げないように、ホイルをかぶせておき、

温蔵庫から器を出し、前盛(まえもり)のさつま芋のレモン煮を盛付けておきました。
そうこうすると、

バスが到着したら、南京豆腐、

サラダ素麺、

ふぐ刺、

サーモンの西京焼、蒸物をお出し、最後のデザートを待つばかりとなり、ひと段落したので、

外に出て、バスを見ると、フロントガラスには、

今日のツアー名が書かれていました。
中に戻ると、料理の進み具合を見ながら、お客様ごとに、

デザートの梅のアイスをお出しし、全てのお客様にお出しし、しばらくすると、

出発時間となり、皆でお見送りをし、年明けのバスツアーの初日が終わったのでした。
初日とあるように、明後日の4日をはじめ、8日、9日、10日と断続的にバスツアーのお客様が御来店されるので、通常の営業を制限させて頂き、

玄関前のご挨拶には、

新年の営業日に関しては、空白にしております。
このような状況ゆえ、11日、12日、13日までお休みさせて頂き、ランチ、夕席共、通常の営業は、14日からさせて頂きますので、宜しくお願いします。
大晦日の仕込みは、バスツアー用
美味しい料理や食べ物が好きで、 料理を作ってみたくなったら、料理好きになった挙句に、料理人になってしまって、3分の1世紀。そして、誰が名付けたのか、熱血料理人。
そんな料理への想いや日々の様子を、 熱血料理人の店主・志村弘信が3523回目の今日も認(したた)めます。
大晦日の今日は、

盛り込み料理の“言祝(ことほ)ぎ”と、

ふぐ料理の“ふぐはうち”を仕上げたら、

明後日(1月2日)のバスツアー“ クラブツーリズムのロイヤル・グランステージ”の料理の仕込みに取り掛かりました。
今回は正月バージョンにして、お食事時間を余裕に取り、『佳肴 季凛』のカラーを押し出して欲しいというご要望でしたので、揚物をお出ししないで、焼物にし、焼物は言うまでもなく、


その定番の一つのサーモンをお出しすることにし、串を打ち、冷蔵庫へ。
串を打っている間に、

デザートの梅のアイスを仕込み始め、仕上ったら、

ディッシャーで抜き、冷凍庫にしまっておき、正月ゆえ、梅は欠かせません。
また、正月&『佳肴 季凛』バージョンゆえ、刺身はふぐ刺で、

卸し身を晒しに巻いておき、ふぐは遠州灘・舞阪産の天然のとらふぐです。
明後日の御席ゆえ、仕込みには限度があり、明日の仕込みをスムーズにするため、

先付の南京豆腐(南瓜の豆腐)の素を準備したり、

お新香用の浅漬を仕込み、今日の分が終了です。
その後、昼ごはんを食べることにし、今年最後のそれは、

鰹丼で、鰹は昨日仕入れたものであるだけでなく、器は、

常連さんが作って下さったポーセラーツの角皿で、頂いて以来、賄いのお供で、“ふぐに魅せられし料理人”の自分にとっては、癒やされるのは勿論のこと、緊張感の無い料理の賄いの楽しみを忘れさせてもらっています。
昼ごはんを食べ終え、片付をしたら、今年の仕事は終わり、仕事納めとなりました。
ただ、断続的に10日まで続くバスツアーの御予約があるので、元旦の明日も仕込みや準備をするので、それが終わるまでは、気が抜けません。
とは言え、大晦日ということもあり、月並みの文言ですが、来年もお付き合いのほど、くれぐれも宜しくお願いします。
急遽、オンラインショップ休業
美味しい料理や食べ物が好きで、 料理を作ってみたくなったら、料理好きになった挙句に、料理人になってしまって、3分の1世紀。そして、誰が名付けたのか、熱血料理人。
そんな料理への想いや日々の様子を、 熱血料理人の店主・志村弘信が3521回目の今日も認(したた)めます。
昨日、一昨日と、お電話、SNS、

オンラインショップを通じて、

『西京漬』の御注文が重なり、今朝は沼津魚市場には行ったものの、

魚の仕入れは無く、

魚市場近郊にある包装資材店で、

化粧箱を調達し、

車で15分ほどのところにある食遊市場に立寄りました。
普段なら、この時間だと、館内は静かなのですが、

正月用品を買い求める一般の方達が訪れており、そんな様子を尻目に、

野菜などを仕入れ、帰る頃には、

さらに買物客で賑わい始め、その反対に、帰り道のバイパスは、

正月休みだったので、かなり早く帰ることが出来ました。
そして、夜の営業が終わったら、

冷蔵庫と冷凍庫から『西京漬』を出し、

箱詰めをしたら、

女将兼愛妻(!?)の真由美さん達が、

包装をしてくれたら、

手持ち分と、

発送分に分けて、冷凍庫にしまいました。
『西京漬』の在庫も殆どなくなり、冷凍ものの銀鱈と鯖の仕込みは出来るものの、 年明けの4日まで、魚市場が休みなので、 鮮魚のサーモンの仕込みが出来ないこともあり、他の商品を含め、オンラインショップを5日までお休みさせて頂きます。
そんな状況ゆえ、発送が出来るのは、最短でも7日になるので、ご理解のほど、くれぐれも宜しくお願いします。
『西京漬』用のサーモン(ノルウェー産)最終便
料理が好きで、料理人になって、3分の1世紀。そして、誰が名付けたのか、熱血料理人。
そんな料理への想いや日々の様子を、 熱血料理人の店主・志村弘信が3519回目の今日も認(したた)めます。
月曜日が定休日ですが、暮れということもあり、今日は営業日=仕事全開の方程式が成り立ち、

沼津魚市場に仕入れに行って来ました。
御歳暮のピークは過ぎたものの、

『西京漬』の仕込みが続き、先程の売場に行くと、それ用のサーモン(ノルウェー産)は、完売。
今日がサーモンの入荷が、年内最後とは知ってはいたものの、余程のことが無い限り、自分が確認した上で仕入れた魚でないと、気が済まない性質(たち)が災いしてしまいました。
とは言え、サーモンを扱う別の問屋との付き合いもあるので、その売場に行くと、

サーモンの入荷があり、ひと安心。
ひと安心したものの、サーモンに関しては、殆ど仕入れる機会が少ないので、値段を訊くと、案の定の高めにして、同様の最終入荷でした。
とは言え、仕入れないわけにはいかないので、

鮮度を確認したところ、何ら問題無し。
いつも以上の値段でしたので、

普段仕入れるものが5,5キロ前後のものよりも、小さめの5,0キロのものを仕入れることにし、その理由は、1本あたりの仕入れ値によるのは、言うまでもありません。
そして、今朝のサーモンは、

予定通り『西京漬』に仕込み、⑤と書かれているのは、年明けのバスツアーのお客様用の分で、その仕込みもあったので、高値を我慢した理由の一つでもあります。
冷凍庫の在庫もあり、ある程度までの御注文までは何ら問題は無く、今年最後のサーモンの仕入れと仕込みが終わったのでした。