頂き物の紙バンドのふぐ
数々のハンドメイドの
ふぐッズを頂いていますが
先日、素敵なふぐッズを
頂いちゃいました
紙の町
静岡県富士市らしい
紙バンドで作られた
ふぐッズとは・・・

4月10日(Vol. 4,354)
いらっしゃいませ
マクロビオティック
(玄米菜食)を
基本に据えた
“身体に優しい
美味しい日本料理”
を信条とし
天然のとらふぐ
西京漬(西京焼)を
こよなく愛す
【佳肴 季凛】の店主兼
熱血料理人の
志村弘信が
今日も認(したた)めます

「おはよう、親方
さばふぐを
仕入れて来たんだね」
と、熱血君
「おはよう

いつものように
由比のだよ」
由比(ゆい)とは
静岡市清水区の
漁港で
桜海老(さくらえび)で
広く知られています
「そう言えばさぁ
この間
新しいふぐッズが
仲間入りしたんだよね」

「そうそう
色んなハンドメイドの
ふぐッズを貰ったけど
今回のは
紙バンド製なんだよね」

こちらが
男の子で

こちらが
女の子です

いわゆる番(つがい)で
自分と
女将兼愛妻(!?)の
真由美さんを
モデルにしているとのこと
ちなみに、ふぐッズの多くは
“癒しのふぐギャラリー”として
“ふぐに魅せられし
料理人”の自分だけでなく
お客様を
癒してくれており

こちらが
“癒しのふぐギャラリー”です
紙バンドとは
紙の町の富士市では
古くから
梱包用など
産業用の紙バンドが
作られていました
また、10年くらい前から
色鮮やかな
手芸用の紙バンドが
脚光を浴びており
富士市内では
専門店もあります
また、専門店だけでなく
公民館などでも
教室が開かれています
紙バンドのふぐを
作って下さったのは
常連さんの身内の方です

「 この子達って
どっかで見たことが
あるような気が
するんだけど・・・」
「おっ、鋭い!

うちのスタンプの
ふぐをモチーフにした
んだって」

「どうりで
目と口だけじゃなく
ひれの雰囲気も
似ているんだね
ってことは
紙バンドバージョンの
3Dプリンターじゃね?」
「あはは・・・
そんな感じかもね」
ちなみに
このふぐを描いたのは
女将兼愛妻(!?)の
真由美さんです
さらに凝っているのが

上半身と下半身が
別々になり
小物入れになっている点です

中には
ストラップ
ピンバッジなどが
入っています

紙バンドのふぐ達は
“癒しのふぐギャラリー”
ではなく
玄関でお客様を
お迎えしてもらっています
ご来店の際には
是非、お声掛けを・・・
なお、“癒しのふぐギャラリー”
への出展は
年中無休で
受け付けておりますので
「我こそは!」と
思う方は
是非、ご参加下さい

「あじの開きと
かつおの血合いを
お昼用に焼いたんだぁ~
んまそう
そんじゃ、また♬」
by ミニふぐちゃん
★☆★ 【コエタス】 ★☆★
当店のお取り寄せや
通販の商品などを召し上がった方々が

投稿して下さっています
ご興味、ご関心のある方は
御覧ください
ランチだけでなく、夕飯のおかずにも、地物の鰹(かつお)の刺身
昨日仕入れた鰹は
予想通り
良いものでした
となれば
鰹好きの自分としては
せざるを得ません

4月9日(Vol. 4,353)
いらっしゃいませ
マクロビオティック
(玄米菜食)を
基本に据えた
“身体に優しい
美味しい日本料理”
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天然のとらふぐ
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志村弘信が
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昨日、氷詰めしておいた
鰹(かつお)です

「おはよう、親方
血も抜いて
氷詰めにしたから
色も変わっていないね」
「おはよう
そうだよ
こんな感じだと
木曜日くらいまでは
色が持つと思うよ」
「丸4日ってことだね」
「鮮度が良いうちに
仕入れたからだよ
まぁ、産地ならではの
特権だね
世界一と言ってもいい
豊洲の魚市場には
世界中から
魚が集まるけど
活魚は別にして
どんな魚でも
獲れた明くる日の魚だし
こういう鰹みたいな
鮮度バリバリ部門があるなら
豊洲には負けないね」
「そう聞くと
沼津\(^o^)/」
「2024年問題って
言われているけど
陸送便の魚は
水揚げした翌々日に
届くなんて可能性もあるから
今まで以上に地方でも
美味しい魚を食べられる
可能性があるかもよ」
「そっか~
良い物は東京みたいな
大都会に集まるなんてことが
なくなるかもしれないのかなぁ」
「何とも言えないけど・・・
そんなことより
地魚みたいに
産地ならではの良い魚を
仕入れるためにも
熱を上げ続けるよ」
「そうだね」
三枚に卸したら

皮に包丁目を入れたら

氷の上に乗せ

FIRE
炙ったら

ひっくり返し
粗熱を取ります

「身のところが
黒くなっているけど・・・」


「身がぶつかって
こうなった打身(うちみ)だよ
こればかりは
卸すまでは
分かんないからね
しょうがないよ」
「ありゃりゃ・・・」
そうこうしていると
ランチタイムとなり
鰹の刺身は
ランチメニューにも
登場

鰹好きの自分としては
見ているだけでも
うっとり

うっとりでは
収まらないのは
想定内
となれば・・・
夕飯のおかずに登場!

「これって
何人分?」

「一般レベル
それとも、自分レベル?」
「えっ
どういう意味?」
「どうもこうも
一般レベルなら
3とか4人前だけど
自分レベルなら
1人前だよ」
「マジで!?」
「マジだよ
今日のサイズなら
一度に全部食べられる量だよ」
「・・・・・
好きなのは分かるけど
まさか・・・」
今日のような
脂の薄い鰹は
鰹特有の血の香りが
何とも言えません
目に青葉
山ほととぎす
初鰹
そんな句を感じる
季節となり
今日のような鰹に
出会える機会が
増えると思うと
楽しみでなりません
が、しかし
鰹好きの自分としては
一年365日
熱烈歓迎!

「娘ちゃん達の
新年度生活の
お祝なんだって
そんじゃ、また♬」
by 熱血君
★☆★ 【コエタス】 ★☆★
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通販の商品などを召し上がった方々が

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ご興味、ご関心のある方は
御覧ください
休日出勤日の鰹(かつお)
好きな魚が
魚市場に並ぶと
心躍るものです
ましてや
天然のとらふぐに
優るとも劣らない鰹
となると・・・

4月8日(Vol. 4,352)
いらっしゃいませ
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(玄米菜食)を
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“身体に優しい美味しい日本料理”
を信条とし
天然のとらふぐ
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熱血料理人の
志村弘信が
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「おはよう、親方
定休日なのに
魚市場へ行って来たの?」
と、ふぐとらちゃん
「そうだよ
明日は
魚市場が休みだからね」
「ふぅ~ん
で、何を仕入れて来たの?」
「蛍烏賊(ほたるいか)と

鰹(かつお)だよ」

「目に青葉
山ほととぎす
初鰹」
「おっ、気の利いた俳句を
知っているじゃん!」
「えへへ・・・
たしか、親方は
カツオが好きなんだよね?」
「そうだよ
好きな食べ物御三家が
鰹っていうか
鰹の刺身だよ」
「御三家って・・・
あと2つは?」
「ふぐちりと海老フライだよ」
「えびの天ぷらじゃ
ダメなの?」
「駄目っていうか
フライの方が
好きなんだよ」
「へぇ~
ふぐ刺とか唐揚じゃねくて
ふぐちりなんだぁ」
「ふぐは
ちりに限るよ
ふぐっていうか
天然のとらふぐの美味しさを
味わうなら
断然、ちり!」
「ふぐに魅せられし料理人の
親方だけに
説得力あるね」
「まぁ~ね」
「御三家じゃなくて
一つに絞るなら
どれ?」
「鰹だね
最後っていうか
最期の晩餐にしたいくらい
好きだよ」
「そんなに~」
「だから

「ヤバっ
ここまで好きなら
“鰹に魅せられし料理人”でも
いいんじゃね?」
「あはは・・・」
「その割には
あんまり仕入れて
来ないような
気がするけど・・・」
「本当に良いのじゃないと
仕入れないんだよ」
「そっかぁ
ってことは
今日は良いってこと?」
「多分ね」
「多分なんて
ちょっと弱気じゃね?」
「鰹は卸すまで
色の出方とが
分かんないからだよ」
「そうなんだぁ~
でも、鮮度はいいんでしょ?」
「もちろんだよ
このところ
下田とか
近場の船の鰹が
増えて来ていて
今日のも、そうだよ」
「どんな感じだったの?」
「市場の様子を
話せってことでしょ?」
「ピンポ~ン♬」

ということで
時計の針を戻します
この時季の5時前は
夜も明けており
この時は

下田のマグロ船が

黄肌鮪(きはだまぐろ)の
水揚げをしていました
また、この少し前には

和歌山のマグロ船も然り

なので
売場は
黄肌鮪がてんこ盛り

ただ、
鰹を持って来ていた漁師は
車で来ていました

鮮度バリバリなので

青光りしています

鰹好きの自分には
溜まらない光景です
鰹に負けないくらいに
眼を光らせ
GET!


っていう流れでした
2,6キロと
やや小さめですが
大きいように見えるのは
気のせいなのか
それとも・・・

まな板の上の
鯉ならぬ鰹

この写真では
分かりませんが
鮮度が良い鰹は
この辺りに触れると
ザラザラとしています


「うろこを
剥がしているの?」

「鱗なんだけど
正確には
有鱗域(ゆうりんいき)って
言うんだよ」
「初耳学!
っていうか
カツオには
うろこが無いと
思っていたよ」
「鰹だけじゃなく
マグロ類も
同じような感じだよ」
「へぇ~♬」
頭を落とし
腹わたを抜き
水洗いをしたら

中骨に針金を刺し

血を抜きます

尾の方から
抜いておきました
血は内臓同様
生臭くなるだけでなく
鮮度が落ちる原因なので
血抜きは大切な
下処理です
血と水気をふき取ったら

キッチンペーパーを詰め

タオルで包み

袋を二重にして

氷詰めしておきました

「明日まで
おとなしくしていてね~」


焼いてから
出汁を取るため
頭はえらを外して
水洗いしておきました

「かつお節じゃないけど
かつお出汁になるんだぁ~」
「確かに・・・www」
今日の休日出勤は
これだけでしたので

使った包丁は
ステンレスの出刃包丁のみで
砥ぐ必要もなく
これにて
休日出勤が終わったのでした

「お疲れ様~
そんじゃ、また」
カウンターで、野菜の天ぷらメインの会席料理
カウンターで
ご用意するコースに
天ぷらのコースがあります
普段ご用意していないので
コース内容も
その時次第です
そんなコースって・・・

4月7日(Vol. 4,351)
いらっしゃいませ
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「今夜のカウンターの予約は
どんなコースを出すの」
と、ミニふぐちゃん
「今夜の予約は
常連さんなんだけど
『これまでにない
感じの料理で・・・♬』
って言われたから
天ぷらをメインにした
コースだよ」
「いいじゃん、いいじゃん
天ぷらは
どんなのを用意するの?」
「天種は野菜のみで
全部で6種類だよ

揚げた時に
ビフォアフター的に
話すよ」

「はぁ~い♬」
ご来店され
乾杯をされたら
コースの始まりです
◆先付(さきづけ)
グリンピース豆腐

天にあしらってあるのは
枸杞(くこ)の実です
今夜のように
天ぷらメインの会席料理は
天ぷらと同時の
色んな料理をお出しする
コースにしています
なので、先付の次からが
天ぷらです
天ぷらの前に

大根おろしを添えた器と

天つゆ

粗塩(あらじお)を
ご用意しました
◆天ぷら①
新玉ねぎ


◆天ぷら②
ヤングコーン


◆刺身
真ふぐ(薄造りと炙り)

味変のために
真ふぐの白子も
添えてあり

ぽん酢と共に
召し上がって頂きます


◆蒸し物
蟹しんじょう錦糸蒸し

◆天ぷら③
蓮根


◆刺身替り
ローストビーフ

国産牛のもも肉で
掛かっているのは

◆天ぷら④
甘長唐辛子


唐辛子ですが
甘とあるように
辛くはありません
◆天ぷら⑤
アスパラ


◆天ぷら⑥
マッシュルーム


◆焼物
銀鱈の西京焼

◆食事
ひじき御飯

◆香の物(つけもの)

◆留椀(とめわん)
蜆(しじみ)の赤出汁


◆デザート
シャインマスカット
のアイス

「って感じだったよ」
「こういう献立って
どうやって決めるの?
普通には無い
みたいだし・・・」

「【特別会席】みたいに
お客さんとの相談だよ」
「へぇ~
料理の希望や予算を
言えばいいの?」
「そうだよ
ただ、わがままを
言わせてもらえば
うちの店で何度か
食事をして
もらいたいんだよね
今日みたいに
カウンターに席を
用意する時は
特にね」
「どうしてなの?」
「そのお客さんの好みが
分かるし
何度か話していると
こっちも
色々と提案しやすいからね」
「そうだよね
じゃあ、僕達なら
色々と話せるから
いいんじゃね?」
「もちろん!
それでしたら
ご予約とご希望の
お料理は
どんな感じが
よろしいですか?」
「え゛っ
早速のセールストーク?」
「左様でございます
お日にちなど
お決まりになりましたら
お早目にご連絡
お願い致します m(__)m」
「はぁ~い♬」
カウンターで
天ぷらをご用意する場合
他のご予約を
制限することもあるので
お早目のご予約を
お願いしております
詳細については
お手数ですが
直接お問い合わせ下さい

「今日は
お弁当の注文が
あったんだね
そんじゃ、また」
by 熱血君
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2024.4.7|天ぷら会席 特別会席 野菜・果物(フルーツ) |permalink|コメントはまだありません
“ふぐの女王”こと、真ふぐの刺身は、薄造りと炙りのハーフアンドハーフ
ふぐと言えば
とらふぐですが
とらふぐ以外のふぐで
仕立てたふぐ刺も
一興の味わいです
そんなふぐ刺とは・・・

4月6日(Vol. 4,350)
いらっしゃいませ
マクロビオティック
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基本に据えた
“身体に優しい
美味しい日本料理”
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「親方、これって
ふぐ刺だよね?」
と、ミニふぐちゃんが
訊いてきました
「ふぐ刺には
違いないんだけど
とらふぐじゃないんだよ」
と、自分

「やっぱりね
でも、今日の“昼ふぐ”の
ふぐ刺は
天然のとらふぐ
だったよね?」
「そうだよ
ふぐ料理のコースは
天然のとらふぐONLY
だからね」
「じゃあ、このふぐは
何ふぐなの?」

「これは
真ふぐだよ」
「真ふぐかぁ
確か、ふぐの女王
って呼ばれているよね?」
「おっ、同じフグ類だけに
詳しいねぇ」
「えへへ・・・♬」
「ふぐの王様の
とらふぐに比べて
歯応えこそないけど
甘味とあっさりした
美味しさがあるんだよ」
「へぇ~
とらふぐが王様
ってことは
僕達は王子ってことじゃん!」
「一応ねwww」
「そんなこと言ってると
王様になった時
どうなるか
覚えておいた方が
いいんじゃね ?」
「はは~っ
それは大変
失礼しました m(__)m」
「真ふぐの刺身には
皮がついていないけど
どうしてなの?」
「真ふぐの皮には
毒があるからだよ」
「どんなフグでも
皮って
食べられるんじゃないの!?」
「皮が食べられるフグって
少数派なんだよ、実は」
「そうなんだぁ
コリコリした
食感が何とも
言えないんだよね」
「そうだね
あとさぁ
真ふぐの皮には
棘(とげ)が無くて
ツルツルしていて
なめらかな表面をしているから
ナメラフグとも
言われいるんだよ」
「ナメラちゃんかぁ
やっぱ、女王様系だね♬」
「あはは・・・」

「あとさぁ
炙りと薄造りが
半分ずつだけど・・・」
「そうそう
とらふぐに比べて
歯応えが無いし
小さめだったから
身皮ごと
炙ってあるんだよ」
「炙りかぁ
んまそうな響きだよね」
「そうだね」
こちらが
真ふぐの卸し身です

薄造りにする方は
身皮と呼ばれる
薄皮を引きます

薄皮を引いた状態

身皮付きの身は
氷の上に乗せたら

バーナーでFIRE

焼目が付いたら
身を返し
粗熱が取れたら
盆ざるに上げておきました

あとは
引くだけです

右側に薄造り

左側に炙りを
盛付けていきます
つまを盛付け
大葉を敷いたら

薬味を添えれば
真ふぐの
薄造りと炙りの
ハーフアンドハーフが
仕上がりました

薬味:もみじ卸し
ねぎ、紅たで
ぽん酢と共に
召し上がって頂くのですが

この真ふぐには
白子が入っていたので

白子と共に
お出ししました

白子は軽く湯がいてから
レア状態で焼いてあります
ぽん酢に焼白子を溶き
ディップ状にしてから
薬味を合せ
召し上がって頂きました
もちろん
白子だけを
召し上がるのも
大いにありです
そこは
お客様次第で
カウンターでの
ご用意でしたので
召し上がり方については
自分が説明させて頂きました
真ふぐ自体
流通量の多いフグですが
太平洋側よりも
日本海側の水揚げが多く
ふぐ=とらふぐ
なので
マイナーなフグでもあります
ただ、沼津魚市場に
自ら仕入れに
行っているだけでなく
真ふぐに限らず
珍しい魚を見ると
素通り出来ません
というのも
知りたがりの
好奇心の塊だからです
魚食文化である
日本料理文化を
守るためにも
マイナーであれ
メジャーであれ
魚の美味しさを
伝えなくてはなりません
和食離れが進み
ジャンク化している
日本人の食生活に
警鐘を鳴らすためにも
声を出し続けなくては
ならないのです
また、魚食文化を
支えてくれるのは
漁師達で
料理人は
漁師を含め
一次産業の代弁者で
なくてはなりません
自分は
その使命感を
失うわけには
いかないのです
真ふぐの美味しさを
話すつもりでしたが
バーナーでの
FIREついでに
ついつい熱く・・・
真ふぐの刺身は
今夜のカウンターのお席に
お出しし
刺身同様
アレンジしした献立でした
その献立については
明日お話しさせて頂きます

「どんな献立なのか
明日のブログが
楽しみだね
そんじゃ、また」
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大量ゆえに、活〆(いけじめ)ではなく、氷締(こおりじ)め
生簀に入りきれないほどに
大量の活魚は
氷締めにされて
売場に並ぶこともあります
もったいないような
気もするのですが・・・

4月5日(Vol. 4,349)
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「おはよう、親方
スズキとマフグを
仕入れて来たんだぁ」

「おはよう
どっちも活かしのだよ
活かしって言えば
今朝は
網代(あじろ)の
定置(ていち)の
活魚祭りだったよ」
「お祭りってことは

お神輿でも
出ていたの?」
「あはは
一つの魚が
沢山、入荷していたり
水揚げされていることを
水産業界では
祭りって
言ったりするんだよ」
「そうなんだぁ
変なこと言うなぁ
って思ったんだよ
で、どれくらいだったの?」
「今、話すよ」
「わぁ~い♬」
ということで
時計の針を
市場時間に戻します

4時半過ぎの
沼津魚市場の
活魚売場です

真鯛(マダイ)と

石鯛(イシダイ)が
大漁もとい
大量に入荷していました

どちらも、静岡県
熱海市網代(あじろ)産です

マダイ、イシダイだけでなく
馬面剥(ウマヅラハギ)も
どっさり

活魚は
活きているのが
最大の売りです
同じ漁師が水揚げした魚でも
活きているものと
死んでいるものとでは
値段に大きな差があります
時には
倍どころか
3倍の差があることも
珍しくありません
なので、出来る限り
活かしたままのが
人情です
ただ、今朝のように
あり過ぎる時は
活かしのまま
というわけには
いきません
イシダイと

ウマヅラハギは
別の売場へ
運ばれて行ったのですが

別の売場とは
言っても
隣の隣です

イシダイも

ウマヅラハギも
活きたまま
秤にかけられたら

コンテナの中に直接
氷を入れ
一気に締め
こういう方法を
氷締(こおりじ)めと
呼んでいます

その後、
売場に並べられ

最後に
海水も入れられ
競りの時間を
待つばかりとなりました

そんな活魚売場で
仕入れたのが
地物の鱸(スズキ)と

真フグで

スズキも

真フグも

締めてから

持ち帰って来ました

「ってことだったんだよ」
「こんだけあれば
お祭りだね」
その後
スズキも

マフグも卸し終えました

「マフグは
トラフグみたいに
くちばしとか
皮がついている部分が
無いけど・・・」
「皮は有毒だけど
白子は無毒だから
そのまま使えるよ」

「身はどうするの?」
「半身(はんみ)は炙って
残りの半身は
薄造りにするんだよ」
「ハーフ&ハーフじゃん!」
「そうだよ
とらふぐには
敵わないけど
かなりイケるよ
しかも、この白子も
刺身に使うからね」
「白子も使う
マフグの刺身なんて
んまそう~」
今朝のように
魚市場に持って来てから
活魚を氷締めにする様子を
見たのは
初めてのことです
また、活魚が
好きな自分としては
非常にもったいないような
気がしてなりません
というのも
活〆にした方が
味に断然の差が
出るからです
活〆にして
血を抜くという手間は
魚菜食文化である
日本料理にしか
ありませんし
日本料理文化の誇り
と言っても
過言ではありません
さらに言うと
活〆にする時点で
調理が始まっているのです
特に、刺身=生食という
独特の食文化を持つ
日本料理の
最大の特徴とも言えます
活〆は
味付けにはない
調理技術ですが
最近では
これまでに血抜きを
してこなかったような魚も
活〆にして
鮮度を保つ工夫をする
漁師も増えて来ています
再三お話ししているように
料理人は
漁師をはじめとする
一次産業の代弁者で
なくてはなりません
そのためにも
魚市場に通い
魚菜食文化である
日本料理の魅力を
伝え続けます

「今日は、色んな野菜を
仕入れたんだね
そんじゃ、また明日」
by ミニふぐちゃん
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仕入れる機会が少ないフグ類の確認は、“ふぐの教科書”で
とらふぐ以外にも
食べることが出来る
フグ類が沢山います
そんなフグ類を仕入れた時に
参考にするのが
“ふぐの教科書”です

4月4日(Vol. 4,348)
いらっしゃいませ
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「おはよう、親方
デカいトラフグじゃん
萌え燃え・・・だね」
と、熱血君
「おはよう
もちろん
萌え燃え・・・」
と、言うと
「トラフグの他にも
珍しいのがいるじゃん」

「そうだよ

BIGちゃんに

チビとらでしょ

真ふぐと

彼岸ふぐの
3種類4本だね」
BIGちゃんとは
2,6キロ以上
4キロ未満の
特大サイズの
天然のとらふぐのことで
チビとらとは
0,5キロ以下の
小さいとらふぐ(天然)です
どちらも
“ふぐに魅せられし料理人”
の自分が
天然のとらふぐへの
想いを込めて
名付けました
言ってみれば
ふぐネームです

3種類のフグは全て
沼津魚市場で仕入れた
活かしのもので

魚市場で締めてから

持ち帰って来ました

「いよいよ
卸すんだね」
「その前に
これで確認しないと・・・」

『ふぐ調理師教本』
・・・?」

「この本は
ふぐ免許を取る時の
教科書だよ」
「へぇ~
東京都なんちゃら
って書いてあるけど
どこで買ったの?」
「豊洲に移る前に
魚市場があった
築地で買ったんだよ」
「普通の本屋なの?」
「本屋じゃなくて
除毒所って言って
ふぐの有毒部位を
処理する施設だよ」
「そんな施設もあるの?」
「そうなんだよ

「読んだよ
今みたいに
萌え燃え・・・
になる前なんだろうけど
そういう経験をして
今があるのは
ぜ~んぜん
不思議じゃないね」
「まぁ~ね
さっきのブログにも
書いてあるけど
秋から春は
毒の処理をしていて
5月から夏ぐらいまでは
ふぐ免許を取るための
講座を開いてくれるんだよ」
「そんなことも
静岡県には無いことも
書いてあったよ」
「無いから
ふぐ免許を取るために
通ったんだよ」
「へぇ~
いつ頃のことなの?」
「2002年で
ちょうどサッカーの
日韓ワールドカップを
やっていた時だよ」
「22年も前じゃん」
「そん時に
買ったんだよ
で、今日みたいに
普段仕入れることが無い
フグを卸す時に
確認するんだよ」
「ふぅ~ん」
厚生労働省の通達で
食用可能とされている
フグ類は
22種類です
そのうち
もっとも多く仕入れているのが
とらふぐで
その次が
さばふぐです
ちなみに、さばふぐには
しろさばふぐと
くろさばふぐがいますが
特に区別はしていません
その次が
しょうさいふぐ
しまふぐ、ひがんふぐ
真ふぐ、赤目ふぐ
といった感じです
22種類と
お話ししましたが
フグ類は場所によって
獲れるものと
獲れないものがいます
なので、22種類のうち
半分以上は
見たことはありません
また、種類が違えば
当然、味も変わります
その中でも
断トツに美味しいのが
とらふぐですし
その美味しさに
魅了されたがゆえに
“ふぐに魅せられし
料理人”になってしまいました
そして、これからも
その美味しさを
伝え続けます

「鰯つみれ錦糸蒸しを
仕込んだんだね
そんじゃ、また明日」
by ふぐとらちゃん
★☆★ 【コエタス】 ★☆★
当店のお取り寄せや
通販の商品などを召し上がった方々が

投稿して下さっています
ご興味、ご関心のある方は
御覧ください
正真正銘の地魚丼
魚の美味しさの魅力は
何と言っても
その種類の数
しかも、それが
地魚となると
さらに美味し・・・

4月3日(Vol. 4,347)
いらっしゃいませ
マクロビオティック
(玄米菜食)を
基本に据えた
“身体に優しい
美味しい日本料理”
を信条とし
天然のとらふぐ
西京漬(西京焼)を
こよなく愛す
【佳肴 季凛】の店主兼
熱血料理人の
志村弘信が
今日も認(したた)めます

いきなりですが
今日の昼ごはんです
「やっぱり

昨日の不敵な笑いは

昼ごはんのこと
だったんだね」
と、ミニふぐちゃん
「あはは・・・」
「で、昨日の5種類の
魚を使っているのは
わかるけど
もう1種類は
何なの?」
「目鯛(めだい)だよ」
このやり取りだけでは
昨日のことが
お分かりにくいので

「目鯛(めだい)

鮗(このしろ)

春子(かすご)

鰖(たかべ)

鯥(むつ)

魳(かます)

ってことで
全6種類!」
「んまそう~
5種類の小魚は
地物だけど
メダイは、どこ産なの?」

「目鯛は
伊豆下田産だよ」
「ってことは
地魚丼じゃん!」
「そうなるかな」
「親方にしては
弱気な感じじゃね」
「そもそも
沼津の場合
地魚の定義って
どこにあるのかって
疑問なんだよね」
「どういうこと?」
「伊豆半島だけじゃなく
伊豆諸島で獲れた魚も
漁師が直接
沼津の市場に
持って来るからだよ」
「そういうことね
その辺はアバウトで
いいんじゃね」
「そういうことにしとくよ
話はそれるけど
沼津には
他県の漁師が
島で獲れたマグロ類も
水揚げするんだよ」
「へぇ~
他県って?」
「マグロ船(せん)は
和歌山とか宮崎だよ」

「そんな遠くから!?」
「知りたがり
訊きたがりだから
初めての漁師でも
色々訊いちゃうんだよ」
「マジで~!?」

「ほら
クリックか
タップしてごらん」
「本当だ~
どんなことを
訊くの?」
「どれくらいの間
漁に出ているとか
何人で
操業しているとか
好きな女性の
タイプとか
そんなとこかな?」
「好きなタイプの女性
なんてことも
訊くの?」
「そんなわけないじゃん
冗談だよ」
「だよね~
でも、親方は
意外とくだらないこと
訊きそうだから
少し焦ったよ(笑)」
「あはは・・・」
「ところで、さぁ

親方は
丼(どん)っていうか
皿にド~ンだよね」
「そうだよ」

「真由美さんは
別盛だよね、いつも」
真由美さんとは
女将兼愛妻(!?)のことです

「丼にすると
食べ過ぎちゃうんだって
だから、別盛」
「そりゃ、そうだよね
ちゃんとした魚
ばかりだしね
今日の丼ものみたいに
地魚だけで
作ったものって
あんまり聞いたことが
ないけど・・・」
「そうだね
地魚丼って言っても
サーモンとか
うに、いくらが
乗っていると
う~んって
なるよね」
「わかるわかる!
どうせなら
ランチメニューで
やっちゃうのは、どう?」
「常時はおけないけど
ほら」

「そうだったね」
「でも、今日みたいな
地魚丼の魚は
出たとこ勝負みたいなのが
面白いんだよ
商売的には
難しいけどね
ただ、未利用魚みたいな
魚を使うことで
水産資源を
大切に出来るのが
一番だね」
「親方がよく言う
料理人は
一次産業の代弁者
ってことだね」
「そうそう」
魚菜食文化である
日本料理文化は
南北に長く
海、山、川、里に
囲まれているという
地理的要件の上に生まれ
そのような自然の恵みを
日本人は
享受(きょうじゅ)してきたのです
その食材の数
野菜は約150種
魚介類は約300種
とも言われています
それらを活かしてこそ
和食の料理人です
それを我が道とし
マクロビオティック
(玄米菜食)を
基本にした
身体に優しい
美味しい日本料理
を突き詰め続けます

「新年度最初の
真由美さん作の
娘ちゃん弁当だね
んまそう~
そんじゃ、また明日」
by 熱血君
★☆★ 【コエタス】 ★☆★
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ご興味、ご関心のある方は
御覧ください
5種類の小物は、鮗(このしろ)、鯥(むつ)、鰖(たかべ)、春子(かすご)、魳(かます)
漁港が併設されている
沼津魚市場は
様々な地魚を
目にすることが可能です
不揃いなものもあるので
色んな意味で
面白味もあります

4月2日(Vol. 4,346)
いらっしゃいませ
マクロビオティック
(玄米菜食)を
基本に据えた
“身体に優しい
美味しい日本料理”
を信条とし
天然のとらふぐ
西京漬(西京焼)を
こよなく愛す
【佳肴 季凛】の店主兼
熱血料理人の
志村弘信が
今日も認(したた)めます
今朝、沼津魚市場から
戻って来ると
ミニふぐちゃんが
やって来ました

「おはよう、親方
色々と仕入れて
来たみたいだけど・・・」
「おはよう
まぁ、見てみなよ」
「ホタルイカでしょ

クロダイでしょ

・・・・・

この〇は何なの?」
「この〇は
だいぎん
って言うんだよ」
「だいぎんが
魚の名前じゃないよね?」
「5種類いるじゃん」
「そうだよね
どういう漢字なの?
あと、どういう意味なの?」
「実は知らないんだよ」
「え~っ
そういうマニアックなこと
を意外と知っているのに!?」
「そうなんだよ
前々から
気にはなっていたけど
つい訊きそびれたから
今度訊いてみるよ」
「うん
で、だいぎんは置いといて
この5種類の魚を
教えてよ」
「そうだね
じゃ、いつもみたいに
時計の針を
市場時間に戻すけど
本題に入る前に
前置きがあるからね」
「はぁ~い♬」

今朝の沼津魚市場には
静岡県熱海市
網代(あじろ)産の
鰤(ぶり)が
大漁に入荷していました

例年、3月半ばを過ぎると
全国各地の定置網で
数多く水揚げされます
一つの魚が
大量というより
大漁に並ぶことを
魚市場では
祭りと呼ぶことも
しばしばです
魚だけに
大漁と書きましたが
漢字テストでは
間違いなので
良い子の皆さんは
間違えないように・・・(笑)
こんな状態ですので
ある程度までは
1本売りはしても
売場に並べきれないものは
コンテナごとで
並んでいました

この日は
鰤だけでなく

南伊豆・妻良(めら)産の
鮸(にべ)も
祭り状態でした

前置きが長くなり
ここからが
本題です
黒鯛は活かしのものを

その場で締めてから
持ち帰って来ました

例の〇にして
だいぎんの
5種類で5匹ですが
ひとまとめにされており
秤にかけられていません

ただ、時には
秤にかけられることもあり
その違いは
売場担当者の
胸三寸です
「っていう感じで
ここからが肝心の
5種類の魚ね」
「はぁ~い♬」

◆鮗(このしろ)

鮗は、小肌(こはだ)が
成長したもので
新子(しんこ)
↓
小肌
↓
なかずみ
↓
このしろ
と名前を変えます
このように名前が
変わるんのは
水産業界だけの話です
というのも
大きさによって
値段が変わるからで
このことは
鮗に限ったことでは
ありません
先程の鰤(ぶり)も
然りです
水産業界と書きましたが
生物学上は
小さくても大きくても
コノシロなのです
◆鯥(むつ)

鯥と言えば
のどぐろとも呼ばれる
超高級魚の赤鯥(あかむつ)が
知られていますが
その仲間です
◆鰖(たかべ)

馴染みが薄い魚ですが
小魚の割に
脂の乗りが良いので
100g=15cm
くらいのものなら
塩焼にするのが
オススメです
◆春子(かすご)

見た目は鯛(たい)ですが
・・・・・
はい、鯛です
タイ科の
真鯛、血鯛(ちだい)
黄鯛(きだい)の
幼魚の総称を
春子と呼びます
また、黄鯛は
連子鯛(れんこだい)
とも呼ばれ
これも水産業界での
呼び名です
春の子と書きますが
一年365日
獲れる魚で
いわゆる旬は
ありません
◆魳(かます)

魳の代表的なものに
赤魳(あかかます)と
水魳(みずかます)の
2種類がいて
赤魳は本魳(ほんかます)とも
呼ばれています
これら5種類のうち
鮗と春子は
酢締めにするのが
オーソドックスな
仕込みですので
他の3種類も
酢締めにするため
全て3枚に
卸しました

個々の説明は
の通りです
◆鮗(このしろ)

◆鯥(むつ)

◆鰖(たかべ)

◆春子(かすご)

◆魳(かます)

これらを
塩をした盆ざるに乗せたら
身にも塩を
振っておきます

「塩の分量とか
時間は?」
「これぐらいの魚だと
塩が振ってあるなぁ
っていう感じかな
時間は
塩が溶けるまでだけど
この時季なら15分弱だね」
「ふぅ~ん」
塩が溶けたら
水洗いし
二番酢と呼ばれる
一度、酢締めに
使った酢で洗ってから
酢に漬けます

漬ける時間は
5分程度で
全体が薄っすらと
白くなった状態です
酢から上げたら

キッチンペーパーで
挟んでおき

小骨を抜いたら

昆布で挟んでおきました

昆布で挟んでおくのは
水分を取るのと
旨味を加えるためです
「2枚×5種ってことは
10枚でしょ
2人ずつのお客さん
意味ないよね
ってことは
もしかして・・・」

「・・・・・」
ということで
続きは明日
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豪華版のセット用の化粧箱
“帯に短し、襷に長し”とは
よく言ったもので
化粧箱にも
そんな諺(ことわざ)が
あてはまります

4月1日(Vol. 4,345)
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西京漬(西京焼)を
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「ずいぶん大きい
包みだけど

これって何なの?

しかも、薄いし・・・」
と、熱血君が訊いてきました
「【西京漬】(注1)とか
【鰯の丸煮】(注2)の
化粧箱のサンプルだよ」
と、自分
(注1)【西京漬】


「ってことは
新しいラインアップを
作るってことなの?」
「そういうんじゃなくて
普段のセットにないような
入り数が多いものを
入れるための化粧箱だよ」
「例えば
どんなセット」

「こんな感じのセットかな」
「凄くね!?」
「凄いっていうか
豪華だね


5パックだからね」
「へぇ~
そんなことより
早く開けて見せてよ」
「はいよ~」
封を開けると
これまでのものと異なり
パーツに分かれており

折れ目が入っているので
山折り、谷折りを
思い出してしまいました

今でこそ
厚顔のおっさんですが
紅顔の美少年だったことが
懐かしい限り・・・www

パーツに分かれている
とはいっても
この台形っぽいものを
蓋の方に
あてがうだけです

赤と黒の色違いのものが

大小、各1つずつ

出来上がりました

「思ったより
デカくね?」
「デカいっていうか
デカ過ぎる」
「大きさを比べるのに
中に入ってもいい?」
「はいよ」

「このお皿が
4枚くらい入りそうだよ」
「そうだね」
「ってことは
【西京漬】だと
何枚入りそうなの?」
「30枚は軽いでしょ」

「深さっていうか
高さもあるよ」
「だとすると
大きい方で40枚
小さい方で20枚
って感じかな~」
「超ゴージャスじゃん!」
「っていうか
ギフトのレベルを
越えているよ」
「そうかも・・・
でも、この箱は何用なの?」
「どっちも
洋服とかタオル
あとは、靴とか・・・」
「それな~
でもさぁ
こんな化粧箱を使う
機会が増えたら
凄いよね」
「そうだよ
オール銀鱈の30枚セットとかね」
「それだと
銀だらを
何本使うことになるの?」
「3本だね」
「ワァオ~ッ!!!」
「景気づけに
5セットじゃ多いから
3セットぐらい
いかがでしょう?(笑)」
「・・・・・」
普段使っている化粧箱と
今回のサンプルとでは
大きさに
かなりの開きがあるので
まだまだ物色
しなくてはなりません
なので
しばらくは
既存のもので
ご用意する予定です
とは言っても
飽きっぽい性分なので
この物色するのが
楽しかったりして・・・

「明日の火曜日(2日)は
魚市場が開くんだね
そんじゃ、また明日」
by ミニふぐちゃん
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