【佳肴 季凛】流ほうじ茶の入れ方
Vol.4010
いらっしゃいませ
基本に据えた
“身体に優しい美味しい日本料理”
を信条とし
天然のとらふぐ、西京漬(西京焼)を
こよなく愛す
【佳肴 季凛】の店主兼熱血料理人の
志村弘信です。
今日(5月2日)は

ほうじ茶の淹れ方について
お話しします。
それじゃ、始めるよ~
「ねぇ、親方
前から思っていたんだけど

ほうじ茶の色、濃いよねぇ」
と、ふぐとらちゃん。
「そうだよ。」
「やっぱり。
あと、香ばしさも違うよね。」
「鋭い!」
「えへへ・・・。」
「ってことで
季凛流のほうじ茶の入れ方を
教えてあげるよ。」
「わぁ~い、楽しみ。」
ほうじ茶は
淹れるものですが
【佳肴 季凛】では
鍋ごと沸かしています。
ほうじ茶の葉を

キッチンペーパーで
包んだら

鍋に入れ

お湯を注ぎ

ひと晩、経つと

こんな感じになっています。
「お湯って言ってたけど

水じゃ、だめなの?」
「駄目らしいよ。」
「らしいって
どういうことなの?」
「真由美さんが
そう言ってたよ。」
ご存じの方もいらっしゃるように
真由美さんとは
女将兼愛妻(!?)のことです。
ただ、真由美さんが
このやり方を
編み出したのではありません。
ほうじ茶の色の出が
良くないことを伝えたら
仕入れ先のお茶屋さんが
教えてくれたのです。
餅は餅屋ならぬ
お茶はお茶屋
どんなジャンルでも
専門家に勝るものはありません。
ふぐとらちゃんのように
水でも変わらないと
自分も思っていたのですが
実際にやってみたところ
かなりの差がありました。
水を加え

※この時、水でも構いません。
ポイントは、前日のお湯です。
火に掛ければ

ほうじ茶の出来上がりです。
あとは、ポットに入れ
お客様が見えるのを
待つのみ。
一般的なほうじ茶の淹れ方は

急須に茶葉を入れたら

熱湯を注ぎます。
ほうじ茶は
焙(ほう)じ=炒(い)ってあるので
熱湯の方が
香りをしっかり味わえるですが
緑茶は70~80度の
やや低めの温度が
適温とされており
茶葉による淹れ方の違いは

こんな感じです。
この方法で淹れたほうじ茶が

こちらで
【佳肴 季凛】流が

こちらです。
並べてみると

一目瞭然。

「香りが、別物だよ。」
と、ふぐとらちゃん。
「香りとか風味って
味の要素としては
大事だから
たかが、お茶だけど
手は抜けないよ。」
「あと、気を付けていることは?」
「沸かし直しをしないことだね。」
「そうなの?
熱いお湯に
お茶っぱを入れて
沸かすのに・・・。」
「そうだよ。
沸かし直すと
香りも飛んじゃうし
嫌な苦味を感じるようになるんだよ。」
「へぇ~。」
「たかが、お茶。
されど、お茶。」
「茶葉は、どんなものでもいいの?」
「焙じ方で
かなりの差が出るから
そこがポイントかな。
だから、付き合いのあるお茶屋さんから
仕入れているよ。」
「そうなんだぁ。」
「茶懐石っていうジャンルがあるように
お茶って
日本料理とは隣合わせのものだから
いい加減には出来ないんだよ。」
「へぇ~。」
「だからさ、若い頃
お茶っていうか
茶道の勉強を
少しでもやるべきだったと思うよ。」
「今からでも
遅くないんじゃね。」
「そうだね。
お茶って言えば
忘れられない話があるんだよ。」
「何、何?」
「鮨屋から和食屋に移るのに
面接を受けた時
お茶を出され時のことだよ。」
「それが、どうかしたの?
湯呑受けって
初めて聞いたんだけど・・・。」
「コースターのことね。」
「そう言うんだぁ。」
「受けを置いてから
湯呑を置くのが普通なんだけど
湯呑の下を布巾で拭いてから
置いたんだよ。
その時は、驚いたなぁ。」
「すごく丁寧じゃね。」
「丁寧さ。それこそ

お・も・て・な・し・・・」
「そうだよねぇ~。」
「そういうことを見ることが
出来たのは
いい経験だったよ。」
「若い時の経験って
大事なんだね。」
「そうだね。
ただ、料理に限ったことじゃなく
人生って
経験と勉強に尽きると思うよ。」
「うんうん♬」
「そうは言っても
自分は我儘の塊だから
それを直すのが
一番の勉強かな。」
「今日の親方
いつもと違うけど
気のせい?」
「どうなんだろうねぇ。(笑)」
分かってはいても
直せないのが
悲しいかな
人間たるもの。
ひと皮を剥くため
料理に限らず
人生の勉強を怠るわけには
いきません。
「明日の出汁とお茶の
準備も出来たみたいだね。

そんじゃ、また」 by ミニふぐ
鰹節(かつおぶし)、宗田節(そうだぶし)、鯖節(さばぶし)の三種混合の一番出汁
Vol.3969
いらっしゃいませ
基本に据えた
“身体に優しい美味しい日本料理”
を信条とし
天然のとらふぐ、西京漬(西京焼)を
こよなく愛す
【佳肴 季凛】の店主兼熱血料理人の
志村弘信に
今日(3月22日)も

お付き合い下さい。
そんな今日のお話しは
日本料理に欠かせない
出汁についてです。
今朝

沼津魚市場に

行くと

色々と

入荷していたのですが
自分好みの魚は無く
ほぼ手ぶらで戻って来ました。
唯一仕入れて来たのが

出汁(だし)を取るための
宗田節です。
「おはよう、親方
今言ってたけど
仕入れは、これだけ?」
「おはよう、そうだよ」
「早朝のドライブ?(笑)」
「何かあればと思ったんだけど
週末の予約の魚を
仕入れるには早いしねぇ。」
「こういうことって
あるものなの?」
「たまにね。
だから明日は
リベンジしないとね。」
「明日は、気に入った魚が
あるといいね。」
「そうだね。」
「出汁って言えば
出汁の取り方は
前と変わらないの?」
「取り方は変わらないけど
少し前から
三種混合にしたんだよ。」
「三種混合って
ワクチンみたいじゃん。
三種っていうのは
どういうことなの?」
「これから話すけど、その前に

これまでの一番出汁の引き方について
読んでくれる?」
「いいよ。」
「読んでくれると
分かりやすいから。」
「はぁ~い♬」
これまでは
鰹節(かつおぶし)と

宗田節(そうだぶし)を

使っていたのですが
先月から

鯖節(さばぶし)も使っています。
使うようになったのは
自分の発注ミスで
鯖節を仕入れたからです。
折角なので
試しに使ってみたところ
これまでの出汁よりも
味の幅を感じられたので
変更してみることにしました。
一言で言えば、鰹節も
宗田節も、鯖節も
削り節ですが
見た目はのように違います。
◆鰹節

◆宗田節

◆鯖節

「親方、これじゃ分かんないから
並べみてみてよ。」
「そうだね。」

「いいかな?」

「オッケー」
「袋通りに

並べたよ。」
「はっきりと

色が違うね。」
「分かりやすい?」
「うん。でも
大きさが違うのは・・・?」
「元々の魚体=魚の大きさ
が違うからだよ。
ここには無いけど
鰯(いわし)削りは
細かいでしょ?」
「そういうことなんだぁ。」
昆布と干し椎茸を入れた水が
沸いてきたら

昆布を取り出します。
昆布と干し椎茸では
ここまで色が出ません。
色が出ているのは
前の日に取った出汁も
少し入っているからです。
昆布を出し
沸騰したら

3種類の削り節を入れます。
全体が沈んだら

あくを掬(すく)い

濾します。
濾した出汁を見たふぐとらちゃんが

「これじゃ
よく分からないよぉ。」
「そうだね。

ほら。」
「うん

こんな感じなんだぁ。」
「用途に応じて
使うんだよ。」
「取った後の
削り節とか昆布は
どうするの?」
「捨てちゃう場合もあるし
二番出汁と言って
長時間、煮出して使う場合もあるよ。」
「捨てちゃうの!?」
「そういうところが
殆どじゃないかな。」
「もったいないね。」
「そうだよね。
自分は普通の二番出汁じゃなく

焼いた魚のあら
野菜の皮とかと一緒に
煮立たせないように
長時間、煮出すんだよ。」
「じゃあ、バージョンアップした
二番出汁ってこと?」
「そういう呼び方になるかな。
あとはハイブリッドな二番出汁とか?」
「ハイブリッド出汁で
いいんじゃね?」
「そうだね。」
「色がついているのは
普通の出汁みたいに
前の出汁を
継ぎ足しているってことなの?」
「おぉ~

正解!」
「ヤッタ~!」
長時間とありますが
朝一番に出汁を引き
ランチの営業が終わる頃まで
5時間くらい掛けて
煮出します。
また、今日の魚は
めじ鮪です。
一番出汁同様

濾すと

このような出汁が取れます。
出汁を取り終えた後の
昆布などは

細かく包丁し

賄い用のカレーに

使います。
「魚のあらの部分も

使うの?」
「先に入れちゃったから
写真は無いけど
もちろん使うよ。」
「だから、お客さんにあげると
和風ベースのカレーって
言われるんだね。」
「そうだよ。
これがカレーって感覚だから
あんまり思わないんだけどね。」
お客さんにあげる
と、ありますが
おまけアイテムとして
お客様に差し上げているのが
当店のカレーです。
この出汁を

ふぐとらちゃんに見せると

「一番出汁よりも
色も濃いし
風味がある感じだね。」
「その時、その時で
使う魚も変わるし
少しずつ継ぎ足すから
味は深くなるよ。」
「へぇ~。」
「完全に無くなって
この出汁を取ることはないんだよ」。」
「それなら
10何年ものの出汁
ってことなの?」
「言われてみれば
そうなるね。」
「すっげ~。
この出汁は、どう使うの?」
「メインは

季凛オリジナル料理の
小鍋に使うよ。」
「あっ、思い出した!

こんな話をしてくれたよね?」
「そうだよ。

このブログね。」
「あとは、どんな料理?」
「今日だったら

お弁当の煮物だよ。」
「だから、親方の煮物は
味は濃くなくても
旨味があるんだね。」
「そうだよ。」
「自然な美味しさだし
ケミカルなものが
入っていないのに
不思議だなぁ
って思っていたんだよ。」
「そうなんだ。
でも、どうして気付いたの?」
「余った煮物を
真由美さんにもらったんだよ。」
「いつ?」
「さっき

盛付けている時に。」
ちなみに、真由美さんとは
女将兼愛妻(!?)のことです。
「ねぇ、西京焼と玉子焼も

余ったら、いい?」
「いいよ。
お客さんが取りに来たらね。」
「わぁ~い。
で、今日の西京焼の魚は?」
「目鯛だよ。」
「んまそう」
お弁当は

このように仕上がったのですが
昆布御飯も
例の出汁を使ったものです。
当店に限らず
日本料理店に欠かせないのが出汁で
店というか
料理人の数だけ
出汁があると言っても
過言ではありません。
【佳肴 季凛】の場合
一番出汁だけでなく
ハイブリッド出汁を
使っています。
その根本にあるのは
どんな食材でも使い切るという考えで
の中の一物全体(いちぶつぜんたい)に
あてはまります。
どんな食材でも
元々は命です。
食材の命を頂くゆえの
“いただきます”ということを
先ずは料理人が気付き
食材のロスをなくす姿勢で
仕事に臨まなくてはなりません。
食という字を分けると
人を良くするとなります。
食=人を良くすること
を生業とした以上
本当の意味での食を
多くの人に伝え続けることも
料理人たる自分の使命なのです。
「明日の出汁の準備も
終わったね。

そんじゃ、また」 By ミニふぐ
顔合わせ食事会の会席料理
Vol.3966
いらっしゃいませ
基本に据えた
“身体に優しい美味しい日本料理”
を信条とし
天然のとらふぐ、西京漬(西京焼)を
こよなく愛す
【佳肴 季凛】の店主兼熱血料理人の
志村弘信です。
今日(3月19日)は

顔合わせの御席の
会席料理について
お話しします。
今日は、次女の音楽教室の
発表会があったので

ランチタイムは

ご予約のみの営業と
させて頂きました。
発表会から戻ってくると
「どうだったの?」と
ふぐとらちゃん。
「あそこまで上達しているとは
思わなかったよ。」
「そりゃ、良かったじゃん。
親方は、楽器とか出来るの?」
「楽器どころか、音楽なんて
ぜ~んぜん駄目だよ。
5段階評価で
マイナス5だったかな。
0を超えたことなんて
無いよ。」
「そんな成績って、あるの?」
「あるわけないじゃん。(笑)
それぐらい苦手だってこと。」
「へぇ~。」
「あと苦手なのが
フランス語。」
「フランス語って
ボンジュールのフランス語?」
「Oui(ウィ)」
「ウィって?」
「フランス語のはい。
英語でいうYesのことだよ。」
「出来るじゃん。」
「こんなの出来る出来ないの
レベルじゃないよ。」
「じゃ、どれくらい苦手なの?」
「大学1年の前期の試験で
100点満点中
5点を取って
3年次の再履修が
決まったぐらい苦手。」
「何それ~。
限りなく0点じゃん。」
「Oui!」
「そんなに難しいの?」
「っていうか
覚えることが、多過ぎ。」
「そうなんだぁ。
いきなり脱線しちゃったね。
今日のお話しは

顔合わせの食事会のことでしょ?」
「Oui!」
「・・・・・。
壊れちゃったかな!?」
御席にセットしてある小鍋は

鰻鍋(うなぎなべ)です。
鰻=蒲焼のイメージですので
驚かれるお客様も多いのですが
蒲焼にはない美味しさがあります。
ちなみに、この鰻は
既製品の蒲焼です。
ご両家の挨拶が済んだら
お料理をお出し始めることに。
先付①として

グリンピース豆腐を。
①とあるように
もうひとつあるのですが

揚物をお出ししました。
揚物は
海老の彩り揚げと
鯵のしんびき揚げです。
「最初の方で
揚物を出すのは
どうしてなの?」と
ふぐとらちゃん。
「元々、会席料理だと
焼物の後に出すんだけど
そうすると
お腹も一杯に近づいて
箸が止まることが多いからだよ。」
「へぇ~。」
「先付は冷たい料理だから
それが続くよりは
冷たいものと温かいものを
交互に出した方が
メリハリがつくんだよね。」
「他にもあるの?」
「アルコールを飲むような席だと
つまみにもなるしね。」
「なるほどね~。」
揚物の次に

先付②のふぐ皮です。
お出しする時は
ぽん酢を掛けてあります。
鰻鍋が温まる頃に

刺身で

鰆(さわら)、目鉢鮪(めばちまぐろ)
湯葉の三種盛です。
「このサワラが
親方が絶賛していたのでしょ?」
「そうだよ。」
この鰆については

こちらをお読み下さい。
アルコールを飲まれるとは言っても
お昼ですので
刺身共に

付け醤油、お新香

昆布御飯をお出ししました。
お祝用に揃えた器ではないものの

番(つがい)のふぐが
描かれているのは
それこそ、結果オーライ。
ご存じかもしれませんが
イラストは女将兼愛妻(!?)の
真由美さんが描いたもので
オリジナルの茶碗です。
茶碗の方は
女性にお出ししました。
刺身の次が

焼物の鰤(ぶり)の西京焼です。
「この照りもいいけど
西京味噌の甘い香りが
いいよね~」と

ふぐとらちゃん。
その後

鰯(いわし)つみれ錦糸蒸し
マスクメロンのアイスで

コースの終了です。
アイスを見たふぐとらちゃんが

「そろそろ、次のアイスは
決まったの?」
「決まったよ。」
「何になるの?」
「桃だよ。」
「いいじゃん、いいじゃん♬」
そんなやり取りとをしていると
お客様がお帰りになったら
片付を終えることなく
発表会の会場に向かったのでした。
「市場が休みってことは
明日は休日出勤!?

そんじゃ、また」 By 熱血君
☆★☆ 【コエタス】 ★☆★
当店のお取り寄せや
通販の商品などを
召し上がった方々が

投稿して下さっています。
ご興味、ご関心がある方は
是非、御覧下さい。
おまけアイテムの銀鱈&サーモンのフレーク
Vol.3951
いらっしゃいませ
マクロビオティック(玄米菜食)を
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“身体に優しい美味しい日本料理”
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こよなく愛す
【佳肴 季凛】の店主兼熱血料理人の
志村弘信です。
今日(3月4日)も

お付き合い下さいませ。
仕込みは仕込みでも
今日のお話しは
おまけの仕込みについてです。
今朝、冷凍庫から出したのが

サーモンや銀鱈(ぎんだら)の
ほぐし身で

【西京漬】に仕込んだ時のものです。
殆ど=オレンジ色が
サーモンで
わずかに白いのが
銀鱈になります。
ただ、銀鱈が入っているので
ワンランク上の味なのは
言うまでもありません。
袋から取り出し

バットに移したら

スチームコンベクションオーブンで

蒸しました。
蒸したのは
最初、ほぐし身にした時に
素手でやったからです。
加熱後

浮いた脂や水分を取り除いたら
ブラックペッパー

ホワイトペッパー

ガーリックパウダー

オニオンパウダー

塩

こい口醤油で

味を調えます。
80グラム程度に

真空パックすると

「これって、
新しいお取り寄せ商品なの?」
と、熱血君。
「いやいや、違うよ。」
「えっ!?これにシールを貼れば
売り物になるんじゃね?」
「なるかもしれないけど
おまけアイテムだよ。」
「おまけって?」
「はい

ウィキペディア♬」
「ってことは、ただ?」
「イエ~ス!」
「どういう時に、もらえるの?」
「自分の気分が良い時。(笑)」
「え゛っ!?
そういう事を言ってると
嫌われるよ。」
「憎まれっ子世に憚る!(笑)
それは冗談で
お取り寄せ商品を買ってくれた時や
食事に来てくれた時だよ。」
「いいじゃん、いいじゃん!」
「白いご飯に混ぜるのが定番だけど
マヨネーズと混ぜて
パンに乗せたり、パスタと和えるのも
おすすめだよ。」
「聞いているだけでも
んまそう!」
「今度、ランチに来れば
もしかすると・・・。」
「来る来る!」
「無くなっちゃうから
早めにね。」
「はぁ~い。」
そうこうしていると
ランチの営業時間となり

ランチタイムにお出しした
銀鱈の西京焼を見た熱血君は

「フレークもいいけど
銀鱈は、もっと美味しそうだなぁ。」
と、独り言。
さらには
「銀鱈の西京焼を食べて
フレーク付きなんて
うらやましい・・・。」
西京焼を食べて
フレークとなると
一度に二度も美味しいものを
味わえる訳なので
熱血君の独り言は
大正解なのは間違いありません。
「明日はどんな魚を
仕入れて来るのかなぁ。

じゃ、また」 by ミニふぐ
地元というより、『佳肴 季凛】オリジナル料理の小鍋
Vol.3950
いらっしゃいませ
マクロビオティック(玄米菜食)を
基本に据えた
“身体に優しい美味しい日本料理”
を信条とし
天然のとらふぐ、西京漬(西京焼)を
こよなく愛す
【佳肴 季凛】の店主兼熱血料理人の
志村弘信です。
今日(3月3日)も

お付き合いのほど
宜しくお願いします。
当店のオリジナル料理のことを
今日のブログに。
今日はランチタイムに
バスツアーのお客様が見えるので
バタバタとしていました。
バスツアーのお客様の
セットを終えると

ふぐとらちゃん達がやって来て

「さっき電話があったから
そろそろ来るんでしょ?」
「そうだよ。
あと15分くらいかな。」
「今日の小鍋は?」
「今日のは
“めかぶと野菜の小鍋仕立て”だよ。」

「乗務員のも?」
「そうだよ。
バスのお客さんや乗務員に
『このお鍋は、地元の料理なの?』
って訊かれることが
よくあるんけど
うちのオリジナル料理って
言っているよ。」
「へぇ~。僕達は
よく見ているから
珍しくないけどね。」
「とりあえず、この辺にして
雑談は一時中断ね。」
「はぁ~い。」
小鍋同様、セットしておいたのが

昆布御飯と

おしんこうです。
程なくすると

バスが到着し

よ~いドン!
小鍋の火を点けてもらったら
先付(さきづけ)の
グリンピース豆腐にはじまり

サラダきしめん

山かけ

揚物と

一気にお出ししました。
山掛けお出しする時
醤油をかけてあります。
また、揚物は
鯵(あじ)のしんびき揚げと
鶏の唐揚げです。
あとはデザートだけですので
ふぐとらちゃん達にせがまれ

外に出ると
「親方、今日のバスは
黄色じゃん。」
「そうだね。」
「近づけてくれる?」
「はぁ?」

「僕達とバスの区切りが
分からないでしょ?」
「う~ん
分かんない、分かんない!?」
人に合わせるのが
大の苦手な自分は
まぁ大変。(笑)
「親方、中断しちゃった
小鍋の話だけど、いい?」
「はいよ。」
小鍋に入っている野菜は

玉ねぎ、長ねぎ、えのき
白菜、人参、もやしの6種類です。⑥
野菜を盛付けたら

めかぶ、くずきり、雑穀を
盛付けます。②
雑穀の中身は、以下の9種類です。⑨
・玄米 ・押麦 ・黒米 ・もち麦
・黒豆 ・小豆 ・あわ ・ひえ ・きび
さらに

豆腐、巻麩(まきふ)、大豆。③の○の数字の足し算が
6+2+9+3=20
ということで
20種類の食材が入っています。
食材と言えば食材ですが
香辛料と言った方が良いかも・・・。
ということで

うこんの粉を振ってあります。
出汁を注げば

出来上がりです。
ただ、この出汁が味の決め手で
そんじゃそこらのものではありません。
出汁の取り方は

以下の通りです。
◆食材
①魚のあらを焼いたもの
②野菜の皮や葉
③一番出汁を取った後の
かつお節、そうだ節、昆布、干し椎茸の足
これらを煮立たせることなく
5時間程度、煮出してあります。
その時によって
魚は様々で、全て天然の魚で
鍋の写真の魚は
目鯛(めだい)、鯵(あじ)です。
また、夏場には
鱧(はも)がメインに
なることもあります。
取った出汁に
日本酒、塩、醤油(こい口、うす口)
みりん、赤酒で味付をすれば
ようやく小鍋の出汁の出来上がりです。
「ってことで
これが小鍋。」

「え゛~っ!?
こんなにも手が込んでいたんだぁ。
全然知らなかった。
恐れ入りました・・・。」
「それは、ありがと♬」
「見た目は地味だけど
オリジナルの価値ありだね。」
「手は込んではいないけど
時間がかかるね。
地味だけど
滋味深い美味しさだよ。」
「それを手が込んでいるって
言うんじゃないの?」
「どうだろう。何でもかんでも
手作りしないと
気が済まないからね~。」
「そうだよねぇ、親方は。
でもさぁ、ここまで話せる
小鍋って・・・?」
「自分の料理観の
縮図みたいなところもあるかな。」
「料理観!?」
「マクロビオティック
(玄米菜食)のことだよ。」
「あぁ~、そっか~。」
「今度話してあげるから

【マクロビオティック】のページを読んで
予習しておいてね。」
「はぁ~い。」
すると、中から
//
デザート、お願いしま~す
\\
の声。
「じゃあ、中に入るよ。」
「はぁ~い。」
マスクメロンのアイスを
お出ししたら

コースが終わりです。
ちなみに、デザートも
手作りなのは言うまでもありません。
そうこうすると
出発時間となり

お見送り
中に戻ると

バスツアーの日の
3回目の山場の片付のスタートです。
片付けの様子を見ていた
ふぐとらちゃん曰く

「これがビフォアーで

これがアフター」
コース仕立てですので
どうしても器の数が
多くなってしまいます。
しかしながら
温かいものを温かいまま
冷たいもの冷たいままで
お出ししてこその
コース料理です。
出来立てこそが
美味しさの条件ですので
そこを譲ることは出来ません。
このことは
今日の料理に限らず
全ての料理についても
言えることです。
手を掛けてこそ
お金を頂けますし
自分がお金を払いたくない料理を
お出しすることは出来ません。
片付けが終わったら
休憩を取り
夜の営業に備えたのでした。
「今日の残業は
グリンピース豆腐の仕込みなんだぁ。

お疲れ様でした」 by 熱血君
質重視の会席料理“凛”
Vol.3938
生涯、一料理人を貫くためが想いを
『佳肴 季凛』店主兼熱血料理人の
志村弘信が

今日(2月19日)も
認(したた)めます。
当店の通常の会席料理は

“季”と“凛”の2種類ですが
「お客様のご要望に応じて
対応させて頂きます。」と
あるように
今夜の“凛”の献立は
品数を減らして
質を重視のものでした。
御席には

小鍋をセットしてあり

小鍋は

浅蜊(あさり)と
野菜の小鍋仕立てで
浅蜊以外の食材は、以下の通りです。
・玉ねぎ ・えのき ・もやし
・人参 ・くずきり ・豆腐
お客様が見えたら
小鍋の火を点け
先付(さきづけ)の

グリンピース豆腐を
お出ししました。
先付の次が

牡蛎(かき)の天ぷらで
粗塩を添えてあります。
牡蛎の天ぷらは
意外と知られていないようで
知る人ぞ知る的な揚物です。
小鍋が温まり
蓋を取るタイミングで
刺身をお出しし

刺身は
しょうさいふぐのたたきでした。
ふぐと言えば
天然であれ、養殖であれ
とらふぐですが
食用可能なフグ類は
約20種類います。
そのうちの一つが

しょうさいふぐです。
また、ふぐ=とらふぐですので
ふぐ刺と言うと

このようなものが、一般的です。
皮目を炙り、厚めに引くことで
旨味を味わうことが出来
とらふぐにはない美味しさを
堪能出来ます。
刺身の次が

焼物の鰆(さわら)の西京焼です。
鰆の西京焼を見ると
ふぐとらが

「親方の一押しの
鰆の西京焼じゃん!」
「そうだよ。」
「今日のは質重視みたいだけど
普段は、どんな焼物なの?」
「通常通りの10品の場合
鯖(さば)の西京焼だよ。」
ちなみに、コース料理の焼物は
一年を通じて、西京焼きで
コースのお値段によって
魚を変えています。
焼物の後に

薩摩芋饅頭(さつまいもまんじゅう)を
お出しすると

「僕達に似ているのは
気のせい?」
「あはは・・・。確かに♬」
「さつま芋饅頭って
中に、あんこが入っているの?」
「そしたら、デザートに
なっちゃうじゃん。」
「じゃあ、どういうこと?」
「和食で、まんじゅうって言うと
中身が入っていることを
意味するんだよ。」
「へぇ~。じゃあ、何が入っているの?」
「雑穀だよ。詳しいことは

これを読んでごらん。」
しばらくすると
「ブログにも書いてあったけど
スイーツみたいだね。」
「そうだね。」
そして、食事が

鰻(うなぎ)茶漬で
その名の通り
鰻の蒲焼をお茶漬にしたものです。
デザートのマスクメロンのアイスで

全8品のコースが終わりました。
最近のお客様の中には
量よりも質重視を望まれる方も
いらっしゃいます。
また、今日のように
常連さんだと
好みは勿論のこと
以前の献立も
把握しているので
様々な形で
対応することが可能です。
原価度外視とまではいかなくても
ギリギリのスレスレで
仕立てることもあります。
初めてのお客様の場合でも
ご予算、ご要望に応じて
可能な限り対応させて
頂いておりますので
お気軽にお問い合わせ下さい。
「明日は定休日だね。

じゃ、また」 by 熱血君
ハイブリッドなランチメニュー
Vol.3935
生涯、一料理人を貫くためが想いを
『佳肴 季凛』店主兼熱血料理人の
志村弘信が

今日(2月16日)も
認(したた)めます。
今朝、ランチのご予約の料理を
盛付けていると

熱血君がやって来て
「親方、おはよう♬
ハチビキの刺身じゃん。
これ、お昼の予約の?」
「そうだよ。」
「今日の予約の献立は
いつもと違う感じなの?」
「鋭い!」
「ってことは
今日のブログは
その話になるとか・・・?」
「またまた、鋭い。

アレンジしたものだけど
夜の会席のコースの要素も
入っているから
ハイブリッドな感じかな・・・。」
「おぉ~、なんか楽しみ。」
「じゃあ、順を追って
話していくよ。」
「はぁ~い。」
お客様が見える前に

小鍋をセットしておき
小鍋は

鰻(うなぎ)鍋です。
野菜(玉ねぎ、ごぼう、えのき)の上に
鰻の蒲焼、豆腐を乗せ
薄めの出汁をはってあります。
出汁の味付は
薄めのお吸い物ぐらいの感じです。
笹がきにしたごぼうの風味が
それこそ「いい仕事」しています。
ご予約時間が近づいたら

ご飯とお新香をセットし
ご飯は

白御飯です。
殆どの場合
乾物などを使った炊込御飯ですが
お客様のご要望で
白御飯にしました。
このようにアレンジしたのは
今日のお客様が
常連さんだったからで
鋭い方は、熱血君のように
お気付きかと思います。
お客様が見えたら

先付(さきづけ)の
グリンピース豆腐をお出しし
葉血引(ハチビキ)の刺身

ソースと共に

鯵(あじ)フライを

お出ししました。
鯵は、一昨日の朝

沼津魚市場で仕入れた
島根県産のものです。
程良く脂が乗っているので
フワフワとしており
揚げたての生パン粉の
サクサク感が
何とも言えません。
実は、以前にも
お出ししており
その時にも喜ばれたので
今日も再登場しました。
コース仕立てとは言え
お昼ごはんですので

鰯つみれ錦糸蒸し

鰆(さわら)の西京焼と
間髪入れることなく
お出ししました。
鰆の西京焼を見ると

熱血君が
「変なこと訊くけど
形がイマイチっぽいような・・・。」
「おぉ、鋭い!
今日は冴えまくっているね。」
「えへへ・・・。」
「ランチメニュー程度の金額だから
形が良くない部分になっちゃうんだよ。」
「味はどうなの?」
「全く問題ないし
この時季の鰆は
抜群だよ。」
「んまそうだもん。」
最後に
マスクメロンのアイスと共に

食後のお飲み物の

コーヒーや

紅茶を
お出しししました。
常連さんでなくても
今日のような内容で
お出しすることは可能ですので
詳しいことについては
お気軽にお問い合わせ下さい。
また、これまでにも
お話ししているように
可能な限り
対応させて頂いておりますので
合わせて宜しくお願いします。
「明日は市場だね。

そんじゃ、また」曰く、ミニふぐ。
舌代(ぜつだい)
Vol.3908
生涯、一料理人を貫くためが想いを
『佳肴 季凛』店主兼熱血料理人の
志村弘信が認(したた)めます。
“昼ふぐ”の料理の準備をしていると

熱血君がやって来て

「今日は、“昼ふぐ”があるんだね。」
「個室に席を
用意してあるよ、ほら。」
「エアコン

ファンヒーター

薪ストーブも

点いていて

♬ あったかいんだからぁ ♬」
「薪ストーブは
個室の外だから
関係ないんじゃね?」
「細かいことは
いいの、親方。」
そうこうしていると
ランチの営業時間となり
“昼ふぐ”のお客様だけでなく
フリーのお客様もご来店
ところで、玄関前のメニュースタンドには

昼席

夕席と

お品書きを置いてあります。
特に、ランチの場合
早仕舞いすることも
しばしばです。
また、昼夜問わず
御席の御用意が
出来ない場合もあるので
そんな時は
お詫びやお知らせを
掲げておきます。
これまでは、そのようなPOPは
手書きのものでしたが
色々と不都合なので

このようなPOPを用意しました。
用意したとは言っても
自分で作ったわけではありません。
どんなものでも
プロの手にかかったものは
出来が違います。
舌代は「ぜつだい」と読み
「口頭で伝える代わりに
簡単に書いたもの」を
意味する熟語です。
舌つまり、話すことの
代わりということになります。
この言葉を知ったのは
30年近く前
最初に勤めた鮨屋で
感心しただけでなく
日本語の趣の深さを
知った次第です。
舌代のPOPは
3種類あります。
【その1】

13時閉店
(12時半ラストオーダー)
【その2】

13時半閉店
(13時ラストオーダー)
【その3】

予約のみ=満席
それぞれの下には
“ふぐに魅せられし料理人”の
自分がこよなく愛す
天然のとらふぐに乗っている
自分のイラストと

落款(らっかん)が
描かれています。
POPを見た熱血君

「何だか、親方って
僕に似ているね?」
「チッチッ )) 」
「???」
「熱血君が
自分に似ているの。」
「あぁ~、そういうことね。
親方の名刺にも

このイラストが載っているよね。」
「そうだよ。
名刺をリニューアルした時に
作ったイラストだからね。」
「このPOPは
もう使ったの?」
「まだだよ。」
「じゃあ、いつから使うの?」
「明日デビュー。」

「明日のランチは13時閉店
(12時半ラストオーダー)と
させて頂きます。
で、いい?」
「たいへん良く出来ました!」

ということで
くれぐれも
宜しくお願いします。
「そうなんだぁ。

じゃ、また明日」 by ふぐとら
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2年分の注連縄(しめなわ)飾り
Vol.3895
生涯、一料理人を貫くためが想いを
『佳肴 季凛』店主兼熱血料理人の
志村弘信が認(したた)めます。
今日は、町内で

どんど焼が行われました。
どんど焼をどんどん焼と
呼ぶ地域もあり
自分の出身地(静岡県富士宮市)では
どんどん焼です。
なので、以降は
どんどん焼と記します。
また、『佳肴 季凛』のある富士市
隣の富士宮市では、元々
14日に行われていたのですが
いつの頃からか
その年によって
行われる日もバラバラです。
自分の子供の頃は
14日に行われていたので
「どんどん焼 14日
お猿のお尻も 真っ赤っか」
という歌のようなものもありました。
行事ごとや祝日を
恣意的に移動するのは
その日の意義を
否定しているとか
思えません。
そこまでするなら
その祝日を廃止すべきです。
どんどん焼の場合
14日が平日だと
人が集まりにくいからという理由で

成人式がらみの連休に
合わせるということに
自分はついていけません。
さらに、元々15日が
成人の日ですので
ここまで来ると
でたらめそのもの。
成人式が行われるのも
成人の日でなかったりと
そこまでするなら
廃止の方が
よっぽどスッキリします。
あんまりカリカリするのは
精神衛生上よろしくないので
この辺で・・・。
どんどん焼が7日に行われるため

注連縄(しめなわ)飾りを外し
「お疲れ様♬」と声を掛け

お清めの塩。
すると、熱血君がやって来て

「さっきは、いつもよりも
熱く吠えていたね、親方。」
「そう!?熱いっていうか
冷静だけど・・・。」
「いやいや、熱血料理人そのものだよ。」
「右に倣(なら)えっていうか
同じであることが
大事みたいなのが
ダメなんだよ。」
「うんうん。」
「人に合わせるのは
文句無しで大事だけど
同じふりをするのが
耐えられないね。」
「親方がよく言っている
『和して同ぜず』
ってことだね。」
「考えが違うのは
当然のことで
その違いをすり合わせて
より良いものを生み出すのが
大事じゃん。」
「そうだよね。」
「簡単に多数決をとって
少数派はNGっていうのは
民主主義じゃなく全体主義だよ。
多数決が民主主義なんて
ただの妄想だよ。」
「我が儘じゃなく
自分の考えを持つのは
大事だよね。」
「ほら

これを読んでごらん。」
「親方、御意!」
この文章は
劇作家の鴻上尚史氏が
書いたものです。
成人の日の時事ネタにして
自分の意見と同様なので
載せさせてもらいました。
話を戻すと
今年の注連縄の下にあったのも

注連縄です。
何故、昨年のものが・・・?
昨年のどんどん焼に
出し忘れた。
ただ、それだけのことです。
ようやく一年越しで
昨年の注連縄も
「お疲れ様♬」と相成りました。
昨年の注連縄を見る度に
妙な心苦しさを
感じていたのですが
本日、無事に解消。
明日からは
いつも以上に清々しく
仕事に臨めそうです。
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大皿メインの会席料理
Vol.3894
“身体に優しい、美味しい日本料理”を
信条とする『佳肴 季凛』店主兼
熱血料理人の志村弘信です。
「親方、おはよう♬

かにじゃん
」と、ふぐネット達。
「そう、今夜の予約のだよ。」
「かにを使うなんて
珍しいよね?」
「そうだね。
めったに使わないからね。」
「で、今夜の料理は
どんな感じなの?」
「大皿中心のだよ。
飲み会的な感じだね。」
「へぇ~。今日のブログは
そのことかな?」
「そうだよ。
じゃあ、始めるよ。」
「はぁ~い♬」
大皿というか盛り込みにして
お出ししたのが
ずわい蟹

寄鍋

揚物の

3種類でした。
寄鍋と揚物については
以下のとおりです。
◆寄鍋
・鱸(すずき) ・海老
・つくね ・かまぼこ
・白菜 ・えのき ・長ねぎ ・水菜
・くずきり ・豆腐 ・刻み柚子
・出汁:一番出汁、薄口醤油、塩
みりん、日本酒
◆揚物
・海老の彩り揚げ ・鯵のしんびき揚げ
・鶏の唐揚げ ・枝豆
また、一人前ずつの料理は

南京豆腐(かぼちゃの豆腐)
刺身で

葉血引(はちびき)、湯葉
すき身の三種盛です。
他には

鰯(いわし)つみれ錦糸蒸し

ご飯(昆布御飯)でした。
男性のお客様が殆どなので
デザートは無しです。
ご飯と

お新香を

配膳しようとすると
ふぐネットが

やって来ました。
「こういう料理も
やってくれるんだぁ~。」
「頼まれれば
何でもやるよ。」
「そうなの?」
「出来ないものもあるけど
食べるのは、お客さんだし
予算と希望さえ言ってくれれば
出来る限り、対応しているよ。」
「ふぅ~ん。」
「歓送迎会とかの
飲み会を企画しているとか?」
「そんなことはないけど
僕達ふぐネット29匹衆で
懇親会でもやろうかと思って・・・。」
「かしこまりました
熱烈歓迎でお待ちしています」
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