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もっとおいしいお話し

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フェイクふぐ付のフラワーリボンリース

常連さんが、

フェイクマカロンなるものを使って、

ここ最近、

様々なフラワーリボンリースを作り、

SNSに投稿していたのを見た自分は、「 フェイクマカロンで、“あれ”は作れないですよね?(笑) 」と、メッセージを送ると、「 “あれ”・・・ですかf(^_^;) 考えてみます。 」と、返信がありました。

言うまでもなく、」フェイクマカロンは、軽量粘土で作ったフェイクなので、食べることは出来ません。

“あれ”で通じるのは、常連さんにして、SNSでのやり取りも多いからで、“あれ”とは、ふぐというより、

『ふぐに魅せられし料理人』の自分がこよなく愛す天然のとらふぐで、実は、これまでにも、

ふぐをモチーフにしたマスクチェーンや、

同様のマスクケースを、特別に作って頂いたこともあり、それこそ、つうかあの仲ゆえ、“あれ”で通じてしまうのです。

その際、

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: s-RIMG5288.jpg

「 ここに飾って、癒やされたいので・・・。(笑) 」というメッセージと共に、3月の頭までカウンター内に飾ってたふぐグッズの写真も添え、目下のところ、

早めの鯉のぼりになっている写真と、 「ちょっと早い感じになっているので・・・(笑) 」というメッセージを送ると、「 癒しのふぐコーナーですね。頑張ってみます!」という返信があり、待つこと10日。

完成したフラワーリボンリースの写真と共に、

「 いろいろ考えまして、フェイクマカロンではなく、フェイクふぐのリボンリースを作ってみました。 フェイクふぐは、かなり頑張りましたが、初めて作りましたので、大目にみてくださいf(^_^;) リースに使ったストライプのリボンは、ふぐのひれを意識して使いました。 燃えちゃんと萌えちゃんは、可動式です。 その日の気分で、燃えちゃんと、萌えちゃんの場所を変えて楽しめるタイプです。 笑っていただけたら良いのですがf(^_^;) 」と、メッセージがありました。

燃えちゃんと萌えちゃとは、自分が天然のとらふぐが入荷する度に、萌え燃え・・・❤と投稿したことに因んだものです。

そして、届けられ、

癒やしの場に飾ると、

フェイクふぐが可動式な理由が分かり、なんとフェイクマカロン同様、軽量粘土で自作して下さったもので、あまりにリアルに出来ていたことを尋ねると、ネットでとらふぐの模型のようなものに辿り着き、その模型とは、

自分も買ったことのある【トラフグ解体パズル】なるものです。

以前から話そうと思っていたものの、お蔵入りになりかけていた【トラフグ解体パズル】ですが、これを機会に近いうち、お話しすることにし、肝心の癒やしの場は、

しばらくは、鯉のぼりとふぐのぼりの合わせ技でいき、その後は、フラワーリースを飾ったり、萌えちゃん&燃えちゃんとのコンビでいったりと、癒やされる以上に、ふぐに魅せられし料理人の自分にとっては、高揚感が増してしまうのは間違いありません。

☆★☆ ラジオエフ 『うまいラジオ』に出演中 ★☆★

毎月第一木曜日 昼2時頃から、ローカルFM局ラジオエフの番組『うまいラジオ』で、旬の魚について、店主兼“熱血料理人”の自分が、熱く語ります。

次回は、4月1日(木)の予定です。

s-ラジオエフ
s-うまいラジオ

放送エリアは限られますが、お時間のある方は、是非、お聴き下さい。

“昼ふぐ”の追加料理は、銀鱈&サーモンの西京焼

今日は、ランチメニューだけでなく、昼夜共、ふぐ料理の御予約を頂いていたので、

仕込みを終えたら、

盛り付けを始め、

その後、

ふぐちりの盛り付けをし、

夜の分は冷蔵庫にしまい、昼の方は、

そのままにしておき、ふぐ刺を引き終え、お客様の御来店を待つばかりとなりました。

御来店されたら、

南京豆腐(南瓜の豆腐)と、

生の本鮪(京都・舞鶴産)の二品の先付にはじまり、

ふぐ刺、

唐揚、

ふぐちりと、ひととおりのふぐ料理をお出ししたのですが、こちらのお客様は、御予約の際に、

銀鱈とサーモンの西京焼の御注文を頂いていたので、

それぞれ、

お出ししたのですが、単品ものとしての御注文ですので、真ん中の良い部分であるだけでなく、

zoutousaikyou.jpg

当店の【西京漬】の定番でもあります。

ふぐちりを召し上がったら、土鍋を下げ、

雑炊を仕立て、

最後にデザートのココナッツミルクのムースをお出ししました。

冒頭でお話ししたように、今日は御予約を何組か頂いており、得てして、こういう時は、フリーのお客様が御来店されたり、当日の御予約のお電話が鳴ったりするだけでなく、昨今の社会状況ゆえ、テーブルどうしの間隔を広めに取っていることもあり、お断りせざるを得ず、この場を借りて、お詫びさせて頂きます。

洗い物は休憩後の夜の営業前に、女将兼愛妻(!?)の真由美さんが孤軍奮闘してくれ、

自分は、

引き終えたふぐ刺を冷蔵庫にしまい、

お客様が御来店されたら、お昼同様の流れで、料理をお出ししたのですが、お客様がお帰りになったこともあり、個室などの片付は、真由美さん達に任せ、

馬力を注入しながら、洗い物に勤しんだのでした。

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三重県熊野産のジャンボちゃんこと超特大とらふぐ&鬢長鮪(びんちょうまぐろ)

今朝、沼津魚市場に着き、一番最初に向かった売場が、

こちらで、普段なら、活魚売場に行くのですが、この売場に行ったのは、

三重県熊野から、

4,5キロのジャンボちゃんこと超特大のとらふぐ(天然)と、

鬢長鮪(びんちょうまぐろ)が届くことになっていたからで、ジャンボちゃんとは、“ふぐに魅せられし料理人”の自分が、天然のとらふぐへの想いを込めて、独断で付けた呼び名で、ジャンボちゃんの規定は、4キロ以上です。

実は、鬢長鮪は、ジャンボちゃんのおまけで、ジャンボちゃんは、定置網で水揚げされたもので、活かしのものでしたが、

仕入先の問屋さんの判断で、

締めてから、送られて来ました。

また、この時季、熊野の定置網で水揚げされる魚で多いのが、

真鯛(まだい)や、

鰤(ぶり)で、ジャンボちゃんは、これらと共に、水揚げされました。

おまけということで、鬢長鮪のお話しは明日以降にし、ひととおりの仕入れを終え、【佳肴 季凛】に戻ったら、

ジャンボちゃんである以上、ツーショットは欠かせず、気分は萌え燃え・・・❤

ジャンボちゃんに限らず、天然であれ、養殖であれ、

とらふぐを卸す場合、

最初にくちばしを切り落とすのですが、ふぐ毒はテトロドトキシンと呼ばれ、その意味は、4枚の歯を持つ魚で、

その通り、このように4つの歯があります。

卸すと、気になるのが、

オスの生殖腺の白子の有無ですが、案の定、

真子と呼ばれる卵巣で、案の定とお話ししたのは、ジャンボちゃんの殆どはメスで、メスが多いのは、とらふぐの場合、オスとメスで成長の速度に違いがあるかです。

また、真子に限らず、食べると痺れてしまうのが、白子以外の内臓で、中でも肝臓は、

「一口なら・・・。」という考えで食し、命を落とした方が多いのは、よく分かります。

卸したジャンボちゃんは、

女将兼愛妻(!?)の真由美さんが水洗いしてくれ、

自分が手直しをし、

洗い終えたら、

拭き上げ、

三枚に卸したら、

晒に包んでおきました。

最後に、

まな板周りや、

床掃除などをし、ランチの営業に備えたのでした。

ところで、第1木曜日ということで、

今日は、月1恒例のローカルFM局の電話インタビューがあり、旬の魚についてお話し、ジャンボちゃんを取り上げました。

先程お話したように、ジャンボちゃんは、標準和名(正式名)ではないのですが、天然とらふぐへの想いを込め、番組内でも、その名を使い、いつも以上に、熱く語ってしまい、過去5年の中で、もっとも充実したコーナーだったような気がします。

ちなみに、4月は、今日のジャンボちゃんのおまけだった鬢長鮪で、これはこれで面白いお話しが出来そうです。

☆★☆ 【コエタス】 ★☆★

当店のお取り寄せ商品などを召し上がった方々が、

【コエタス】というサイトで、投稿して下さっています。ご興味、ご関心がある方は、御覧下さい。

追加のとらふぐの唐揚もジャンボちゃん

通常、ふぐ料理のコースでお出ししている唐揚げは、

天然のとらふぐの頭とかまの部分を、薄口醤油と日本酒で下味を付けてから、片栗粉をまぶし、揚げたものです。

また、使うとらふぐの大きさは、1キロ前後のものが殆どですが、

昨日お出ししたのは、

伊豆・稲取産のジャンボちゃんこと、5,4キロのとらふぐ(天然)のかまとほっぺの部分で、殊更、気に入って下さったようで、「身がたっぷりついた大きめの部分が、食べたい。」と、追加注文をして下さいました。

ちなみに、 ジャンボちゃんとは、“ふぐに魅せられし料理人”の自分が、天然のとらふぐへの想いを込めた呼び名で、4キロ以上が、その規定です。

その下のサイズの2,5キロ以上4キロ未満が、BIGちゃんで、0,6キロ以上2,5キロ未満が並とら、0,5キロ以下のものがチビとらで、“ふぐに魅せられし料理人”の自分が勝手に付けたものであるのは、言うまでもありません。

使った部分は、

ジャンボちゃんのほっぺで、

普段の倍の大きさでした。

加熱することで、旨味が凝縮され、筋肉質の身のホクホク感と歯応えが何とも言えず、一口食せば、言葉を失います。

また、ふぐ料理の中でも、唐揚やふぐちりは、食べるというよりも、しゃぶるというのが正しいかもしれず、箸を使わず、豪快に手掴みで食べた方が、その美味しさを堪能出来ます。

ただ、唐揚よりも、油を使わないふぐちりの方が、純粋に天然とらふぐの美味しさを味わえると思っているので、ふぐちりに軍配を上げざるを得ません。

しかも、ジャンボちゃんとなると、その出汁の旨味は、天然とらふぐそのもので、他の魚には無い味わいがあり、これを食したら、天然とらふぐというよりも、ジャンボちゃんの虜になること、必至です。

これからの時季、全国各地の定置網で水揚げされることも多くなるので、ジャンボちゃんは旬とも言えますが、水揚げ、入荷はその時次第ですので、食す機会に恵まれたら、幸運にして、ふぐが福を連れて来たことになり、機会があれば、その美味しさの虜になって下さい。

昨日と今日のふぐ刺のふぐは、ジャンボちゃんこと超特大のとらふぐ(天然)

昨日は、

この2種類のふぐ刺をお出ししたのですが、

ふぐは、

水曜日に仕入れた5,4キロのジャンボちゃんこと、超特大の天然のとらふぐでした。

御覧のように、皮目が赤っぽいのが、

ジャンボちゃんの特徴で、三枚に卸した後、

身皮と呼ばれる薄い皮を外したら、柵取りし、水分を取り除くため、晒に包んでおきます。

天然のとらふぐの場合、最低でも2日、出来ることなら、3日か4日経たないと、歯応えと旨味のバランスを味わうことが出来ません。

特に、ジャンボちゃんのように大きくなるにつれ、その日数が必要で、昨日よりも今日の方が理想的で、残った分は、

再び、晒に包み、

冷蔵庫へ。

そして、明くる日の今日のジャンボちゃんの刺身は、

LLサイズ、

Lサイズ、

Mサイズの3種類をお出しし、Lサイズではありますが、当店の場合、このサイズがR、つまりレギュラーサイズになります。

これまでに何度もお話ししていますが、大きいからと言って、大味ということは決してなく、それどころか、天然のとらふぐの繊細さを束ねたような味わいで、その味を知ってしまうと、ジャンボちゃんの美味しさに魅了され、自分もその一人です。

ところで、今朝、

ひれ酒にするため、

ジャンボちゃんのひれを、女将兼愛妻(!?)の真由美さんに貼り付けてもらったのですが、隣にあるのは、

金曜日に仕入れたチビとらの尾びれで、

刺身同様、ひれ酒にしても、その味わいに違いがあり、機会があれば、その美味しさを味わって欲しい限りでなりません。

☆★☆ ラジオエフ 『うまいラジオ』に出演中 ★☆★

毎月第一木曜日 昼2時頃から、ローカルFM局ラジオエフの番組『うまいラジオ』で、旬の魚について、店主兼“熱血料理人”の自分が、熱く語ります。

次回は、3月4日(木)の予定です。

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放送エリアは限られますが、お時間のある方は、是非、お聴き下さい。

稲取産のジャンボちゃんと網代(あじろ)産のチビとら

今朝も、沼津魚市場に行って来たのですが、 今日で3日連続で、いつものように、活魚売場に一番最初に向かうと、 職員の一人が、「親方、この間みたいなのがいるよ!」と、

ダンベと呼ばれる魚を運搬する容器を指を差すと、ダンベの中には、

ジャンボちゃんこと超特大サイズのとらふぐが泳いでおり、この間みたいなのとは、一昨日仕入れた稲取産のジャンボちゃんのことで、詳しいことは、こちらをお読み下さい。

「実は、山下丸の親父さんから、Facebookのメッセージで、『 今日もジャンボか?ビック?1尾居りました。笑』って送られてきたから、知っていたよ。」と応えると、「いやはや、情報が速いね~。」と言いながら、

秤にかけたら、生簀に入れ、御覧のように、ジャンボちゃんの目方は、4,3キロで、他の生簀を覗くと、

網代産のチビとらが1本いました。

ちなみに、 ジャンボちゃんとは、“ふぐに魅せられし料理人”の自分が、天然のとらふぐへの想いを込めた呼び名で、4キロ以上がジャンボちゃんの規定で、その下のサイズの2,5キロ以上4キロ未満が、BIGちゃんで、0,6キロ以上2,5キロ未満が並とら、0,5キロ以下のものがチビとらで、これらも、自分が勝手に付けたものです。

ジャンボちゃんとチビとらを仕入れるため、仲買人と作戦を立て、活魚売場を離れ、荷造り場と呼ばれ、注文したり、仕入れたものが届けられる場所に行くと、

静岡・由比(ゆい)産のさばふぐが、

ありました。

その後、色々と仕入れ、セリの時間となり、

3密を避け、ソーシャルディスタンスを保ちながら、緊張して眺めていると、一昨日同様、同じ値が付き、ジャンケンとなり、こちらがパー、相手がチョキとなれば、万事休す。

それでも、

ちびトラをGETし、最悪の状況だけは避けることが出来、少しだけ萌え燃え・・・❤

【佳肴 季凛】に戻ったら、仕込みを始め、さばふぐを卸す前に、

チビとらの目方を量ると、

350グラムで、

さばふぐは頭の付根に包丁を入れ、ひれを切り落としたら、ぐむ剥(む)きと呼ばれる方法で、身だけにするのですが、この役目は、

女将兼愛妻(!?)の真由美さんで、身だけにしたら、

水洗いしてくれ、自分が手直しをし、

洗い上げたら、

拭き上げ、

チビとらとさばふぐの仕込みが終わり、

まな板周りや、

床の掃除をし、ランチの営業に備え、ランチの営業時間の合間を見ながら、

一昨日のジャンボちゃんと今朝のチビとらの皮の掃除をしたのですが、

5,4キロと0,3キロの違いは、

一目瞭然で、まさに当社比!

その後、

包丁で棘を取ると、

背の黒い方は、

それほど広がらないのに対し、お腹の白い方は、

このように広がり、広がるのは、ふぐには、肋骨がなく、お腹を膨らませることが出来るからで、倍ぐらいになります。

また、尾びれを比べると、

やはり大きな差があり、チビとらの場合、背、腹、胸のひれは小さいので、処分しました。

今思うと、ジャンボちゃんとチビとらの実物を比べられなかったのは残念で、リベンジ出来る日が来ることを期待することにします。

東伊豆・稲取産のジャンボちゃんこと、超特大の天然とらふぐ

仕入れるものがあろうとなかろうと、沼津魚市場に着き、一番最初に向かうのが、

活魚売場です。

今朝は、東伊豆・稲取の定置網漁で水揚げされた魚の仕分けをしており、近づいていくと、職員が、「親方、いいとこに来た!」と、声を掛けてくれ、

ジャンボちゃんこと、超特大の天然とらふぐを秤にかけるところで、

生簀に入れると、

目方(5,4)と水揚げした船(山下丸)の名前が書かれた札が貼られており、山下丸という漁船は、東伊豆の稲取や河津で操業している漁業会社です。

なお、 今朝、沼津魚市場に入荷した活魚については、山下丸のFacebookページに投稿されており、動画を見ると、ジャンボちゃんと思しき魚体が、20秒ぐらい経過した辺りで、見ることが出来ます。

また、山下丸が水揚げする魚を何度も見ていますが、ジャンボちゃんに限らず、とらふぐ自体の水揚げがごく稀で、同じく相模湾に面している熱海・網代(あじろ)の定置網漁では、時々とらふぐが水揚げされており、自然界とは一筋縄ではいかないことが、よく分かります。

ところで、ジャンボちゃんとは、“ふぐに魅せられし料理人”の自分が、天然のとらふぐへの想いを込めた呼び名で、4キロ以上が、ジャンボちゃんの規定です。

その下のサイズの2,5キロ以上4キロ未満が、BIGちゃんで、0,6キロ以上2,5キロ未満が並とら、0,5キロ以下のものがチビとらで、これらも、自分が勝手に付けたものであるのは、言うまでもありません。

仲買人と作戦を立てている時点で、体内のアドレナリンが沸々しながら、別の売場に行くと、

ふぐはふぐでも、

三重県産のさばふぐが入荷しており、お弁当や会席料理の揚物用に、仕入れることにしたのですが、自分にとってのふぐは天然のとらふぐなので、さばふぐは魚でしかありません。

そうこうしていると、セリの時間となり、

ソーシャル・ディスタンスを保ち、眺めていると、競り合った仲買人とのジャンケンになるも、

ジャンケンに勝ち、ジャンボちゃんGET!

その様子を、

友人が撮ってくれ、アドレナリンは一気に体内を駆け巡り、お決まりの萌え燃え・・・♥

嬉々としながら、

ブクブクをセットした発泡スチロールに入れ、持ち帰ることにしました。

『佳肴 季凛』に戻ったら、

すぐに締め、

血抜きのため、海水に浸け、仕込みを始め、普段の段取りを終えたら、

さばふぐの下処理をし、さばふぐのような小さいふぐは、背びれと尻びれを切り落としたら、頭の付根に包丁を入れ、頭ごと皮を剥(は)ぐ、ぐる剥(む)きとという方法で、卸します。

さばふぐの下処理を終えたら、

真打ちと共に、改めて萌え燃え・・・♥

最初に、

くちばしを切り落したら、

ここからは、 萌えモードから燃えモードにシフト。

これだけのサイズゆえ、白子の有無が気になる方も多いでしょうが、

安の定、

真子と呼ばれる卵巣を持つメスで、案の定とお話ししたのは、ジャンボちゃんの殆どがメスで、ジャンボちゃんが女系なのは、オスとメスの成長の早さに違いによるものです。

卵巣同様、猛毒なのが、

肝臓(肝)で、これを見たら、食べたくなってしまうのも、容易に想像出来ます。

ジャンボちゃんを卸している隣では、

女将兼愛妻(!?)の真由美さんが、

さばふぐの下処理の続きを終えたら、

ジャンボちゃんとさばふぐの水洗いを始め、

自分が手直しをし、

洗い上げたら、

ジャンボちゃん、

さばふぐ共に拭き上げ、下拵えが終わりました。

ジャンボちゃんのように大きいと、大味だと思われがちですが、そのようなことは一切なく、むしろ、天然のとらふぐの繊細さを束ねたような味わいで、一度でも、この味を堪能したら、その美味しさの虜になってしまいますし、この経験ゆえに、自分は、天然のとらふぐの美味しさに魅了されてしまったのです。

しかも、その美味しさを味わうなら、ふぐちりしかなく、結果として、自分の好きな食べ物の御三家の一つになってしまいました。

ちなみに、残りの二つは、鰹の刺身と海老フライで、当ブログでも、時々お話ししています。

天然のとらふぐのシーズンは、秋のお彼岸から春のお彼岸と言われていますが、なかんずくジャンボちゃんに限っては、立春前からゴールデンウィーク辺りまです。

ただ、天然素材ゆえ、いつでも水揚げがあるものではないので、御予約されても、100%のお約束は出来ませんが、ジャンボちゃんを食す機会があれば、是非とも、その美味しさを堪能し、天然とらふぐの美味しさに魅了される方が多いことを願ってやみません。

★☆★ 通販サイト『そのまんま通販』 ☆★☆
当店のお取り寄せの商品は、お電話、SNSなどの直接のご注文だけでなく、

そのまんま通販

【そのまんま通販】の当店のページからのご注文も可能です。ご不明な点などがございましたら、お気軽にお問い合わせ下さい。


休日出勤は、野菜、西京漬、ひれ酒用のひれ

親方無しにして、子分無しの独り仕事ゆえ、今日のような定休日でも、何らかの仕込みや準備をしなくてはなりません。

とは言え、時間の制約が無いのが何よりで、最初に、

先付の南京豆腐(南瓜の豆腐)を仕込んだら、

米を研ぎました。

その後、

当店のコース料理の定番のサラダ素麺の野菜と、

刺身用の妻の仕込みをし、サラダ素麺の野菜は、長葱、茗荷(みょうが)、ピーマン(赤、緑)、パプリカ(黄)、人参、アーリーレッド、紫キャベツが入っており、妻には、大根、人参、胡瓜、アーリーレッドが入っています。

これらを冷蔵庫にしまい、

夕べから脱水シートに挟んでおいた鯖(さば)を入れ違いで出したら、

お手製の西京味噌と友に、真空パックし、冷蔵庫へ。

その後、銀鱈、サーモン、鯖を、

ギフト用の『西京漬』に箱詰めし、

その間に、

ひれ酒用のとらふぐ(天然)のひれを炙っておきました。

『西京漬』を冷凍庫へしまい、

包丁を砥ぎ、

洗い物をし、

休日出勤が終わりました。

実録・ふぐ料理の“凛”

当店のお品書きを開くと、

コース料理のページに、

ふぐ料理のコースが、3種類載っていますが、ふぐ料理については、こちらをお読み下さい。

3種類あるコースのうち、もっとも御用意する機会が多いのが、“凛”(おひとり 10,000円)のコースで、内容は、先付(2種)、ふぐ刺、唐揚、ふぐちり、雑炊、デザートとなっており、今回のお話しは、ふぐ料理の“凛”についてで、今日のふぐ料理を基にしています。

2種類の先付は、

南京豆腐(南瓜の豆腐)と、

ローストビーフで、

ドレッシング

かかっているのは、当店のオリジナルドレッシングの『野菜缶溢れるドレッシング』です。

また、牛肉は、和牛もしくは交雑牛のいずれかで、その時の仕入れによって異なり、今日は、

ここからが、ふぐ料理となり、ふぐは天然のとらふぐのみで、産地は、静岡・舞阪、三重・安乗(あのり)、同じく熊野などと、牛肉同様、その時の仕入れにより、様々です。

先ず、

ふぐ刺で、産地は三重県安乗で、ふぐ刺に限らず、ふぐ料理に欠かせないのが、

『ぽん酢』で、

ネットでご購入いただけるセットもご用意いたしました。

ふぐ料理に合うように、自分が仕込んだもので、複数の柑橘類を使い、味に深みを持たせるため、天然のとらふぐを使っています。

刺身の次が、

唐揚は、日本酒と薄口醤油を同割にしたものに、10分程度漬け込んでから揚げ、唐揚のとらふぐ(天然)は、静岡・舞阪産で、舞阪産は遠州灘産とも呼ばれています。

そして、ふぐちりですが、

ふぐちりは、厨房で温めてから、

お出ししており、具材は、白菜、長葱、水菜、山茶茸(やまちゃだけ)、くずきり、豆腐で、山茶茸はえのきの近縁種で、えのきを使うことが多いのですが、今日は、こちらにしました。

また、ふぐちりの出汁、昆布、干し椎茸の足で取ったもので、そこに、塩、日本酒、薄口醤油を少し加え、『ぽん酢』をつけだれとして、召し上がって頂きます。

雑炊用に出汁を飲み干してしまわぬように、お出しした時に、お伝えてしておき、ふぐちりを召し上がったら、土鍋を下げ、

雑炊を仕立てるのですが、作っている間に、

お新香と取皿をお出しします。

お新香は、浅漬(キャベツ、人参、大葉)、糠漬(大根、胡瓜、人参)、キムチで、キムチを添えてあるのは、雑炊に加えることで、いわゆる味変を楽しむことが出来ます。

最後に、

デザートで、 時季、仕込みによって異なりますが、 今日のデザートは、シャインマスカットのアイスでした。

ふぐ料理の“凛”は、このような感じですが、白子料理は別途となっているだけでなく、刺身の増量なども可能です。

ただ、追加注文となりますと、割高になってしまうので、御予約の際に、ご要望などをお申し付け下されば、可能な限り、対応させて頂きますので、お気軽にお問い合わせ下さい。

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毎月第一木曜日 昼2時頃から、ローカルFM局ラジオエフの番組『うまいラジオ』で、旬の魚について、店主兼“熱血料理人”の自分が、熱く語ります。

次回は、3月4日(木)の予定です。

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すっぽん鍋がメインにして、二種類の刺身と焼物入りの『特別会席』

『特別会席』(おひとり 9,500円~)というコース料理は、お客様のご要望に応じて、献立を立てており、『特別会席』については、これまでに色々とお話ししているので、こちらをお読み下さい。

そんな今日、『特別会席』の御予約を頂いたので、今日のお話しは、ブログ版の献立です。

御席に着き、乾杯をされたら、料理をお出しすることにし、先付は、

南京豆腐(南瓜の豆腐)でした。

冷たいものをお出ししたら、温かいものをお出し、温かいものをお出ししたら、冷たいものをお出しすることで、料理の減り張りがつくと考えているので、先付の次は、

殆どの場合、温かい料理として、揚物をお出ししており、『特別会席』ということで、天然のとらふぐの唐揚げです。

また、乾杯の飲物がビール、最近ではハイボールのように、濃厚な味わいのものが合うので、かなり前から、このような出し方をしています。

揚物の次が、

ふぐ刺で、ふぐは唐揚げ同様、天然のとらふぐで、どちらも、三重県安乗(あのり)産でした。

今度の温かい料理は、

国産牛のサーロインのたまり焼で、

焼肉用の焜炉(こんろ)で焼いてあり、リンク先は和牛ですが、このような仕立て方です。

冷温の繰り返しは続き、今度の冷たい料理は、ふぐ刺の次ゆえ、その2の刺身で、

葉血引(はちびき)、蛸(たこ)、小肌(こはだ)、湯葉の四種盛りで、葉血引は西伊豆産、蛸は神奈川・佐島産、小肌は佐賀産です。

そして、刺身(その2))の次にお出ししたのが、今日のコースのメインとも言うべき料理が、

すっぽん鍋で、日本料理では、メインディッシュという考え方は本来ないのですが、御席にしばらくの間ある以上、メインというのもありなのかもしれません。

すっぽん鍋と時を同じくらいにお出ししたのが、

国産牛のたまり焼に次ぐ、その2の焼物で、銀鱈の西京焼で、当店のお取り寄せ商品『西京漬』の定番でもあります。

後は、〆のすっぽん雑炊を待つばかりに等しく、すっぽん鍋を召し上がり、土鍋をお下げしたら、雑炊の準備をはじめ、取皿とお新香と共に、

酢の物のすわい蟹をお出しし、

掛かっているのは、当店謹製のオリジナルの『野菜感溢れるドレッシング』で、

程なくお出ししたのが、〆のすっぽん雑炊でした。

そして、デザートのシャインマスカットのアイスが大トリで、

今夜の『特別会席』の全ての料理が終わったのですが、冒頭でもお話ししたように、『特別会席』はお客様次第で、如何様にも仕立てることも可能で、当店の料理の全てについても然りですので、お気軽にお問い合わせ下さい。

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