お祝い用のお弁当&追加料理(伊勢海老の黄金焼編)
Vol.3983
いらっしゃいませ
基本に据えた
“身体に優しい美味しい日本料理”
を信条とし
天然のとらふぐ、西京漬(西京焼)を
こよなく愛す
【佳肴 季凛】の店主兼熱血料理人の
志村弘信に
今日(4月5日)も

お付き合い下さい。
4日連続のお祝の
お弁当シリーズの最終回が
今日のお話しです。
「今日は

例のお弁当の追加料理の
伊勢海老の焼物でしょ?」
「そうだよ。
正確には
伊勢海老の黄金焼(こがねやき)」
「黄金焼って・・・?」
「話していくうちに
説明してあげるよ。
長くなりそうなんだけど
どこから話そうかと・・・。」
「仕入れから話せば
いいんじゃね?」
「そうだけど
他人事だから
簡単に言うねぇ~。」
「書くのは親方だしね。」
「はいはい。
じゃあ、市場からの仕入れから
始めるよ。」
「はぁ~い。」
伊勢海老は

沼津魚市場にある問屋で

仕入れました。
こちらの問屋は

伊勢海老、鮑(あわび)
栄螺(さざえ)専門の問屋です。
活きた伊勢海老を使うので

活きたまま

仕入れて来ました。
「早く開けてよ、親方。
見たい見たい!」
「ほら

どう?」
「わぁ~。

活きてる活きてる
」
「伊勢海老を割るから
離れていてね。」
「はぁ~い」
伊勢海老を半分に包丁したら

オーブン用の天板(てんばん)に乗せます。
「普段、お店で出す時は

このまま焼いて
最後に醤油をかけて
出しているよね。」
「そうそう。お弁当は
そういうわけにはいかないからね。」
半分に割ったら

背わたを取り除きます。
先程の伊勢海老は

220度のオーブンで
10分ほど焼きます。
低温だと
スカスカになってしまうので
高温で
一気に焼かなくてはなりません。
これからの時季
バーべキューをする方も多いでしょうが
海老、烏賊(いか)、貝類を
美味しく焼くためのマストですので
参考にしてもらえると
幸いです。
焼き上がった伊勢海老は

殻から身を

外します。
この時、味噌の部分も
一緒です。
半分ずつに分けたら

玉子の素(もと)を合わせます。はそのままですが
は赤い色を

つけてあります。
玉子の素とは
味を付けていない
マヨネーズのことで
日本料理では
練り物を仕込む時に
使う“つなぎ”です。
もっとも、練り物とは
あまり言わずに
しんじょうと呼んでいます。玉子の素の作り方は
以下の通りです。
◆材料
卵の黄身1個
サラダ油50cc
つなぎとして使う時は
このままですが
今回の場合
味付けをします。
◆作り方
①卵を割る

②黄身と

白身に分ける

※今回は白身は不要
③黄身を混ぜる

④油を加える

※分離しないように
最初は少しずつ
油を加えていきます。
⑤塩を加える

とりあえず、これ出来上がりです。
これだけでは
味が乏しいだけでなく
仕上がりの見た目もつまらないので
先程の写真のように
2種類の玉子の素を作るため
半分に分けておきます。
【その1 ノーマル】
薄口醤油

日本酒

西京味噌を

合わせたもの。
【その2 赤】
パプリカ

トマトケチャップを

合わせたもの。
殻から外した伊勢海老の身と
玉子の素を合わせたら

殻に戻し
オーブンで

160度で10分

焼きます。
分かりやすくするため
ビフォーアフター画像で
確認して下さい。
◆黄

↓↓↓↓↓

◆赤

↓↓↓↓↓

「こうやってみると

よ~く分かるね。」と
ふぐとらちゃん。
ホイルを敷いた折に

丸めたホイルを置き

下身から

盛付けていきます。
この時

色は関係ありません。
ちなみに、下身とは
頭の左にした時に
下側になる身のことです。
素揚げした獅子唐(ししとう)を

盛付け

金と銀の飾りをあしらえば
出来上がりです。
「やっと、出来たね。

それでさぁ
黄金焼の意味っていうか
由来は?」
「そうだったね。」
「忘れてた?」
「これだけ長い説明をしたからねぇ。」
「あと少しだから
頑張って!」
「玉子の素を使うから
素焼(もとやき)って言うんだけど
これじゃ、芸も面白味もないでしょ?」
「うん。」
「黄身を焼くと
鮮やかな黄色になるから
黄金焼。」
「へぇ~、単純だね。」
「料理なんて
そんなものだよ。
ただね、呼び方を変えるだけでも
お祝向けの料理名にもなるのは
いいことだと思うよ。」
「そうだね。」
「卵を使った焼物に
菜種焼(なたねやき)もあるよ。」
「春っぽいね。」
「菜種焼は
卵の黄身を炒り玉子にして
そこに、茹でて刻んだ青菜を
合わせたものを
塗って焼き上げたもので
黄身が菜種=菜の花で
青菜が葉っぱに見立ててものだよ。」
「へぇ~。
もう一つ、いい?」
「え゛っ、まだあるの?」
「卵と玉子が出て来たけど
何か意味あるの?」
「あるよ。
卵は、生き物の卵のことで
もろに“たまご”だから
素材を意味しているよ。
玉子は、料理されたものだから
玉子焼だし、玉子丼なわけ。
色んな説はあるみたいだけどね。」
「へぇ~、料理に関する言葉って
面白いね。
また、教えてよ。
っていうか
気になることがあるからさぁ。」
「今日は、もう閉店だよ。」
「分かってるいるよ♬
僕達も4日連続で
登場したからね。」
「そうだね。」
伊勢海老の黄金焼は
蓋をしたら

帯紙を巻き

お弁当の上に乗せ

ローストビーフも一緒にし

風呂敷に包んだら

「ようやく出来上がったね。
ブログも書き応えもあったようだし
僕達も4回連続で登場したし
どうもお疲れ様でした♬」
「そうだね、お疲れさん。」
今回のお弁当に限らず
料理に関しては
ご要望に応じて
可能な限り対応させて頂いております。
詳細については
お気軽にお問い合わせ下さい。
「それじゃ

また、明日」 by ミニふぐ
2023.4.5|お持ち帰り(テイクアウト) お弁当 |permalink|コメントはまだありません
お祝い用のお弁当&追加料理(ローストビーフ編)
Vol.3982
いらっしゃいませ
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“身体に優しい美味しい日本料理”
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【佳肴 季凛】の店主兼熱血料理人の
志村弘信に
今日(4月4日)も

お付き合い下さい。
今日は、お祝用のお弁当シリーズの
第3弾のローストビーフについて
お話しします。
お祝のお弁当の追加料理として
用意したのが

ローストビーフで
牛肉は国産牛のもも肉です。
ローストビーフ自体は
予め仕込んでおいたので

当日は包丁するだけでした。
ローストビーフを見た
ふぐとらちゃんが

「そう言えば
ローストビーフの作り方って
ブログにあった?」
「無いはず。
今度書かないと・・・。」
「楽しみにしているよ。」
(自分で宿題を
作ってしまった・・・。)
と、心の声。
仕込んだものを
包丁するだけとは言っても
あしらい(付け合わせ)の野菜は
その日に用意しなくてはなりません。
その野菜はの通りです。
◆ キャベツ、万能ねぎ(根元)

◆ 玉ねぎ、えのき、人参

◆万能ねぎ(葉)

このように分けてあるのは
火の通り具合が違うからです。
沸騰したお湯に
塩を少し入れたら

玉ねぎチーム

キャベツチーム

万能ねぎを入れ
火が通ったら

ざるに上げ
冷蔵庫の風を当てて
冷ましておきます。
十分に冷め
水気を絞ったら

容器に盛付け

レタスを乗せ

包丁しながら
盛付けていきます。の時点では
色が悪く見えますが
時間が経つと

鮮やかな赤い色となり
まさに牛肉
容器に入っているのは

オリジナルの【野菜感溢れるドレッシング】です。
盛付け終えたら

蓋をすると
「このままなの?」

と、ふぐとらちゃん。
「火は入っているけど
色変わりをしないように

保冷剤を乗せて

一つにしたんだよ。」
「そういう風に

なっていたんだね。」
「ローストビーフの持ち帰りは
何度も用意しているけど
こういう形のは
初めてだったよ。」
「そうなんだぁ。
あとは

伊勢海老の話だけだね。」
「そうだよ。」
「明日を楽しみにしているね。」
「はいよ~。」と
軽い返事をしたものの
かなりの長丁場なので
2回に分ける可能性ありです。
☆★☆ 【コエタス】 ★☆★
当店のお取り寄せや
通販の商品などを
召し上がった方々が

投稿して下さっています。
ご興味、ご関心がある方は
是非、御覧下さい。
2023.4.4|お持ち帰り(テイクアウト) お弁当 |permalink|コメントはまだありません
お祝い用のお弁当&追加料理(お弁当編)
Vol.3981
いらっしゃいませ
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“身体に優しい美味しい日本料理”
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【佳肴 季凛】の店主兼熱血料理人の
志村弘信に
今日(4月3日)も

お付き合い下さい。
今日は、お祝用のお弁当シリーズの
第2弾のお弁当について
お話しさせて頂きます。
昨日ご用意したお弁当が

こちらです。
お弁当を見たふぐとらちゃんが

「いつものと
かなり違うよね。」
「そうだよ。分かる?」
「御飯、焼物かなぁ?」
「半分は合っているね。

いつものお弁当と比べてみよう!」
「これはこれで、んまそう。」
「じゃあ

最初は、筍御飯。」
「筍御飯って
どうやって作るの?」
「そこから始める?」
「これからの時季
筍をもらったりするから
試しに作ってみたいから
教えてよ。」
「はいはい♬」
「わぁ~い!」
「筍の下拵えのやり方は
知っているでしょ。」
「知っているよ。」
「やるじゃん!」
「この時季は
下茹でした筍をもらうことが多いから
そこはパスしてOKだよ。」
「下茹でした筍を
御飯用に包丁して
もう一度茹でてから
前もって薄めの味で
煮含めておくんだよ。」
「どうして、そんな風に?」
「じゃないと
筍に味が入らないじゃん。」
「そうなんだぁ。」
「その時

筍は

油揚げとは別々にして
煮ておくんだよ。」
「どうして?」
「まぁ、慌てなさんな。」
「うんうん。」
「筍も

油揚げも

出汁と分けて

しっかり絞ってから

その出汁で

米を炊くんだよ。」
「しっかり水気をとるため
分けておくってこと?」
「そうだよ。」
「で、筍と油揚げは?」
「慌てない、慌てない。

沸き始めて
しばらくしたら
筍と油揚げを入れたら
あとは待つだけ。」
「待ち遠しいな・・・♬」
「そうすると

出来上がり!」
「わぁ~。」
「蒸らしたら

出来上がり!」
「具材と煮汁を別々にするなんて
初耳学だよ!」
「炊込御飯は
こうして炊くのが
基本だよ。」
「お米と一緒に、具と水を入れて
適当に味見して、炊けば
出来るもんだと思っていたよ。」
「炊けるのは確かだけど
お金をもらう以上
手を掛けなくちゃならないじゃん。」
「そうだよね。
見ているだけでも
んまそうだもん。」
「で、筍御飯の作り方は
いいかい?」
「うん。今度やってみようっと。
出来たら、味見してね。」
「はいよ~。」
御飯の隣にあるのが

鰆(さわら)の西京焼です。
いつもより大きめのサイズで

串を抜き

焼き上がると
ふぐとらちゃんが

「数がちょうどじゃん。
いつもは余分に焼くのに
どうして・・・?」
「まぁ

失敗しないので。」
「・・・・・。」
煮物は

人参、ごぼう、椎茸
さつま揚げ、モロッコ隠元(いんげん)で
いつもと変わらず。
揚物は

さばふぐの唐揚げ
鯵(あじ)のしんびき揚げで
しし唐ではなく大葉なのは

伊勢海老の菜種(なたね)焼に
しし唐を使ったからです。
口取(くちとり)は

玉子焼、蒟蒻(こんにゃく)
つくね、海老の酒煮でした。
実は、こんにゃくは使う予定はなく
空いたスペースが出来た場合の
予備的な食材でしたが
結果的に、その仕込みが
功を奏した次第です。
仕上がったら

蓋をし
紅白の紐をかけ

箸とおしぼりを挟み
仕上がりました。
今日は、お弁当編ですので
ここまでにし
明日は第3弾になります。
「明日は、ローストビーフだって。

じゃ、また」
2023.4.3|お持ち帰り(テイクアウト) お弁当 |permalink|コメントはまだありません
お祝い用のお弁当&追加料理(当日編)
Vol.3980
いらっしゃいませ
基本に据えた
“身体に優しい美味しい日本料理”
を信条とし
天然のとらふぐ、西京漬(西京焼)を
こよなく愛す
【佳肴 季凛】の店主兼熱血料理人の
志村弘信に
今日(4月2日)も

お付き合い下さい。
今日のお話しは
お祝用のお弁当についてです。
なお、普段ご用意しているお弁当とは
別ものであるだけでなく
追加料理もあるので
今日を含、4回に分けて
お話しします。
今朝、

沼津魚市場に着き
向かった先は

伊勢海老(いせえび)、鮑(あわび)
栄螺(さざえ)専門の問屋でした。
こちらの身内でも
回し者でもありませんが
一般小売もするとのことですので
何かに機会にご利用下さい。(笑)
既に

伊勢海老(西伊豆産)が

用意されていました。
御覧のように
8本(1,37キロ)です。
なので、1本の目方が
150~160グラムになります。
伊勢海老を仕入れたのは
お弁当に使うためで
今朝の仕入れは
この伊勢海老だけでした。
とは言え
魚市場に来た以上
構内を素通り出来ません。
売場は

どこそこ

大漁

大漁。
ブルーシートが敷かれた売場は

マグロ類の水揚げ前で

岸壁には

13隻の漁船。
下田などの地元の漁船だけでなく
和歌山などの船もありました。
気に入った魚があったものの
今日のボスキャラは
お弁当ですので
見て見ぬ振りをして
魚市場から撤収。
【佳肴 季凛】に戻ると

ふぐとらちゃんがやって来ました。
「おはよう、親方」
「おはよう」
「伊勢海老、見せてくれる?」
「はいよ。

驚かすと
跳ねたりするから、静かにね。」
「おぉ~、活きてる活きてる

伊勢海老は、何にするの?」
「焼物だよ。」
「活きているのを
焼いちゃうの!?
贅沢過ぎる~。」
「久々に作る料理だから
かなり緊張しているよ。」
「マジで!?」
「お弁当の後に
法事の予約もあるから
今日はハードだよ。
だから、下がっていてね。」
「はぁ~い♪
頑張ってね。」
そんな今日のお弁当と
追加料理は以下の通りです。
◆お弁当

◆伊勢海老の黄金焼

◆ローストビーフ

お弁当の盛付をしてくれたのは

いつものように
女将兼愛妻(!?)の
真由美さんでした。
ただ、伊勢海老の菜種焼
ローストビーフは
自分が全て仕立てたので
いつも以上の労。
伊勢海老に至っては
久々に作った料理ですので
緊張感は、いつもの2倍どころか
2乗のレベルでした。
お祝のお弁当ということで

紅白の紐とかけたり
伊勢海老には

赤と金の帯紙を巻きました。
ローストビーフは保冷剤を乗せるため

プラスチックの容器でした。
これらを

風呂敷で包むと

「豪華なお弁当だね~。
いいなぁ。
今度、お願いしようかなっ♪」
「熱烈歓迎」
この後

ホール席だけでなく

個室に
法事の御席を用意し
お昼の営業開始です。
とは言え
ご予約のみの営業で

お断りしてしまったお客様には

改めて、この場を借りて
お詫びさせて頂きます。
法事のお客様が

お帰りになった後は
今日3度目のバタバタ状態が
やって来ました。
片付が終わり
夕席の準備まで済んだら
しばし休憩。
冒頭でもお話ししたように
今日のお弁当や
追加料理については
明日以降
お話しさせて頂きます。
「手始めに明日は、お弁当だね。

そんじゃ、また」
2023.4.2|お持ち帰り(テイクアウト) お弁当 |permalink|コメントはまだありません
テイクアウトの真鰯(まいわし)と牡蛎(かき)の天重
Vol.3949
いらっしゃいませ
マクロビオティック(玄米菜食)を
基本に据えた
“身体に優しい美味しい日本料理”
を信条とし
天然のとらふぐ、西京漬(西京焼)を
こよなく愛す
【佳肴 季凛】の店主兼熱血料理人の
志村弘信です。
今日(3月2日)も

お付き合い下さいませ。
今日の昼ごはんは

鯖(さば)の醤油干しを
おかずにしました。
鯖をおかずにする時は


仕込むついでの時が、殆どです。
鯖の醤油干しを見ると

ミニふぐ達が
「んまそうじゃん!」
「脂も乗り乗りで
馬じゃなかった、ウマウマ♬」
「そう言えばさぁ

昨日のいわしの塩焼も
んまそうだったけど・・・。」
「これも、ウマウマ♬
鰯を仕入れると
よくやるんだよ。」
「昨日、そう言ってたよね。
昨日って言えば
昨日のテイクアウトの天重も

んまそうだったなぁ~。」
「あっ

これね。」
「そうそう。」
「常連さんからの注文だったから

替えたんだよ。」
「1個でも?」
「前もっての注文だから天重や天

1個からでも
注文を受けているんだよ。」
「それなら
今度頼もうかなぁ。」
「熱烈歓迎で
お待ちしています♬。」
「普通の天重と
鶏肉の照焼重のことは
さっき読んだから
今日の天重のことを話してよ。」
「はいよ~。」
真鰯も

牡蛎も

沼津魚市場で

仕入れて来たものです。
牡蛎は

打粉をする前に

熱湯にくぐらせて
拭いてあります。
熱湯にくぐらすのは
汚れを落とすのと
粉をつけやすくするためです。
これら以外の天種は

玉ねぎ

パプリカ

大葉で
合計、5種7個になります。
ちなみに、通常の天重は
海老②、鯵(あじ)、玉ねぎ
かぼちゃ、パプリカ、しし唐の
6種7個です。
天種に

打粉をし

衣をつけて揚げると

「これだけでも
んまそうじゃね?」
「イエ~ス!」
容器に

白御飯をよそり

丼つゆを軽くかけたら

丼つゆにくぐらせた天ぷらを
盛付けたら

出来上がりです。
そんな昨日の夕飯は
天重つながりで

天ぷらの盛り合わせでした。
天種は

真鰯

牡蛎

ピーマン

玉ねぎ

さつま芋です。
「親方

ずぅ~っりよ~これ!
だけど、だけど

♬これ絶対うまいやつ
これ絶対うまいやつ
新鮮ないわし
新鮮なかき
家族も喜ぶの~♬」
「まぁまあ
役得ってことで・・・。」
「今度は呼んでね。」
「はいよ~。」
先程お話ししたように
今日の天重は
常連さんからのご注文でしたので
このように替えたのですが
初めてのお客様でも
可能な限り対応させて頂きますので
お気軽にお申し付け下さい。
「明日はバスが来るんだって。

そんじゃまた」 by ふぐとらちゃん
☆★☆ 【コエタス】 ★☆★
当店のお取り寄せや
通販の商品などを
召し上がった方々が

投稿して下さっています。
ご興味、ご関心がある方は
是非、御覧下さい。
2023.3.2|西京漬 お持ち帰り(テイクアウト) 賄(まかな)い 鰯の丸煮 |permalink|コメントはまだありません
お持ち帰り料理の後に、新年のバスツアーの仕込み
Vol.3888
マクロビオティック(玄米菜食)
をベースにした
“身体に優しい、美味しい日本料理”を
信条とする『佳肴 季凛』店主兼
熱血料理人の志村弘信です。
大晦日の今日は
お持ち帰りの

盛り込み料理“言祝(ことほ)ぎ”と

“ふくはうち”を

御用意しました。
お渡しする準備をしていると
ミニふぐ達がやって来て

「お疲れ様、親方♬」
「ちかれた・・・。」
「片付けをしたら
今年の仕事もおしまいでしょ?」
「そうしたいんだけど
明後日(2日)のバスの予約の
仕込みがあるから
まだまだだよ。」
「えっ~。そうなの?
猫の手じゃないけど
ふぐのひれで良ければ
貸すけど・・・。」
「はぁ(*´Д`)~。
疲れが.com」
「こりゃ、マジで疲れているわ。
早く終われるよう
頑張ってね。」
「はいよ~。」
ちなみに、新年のバスツアーは
今年の正月同様

“ ロイヤル・グランステージ” です。
その頃、 女将兼愛妻(!?)の真由美さんが

フライヤーの掃除をしてくれており
掃除を終えたら

鰯つみれ錦糸蒸しの仕込みを始め

このように仕上がりました。
仕込まなかった分は

真空パックして、冷凍庫へ。
同時に

お新香も真空パック。
これら以外にも
仕込みをしたかったのですが
限界の危険水域に入ったので
明日の元旦に延期することに。
というわけで
今年はこれにて打ち止め也。
明日からの2023年も
宜しくお願いします。
そして、良い歳神様を
お迎え下さいませ。
2022.12.31|お持ち帰り(テイクアウト) バスツアー ふぐ |permalink|コメントはまだありません
朝一番で、お持ち帰り(テイクアウト)のふぐ刺&鱧(はも)しゃぶ
Vol.3790
“身体に優しい、美味しい日本料理”を、
信条とする『佳肴 季凛』店主兼
熱血料理人の志村弘信です。
今日は、

昼ふぐの御席があり、

福島県産のとらふぐ(天然)で、
仕立てました。
すると、ミニふぐ達が、

「美味しそうだね、親方♬」
「勿の論!天然のとらふぐだからね。
刺身もいいけど、ふぐ料理は、
ちりに限るね!」
「ちりって、
南米の

細長い国の?」
「それは、チリ。」
「やってみたかったんだ、これ。
ふぐの鍋料理のことだよね。」
「そうだけど、
まぁ、よく浮かんだね。」
「そう?ところで、今朝は、
早くから仕事を始めなかった?」
「4時半過ぎだよ。」
「えっ!?」
「だから、

君達は、

ZZZ・・・。」
「物音はしたけど、
そのまま寝てたよ。
何をやっていたの?」
「お持ち帰りのふぐ刺と
鱧しゃぶを用意していたんだよ。」
「そんなに早く!?
ってことは、取りに見えたのも、
早かったの?」
「そう、6時だよ。」
「はっ!?」
「これから、話してあげるよ。」
「はぁ~い。」
器に、

ふぐ刺を引きながら、

盛付けていき、
ふぐは、今日の昼ふぐの御席同様、
天然のとらふぐ(福島産)です。
器は、持ち帰り用なので、
プラスチック製で、
蓋とセットになっており、
処理方法に関しては、
各自治体の指示に
従って下さい。(笑)
引き終えたら、

ふぐ皮と、

葱(ねぎ)をあしらうと、

このように仕上がりました。
持ち帰り用ですので、実際には、

葱をラップに包んだ状態で、
分量は、二人前です。
蓋をし、

もみじ卸しと葱、ぽん酢も用意し、
出来上がりです。
鱧(はも)しゃぶは、

容器に水菜を盛付け、
鱧しゃぶ用の出汁も、

用意しました。
鱧しゃぶの野菜が、
水菜だけなのは、お客様の方で、
松茸を御用意されたからです。
鱧と松茸は、
“鱧松”とも呼ばれており、
さらに、その組み合わせは、
出会ものとも称され、
和食界では、秋の味覚の
王座に君臨すると言っても、
過言ではありません。
今日の場合、
お持ち帰り(テイクアウト)の料理として、
御用意しましたが、
もちろん、当店でも、
お召し上がり頂くことが出来ます。
また、先程お話ししたように、
取りに見えたのは、
朝の6時過ぎでした。
料理に関しては、
ご予算、ご要望など、
可能な限り対応させて
頂いておりますので、
お気軽にお問い合わせ下さい。
2022.9.24|お持ち帰り(テイクアウト) ふぐ 鱧(はも) |permalink|コメントはまだありません
一人前のお持ち帰り(テイクアウト)の天重
『佳肴 季凛』店主兼
熱血料理人の志村弘信が、
生涯、一料理人を貫くためが想いを、
今日( Vol.3766)も認めます。
当店には、持ち帰りの料理の
お品書きはございませんが、
強(し)いて言うなら、
カテゴリーが、そうなるかもしれません。
載っている料理は様々で、
そのうち、もっともご注文を頂いているのが、

天重です。
天種は、魚介類が、
海老と鯵(あじ)で、
野菜が、玉ねぎ、南瓜、
パプリカ、しし唐で、
合計6種類の7点になります。
ところで、今日ご注文頂いた天重が、

こちらで、
魚介類は、

2本の海老だけです。
他は全て野菜で、
南瓜、玉ねぎ、茄子、
隠元(いんげん)、ピーマンの6種類でした。
このような天種にしたのは、
天重の定連さんだったからです。
また、お気付きかもしれませんが、
今日の天重は一人前で、
仕込みの手間が少ない天重は、
一人前からでも、御用意が出来ます。
こういうご注文のために、

小さい釜も用意してあり、
この釜を見たミニふぐは、
「ちっちぇ~。」
「君達に言われると、釜も驚くよ。」
「親方、そんなこと、ないない♬」
5合炊きのガス釜ですので、

今日のように1合だったら、
20分もあれば、炊き上がります。
基本的に、天重は、
前日の12時まででしたら、
明くる日でも、御用意が可能です。
ただ、折などの都合もあるので、
早めのご注文をお願いしており、
詳細については、お手数ですが、
お問い合わせを頂けると、幸いです。
2022.8.31|お持ち帰り(テイクアウト) |permalink|コメントはまだありません
お持ち帰り(テイクアウト)の鱧(はも)と野菜の天重
生涯、一料理人を貫くためが想いを、『佳肴 季凛』店主兼熱血料理人の志村弘信が、3738回目の今日も認めますので、お付き合いのほど、宜しくお願いします。
お持ち帰り(テイクアウト)のお品書き(メニュー)を、特に御用意はしていませんが、お品書きとも言えるのが、当ブログの『お持ち帰り(テイクアウト)』のカテゴリーで、詳しいことは、こちらを御覧下さい。
その中にあるのが、

天重(おひとつ 972円)で、天種は海老(2本)、鯵、玉葱、南瓜、パプリカ、ししとうの6種類です。
天種の基本は、先程の6種類の7品ですが、ご予算、ご要望に応じて、内容を変えることが可能で、夏場になると、鱧(はも)の時季ということもあり、
鱧天重もご用意しています。
ただ、その時によって、仕入れ値に変動があるため、お値段については、明確なことは言えないので、ご了承願います。
ところで、今日ご用意した天重は、

鱧のみではなく、野菜を入れた天重でした。
鱧が3個で、

野菜は、

玉葱、

ピーマン(赤)、

茗荷、

大葉で、

鱧を含めて、全部で5種類、7品です。
これらを揚げたら、

白御飯に、

丼つゆをかけたら、

丼つゆにくぐらせた天ぷらを盛付けたら、

冒頭の写真のように、仕上りました。
すると、熱血君がやって来て、

「親方、旬の魚の鱧が入っていると、いいね。」
「そうだね。」
「あと、気になったのが、一人前しかないけど・・・。」
「天重も、
鶏肉の照焼重(一人前 972円)も、一人前からでも、OKだよ。ただ、前日の12時までの注文をお願いしているよ。」
「じゃあ、今度頼もうかな。」
「熱血もとい、熱烈歓迎!」
冒頭でもお話ししたように、お持ち帰り(テイクアウト)の料理は、お品書き(メニュー)がないので、ご要望に応じて、可能な限り対応させて頂いております。
ご不明な点などについては、お気軽にお問い合わせ下さい。
2022.8.3|お持ち帰り(テイクアウト) 鱧(はも) |permalink|コメントはまだありません
ふぐ料理の準備後に、テイクアウト(お持ち帰り)の天ぷらの盛り合わせ
料理が好きで、料理人になって、3分の1世紀にして、誰が名付けたのか、熱血料理人。
そんな料理への想いや日々の様子を、 熱血料理人の店主・志村弘信が3680回目の今日も認(したた)めます。
昨日のことです。休憩前に、

ふぐちりを盛付け、休憩後に、

ふぐ刺を引き終え、夕席の営業時間の直前だったのですが、近所の定連さんがやって来て、「急過ぎるんだけど、夕飯用に揚物をお願い出来ます?」とのこと。
「熱烈歓迎!器持参してくれれば、それに合わせて作るから、有り難いです。」と伝えると、器を取りに戻られ、天ぷらの盛り合わせを御用意することにしました。
ちなみに、先程のふぐ料理のふぐは、遠州灘産のとらふぐ(天然)で仕立て、写真こそありませんが、唐揚も同様です。
ご注文を頂いてから、

数分後、

2枚の皿と、天つゆ用に2個のタッパを持参して頂きました。
天ぷらを揚げる前に、

天つゆと、大根卸しを用意しておき、揚げた天ぷらが、

こちらで、

海老、

玉葱、

しめじ、

パプリカ、

大葉と、全部で6種類です。
天紙(てんし)を敷き、

盛付けると、

チビふぐ達がやって来て、

「出来たてで、美味しそう。急な注文でも、作れるの?」
「あるもので用意すればいいし、特に定連さんだから、そのあたりのことを理解してくれるから、大丈夫だよ。」
「へぇ~。じゃあ、僕たちにも、作ってくれる?」
「いいんだけど、お金を頂いても、宜しいですか?(笑)」
「・・・・・。」
天ぷらと天つゆをお盆に乗せ、

水滴がつかないようするため、キッチンペーパーをかけ、お渡し出来るばかりにしたら、ワン切をし、取りに来て頂きました。
昨日のように、急なご注文でも、可能な限り対応させて頂いておりますので、ご入用の際には、お気軽にご連絡下さい。
2022.6.6|お持ち帰り(テイクアウト) ふぐ |permalink|コメントはまだありません