30本のさばふぐ(静岡・由比産)
今夜は、ふぐ料理の御予約がありましたが、
『佳肴 季凛』のふぐ料理でお出ししているふぐは、天然のとらふぐのみです。
ふぐには、とらふぐをはじめ、いろんな種類があり、日本近海に生息しているものが約50種類で、その中で、食用可能とされているのが、約20種類あります。
自分が最も多く仕入れるのが、天然のとらふぐですが、それ以外には、さばふぐ、しょうさいふぐ、しまふぐなど、色々と仕入れることもあり、これらは、会席料理の揚物などで、お出ししているものです。
ところで、昨日は、沼津魚市場に仕入れに行って来たのですが、
売場には、
桜海老(さくらえび)で有名な静岡県由比産のさばふぐが、入荷しており、ほぼ一年を通じて、定置網漁で水揚げがあります。
昨日の時点で、荷主である由比の魚屋さんに注文しておいたので、
荷捌き場に行くと、自分の買い番(47-9)が書かれた発泡スチロールがあり、
中を開けると、
さばふぐが入っていましたが、ふぐはふぐでも、決め台詞でもある“萌え燃え・・・”は、天然のとらふぐだけのものですので、その決め台詞はありません。
とは言え、天然のとらふぐの美味しさには敵わないものの、普通に美味しいのは確かです。
その後、ひととおりの仕入れを終え、『佳肴 季凛』に戻り、さばふぐの仕込みをすることにしました。
さばふぐは、
小型のふぐですので、
背びれと、
尻びれを切り落したら、
頭の付根に包丁を入れておきます。
それを、
頭ごと皮を剥ぐのですが、
この方法をぐる剥きと呼び、ぐる剥きをしてくれるのは、女将兼愛妻(!?)の真由美さんです。
剥き終えたら、
水洗いしたのですが、
すでにランチの営業時間も近づいていたので、営業時間の合間を見ながら、
拭き上げ、
さばふぐの仕込みが終わりました。
数えたところで、全部で30本あり、一度に使い切ることは出来ないので、
唐揚げ用の大きさに包丁し、真空パックしておき、冷凍庫にしまっておきました。
こうすることで、急な御予約やご注文に対応するこが出来ますし、これだけあると、とりあえずの心配は無さそうです。
☆★☆ ラジオエフ 『うまいラジオ』に出演中 ★☆★
毎月第一木曜日 昼2時頃から、ローカルFM局ラジオエフの番組『うまいラジオ』で、旬の魚について、店主兼“熱血料理人”の自分が、熱く語ります。
新年は、第二週となりますが、1月10日(木)の予定です。
放送エリアは限られますが、お時間のある方は、是非、お聴き下さい。
薪ストーブの煙突の亀裂
魚市場に仕入れに行かなかったこともあり、仕込みをする前に、
女将兼愛妻(!?)の真由美さんと一緒に、
昨日の燃し木狩りで集めた半端材の整理をしました。
軒下に、
並べたら、
軽トラの荷台も、
掃除したら、
二日がかりの燃し木狩りも、無事に終えることが出来ました。
これで、めでたしめでたしと言いたかったのですが、夕方、薪ストーブの煙突を見ると、
継ぎ目のところに亀裂が・・・。
すぐに、薪ストーブを設置した工務店に連絡を取ったところで、普段使うには、何ら問題が無いとのことでしたが、それでも、よろしくないのは、確かで、近いうち、修繕してもらうことになります。
早めに直さないと、クリスマスにサンタさんが来ないと、困りますから・・・。(笑)
★☆★ 大晦日お持ち帰りふぐ料理 『ふくはうち』 ★☆★
当店では、大晦日お持ち帰り“ふぐ料理”として、『ふくはうち』を、御用意致しております。
ふぐ刺、ふぐちり(野菜他具・特製ポン酢・薬味・ひれ付)の二人前のセットで、16,000円となっております。皆様のご注文、お待ちしております。
ランチ後に、燃し木狩り
昨日は、ランチの営業が終わったら、知り合いの建材屋さんに、女将兼愛妻(!?)の真由美さんと、
薪ストーブに使うため、燃し木狩りに行って来ました。
燃し木とは言っても、半端材で、一言で言えば、産業廃棄物でしかないのですが、
薪ストーブユーザーにとっては、このようなものを見ると、宝の山以外の何ものでありません。
半端材のコンテナによじ登ると、
持参した籠などに入れたら、
真由美さんに渡し、
少しずつ軽トラに乗せると、
燃し木が集まり、
建材屋さんから、帰ることにしました。
そして、『佳肴 季凛』に戻ったのですが、
明日は魚市場に行かないだけでなく、雨が降ることもなさそうでしたので、このままにしておきました。
燃し木を卸すのは、明日にするのですが、薪ストーブユーザーは、薪とすべくするものを目にすると、ついつい集めたがる“薪ストーブ症候群”に罹っており、今日も、それを再確認した次第です。
☆★☆ ラジオエフ 『うまいラジオ』に出演中 ★☆★
毎月第一木曜日 昼2時頃から、ローカルFM局ラジオエフの番組『うまいラジオ』で、旬の魚について、店主兼“熱血料理人”の自分が、熱く語ります。
新年は、第二週となりますが、1月10日(木)の予定です。
放送エリアは限られますが、お時間のある方は、是非、お聴き下さい。
お弁当ゆえ、仕入れはとらふぐ(天然)のみ
今朝も、昨日に引き続き、沼津の魚市場に仕入れに行って来ましたが、
最初に向かったのは、魚市場で仕入れたものが集まる荷捌き場でした。
既に、
自分宛の発泡スチロールがあり、中には、
6本のとらふぐ(天然)が入っており、
6本で、5,9キロでしたが、やはり、この姿を見ると、萌え燃え・・・
ただ、長旅の疲れもあったようなので、その場で、
その場で締めることにしたのですが、昨日も魚市場に来ただけでなく、お弁当のご注文も頂いていたので、今朝の仕入れは、これだけで、そのまま帰ることにしました。
『佳肴 季凛』に戻ったら、
出汁を引くなど、ルーチンの段取りをしながら、
卸し終え、冷蔵庫へ。
そして、入れ違いに、焼物用の銀鱈の西京漬を出したら、
お弁当用の料理の仕上げに取り掛かりました。
焼物や揚物など仕上げ、
いつものように、
女将兼愛妻(!?)の真由美さんが盛り付けてくれ、
このように仕上がったら、
お渡しする準備をしました。
そうこうしていると、ランチの営業時間となり、合間を見ながら、
真由美さんと共に、
水洗いをし、
拭き上げ、
とらふぐの仕込みが終わりましたが、
今日は、6本中3本に白子が入っており、小さいものも含めると4本で、“猛打賞”GETとなりました。
これからの時季、とらふぐを卸すと、白子の有無が気になるのですが、一度でいいから、5本以上卸した時に、百発百中を経験したいものです。
☆★☆ ラジオエフ 『うまいラジオ』に出演中 ★☆★
毎月第一木曜日 昼2時頃から、ローカルFM局ラジオエフの番組『うまいラジオ』で、旬の魚について、店主兼“熱血料理人”の自分が、熱く語ります。
新年は、1月10日(木)の予定です。
放送エリアは限られますが、お時間のある方は、是非、お聴き下さい。
白子入りのBIGちゃんこと、三重県産の特大とらふぐ(天然)
今日(17日)は、定休日でしたが、
沼津魚市場へ仕入れに行って来ましたが、最初に、この売場に向かうと、
三重県から自分宛に届くことになっていた発泡スチロールと思しき荷物があり、
無事に届いており、ひと安心しました。
蓋に書いてあるように、中に入っているのは、活かしのとらふぐ(天然)で、中を開けると、
3,2キロの特大サイズのものが、スイスイとなれば、言わずもがなで、萌え燃え・・・
ちなみに、2,5キロ以上4キロ未満のものを、“ふぐに魅せられし料理人”の自分は、その想いを込め、BIGちゃんと呼んでおり、それ以上のものを、ジャンボちゃんと呼んでいます。
さらに、0,5キロ以下のものを、チビとら、0,6キロ以上2,5キロ未満のものを、並とらと呼んでいます。
その後、別の売場に行くと、
12月も半ばを過ぎたこともあり、
暮れ用の海老(えび)や蟹(かに)の出庫をしていました。
その後、ひととおりの仕入れを終え、『佳肴 季凛』に戻ったのですが、BIGちゃん限らず、大きな魚はワイルド感があり、
中でも、天然のとらふぐとなると、抱きしめたくならざるを得ず、ツーショット。
まな板に乗せ、
締めたら、
血抜きのため、
しばしの海水へ。
その頃、女将兼愛妻(!?)の真由美さんは、
明日のお弁当の準備と、
揚物の仕込みをしてくれていました。
その間に、
とらふぐを卸していたのですが、お腹を開けると、白子の気配があり、
中からは、たわわ・・・♬
卸し終えたものを、
真由美さんが水洗いしてくれ、
自分が手直しをし、
真由美さんが拭き上げてくれ、
とらふぐの仕込みが終わりました。
これだけ大きいと、白子の目方が気になるので、
秤に乗せると、
片方は220グラムで、もう片方は、
250グラムで、合わせると470グラムとなり、全体重の約15%が白子の目方となり、まさに泳ぐ生殖腺としか言い様がありません。
とらふぐを卸した後は、
先付の南京豆腐(南瓜で作った豆腐)を仕込んだり、
米を研ぎ、お弁当用の道具などを準備し、
最後に、包丁を砥ぎ、休日出勤が終わりました。
明日は、三日連続で魚市場に行くだけでなく、お弁当のご注文もあるので、ハードな一日の始まりと共に、12月の終盤のスタートです。
★☆★ クリスマスイブ&大晦日お持ち帰りふぐ料理 『ふくはうち』 ★☆★
当店では、大晦日お持ち帰り“ふぐ料理”として、『ふくはうち』を、御用意致しております。
ふぐ刺、ふぐちり(野菜他具・特製ポン酢・薬味・ひれ付)の二人前のセットで、16,000円となっております。皆様のご注文、お待ちしております。
定休日前に、定休日明けのお弁当の仕込み
今年一番の冷え込みとなったこともあり、あまりの寒さに、
女将兼愛妻(!?)の真由美さんは、頰っ被り(ほっかぶり)をして、仕込みをしていました。
その後、
お弁当用の煮物の人参や、
牛蒡の皮剥きをしてくれ、これらを、
自分が包丁していきました。
人参の皮は捨てずに、賄い用のカレーにするため、水洗いしてから、冷凍庫にしまっておくため、別にしておき、
牛蒡を包丁しました。
その後、
蒟蒻を包丁したのですが、味を浸みやすくするため、包丁目を入れてから、
下茹ですることにしたのですが、蒟蒻は濃いめの味付けにするので、人参などとは別に、仕込むことにしています。
人参と牛蒡は、
水から茹でるのですが、根菜類は、水から茹でるのが基本で、その理由は、火が入るのに時間がかかるからです。
ちなみに、葉物は、火が入りやすいだけでなく、長時間加熱すると、色が飛んでしまうので、沸騰したお湯で茹でるのが基本です。
人参と牛蒡をザルで分けてあるのは、火の入り方に違いがあるからで、
下茹でしている間に、さつま揚げを包丁しておき、程なくすると、
お湯から牛蒡を上げ、さつま揚げと一緒にしておき、この状態にしておけば、人参のお湯を茹でこぼす時に、油抜きをすることが出来ます。
そうこうしていると、蒟蒻の下茹でが終わり、
鶏皮と共に、鍋に入れ、味を含めることにし、鶏皮を入れることで、味にコクを加えることが出来ます。
人参に火が通ったら、茹でこぼし、
水が切れたら、
味を含めることにしました。
その頃、真由美さんは、
酒煮にする海老の背わたを抜いてくれており、最終的に、
このように仕上がり、
冷蔵庫にしまっておくことにし、一緒に、
玉子焼の出汁と、焼物の用の銀鱈の西京漬に串を打っておき、
同じく、冷蔵庫へ。
基本的に、お弁当の仕込みは前日か前々日に行い、今日仕込んだのは、定休日明けの明後日の火曜日のものです。
明日のように、魚市場へ行くと、休日出勤が長引いてしまい、今日の仕込みで、明日の仕込みというか、準備はかなり楽になり、「今日の苦労は、明日の楽」とは、よく言ったものですが、明日の休日出勤は、どうなることでしょう。
★★★ クリスマスイブ&大晦日お持ち帰り料理『言祝ぎ』 ★★★
当店では、クリスマスイブと大晦日のお引き渡しで、揚物、焼物を盛り込んだ特別料理『言祝ぎ』(おひとつ 5,800円)のご予約を承っております。
数に限りがございますので、お早目のご注文、お待ちしております。詳細については、お電話にて、お問い合わせください。
続・レインシューズ
一昨日(13日)、レインシューズについてお話ししましたが、座敷や個室にお客様がいらっしゃらない時に、女将兼愛妻(!?)の真由美さんも、
これからの寒い時季、レインシューズを履いており、訊いたところ、意外と温かいとのことでした。
また、下の娘も、
レインシューズを持っていて、お手伝いしてくれる時や、雨降りの時に履いていますが、お手伝いの様子については、こちらをお読み下さい。
ところで、真由美さんは、レインシューズだけでなく、
長靴を持っており、後片付けや仕込みの時に履いており、履く時は、本気モードがMAXの時が殆どです。
レインシューズに限らず、長靴も、最近では色んなデザインのものが出ているので、自分用のものを買い求める時も、目移りしてしまいます。
靴底が減ってきたこともあり、そろそろ買い替えようと思っており、今度は、どんなものにしようかと、思案中です。
★★★ 『佳肴季凛』謹製 【鰯の丸煮】 ★★★
当店では、お中元、お歳暮、手土産などの贈り物や、お取り寄せに最適な【鰯の丸煮】をご用意いたしております。
5パック(10本)入 2,250円 ※クール便にて発送可
“大羽(おおば)”と呼ばれる大きめの真鰯を使用し、店主の“熱き想い”と共に、煮詰めた逸品です。大切な方への贈り物に、是非どうぞ。
朝一番に、御歳暮用の『胡麻だれ』と『ぽん酢』の包装
今朝は、御歳暮用の『胡麻だれ』と、
『ぽん酢』のセットの箱詰めをしなくてはならず、女将兼愛妻(!?)の真由美さんは、それ用の箱を折っていました。
箱に、
クッションを敷いたら、
『胡麻だれ』と『ぽん酢』を入れ、
さらに、
クッションを詰め、
箱詰めが、終わりました。
その後、
真由美さんが包装をしてくれ、
熨斗を貼り、
段ボールに箱詰めし、
お客様が取りに見えるのを、待つばかりとなりました。
そして、ランチの営業の合間を見ながら、
発送分の御歳暮用の『西京漬』と、
『鰯の丸煮』の包装をし、今日の分の発送を終えることが出来ました。
御歳暮の仕事もピークを越えたこともあり、自分のテンションも少しばかりですが、緩めることが出来そうです。
★★★ クリスマスイブ&大晦日お持ち帰り料理『言祝ぎ』 ★★★
当店では、クリスマスイブと大晦日のお引き渡しで、揚物、焼物を盛り込んだ特別料理『言祝ぎ』(おひとつ 5,800円)のご予約を承っております。
数に限りがございますので、お早目のご注文、お待ちしております。詳細については、お電話にて、お問い合わせください。
レインシューズ
普段通う沼津魚市場には、
このような貼紙があり、
魚市場に行く時は、長靴を履いていきます。
また、仕込みをする時も、
長靴を履いており、営業時間中は、
雪駄に履き替えており、自分のお気に入りは、白い鼻緒のものですが、どちらも、少しばかりくたびれていようで・・・。(苦笑)
底冷えする冬の間、これまではスニーカーを履いていたのですが、水仕事をするには、不都合だったものの、気にしてはいませんでした。
ただ、汚れが目立ちやすいスニーカーですと、ホールに出るのに、億劫にならざるを得ないので、
ネットで、レインシューズを買い、今日届きました。
見た目も革靴のようですので、ちょっとした外履きにも使えそうですし、履いてみたところ、思いの外、温かったこともあり、これからの時季には、うってつけで、思わず、
ルン・・・♬としたくなってしまいました。
しかも、この自撮りの様子を怪訝そうな目で、女将兼愛妻(!?)の真由美さんが見ており、50歳前の年男が、ルン・・・♬とは、可笑しいかもしれませんが、そんな気分になりたくなるような買物に、ルン・・・♬!?(笑)
★☆★ クリスマスイブ&大晦日お持ち帰りふぐ料理 『ふくはうち』 ★☆★
当店では、大晦日お持ち帰り“ふぐ料理”として、『ふくはうち』を、御用意致しております。
ふぐ刺、ふぐちり(野菜他具・特製ポン酢・薬味・ひれ付)の二人前のセットで、16,000円となっております。皆様のご注文、お待ちしております。
燃し木狩りの後に、廃食用油を小学校へ
昨日お話ししたように、燃し木狩りを終えた後、
『佳肴 季凛』だけでなく、知人のお店でも使った廃食用油を、
車に積み、
女将兼愛妻(!?)の真由美さんと、二人の娘達が通った小学校に行きました。
毎週火曜日が、廃食用油の回収日で、
のぼり旗のところに、廃食用油の入ったポリタンクを置き、『佳肴 季凛』に戻ることにしました。
先程、通ったとあるように、二人は既に卒業していますが、自分達でも、少しでも地域や地元のために、役立てることがあればとの思いゆえ、在校時代から、続けさせてもらっています。
このようなことに限らず、一介の料理人でも出来ることがあれば、どんな些細なことでも、惜しむことなく、協力し続けたいものです。
★★★ 『佳肴季凛』謹製 【鰯の丸煮】 ★★★
当店では、お中元、お歳暮、手土産などの贈り物や、お取り寄せに最適な【鰯の丸煮】をご用意いたしております。
5パック(10本)入 2,250円 ※クール便にて発送可
“大羽(おおば)”と呼ばれる大きめの真鰯を使用し、店主の“熱き想い”と共に、煮詰めた逸品です。大切な方への贈り物に、是非どうぞ。