静岡&愛知産のとらふぐ(天然)爆買い
今朝、沼津の魚市場の活魚売場に行くと、
愛知県産のとらふぐ(天然)が、
2本、入荷しており、
それぞれの目方は、5,3キロと3,7キロでした。自分は、4キロ以上のものを、“ジャンボちゃん”、2,5キロ以上4キロ未満のものを、“大ちゃん”と呼んでいます。
また、この“ジャンボちゃん”と“大ちゃん”だけでなく、
吉田や用宗などの静岡県産のとらふぐ(天然)も、6本入荷しており、これらの目方は、0,8キロ~0,9キロでした。
ここ最近、ようやく冬らしい寒さを感じるようになり、ふぐ料理をお召し上がりになるお客様が、増えてきたので、仕入れることにし、仲買人と作戦を立て、セリに臨みました。
しばらくすると、セリが始まり、
愛知県産の2本共、セリ落としてもらうことが出来たので、とりあえず、一安心していたら、
静岡産の6本も、全てセリ落としてもらうことが出来、8戦8勝の結果となりました。それこそ、
先日発表された『2015年の流行語大賞』の“爆買い”そのものでしたし、気分は、もちろん萌え燃え・・・
ただ、静岡産の6本のうち、2本は、他の仲買人に、譲ったので、自分が仕入れることになったのは、
この4本でした。
また、久し振りに、“ジャンボちゃん”と“大ちゃん”をGET出来たこともあり、
記念撮影。ついでに、
4本も一緒に、記念撮影。ここまでくれば、気分は、最高潮ですし、もう一度、萌え燃え・・・
その後、
発泡スチロールに海水を入れ、
6本全て、活かしたまま、持ち帰ることにしました。【佳肴 季凛】に戻り、
取り出したのですが、静岡産の4本は、
水槽に入れて、明日卸すことにしました。一方の“ジャンボちゃん”と“大ちゃん”は、
卸すことにしたのですが、これぐらいの大きさになると、白子が入っているかどうかが、気になる方もいらっしゃるかと思いますが、大きいとらふぐは、メスであるのが、殆どで、
案の定、
2本ともメスで、出てきたのは、卵巣でした。卵巣は、食べられません。万が一、食べると、痺れてしまいます。卸し終えたら、いつものように、女将兼愛妻(!?)の真由美さんの出番となり、
水洗いをしてくれました。これまた、いつものように、
自分が手直しをし、
真由美さんが、きれいに、
拭き上げてくれました。
明日は、水槽に入れておいた4本を卸すので、
まな板周りを養生し、ボウルやざるなどを、準備しておきました。
明日は、市場にも行きませんし、静岡、三重からも、入荷はありませんが、月曜日以降は、どうなるんでしょう?はたまた、再び、爆買いなるのか・・・?
★★★ 大晦日お持ち帰り料理『言祝ぎ』 ★★★
当店では、大晦日のお引き渡しで、揚物、焼物を盛り込んだ特別料理『言祝ぎ』のご予約を承っております。
こちらのお料理は、おひとつ5,800円で、5人前程度となっております。数に限りがございますので、お早目のご注文、お待ちしております。
静岡県ふぐ協会からの『ふぐだより』
今日は、沼津の魚市場に行かなかったのですが、富士市内の魚屋さんから、天然のとらふぐ(静岡県産)を、
4本仕入れました。ちょうどランチの営業時間も終わり、御歳暮用の西京漬の仕込みも目途がついたので、女将兼愛妻(!?)の真由美さんに、
まな板周りを養生してもらい、
そのまま卸すことにしました。いつものように、卸したそばから、
真由美さんが水洗いをしてくれ、
卸し終えた自分が手直しして、
真由美さんが、きれいに拭き上げてくれました。
と、ここまでが前置きで、昨日、
【静岡県ふぐ協会】から、こんな封筒が届きました。中を開けると、
『ふぐだより』なる冊子と一緒に、
このような案内も、入っており、先程の『ふぐだより』にも、
このように書かれていました。
個人としては、【静岡県ふぐ協会】の会員になってはいたものの、
【佳肴 季凛】としては、まだでしたので、近々に会費を振込、賛助会員店に加入します。“ふぐに魅せれし料理人”が営む以上、避けては通れません。
というよりも、“日本全国津々浦々に天然のとらふぐの美味しさを広める会”を、いずれ設立する野望があるからです!?
★★★ 佳肴季凛謹製 西京漬 ★★★
当店では、お中元、お歳暮などの贈り物に最適な【西京漬】をご用意いたしております。
銀鱈、サーモン各3切入 3,480円 ※クール便にて発送可
店主自ら、魚市場で吟味した“銀鱈”、“サーモン”を使用し、お手製の有機西京味噌で仕込んだ逸品です。大切な方への贈り物に、是非どうぞ。
西京漬用のサーモン、鰆、銀鱈、鯖
今朝は、
沼津の魚市場に仕入れに行って来ました。この売場で、
西京漬用に仕込むサーモン(ノルウェー)を、
2本仕入れました。御覧のように、2本とも、5,3キロのものでした。その後、別の売場に行くと、
鰆が並んでいました。この鰆は、
山口県下関産のものでした。
先程のサーモンは、相対といって、決められている売値で買うもので、値段の上下は、それほどありません。それに対し、この鰆は、セリで売られるものですので、値段は、その時次第によるので、買えないこともあるのですが、思いの外の値段でしたので、
この2本を仕入れることが出来ました。目方は、左側のが、4,2キロで、右側のが、4,3キロでした。これら以外の仕入れをし、市場から、『佳肴 季凛』に戻り、仕込みをしました。どちらも、
下処理をし、
水洗いし終え、
卸してから、
切身にしたのですが、ランチの営業時間も迫っていたので、写真どころではありませんでした。
その後、ランチの営業の合間を見ながら、昨日までに箱詰めしておいた西京漬を、
包装し、発送するための準備をしていると、休憩時間となり、お昼は、
このような丼もので、自分は、目鉢鮪(塩釜)と鰆、女将兼愛妻(!?)の真由美さんが、サーモンと鰆で作った二色丼でした。
昨日お話ししたように、目鉢鮪は、刺身でお出しするものですが、サーモンも鰆も、西京焼にするとはいえ、刺身でお出しすることが出来るものですので、その美味しさは、推して知るべしです。
休憩を終え、夜の営業の準備をしながら、鰆は、
会席料理の焼物用に、サーモンは、
お弁当用と、
御歳暮用に、西京味噌と一緒に、真空パックしました。言い忘れましたが、鰆とお弁当用のサーモンの袋に書いてある数字は、パックしてある数です。
また、明日は、
銀鱈(アラスカ)と、
鯖(ノルウェー)を、西京漬に仕込むので、どちらも、
冷凍庫から出して、準備しておきました。例年のこととはいえ、こんな状況が、しばらく続きそうです。
★★★ 冬の特別献立 ★★★
女性のお客様に限り、会席料理“冬ごもり”を、御用意致しております。
(お一人 3,000円 食事、デザート付 全9品)
なお、“冬ごもり”は、ご予約なしでも、お召し上がり頂けますが、11月24日~12月17日までの金、土曜日以外の御用意となっております。
11月の鮪コレクションは、目鉢鮪(めばちまぐろ)
今日から、
12月です。月末もしくは、月初め恒例の“鮪コレクション”が、今回のお話しです。タイトルにもあるように、11月は、全て目鉢鮪で、いつものように、東京・築地から入荷しました。“10月の鮪コレクション”の最後に、お話ししたように、結果的に、目鉢鮪が良かったので、こうなったのです。
最初に、入荷したのが、
和歌山県・紀州勝浦産のものでした。その次に、
3回連続で、
宮城県・塩釜産のものが、
入荷しました。秋から冬にかけて、旬を迎える目鉢鮪ですが、今年は、どれもこれも、良いものばかりでしたが、自分の記憶では、昨年の同じ時季には、全く入荷がなかったはずです。
そんなこともあり、
丼にしたり、
晩酌のつまみにしたりして、旬の味を愉しんだりもしました。
ところで、昨日は定休日でしたが、沼津の魚市場に行き、偶然、鮪のセリ場に立ち寄ると、、
生の黄肌鮪(きはだまぐろ)が、
入荷しており、
三重県産のものでした。黄肌鮪は、2月から3月にかけて、宮崎県・油津や川南などで、水揚げされ、その時季の黄肌鮪は、何とも言えない味わいがあります。その名前の由来でもあるように、
ひれが、黄色なのが、大きな特徴です。どれも、
30~40キロぐらいの魚体のものでした。今回のお話しとは、特に関係はないのですが、同じ鮪ということで、あえて載せてみました。
12月になると、目鉢鮪の時季も終わりになり、青森県・大間や北海道・戸井などの津軽海峡産の本鮪の時季となります。今月は、どんな感じの入荷になるのでしょう?
★☆★ 大晦日お持ち帰りふぐ料理 『ふくはうち』 ★☆★
当店では、大晦日お持ち帰り“ふぐ料理”として、『ふくはうち』を、御用意致しております。
ふぐ刺、ふぐちり(野菜他具・特製ポン酢・薬味・ひれ付)の二人前のセットで、15,000円となっております。皆様のご注文、お待ちしております。