氷柱花、最後の日
夏場の間、ランチタイムが始まる前のルーチンワークなのが、

冷凍庫から、氷柱花なるものを取り出しておくことで、氷柱花の作り方については、こちらをお読み下さい。
冷凍庫はマイナス30度くらいですので、

それこそカチンコチンで、

1時間くらい経たないと、抜けません。
開店時間が近づくと、

打ち水をするのですが、その頃になると、

ようやく、

抜けます。
このまま、外に置きっ放しにしておき、ランチの営業時間が終わる頃になると、その時の気温や風によって、溶け具合もまちまちなのですが、そのままコンテナに戻し、水を加えて、冷凍庫にしまっておきます。
ただ、9月半ばにして、お彼岸も近づいてきたので、今日でお仕舞いにすることにし、出しっ放しにしておくことにしました。
そして、夕方になると、

日なたに置いたものは、半分以下の大きさになっているのに対し、

軒下の方は、

原型を十分に留めていました。
その後、簀の子に乗せたまま、

女将兼愛妻(!?)の真由美さんと運び、

夜の営業時間となり、全ての片付も終わる頃には、

秋風に吹かれ、小さくなり、造花の集まりとも言うべき姿に変貌し、その役目を終えつつありました。
御来店された方の中には、触ったり、写真を撮る方もいらっしゃり、幾ばくかの涼を提供してくれた当店の夏の風物詩とも言うべき、氷柱花が終わりを告げ、日ごと、秋らしくなっていきます。
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