仕込みてんこ盛りの火曜日
月曜日が定休日ということもあり、火曜日の今日が、一週間の始まりで、そんな今日は、

沼津魚市場に仕入れに行ってきたのですが、この売場で、

自分宛の天然のとらふぐ(三重産)を受取り、中を確認すると、

萌え燃え・・・
御覧のように、今日のとらふぐは活締めにされたもので、ふぐちりや唐揚げ用に仕入れたものです。
その後、別の売場で、

鯵(大阪産)などを仕入れ、魚市場から帰ることにしたのですが、今朝は、

近郊の戸田で、トロール漁で水揚げされたものや、

全国各地から送られてきたものが入荷しており、魚市場らしい様子でした。
定休日明けであるだけなく、明日のバスツアーのお客様やふぐ料理など、てんこ盛りの仕込みがあるので、【佳肴 季凛】に戻ると、軽トラの掃除を女将兼愛妻(!?)の真由美さんに任せ、

仕込みをすることにし、出汁を引くなどのルーチンの段取りを終えたら、鯵の下処置をし、その後、

とらふぐを卸すことにしたのですが、御覧のように、手のひらに乗るような小さいサイズのもので、このような500グラム以下のものを、“ふぐに魅せられし料理人”の自分は、天然のとらふぐへの想いを込めて、独断と偏見で、チビとらと呼んでいます。
そうこうしていると、真由美さんが、

鯵の水洗いをしてくれ、自分は、

自分はとらふぐを卸し、卸し終えたものは、鯵同様、

真由美さんが水洗いしてくれ、

自分が手直しをし、

チビとらの仕込みが終わったのですが、

ランチの営業時間も近づいていたので、他の仕込みは、とりあえずやめておきました。
そして、ランチの営業時間中の合間を見ながら、

小鍋の野菜(玉葱、えのき、人参)を仕込んだり、

サラダ素麺の野菜を仕込んだのですが、サラダ素麺の野菜には、長葱、茗荷、ピーマン(赤、青)、パプリカ(黄)、人参、アーリーレッド、紫キャベツが入っています。
営業時間中ですので、仕込みがはかどらないのは当然のことで、営業時間が終わったら、仕込みの鬼と化し、

先付のうすい豆腐(グリンピースで作った豆腐)、

デザートの苺のムースなどを仕込んだら、

ふぐちり用の野菜と、

ふぐ料理の薬味に使う葱を包丁しておき、とりあえず仕込みが終わり、どうにかこうにか、休憩無しということにはならずに済みました。
そして、夜の営業時間が終わったら、

テーブル席に、明日のバスツアーの御客様の御席のセットをしたら、

器出しをし、仕込みと明日の段取りに追われた一日が終わると同時に、一週間が始まりました。
明日は、バスのご到着が遅めなだけでなく、夜の御予約時間が早いこともあり、ハードな一日になりそうなので、この辺りで・・・。
2019.3.19|バスツアー ふぐ 野菜・果物(フルーツ) |permalink|コメントはまだありません
ホワイトデーに、筍(たけのこ)の水煮
いきなりですが、

先日の14日は、ホワイトデーということもあり、高校2年生の長女が、バレンタインデーのお返しということで、友達(女子)から筍の水煮をもらってきました。
なにゆえに筍なのかのは聞いたのですが、不可解極まりなく、今どきの高校生って・・・。
さらに面白かったのが、その彼女がパッケージに、

既に消えかかっていたのですが、顔を描いてくれてありました。
筍の水煮をもらった長女ですが、料理が出来るわけでもないので、自分がもらい、

筍に、鶏肉、油揚げ、

人参、牛蒡、

ひじきを加え、

炊込み御飯にするため、煮含めておき、明後日炊く予定です。
折角なので、その友達に差し上げたいと娘に伝えてところ、明後日は行き会うことがないとのことで、少しばかり残念でなりません。
来年は、どんなお返しが来るのか、何気に楽しみな自分です。
2019.3.16|野菜・果物(フルーツ) |permalink|コメントはまだありません
食遊市場
定休日の今日は、女将兼愛妻(!?)と沼津方面に出掛けたついでに、
駿東郡清水町にある『沼津卸団地』にある『食遊市場』へ、行ってきました。
HPにも書かれているように、卸売市場ではありますが、一般の方でも立ち入り、購入することが出来ます。
中に入ると、
カートがあり、
お目当ての店舗に行きました。
これまでに、自分は何度か来たことがあるので、大体の様子を把握しており、
海苔屋に行き、
いくつか買うことにしたのですが、料理の道を志し、一番最初に身を置いたのが、鮨屋だったこともあり、海苔という素材を避けて通ることは出来ません。
ですので、海苔専門店となると、平常心ではいられませんし、つい長居をしてしまいますし、普段でも、たかが海苔ということで、片付けることは出来ず、特に鮨屋の場合、どんなに良い魚が並んでいても、海苔が美味しくない時ほど、興ざめしてしまいます。
海苔屋にいる頃、『食遊市場』に初めて来た真由美さんは、
向かいのパン屋で、
色々と物色していました。
海苔屋の後、
八百屋でも買物をしたのですが、館内には、
珍味屋、
乾物屋、
雑貨屋、
菓子屋、
肉屋、
魚屋があり、
この魚屋は、自分が沼津魚市場で魚を仕入れる時の窓口となっている問屋の『綾市商店』です。
何だかんだで、必要なものを買うと、
カートは満載近くなり、下の段にあるのは、一斗缶の油で、
買ったものを積み込み、『食遊市場』を後にしました。
先程の写真以外にも、酒屋、食料品店などが軒を連ねており、買物をしなくても、十分楽しめるくらいですが、注意しなくてはならないのは、買い過ぎというか、無駄使いをしないことです。
機会がありましたら、是非一度、行かれてみて下さい。
2019.2.25|季凛 野菜・果物(フルーツ) |permalink|コメントはまだありません
御祝いの御席当日の仕込み
これまでに何度かお話ししているように、日曜日に沼津魚市場に仕入れに行くことは少ないのですが、
今朝は、仕入れに行って来ました。
仕入れに行くことが少ないのは、日曜日は、定休日の前であるだけでなく、法事や御祝いの御席の御予約を頂くことが多く、仕込みをしている余裕がないからです。
ただ、今月はバスツアーの団体のお客様の御予約や、御歳暮用の『西京漬』などの仕込みをしなくてはならず、そんな悠長なことを言っておられないどころか、いろんな意味で、スクランブル体勢で臨まなければなりません。
そんな今日は、人数は少ないながらも、御祝いの御席の御予約が幾つかあったので、仕入れは最小限に留めることにし、『西京漬』用のサーモン(ノルウェー産)を仕入れるため、この中から、
5,6キロのものを、
仕入れることにしました。
焼物にするからと言って、鮮度の良し悪しは肝要で、それこそが味を左右し、鮮度を確認するため、
えらを見ると、鮮やかな赤い色をしていました。
その後、別の売場に行くと、
自分好みのサイズの鯵が入荷しており、
仕入れることにし、産地は、島根県でした。
サーモンと鯵以外には、入り用の魚も無かったので、魚市場から帰ることにし、【佳肴 季凛】に戻り、出汁を引くなど、ルーチンの段取りを終えたら、
御予約の料理の盛り付けを始めたのですが、ご覧のように、デザートの桃のムースこそ、共通ですが、酢の物は、ご予算、人数によって変えてあり、
刺身も然りです。
その後、ひととおりの料理を盛り付け終えたので、
鯵の仕込みをすることにしました。
鱗とぜいご(尾の手前にある堅い鱗のようなもの)を取り除き、
頭を落とし、はらわたを抜いたら、
女将兼愛妻(!?)の真由美さんが水洗いしてくれ、自分は、
サーモンの下処理をすることにしましたが、サーモンは鱗が細かいので、すき引きと言って、包丁を使い、鱗を取り除きます。
ちなみに、すき引きで鱗を取り除く魚には、平目(ひらめ)、鰤(ぶり)などがいます。
頭を落とし、
3枚に卸したら、
切身にし、キッチンペーパーで挟み、このまま冷蔵庫へしまっておき、ここまでしておけば、下拵えは殆ど終わったようなもので、程なくすると、営業時間となり、御客様がお見えになりました。
そして、夜の営業時間の合間を見ながら、
西京味噌と共に、真空パックしておきました。
ちなみに、昨日は、
銀鱈(アラスカ産)を仕込み、一昨日は、
サーモンを仕込んだのですが、その前の1日、10月31日も、サーモンを仕込んだのですが、仕上がったので、冷凍しておきました。
また、明日は、静岡で【K-mix】の『K-mix RADIO KIDS』(月~木 15:08~18:55)という番組のラジオの生放送のゲスト出演があるので、
仕込みを最小限にしたいこともあり、
サラダ素麺の野菜と、
刺身のつまを包丁しておきましたが、ここまでしておけば、水に晒すだけ棲みます。
ちなみに、サラダ素麺の野菜には、長葱、茗荷、ピーマン(赤、緑)、パプリカ(黄)、人参、アーリーレッド、レッドキャベツが入っており、刺身のつまには、大根、胡瓜、人参(橙、紫)、アーリーレッドが入っています。
先程お話ししたように、明日はラジオの生出演もありるだけでなく、魚市場に行き、仕入れ、その後の仕込みもあるので、ハードな一日になりそうなので、この辺りで失礼させて頂きます。
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当店では、お中元、お歳暮、手土産などの贈り物や、お取り寄せに最適な【鰯の丸煮】をご用意いたしております。
5パック(10本)入 2,250円 ※クール便にて発送可
“大羽(おおば)”と呼ばれる大きめの真鰯を使用し、店主の“熱き想い”と共に、煮詰めた逸品です。大切な方への贈り物に、是非どうぞ。
2018.11.4|西京漬 野菜・果物(フルーツ) |permalink|コメントはまだありません
仕込みてんこ盛りの日曜日
日曜日は、定休日前であるだけでなく、法事や御祝いの御席の御予約を頂くことが多いこともあり、沼津魚市場に仕入れに行くことは少ないのですが、
明後日の火曜日にバスツアーの団体の御予約を頂いているので、仕入れに行って来ました。
揚物に使う鯵が必要だったので、高知産のものを、
1ケース仕入れ、別の売場にある問屋に行くと、
佐賀産の小肌が入荷していたので、
500グラム入のものを3袋、つまり1,5キロ仕入れることにしました。
これら以外の仕入れは、冷凍ものだけでしたので、その後、魚市場から帰ることにしたのですが、【佳肴 季凛】に戻ると、火曜日のバスツアーに備え、日曜日とは思えないほどの仕込みが待っており、覚悟の道中でもありました。
普段の段取りを終えると、
小肌の仕込みに取りかかり、
開き終えると、36枚ありましたが、いくらか多いので、
仕込まないものは、真空パックして、冷凍することにしたのですが、このようにしておくのは、急な御予約や、入荷がない時に備えてのことです。
そして、開き終えた小肌に、塩をしておきましたが、
小肌の次が、
鯵の仕込みで、頭を落とし、はらわたを抜いたら、
女将兼愛妻(!?)の真由美さんが水洗いしてくれ、水洗いしたものを、
自分が3枚に卸し、
一方の真由美さんは、焼いてから出汁を取るため、
頭と、
中骨を掃除してくれていました。
鯵を卸しながら、厨房では、
小鍋に使う大豆と、
雑穀御飯(玄米、押麦、黒米、小豆、あわ、ひえ、きび)を炊いておきました。
鯵のあらの掃除を終えた真由美さんは、
小鍋の野菜と、
サラダ素麺の野菜の仕込みをしてくれたのですが、
ここからは、自分がするので、真由美さんは、
鶏の唐揚げにするため、もも肉の掃除をし始めました。
それまでに、自分は、
刺身のつまを仕込むため、大根を用意したのですが、そのついでに、
糠漬にする大根も、包丁しておきました。
御覧のように、頭の青い部分ですので、皮剥きを使い、互い違いになるようにしてあります。
そして、刺身のつま用の大根、人参(オレンジ、黄、紫)、胡瓜、ビーツの桂剥きを終え、
サラダ素麺の野菜も、
細かく千切りに包丁するばかりとなり、同時進行で、
酢の物に使う蛇腹胡瓜も包丁しておいたのですが、蛇腹胡瓜とは、このようなもので、この時点では、塩水にはつけておきませんでした。
また、小鍋の野菜に、
加えたのが、モロッコ隠元(いんげん)で、加えたのは、
お弁当の煮物の使うための残りで、
それを、このように包丁したものです。
その隣には、
サラダ素麺の野菜の長葱で使わなかった芯と、
小さめの短冊状に包丁した人参も加えておきました。
野菜の類の仕込みは、まな板がそれほど汚れないだけでなく、使う野菜が共通していることもあり、良い意味でついでとなるのに対し、使い勝手と仕込みに違いがある魚は、どうしても手間がかからざるを得ません。
そうこうしている間に、
鯵のあらも焼き上がり、ランチの営業が終わると、
真由美さんは、揚物の海老と鯵に、衣をつけてくれました。
ここまで仕込んだものの、定休日である明日の仕込みをギリギリまで抑えたいので、夜の営業時間の合間を見ながら、
つまとサラダ素麺の野菜を包丁しておき、つまに使った野菜は先程お話ししましたが、サラダ素麺の野菜には、長葱、茗荷、ピーマン(緑、赤)、パプリカ(黄)、人参、アーリーレッド、レッドキャベツが入っています。
自分が包丁している間に、真由美さんが、
お新香にするため、キャベツ、人参、大葉を、昆布出汁、塩、薄口醤油で調味したものとともに真空パックしてくれ、それまでに、自分は、
お弁当用の煮物(人参、牛蒡、つくね、白滝)を、仕込んでおきました。
そうこうしていると、お客様も御来店され、仕込みが一時中断したのですが、
最後の御客様にデザートをお出ししたので、
木曜日、金曜日、土曜日の3日間で卸した17本の天然のとらふぐの皮の棘取りをし、
水に晒しておき、てんこ盛りの仕込みが終わり、最後に、包丁を砥ぎ、
まな板も上げておき、長い一日が終わったのでした。
ただ、明後日は、魚市場が休みで、バスの御予約もあるので、明日は、魚市場に行って来ますが、今週は、木曜日から、明日の月曜日まで、5連荘で魚市場行きということになります。
明日は、“休日出勤”が早めに終われるよう、頑張るので、この辺りで、失礼させて頂きます。
2018.10.21|バスツアー 魚 野菜・果物(フルーツ) |permalink|コメントはまだありません
仕込みてんこ盛りの定休日明け
定休日明けの今日は、沼津魚市場に仕入れに行ってきたのですが、
静岡県舞阪産の天然とらふぐが届くことになっていたので、
この売場で、
自分宛であることを確認し、中を開けると、
蓋に書かれいたように、3本で2,85キロのとらふぐがスイスイとなれば、萌え燃え・・・
とらふぐ以外にも仕入れはあったのですが、休み明けであるだけなく、明日のバスツアーのお客様用の料理の仕込みもあったので、仕入れは最低限にし、早めに魚市場から帰ることにしました。
【佳肴 季凛】に戻り、ひととおりの準備を終えたら、
ふぐの仕込みに取りかかることにし、
締めたら、血抜きのため、海水につけておいてから、卸しました。
卸し終えたら、いつものごとく、
女将兼愛妻(!?)の真由美さんが水洗いをしてくれ、
自分が手直しをし、洗い上げたら、
真由美さんが、
拭き上げてくれました。
一方の自分は、刺身のつまの仕込みを始め、
大根、3色の人参(オレンジ、黄、紫)、胡瓜を桂剥きし、
さらに、ビーツも加え、包丁しておきました。
つまだけでなく、
サラダ素麺の野菜も仕込み、長葱、茗荷、ピーマン、パプリカ(赤、黄)、人参(オレンジ、黄、紫)、レッドキャベツ、アーリーレッド、ビーツが入っています。
また、真由美さんは、ふぐを拭き上げた真由美さんは、
小鍋用の野菜の仕込みをしてくれ、この中には、
玉葱、えのき、人参、長葱の芯が入っていますが、長葱の芯は、サラダ素麺の野菜を仕込んだ時に使わなかったものです。
そうこうしていると、ランチの営業時間も近づいたこともあり、ユニフォームに着替えた真由美さんは、
揚物の衣をつけてくれた後、
山掛け用に使う大和芋をすり卸してくれました。
すり卸した大和芋は、
自分が一番出汁で、伸ばしながら、当たり鉢で当たっておきました。
既に、ランチの営業時間となっており、合間を見ながらの仕込みはさらに続き、
湯引きした13本分のふぐ皮を、
真由美さんと自分で、
包丁しておきました。
その頃までには、ランチの営業時間も終わり、
先付の南京豆腐(南瓜で作った豆腐)と、
デザートの桃のムース、酢の物に使う蛇腹胡瓜を仕込み、
最後に、昆布御飯用の昆布を煮含め、
それ用の米を研ぎ、
定休日明けのてんこ盛りの仕込みが終わり、休憩を取ることにしました。
そして、夜の営業が終わったら、
今日使った包丁を砥ぎ、その間、真由美さんは、
バスツアーのお客様の御席のセットをしてくれており、最後に、
器出しをし、仕入れ、仕込み、明日の準備と盛り沢山で、一週間が始まりました。
明日は、人数はそれほど多くはないものの、所謂Wバスこと、二組のバスツアーのお客様がお見えになるので、今日とは異なる忙(せわ)しなさが待っています。
何はともあれ、今週もお付き合いのほど、くれぐれもよろしくお願いします。
☆★☆ ラジオエフ 『うまいラジオ』に出演中 ★☆★
毎月第一木曜日の昼2時頃から、ローカルFM局ラジオエフの番組『うまいラジオ』で、旬の魚について、店主兼“熱血料理人”の自分が、熱く語ります。
次回は、11月1日(木)の予定です。
放送エリアは限られますが、お時間のある方は、是非、お聴き下さい。
2018.10.16|バスツアー ふぐ 野菜・果物(フルーツ) |permalink|コメントはまだありません
雑穀御飯とお弁当の余り物
今日は、ランチの営業時間前に、
お弁当のご注文を頂いており、その仕上げから、一日が始まりました。
煮物、
銀鱈の西京焼と玉子焼を仕上げ、
お弁当は、
このように仕上がりました。
今日のようにお弁当のご注文がある時のお昼の賄いは、
煮物などをおかずにすることも多く、今日も然りで、マクロビオティック(玄米菜食)を基本に据えていることもあり、御飯は雑穀御飯でした。
然りとあるように、
お弁当の日の賄いは、
それこそ、
お弁当の余り物御膳のような賄いになることが殆どです。
というのも、お弁当は予め数が分かってはいるものの、直前に数が増えることもあるので、煮物は、余分に仕込まざるを得ないからです。
そうとはいえ、唯一賄いにならないのが、玉子焼で、玉子焼は、
焼物の前盛に使うからで、この時の焼物は、真ほっけの西京焼でした。
マクロビオティックが自分の食生活の基本ですので、野菜を多く摂ることが多く、特に暑い時季こそ、このような食事の方が、身体に負担がかからないだけでなく、疲れた身体を労ってくれます。
人それぞれ好みがあるので、どれが一番かは言えませんが、食こそ、全ての始まりゆえ、大事にしていきたいものです。
まだまだ暑い日が続くようですが、くれぐれもご自愛下さい。
☆★☆ ラジオエフ 『うまいラジオ』に出演中 ★☆★
毎月第一木曜日 昼2時頃から、ローカルFM局ラジオエフの番組『うまいラジオ』で、旬の魚について、店主兼“熱血料理人”の自分が、熱く語ります。
9月は、6日(木)の予定です。
放送エリアは限られますが、お時間のある方は、是非、お聴き下さい。
2018.8.30|賄(まかな)い お弁当 マクロビオティック 野菜・果物(フルーツ) |permalink|コメントはまだありません
夏野菜の天ぷらで、マクロビオティック
暑(あつ)いがあちぃ~に、あちぃ~があ”ぁ~っづいになり、この後は、〇√★※€▽◆と、文字化けしそうなくらいの暑さが続き、如何せん・・・。
こんな天候ですと、食欲も落ちてする方も多いかもしれませんが、マクロビオティック(玄米菜食)を、料理と食生活に据えているいる自分にとっては、目下のところ、食欲が落ちることもありません。
科学的なことは殆ど分かりませんが、食が基本なのは広く認められており、マクロビオティックのような食生活は、酷暑と言うべき暑さが続き、夏バテを防ぐためには有効で、『暑い夏こそ、マクロビオティック』というお話ししたことがあります。
有効とは言っても、あくまでも自分の私見であるだけなく、個人差もあるので、目安や考えのひとつであることを、ご承知しておいてください。
ところで、今日のお昼は、
野菜の天ぷらを揚げ、お昼に食べました。
天ぷらにした野菜は、
左から茄子、南瓜、オクラ、椎茸、ピーマンの5種類で、椎茸以外は全て、夏野菜で、しかも露地物です。
天ぷら以外のおかず等も、全て野菜で、
生野菜には、キャベツ、サニーレタス、大根、人参、ビーツ、紅芯大根、胡瓜、レッドキャベツ、アーリーレッド、ミニトマト、若布が入っています。
そして、もずく酢、
胡瓜の糠漬、
雑穀御飯、
味噌汁も、
一緒に用意しました。
雑穀御飯には、玄米、押麦、黒米、小豆、あわ、ひえ、きびが入っており、味噌汁の具は、白菜、玉葱、えのき、人参、韮です。
今日のお昼の食事で、合計32種類の食材を食べたことになるのですが、野菜と言うと、ヘルシーとか物足りないと感じる方も多いかもしれませんが、天ぷらのような揚物を献立の中に取り入れることで、ボリュームもあります。
冷たいものを多く摂りがちになり、食欲が落ちてしましがちですが、色んな食材を食べることで、身体も疲れにくくなり、暑い夏を乗り切れるはずです。
くれぐれも夏バテすることのないよう、ご自愛ください。
★★★ 夏季限定ランチコース『涼し夏(すずしげ)』 ★★★
この時季、当店では、夏季限定ランチコース『涼し夏(すずしげ)』(1,500円 全7品)を、御用意しております。
当店オリジナル料理の“サラダ素麺”をメインにした、清涼感溢れるコースとなっており、食後のお飲物付です。
2018.7.31|賄(まかな)い マクロビオティック 野菜・果物(フルーツ) |permalink|コメントはまだありません
山形県産『つや姫』
ここ数年の間、【佳肴 季凛】で使っていた白米は、
新潟県魚沼産の『こしひかり』で、ご存じの方も多いかもしれませんが、最美味しいとされている銘柄の一つです。
ただ、ここ2,3年の間、何となく美味しさに欠ける感じがしており、新米が入荷し、試食する度に、その旨を取引先の米屋に伝えていました。
そんな中、2月の終わりに、魚沼産の『こしひかり』が、【日本穀物検定協会】による平成29年度産の米の食味ランキングで、「特A」から「A」に格下げになったことが報じられると、自分としては、妙に納得せざるを得ませんでした。
そして、代わりの銘柄を探すため、取引先の米屋さんと相談し、
北海道産の『ゆめぴりか』と、
山形県産の『つや姫』を勧められ、どちらも試食したところ、『つや姫』の方が、自分好みでしたので、『つや姫』を使うことにしました。
しかしながら、産地は同じでも、田んぼによって違いもあるので、使っている間に、また別の銘柄に代える可能性もあります。
米に限らず、素材というものは、自然相手ゆえ、その時によって、味に違いが生まれてしまうのは、致し方がありませんが、その違いを出来るだけ無くすのも、料理人の技量ですので、日々の仕事への注意を怠ることのないよう、仕事をしたいものです。
☆★☆ ラジオエフ 『うまいラジオ』に出演中 ★☆★
毎月第一木曜日 昼2時頃から、ローカルFM局ラジオエフの番組『うまいラジオ』で、旬の魚について、店主兼“熱血料理人”の自分が、熱く語ります。
次回は、5月3日(木)の予定です。
放送エリアは限られますが、お時間のある方は、是非、お聴き下さい。
2018.4.8|野菜・果物(フルーツ) |permalink|コメントはまだありません
再生栽培した豆苗のその後
先週の時点で終わった豆苗の再生栽培ですが、
予定より2日遅れで、収穫することしました。
収穫=試食ですので、
包丁する時は、経験はないものの、断髪式のような気分になり、
一抹の淋しさを感じつつも、観察してみると、再生栽培ということもあり、茎の細さに気付きました。
包丁した豆苗は、
さらに半分にし、
椎茸、エリンギなどの野菜と共に、味噌汁にしたのですが、この時のメインたる賄いは、
鯵の叩き丼でした。
そして、再生栽培した豆苗の味ですが、旨味、風味共に乏しいのは否定で出来ないものの、再生出来るということを確認し、これまでに調べたところ、5回まで再生栽培が出来ることを知ったので、
根も元気なようなので、再々生栽培にチャレンジすることにし、今日現在、
このような感じです。
収穫から一週間近く経つのですが、再々生栽培は、かなり苦戦しそうな気配とはいえ、続けてみます。
☆★☆ ラジオエフ 『うまいラジオ』に出演中 ★☆★
毎月第一木曜日 昼2時頃から、ローカルFM局ラジオエフの番組『うまいラジオ』で、旬の魚について、店主兼“熱血料理人”の自分が、熱く語ります。
次回は、4月5日(木)の予定です。
放送エリアは限られますが、お時間のある方は、是非、お聴き下さい。
2018.4.4|賄(まかな)い 野菜・果物(フルーツ) |permalink|コメントはまだありません