もらいものの紫陽花の生け花
5月30日
Vol.4404
この時季の花
と言えば
紫陽花ですね
花自体の美しさもともかく
見頃の期間が長いのも
魅力の一つかもしれません

いらっしゃいませ
マクロビオティック
(玄米菜食)を
基本に据えた
“身体に優しい
美味しい日本料理”
を信条とし
天然のとらふぐ
西京漬(西京焼)を
こよなく愛す
【佳肴 季凛】の店主兼
熱血料理人の
志村弘信が
今日も認(したた)めます

「おはよう、親方
この紫陽花は
どうしたの?」
と、ふぐとらちゃんが
訊いてきました

「おはよう
もらったんだよ」
と、言うと
「もしかして
この紫陽花も
【きえい】さん」
と、ふぐとらちゃん
【きえい】さんとは
沼津魚市場で
行き会う
沼津市の居酒屋さんの
ご主人で
三井さんというのが
本名です
また
この紫陽花も
とあるように
先日も頂きました

ということで
改めて
//
有難うございます!
\\
そんな今朝ですが
魚市場の帰りに
【きえい】さんに寄ると

仕込みの手を休め
良さげな紫陽花を
用意してくれたのです
◆玄関前

◆駐車場

御覧のように
玄関前と駐車場では
紫陽花の種類が
違います
一昨日、寄った時も

この紫陽花を
切ってくれたのです

手塩にかけて
育てただけあって
満面の笑みです

そして
紫陽花を花瓶に
生けてくれるのは
当店の園芸部長でもある
女将兼愛妻(!?)の
真由美さんです
①玄関前

②化粧室(女性)

③化粧室(男性用)

④玄関

「今更だけど
紫陽花って
いろんな形があるのも
いいよね~」

「そうだね
面白いのは
生えている場所の
土の色で
花の色が
変わるんだって」
「へぇ~」
「生えている場所の土が
酸性かアルカリ性かで
違うって言うんだけど
紫陽花だけじゃないけど
部屋に花があると
色んなメリットがあるんだって」
「だって
ってことは
受け売りなの?」
「まぁまぁ
その辺は・・・(苦笑)
①癒し効果
②部屋の整理整頓
③仕事の効率UP
④運気上昇
ってとこかな」
「分かるような
気がするなぁ~
でもね
花より団子っていうか
花も団子も
ってことで
どっちも
楽しみたいなぁ~♬」
「あはは・・・
欲張りだけど
それもありだね
それはそうと
店の中にある
小さめの花器の下を
見てごらん」

ふぐのコースターじゃん

このアイデアって

真由美さん?」
「そうだよ
花瓶に生け替えれば
雰囲気も変わるからね」
「やっぱ
花は癒されるね」

紫陽花と言えば
外にも紫陽花があり
まだまだ楽しむことが
楽しむことが出来そうです

「確かに
そうだよね~
そんじゃ、また」
by 熱血君
コエタス
当店のお取り寄せや
通販の商品などを
召し上がった方々が

投稿して下さっています
ご興味、ご関心のある方は
御覧ください
頂きものの紫陽花(あじさい)
5月28日
Vol.4402
草花一つで
建物のイメージは
がらりと変わるものです
手入れこそが
おもてなしなので
欠かすことは
出来ません

いらっしゃいませ
マクロビオティック
(玄米菜食)を
基本に据えた
“身体に優しい
美味しい日本料理”
を信条とし
天然のとらふぐ
西京漬(西京焼)を
こよなく愛す
【佳肴 季凛】の店主兼
熱血料理人の
志村弘信が
今日も認(したた)めます

先日のことです
沼津魚市場から帰って来ると

「おはよう、親方
市場で
あじさいを仕入れて来たの?」
と、ふぐとらちゃんが
訊いてきました

「おはよう
いや、もらったんだよ」
と、自分
「こんなに良いものを
もらえるなんて
親方の行いって
そんなに
良いってこと!?」
「まぁ~ね」
「でも、誰にもらったの?」
こんなやり取りをしていると
女将兼愛妻(!?)の
真由美さんがやって来ました

「多分、『きえい』さんでしょ?」
と、真由美さん
「そうなの、親方?」
「そうだよ」
「ほらぁ~♬」
『きえい』さんとは
沼津市の居酒屋さんで
そちらのご主人で
普段から
屋号で呼ばせてもらっています
市場の様子は
こんな感じでした

この時、『きえい』さん曰く
「園芸部長さんに
あげて下さい!」
園芸部長とあるように

嬉々としながら
園芸部長の真由美さんは
植木鉢を卸し
置く場所を
探し始めました

そんなことをしていると
園芸部の顧問が登場


「おはようございます
▽$◆さん
いつも有難うございます」

「あら、おはよう
え~っと
この子達は
トラフグちゃんだったかな~?」
と、顧問
「いやぁ
ふぐとらです」
「そうだったわね
なかなか覚えられなくて
ごめんなさいね♬」
「いえいえ・・・」
顧問の指導の下

ここに置いても
イマイチ
あっちに置いても
イマイチと
なかなか決まりません
そんなことを
繰り返しているうちに
ようやく
置き場所が
決まりました

「そう言えばさぁ
この紫陽花って
▽$◆さんが
貸してくれたのだよね?」

「そうよ
でも、終わりが
近付いてきたから
そろそろ
地に放しても
いいと思って・・・」
このことを聞いた
ふぐとらちゃんの
独り言が
「ってことは
お店の花壇に
あの紫陽花が
植えられるなんて・・・♬」
地に放すとは
鉢植えから
地植えにすることを
言います

御覧のように
珍しい形をしており
顧問だけに
育てている紫陽花も
そんじゃそこらの
ものとは違います
とりあえず
鉢のまま
置くことにし

顧問も撤収

日本料理店である以上
料理の良し悪しは
最も大事なことです
また、和食文化は
茶道(お茶)
華道(お花)と
切り離せない
部分があります
日本料理を
生業としながらも
恥ずかしいことに
自分は
それらに関しては
全くの素人です
とは言っても
庭や花を
手入れすることで
お客様を迎える姿勢を
持たなくてはなりませんし
時には
料理以上に
大事な時もあります
ご来店される
お客様だけでなく
通りすがりの方達
にとっても
当店の紫陽花をはじめ
花の数々で
癒しを感じて頂ければ
幸いなこと
この上ありません
最後になって
しまいましたが
『きえい』さん
顧問の▽$◆さん
有難うございました
これからも
宜しくお願いします

「鉢に植え替えた
ガーベラの花が
咲いたね
そんじゃ、また明日」
by ふぐとらちゃん
コエタス
当店のお取り寄せや
通販の商品などを
召し上がった方々が

投稿して下さっています
ご興味、ご関心のある方は
御覧ください
常連さん用のランチの西京焼は、規格外の銀鱈(ぎんだら)
5月19日
Vol.4393
常連さんの場合
お決まりのランチメニューでも
色々とアレンジして
お出ししています
そんなアレンジした
ランチメニューとは・・・

いらっしゃいませ
マクロビオティック
(玄米菜食)を
基本に据えた
“身体に優しい
美味しい日本料理”
を信条とし
天然のとらふぐ
西京漬(西京焼)を
こよなく愛す
【佳肴 季凛】の店主兼
熱血料理人の
志村弘信が
今日も認(したた)めます
先日のことです
カウンターに
ランチ用の御席の
準備をすると

ふぐとらちゃんが
やって来ました

「おはよう、親方
カウンターってことは
多分、常連さんでしょ?」
「BINGO!」
「う~ん
誰なんだろう?」
「来てからの
お楽しみね」
「はぁ~い♬」
その後
常連さんが
来店されると

「▼¥〇※さん
いらっしゃいませ~♬」
「あら、こんにちは
ふぐとらちゃん♬
いつも、ブログ見ているけど
楽しそうだね」
「うんうん♬
『“季”のコースだけど
少しアレンジする』
って
親方が言ってたよ」
「そうなの
いつもアレンジ
してくれるけど
今日はどんなのを
出してくれるのかなぁ」
「実は僕達も
知らないんだよ」
「そうなの
でも、ここ最近は
西京焼を
アレンジしてくれるんだけど
今日も、そうなのかなぁ」
「へぇ~
僕達もワクワク・・・♬」
そんなやり取りを尻目に
小鍋を御席に
セットして
火を点けました
先程お話ししたように
常連さんのコースは
“季”のコースです

今日の小鍋は
もずくと野菜の
小鍋仕立てでした

小鍋は
当店のマストアイテム
とも言うべき料理です
小鍋には
20種類近くの食材が
入っています
もずく・玉ねぎ・えのき
人参・くずきり・豆腐
庄内麩・雑穀
雑穀(10種類)の内訳
玄米・押麦・黒米・もち麦
小豆・大豆・黒豆
あわ・ひえ・きび
出汁は
普段使っている
天然の魚のあらを
焼いてから
一番出汁を取った後の
かつお節、そうだ節
さば節、昆布
干し椎茸の足
さらに
野菜の皮などを
煮立たせることなく
長時間かけて
煮出したものを
味付けしたものです
◆先付(さきづけ)
グリンピース豆腐

◆揚物
エシャレットの天ぷら

◆主菜
銀鱈の西京焼

切身でないのは
お値段そのままの
バージョンアップ
だからです
また、この西京焼は
お弁当用の
尾っぽの部分を
焼きました

それぞれの目方が
40グラム前後なので
2切れで
ランチ用の切身と
ほぼ同じになります
副菜は
鰹(かつお)の刺身です

デザートは
桃のアイスで

過去半年近く
シャインマスカット
一択でしたが
先日から桃との二択にし
選んで頂けるように
しました
一般のお客様同様
伺ったのですが
そこはあくまでも
“儀式”に過ぎません
なので
「桃のアイスを
仕込んだから
桃でいいですよね?」
と、半ば押し付けwww

デザートと共に
紅茶をお出しして
コースが終わりました
何年通ったとか
どれくらい来店したか
・・・・・
などなど
常連さんになるための
基準はありません
この日の常連さんのように
自分のスタイル
考え方を
十分理解して下さった上で
自分の料理を
召し上がって下されば
常連さんなのです
その結果として
【佳肴 季凛】の料理を
愛してくれるという夢が
未来永劫、続き
夢が正夢として
現実となるよう
精進を怠るわけには
いきません

「真由美さんが
お花の手入れを
しているよ
そんじゃ、また明日」
by ミニふぐちゃん
コエタス
当店のお取り寄せや
通販の商品などを
召し上がった方々が

投稿して下さっています
ご興味、ご関心のある方は
御覧ください
【佳肴 季凛】のランチは、会席料理スタイルのコース仕立て
5月17日
Vol.4391
昼ごはんと
一言で言っても
その解釈は
様々です
【佳肴 季凛】の
お昼=ランチメニューは
会席料理のように
コース仕立てです

いらっしゃいませ
マクロビオティック
(玄米菜食)を
基本に据えた
“身体に優しい
美味しい日本料理”
を信条とし
天然のとらふぐ
西京漬(西京焼)を
こよなく愛す
【佳肴 季凛】の店主兼
熱血料理人の
志村弘信が
今日も認(したた)めます
今日は
昨日のランチについて
お話しするのですが
熱血君とのやり取りは
昨日なので
会話と本文とで
違いがございます
予め
ご承知下さい

「この鰹が
今日のランチに
登場するんだよね」
と、熱血君
「そうだよ
自分も楽しみだよ」
と、言うと
「やっぱ
そっち~!?」
そうなんです
ありとあらゆる
食べ物の中で
一番好きなのが
鰹なんです!
そんな事ばかり
言ったり
SNSなどに
投稿しているので
「そこまで言う程の
親方が仕入れる鰹を
是非食べたい・・・」
という声に応えて
仕入れたのが
こちらの鰹です

こちらの鰹は
沼津魚市場で仕入れた
焼津産です

風神丸(ふうじんまる)という
焼津の漁船が
水揚げしたものです

曳縄船(ひきなわせん)
ですので
期待大!

というのも
曳縄漁では
1本ずつ
手繰(たぐ)り寄せて
釣り上げるため

身が傷むことが
ないからです
卸してみると

鮮やかな赤色で
ひと安心
とりあえず
使うのは
片身だけで
骨付の片身も
色持ちを良くするための
手間をかける
必要があります
中骨の血の塊を
取らなくてはなりません

盛箸(もりばし)を
中骨に刺すと
血が出て来ます

これだけでは
まだ不十分です
盛箸を手前に寄せ

骨をこじ開けたら

骨抜きで
根こそぎ
血の塊を取り除きます
魚の生臭みの原因は
内臓、血
鱗(うろこ)だからです
取り除き

きれいにふき取り
キッチンペーパーに包んだら

弱めの真空パックをし

氷詰めにしておきます

「ここまでする
カツオ愛
って・・・」
「間違いないでしょ!
今日のは
焼津の船が南伊豆で釣った
沼津水揚げ
しかも朝獲れの
地(じ)の鰹だから
こういうのを
使っちゃうと
他所の産地から来たのは
使えなくなっちゃうよ」
「そうだよね
一日遅れ
ってことだもんね」
卸した身は
背と腹の
柵(さく)に分け

皮に包丁目を入れたら

バーナーでFIRE
その後
皮目を返したまま
冷蔵庫で
冷やしておきます
ということで
すべき下準備を終え
料理を盛付けたら
ご来店を
待つばかりとなりました

「ここからは
今日の献立だね」
「そうだよ」
◆先付(さきづけ)
もろこし豆腐

◆揚物
ズッキーニの天ぷら

◆刺身
鰹

◆食事
白ごはん

◆汁物
蜆(しじみ)の味噌汁


◆焼物
鰤(ぶり)の西京焼

◆蒸し物
茶碗蒸し

具材は、海老
つくね、椎茸です
◆デザート
桃のアイス

◆食後の飲物
ホットコーヒー

「推しのカツオだけあって
んまそうだったよ」

「そうでしょ!」
「それはそうと
今日の料理って
どのコースを
アレンジしたの?」

「佳肴(かこう)なんだけど
サーモンの西京焼に
変更したものと
同じ金額だよ」
「そうなんだぁ~
品数としては
同じでも
色々と替えたよね?」
「そうだね
①小鍋
↓
味噌汁
②炊込御飯
↓
白御飯
③お凌(しの)ぎ
↓
揚物
④というか
④´(ダッシュ)で
蒸し物を
茶碗蒸しに替えたし・・・」
補足説明は
以下の通りです
③のお凌ぎは
普段、サラダきしめんを
お出ししており

きしめんに
オリジナルの【胡麻だれ】を掛け
刻み野菜を盛付けた
オリジナルの料理です

定番の蒸し物は
鰯つみれ錦糸蒸しですが
アレンジということで
茶碗蒸しでした

食事(ごはん)が
白ごはんだったのは
お客様のご要望です
「④´も入れると
半分じゃん
それに
カツオのみだけど
刺身だし・・・」
「常連さんだから
色々と工夫しないとね
こっちのスタイルも
分かってくれているから
出来る献立だね」
「こういうアレンジって
いつでも
出来るの?」
「前もって
言ってもらえれば
大体OKだよ
普通のランチメニューを
卒業してから
こういうのを
食べて欲しいって
ことだけは
お願いしたいね」
「そうだよね」
「そうじゃないと
お客さんの好みも
分かんないからね」
当店のランチメニューは
会席風スタイルで
コース仕立てにして
お出ししています
温かいものは温かく
冷たいものは冷たく
お出しし
出来たてこそが
料理の美味しさだからです
もちろん
昨日のコースも
順番にお出ししました
少しずつ色々な料理を
召し上がることで
ゆったりとした時間を
同席される方と
共有することが出来ます
同じものを
召し上がることで
さらに
共感出来るのです
そういう意味では
会席料理は
本当の意味での
会食料理と言えます
なので
当店のランチは
昼飯(ひるめし)ではなく
お昼のお食事なのです
誤解を招かないように
言いますが
昼飯を否定している
わけではありません
少なくとも
お食事を
召し上がって頂くためには
仕入れに始まり
仕込みなど
然るべき準備が必要です
店名にもある
佳肴(かこう)
つまり
ご馳走を作るためには
文字通り
自らの足で
歩き回らなくてはなりません
どうぞ、ご遠慮なく
ご希望を
お申し付け下さい
そのために
いくらでも
馳せて
走りまくらせて
頂きます

「やっぱ、カツオが
お昼に来たな・・・
そんじゃ、また明日」
by ふぐとらちゃん
コエタス
当店のお取り寄せや
通販の商品などを
召し上がった方々が

投稿して下さっています
ご興味、ご関心のある方は
御覧ください
元“みどりの日”は、佳肴季凛園芸部の活動日和
昭和世代にとって
4月29日は
天皇誕生日ですが
昭和天皇が
亡くなり
平成になると
みどりの日になりました
その後、5月4日に
変わったので
今は、元みどりの日です
元みどりの日ということで
今日は
『佳肴季凛園芸部』らしい
一日でした

ちなみに
4月29日 (Vol. 4,373 )

いらっしゃいませ
マクロビオティック
(玄米菜食)を
基本に据えた
“身体に優しい
美味しい日本料理”
を信条とし
天然のとらふぐ
西京漬(西京焼)を
こよなく愛す
【佳肴 季凛】の店主兼
熱血料理人の
志村弘信が
今日も認(したた)めます

定休日の今日は
朝から
女将兼愛妻(!?)の
真由美さんが

駐車場の生け垣や

植木の手入れを
してくれました

「真由美さん、おはよう
休みなのに
たいへんじゃん?」
と、ミニふぐちゃん
「おはよう♬
休みの日なら
時間も気にしないで
出来るからね」
と、言うと
「親方にも
手伝ってもらえば
いいじゃん」
「そうなんだけど
親方は
仕込みをしたり
事務仕事をしているし
私的には
こっちの方が
気楽だもん」
「そっかぁ
何だかんだで
二人仕事が
基本だから
手分けをするしか
ないんだね」
「そうだよ
どうせなら
ミニふぐちゃん達も
手伝ってよ~」
「いやぁ~
そのぉ~
・・・・・」
と、一気に
トーンダウンの
ミニふぐちゃん

駐車場を終えた真由美さんは
花壇の手入れに
取り掛かりました

「こういう花って
どういう基準で
選ぶの?」

「特に決めてはいないけど
今咲いている花の色との
バランスを
考えながらかな~」
「ふぅ~ん
色んな花があるけど
名前って
知っているの?」
「殆ど分かんないよ」
「そっかぁ~
でも、きれいなら
いいんじゃね」
花壇を終え
場所を移動すると

近所に住んでいる
『佳肴季凛園芸部』の
顧問の〇$★さんが
来てくれました
//
おはようございます
〇$★さん
いつも色々と
有難うございます
\\

「あらぁ、おはよう
この子達
挨拶も出来て
良い子じゃないのぉ」
「えへへ♬」
その後、顧問さんは
花壇の手直しをし
真由美さんにレクチャー

どんな事でも
経験値に
勝るものはありません

「真由美さん
〇$★さん の講義は
どうだった?」
「へぇ~
そうなんだぁ~
しか出て来ないよ
前から草花のことは
殆ど〇$★さんに
教わっているし
分かんないことがあれば
すぐに訊きに
行けるからね」
「そうだよね
徒歩30秒だしね」

午後になると
実父による
紫陽花の剪定の講習会

「ねぇ、親方
真由美さんと
お父さんって
実の親子みたいじゃん」
「そうだね
面倒臭い時は
自分の代わりに
(真由美さんに)
話してもらうことも
多いんだよ」
「あ~っ、分かる
親方とお父さんは
よく似ているもんね」
「DNAの力だから
しょうがないよ
こればかりは・・・」
「そうだよね~」
「まだ、一応
現役で仕事を
しているから
色んな意味で助かるよ」
「ってことは
何歳なの?」
「23年生まれだから
6月が来て
76だね」
「平成23年じゃないよね!?」
「昭和だよ
だから、1948年」
「元気でいられる秘訣って
何なのかなぁ?」
「自分もまだまだだから
よく分かんないけど
生きている意味が
必要ってことだと
思うんだよ」
「何だか難しいけど・・・」
「誰かに求められて
その期待に応えるため
頑張るってこと
だと思うんだよ」
「なるほど~」
「普段の生活で言えば
仕事だと思うんだよ
仕事って
使命感を持って
やるべきものだから
ちゃんと仕事をしていれば
それだけでも
生き甲斐になるんだよ」
「今日の親方
人生の達人っていうか
哲学者みたいじゃん」
「いやいや
今言ったことは
受け売りなんだよ」
「誰の?」
「毎日読んでいる
ブログを書いている
コンサルタントだよ」
「その人って
熱くね」
「熱いよ
自身の経験から
色々と書いてあるけど
頷くことしか
ないからね」
「へぇ~」
「今って
仕事をするのが
悪みたいな
風潮だけど
こういうことを
学校、社会、家庭
要は
大人が教えないから
仕事嫌いが増えているとしか
思えないんだよね
働くっているのは
はた(傍)を
らく(楽)させる
ことだから
周りの役に立つことが
生き甲斐なわけよ
どんな仕事でも
必要だしね」
「言う通りだよね
じゃ、親方の使命は?」
「ブログの
最初に書いてあることの
延長になるけど
“身体に優しい
美味しい日本料理”で
日本人の食を
変えることだよ
そのためには
一次産業のひとつの
漁業=漁師の
代弁者として
声を出し続けることだね
食の安全、安心とか
言う割には
いい加減過ぎるんだよ
選挙の時ばかり
一次産業の現場に
行きやがって
腹立たしいのなんの!
一週間でもいいから
漁師の手元や
魚市場で
仕事をしてみれば
分かるんだよ」
「かなり熱くなって
きているけど・・・」
「このことに
熱くならないで
何に熱くなるのよ
まぁ、今日は
この辺にしておくけど」
「昭和生まれだし
昭和の日だけに
昭和っぽいことで
熱くなっちゃったね」
「上手くまとめたね~」
「えへへ・・・♬」
園芸部の仕事も
自分がすべきなのですが
今日のように
ご近所の顧問さん
実父が手助けしてくれることは
非常に有難いことです
そういう人達への
感謝を忘れることなく
日々の仕事に
臨み続けます

「玄関前のお花も
素朴でいいね~
そんじゃ、また明日」
by ふぐとらちゃん
コエタス
当店のお取り寄せや
通販の商品などを
召し上がった方々が

投稿して下さっています
ご興味、ご関心のある方は
御覧ください
佳肴季凛園芸部の午後の活動にした次女
4月26日(Vol. 4,370)
庭の草花の手入れをしてくれるのは
専ら、女将兼愛妻(!?)の
真由美さんの役目です
そんな今日は
次女も手伝ってくれました

いらっしゃいませ
マクロビオティック
(玄米菜食)を
基本に据えた
“身体に優しい
美味しい日本料理”
を信条とし
天然のとらふぐ
西京漬(西京焼)を
こよなく愛す
【佳肴 季凛】の店主兼
熱血料理人の
志村弘信が
今日も認(したた)めます


部長兼部員は
女将兼愛妻(!?)
の真由美さんです
今朝も部活動に
励んでいたのですが
どうも納得がいかない
雰囲気でした

ランチの営業が終わり
真由美さんが
買い求めてきたのが
芝桜です

「真由美さん
芝桜って
そろそろ終わりじゃね?」
と、熱血君が
真由美さんに
訊いてました
「時季的に終わりだから
特売品だったんだけど
今のうちに
植えておき
手入れをすれば
来年以降も
楽しめるからね」
と、真由美さん
「そうなんだぁ~」
普段は
一人で活動するのですが

今日は
学校が半日で
終わった次女も参戦

「お帰り~
◆$☆ちゃんも
お花の手入れって
好きなの?」
と、次女に
訊いていました
「好きだよ
小さい頃から
じぃじの畑を
手伝っているからね」
「そうなんだぁ」
「今でも
時々手伝っているし
この間も
里芋の種芋を
植えてきたよ」
「凄いじゃん!」
「もう少ししたら
『さつま芋の苗を
植えるのを
手伝って』
って言われたよ」
「さつま芋の苗って
言ってたけど
さつま芋って
小さい芋を植えて
作るんじゃないの?」
「熱血君
ダメじゃん
ぜ~んぜん知らないんだね」
「あ~っ
いやぁ・・・」
「今度、一緒に行って
畑をやろうよ」
「そうだね
せっかくだから
教えてよ」
「はいよ~♬」
当然、草花や
畑仕事に関しては
一家言の持ち主なので
義父が怪我をして
畑に行けない時にも
次女の指導の下で
自分と真由美さんは
畑仕事をしたことがあります

次女が手伝って
くれたおかげで

早く終わることが
出来ただけでなく
自分も手伝わずに
済みました
庭と言えるような
趣はありませんが
時季の草花の
手入れをすることで
料理に華を添え
お客様を迎える
姿勢を保ちたいものです

「今日の鯵の叩き丼も
んまそう~
そんじゃ、また」
by ふぐとらちゃん
★☆★ 【コエタス】 ★☆★
当店のお取り寄せや
通販の商品などを召し上がった方々が

投稿して下さっています
ご興味、ご関心のある方は
御覧ください
佳肴季凛園芸部の顧問
当店には
園芸部があり
部員だけでなく
実は、顧問もいるのです
そんな顧問とは・・・

4月11日(Vol. 4,355)
いらっしゃいませ
マクロビオティック
(玄米菜食)を
基本に据えた
“身体に優しい
美味しい日本料理”
を信条とし
天然のとらふぐ
西京漬(西京焼)を
こよなく愛す
【佳肴 季凛】の店主兼
熱血料理人の
志村弘信が
今日も認(したた)めます

女将兼愛妻(!?)の
真由美さんは
『佳肴季凛園芸部』の
部長兼部員です
なので、一人で
活動しています

今朝は玄関の掃除を終えたら

坪庭の手入れを
始めました
様子を見にやって来た
ミニふぐちゃん曰く

「おはよう、真由美さん
草花の手入れが
好きなの?」
「ミニふぐちゃん、おはよう♬
好きだよ
楽しいし、綺麗になるし

これから
芝桜を植えるんだよ」

「結構あるんじゃん
一人でやるの?」
「今日は違うよ」
「親方が手伝ってくれるの?」
「仕込みが無い時に
手伝ってくれるけど
仕込みに追われているから
今日は無理だよ」
「じゃあ、誰?」
「園芸部の顧問が
来てくれるんだよ」
「顧問って!?」
そうこうしていると
顧問がやって来て

真由美さんと
打ち合わせを始めました

「顧問って
$△★※さんのこと?」

「そうだよ♬」
「一番の適任者じゃん!」
「真由美ちゃん
この子達は
誰なの?
ご主人みたいに
わちゃわちゃしているけど・・・」
「うちの子達で
ミニふぐちゃん」
「 いつも有難うございます!
$△★※さん のお陰で
お花畑みたいになって
お客さんも
喜んでくれていますよ」
「あらぁ、嬉しい♬
お花いじりが出来る
場所が増えて
私も楽しませてもらっているのよ」
「そうだったんですね~
真由美さんも
お花のことを
覚えられて
嬉しいみたいです
これからも
お願いします♬」
$△★※さんは
同じ町内の
ご近所さんなので
色々と厄介になっています

$△★※さんのお陰で
あっという間に
終わることが出来
さらなるお陰で
自分は仕込みに没頭出来ました www
すると、外から
ミニふぐちゃんの大きな声
//
親方~
あじさいが去年より
大きくなっているけど
\\

「去年、挿し木を
したからだよ」
「真由美さんが
やったの?」
「っていうか
$△★※さんに
教えてもらいながら
やっていたよ」
「へぇ~」
「そしたら

こんな感じに

なったんだよ」
「わぁ~

これなら

あじさい狩りが

楽しめるじゃん!」
「そうだね
自分も楽しみだよ」
「この際
じゃんじゃん増やして
バスツアーの企画に
盛り込んでもらうとか
【紫陽花を見ながら
佳肴季凛 de 贅沢ランチ】
みたいな企画で」
「いい企画じゃん!
ミニふぐちゃん達も
挿し木をしたり
他の花の
手入れもするんだよ」
「え゛っ
そん時は
$△★※さんにも
お願いしようよ
顧問だし・・・」
「やっぱ
そう来たか・・・。」
紫陽花だけでなく
季節のお花で
花壇などを
一杯にするため
【佳肴季凛・お花畑計画】に
賛同して下さる方の
人的支援
熱烈歓迎で
お待ちしています www
「一番人気のアイスの
シャインマスカットじゃん!
そんじゃ、また明日」

by ふぐとらちゃん
★☆★ 【コエタス】 ★☆★
当店のお取り寄せや
通販の商品などを召し上がった方々が

投稿して下さっています
ご興味、ご関心のある方は
御覧ください
お子様も、ランチメニュー
大人のお客様に
お子様料理を
ご用意することは
出来ませんが
その反対は
可能です

3月31日(Vol. 4,344)
いらっしゃいませ
マクロビオティック
(玄米菜食)を
基本に据えた
“身体に優しい
美味しい日本料理”
を信条とし
天然のとらふぐ
西京漬(西京焼)を
こよなく愛す
【佳肴 季凛】の店主兼
熱血料理人の
志村弘信が
今日も認(したた)めます

お子様用の椅子を見た
ふぐとらちゃんが
訊いてきました
「おはよう、親方
今日はチビッ子も
来るんだぁ

ってことは
お子様ランチを
用意するの?」

「いや、そんなことないよ
大人のお客さんと
同じ料理を出すよ」
「えっ
そういうのあり?」
「もちろんだよ
だから

小鍋のセットを
用意してあるじゃん

ただ、箸は
チビッ子用に
短めの箸だし

一応、フォークも
用意してあるよ」
「チビッ子用の椅子ってことは
幼稚園とか・・・?」
「そうだよ」
「それくらいのチビッ子でも
大人の料理が
いけちゃうんだぁ~」
「特別に辛いとか
そういうものじゃないからね」
「どんな流れで
大人と同じ料理を
用意することになったの?」
「チビッ子がいる場合
お客さんの方から
『お子様ランチみたいの出来る?』
って訊かれるんだけど
『お子様ランチじゃなく
大人と同じもので』
って言われたからだよ」
「へぇ~」
「刺身とか
焼物も食べられるし
そういうのが
好きって言われたからね」
「チビッ子で
和食が好きなんて
珍しくね?」
「珍しいっていうか
多くはないよ
っていうか
ちゃんとした食事を
普段から
食べているってことだよ」
「ってことは
ママがそういう御飯を
作っているってことじゃん!」
「そうだね」
「そういうのって
嬉しいよね」
「だから、予約の電話を
もらった時
『ちゃんとした
和食を食べる機会があるのは
嬉しい』
って伝えたよ」
「へぇ~」
「そんなことより
仕事をするよ」
「はぁ~い♬」
そんな今日の献立は
ランチの“凛”のコースで

西京焼は
鯖(さば)をご用意しました
当店のランチメニューは
会席料理ように
コース仕立てです
ということで
順を追って
説明します
◆先付(さきづけ)
グリンピース豆腐

◆小鍋
もずくと野菜の小鍋仕立て

マクロビオティック
(玄米菜食)を
基本に据えている
当店のマストアイテム的な料理です
中に入っている食材は
・もずく ・玉ねぎ ・えのき
・人参 ・豆腐 ・巻麩
・大豆 ・くずきり ・雑穀
雑穀の中身は
玄米、押麦、黒米、もち麦
黒豆、あわ、ひえ、きび
の計8種類です
◆お凌(しの)ぎ
サラダきしめん

お子様には
刻み野菜を別にして
お出ししました
というのも
長ねぎ、茗荷(みょうが)
などのクセの強い野菜が
多いからです
ちなみに、野菜は
長ねぎ、みょうが、アーリーレッド
レッドキャベツ
ピーマン(赤、緑、黄)
◆刺身
三種盛

三種は、目鯛(めだい)
〆鯵(しめあじ)、湯葉です
◆焼物
鯖(さば)の西京焼

◆蒸し物
鰯つみれ錦糸蒸し

◆食事
ひじき御飯

食事は
刺身と共に
お出しししました

お新香は
浅漬、胡瓜(ぬか漬)です
◆デザート
ココナッツミルクのムース

食後の飲み物は
コーヒー、紅茶(共に温)
を選んで頂きました

「気になったんだけど
チビッ子は
小鍋も普通に食べてくれたの?」

「少し多いようだったけど
どれもこれも
ほぼ完食だったよ」
「良かったじゃん!」
「年齢に関係なく
好き嫌いが無く
食事が出来るのは
大事だと思うんだよね」
「そうだよね~
僕達も今日みたいな
料理が好きなんだけど・・・」
「あざ~っす
お金を頂ければ
いつでも
ご用意させて頂きますので
是非是非・・・♬」
「あちゃ~」
今日のように
大人のお客様と
同じ料理でも
お子様料理のどちらでも
ご用意することが可能です
お子様が同席される場合は
椅子の都合などもございますので
ご予約の際に
お声掛け頂けると
幸いです

「デッカイ包みだけど
何だろ?
そんじゃ、また」
by 熱血君
カウンターで、4年振りにランチの海鮮丼
常連さんともなると
定番メニューにはない
海鮮丼も
御用意することもあります
その海鮮丼とは・・・

3月28日(Vol. 4,341)
いらっしゃいませ
マクロビオティック(玄米菜食)を
基本に据えた
“身体に優しい美味しい日本料理”
を信条とし
天然のとらふぐ
西京漬(西京焼)を
こよなく愛す
【佳肴 季凛】の店主兼
熱血料理人の
志村弘信が
今日も認(したた)めます

「この丼ものって
親方達が
お昼に食べているのと
違う感じじゃね?」
と、熱血君
「違うよ
っていうか
今日のお客さんのランチメニューだよ」
「えっ!?
丼ものなんてメニュー
いつから始めたの?」
「始めてないよ
常連さんからの
注文だよ」
「へぇ~
でも、どうやって
注文してくれたの?」
「ブログをいつも
読んでくれているんだけど
時々、投稿している
丼ものを
また食べたいって
言われたから用意したんだよ」
「でも、いきなり来ても
用意出来ないでしょ?」
「出来ないよ
今日までの流れを
話すね
①行けそうな日を
いくつか選んでもらう
②それに合わせた仕入れをする
ただし、こちらの
仕入れ状況に
合わせてもらうのが条件
③仕入れが出来たら
お客さんに連絡して
正確な日時を決める
④そして、来店
っていう感じ」
「へぇ~
ちょっとした
予約料理じゃん」
「そうだよ
お互いの我が儘(まま)を言える
関係だから
為せる業(わざ)だよ」
「だから、席も
カウンターなんだね」
「そういうこと」
「で、丼ものの内容とか
料理を出す流れを
話してよ」
「はいよ~」
丼ものだからと言って
全て一度に出すことはしません
ご来店されたら
丼ものの準備です

器に
酢飯をよそったら

刻み海苔を散らします

葉血引(はちびき)

寿司海老

蛍烏賊を盛付けました

寿司海老は既製品で
ちらし寿司用の
切落しです
その上に
野菜、胡麻、わさびを
盛付けました

野菜は
人参(オレンジ、黄)・胡瓜
茗荷・アーリーレッド
を塩水に浸けて
しんなりさせたものです

これらとは別に
紅たで、ねぎ、大葉も
盛付けました
三色丼が出来上がったら
先付のグリンピース豆腐を
お出しし

そして、メインと共に

味噌汁

味噌汁の具は
蜆(しじみ)です

食事が終わったら
デザートの
シャインマスカットのアイスと共に

ホットコーヒー

「親方
あと、丼ものを
食べられる条件とか
縛りみたいなものってあるの?」
「あるよ
※通常のランチメニューが
経験済なことだよ
うちのランチの特徴は
会席スタイルの
コース仕立てだから
これを卒業してもらわないと
次には
進めないんだよ」
※通常のランチメニュー

「だから
常連さん用なんだね」
「そういうことだよ」
「そこまでになるには
通い詰めないと
ならないの?」
「その辺は
まぁまぁアバウトで・・・
そうそう
4年前の同じ日にも
丼ものを食べたんだよ」
「マジで?」

「でも、どうやって
4年前っていうのが
分かったの?」
「食べた時の写真を
見せてくれたからだよ
4年前に用意したことは
覚えていたけど
まさか同じ日とはねぇ」
「ふぅ~ん
4年に一度ってことは
閏年的メニュー?
常連さんって
何でもありなんだね」
「さっきも言ったけど
お互いのことを
分かっているからね」
「いいじゃん、いいじゃん!」
これまでにご用意した
通常のランチメニュー以外の
お食事は
海鮮丼しかありません
ご要望次第で
可能な限り
対応させて頂きますが
その前に
通常のランチメニューの
クリアをお願いします

「4月5日は
お休みするんだって
そんじゃ、また」
by ミニふぐちゃん
新しい営業許可証は、飲食店営業と水産製品製造業
Vol.4326
いらっしゃいませ
マクロビオティック(玄米菜食)を
基本に据えた
“身体に優しい美味しい日本料理”
を信条とし
天然のとらふぐ、西京漬(西京焼)を
こよなく愛す
【佳肴 季凛】の店主兼熱血料理人の
志村弘信です

今日(3月13日)は
新しい営業許可証について
お話しします

「ねぇねぇ、親方
今日は保健所に
行くんでしょ?」
と、ふぐとらちゃん

「そうだよ
だから、1時で
ランチの営業を
終わりにするんだよ」
と、言いました
「営業許可証なんちゃら
って書いてあるけど・・・」
「営業許可証の更新をして
講習を受けるんだよ
はぁ~
睡魔との戦いだから
滅入るね」
「そうだよね
御飯の時と
パソコンをいじる以外は
座ることないもんね」
「パソコンをいじっていても
寝落ちするくらいだよ
それでも
今朝は市場へ行かなかったから
大丈夫だと思うけどね・・・」

「「
「季凛の許可証って
2枚あるけど
どういうことなの?」
「一枚が
飲食店営業(食堂)で

もう一枚が
そうざい製造業だよ

富士保健所長と県知事って
書いてあるように
そうざい製造業は
県の管轄なんだよ」
「へぇ~
でも、どうして
そうざい製造の許可証があるの?」
「うちの※【鰯の丸煮】って
そうざい製造の許可が無いと
店だけでなく
ネットでも
売ることが出来ないんだよ」
【鰯の丸煮】

「そうなんだぁ~
でも、2枚あるってことは
二刀流じゃん!
大谷といい勝負じゃね(笑)」
「いい勝負どころか
比べる土俵が違い過ぎだよ」
「冗談、冗談」
「実はさぁ
そうざいの許可なしで
売っていたら
レッドカードを出されて
始末書を書いたんだよ」
「え゛~っ
ヤバいじゃん!」
「無免許運転だからね~
だから、そうざいの許可を
取るまでの一か月くらい
停学状態だったんだよ」
「そうなんだぁ~
じゃあ、オンラインショップの
ボスキャラの※【西京漬】は
問題なかったの?」
※【西京漬】

「こっちは平気だったよ
それからは
新商品を販売する時は
必ず保健所に行って
原材料、仕込み方を説明して
判断してもらうようにしているよ」
「そうなんだぁ
お店の許可証だけで
出来るものじゃないんだね」
「そうだよ
保健所の許可証にある業種は
約30なんだけど
それぞれに施設の
基準がバラバラだから
簡単じゃないんだよ」
「30!
すごいね」
「ただ、何年か前に
食品衛生法が改正されて
新しい業種があったり
区分けが変わったんだよ」
「今度も同じ
業種になるの?」
「いや、今度は
飲食店営業と
水産加工品なんちゃらになるんだよ」
「そのなんちゃらって?」
「新しいのだから
よく覚えていないけど
水産物で作ったもの全部に
適用されるんだよ」
「ってことは
【西京漬】も?」
「そういうこと
例えば、唐墨(からすみ)を
作って売る場合にも
許可が必要になるんだよ」
「前の親方みたいに
知らない人
多いんじゃね?
「多いはずだよ
何かのきっかけで
保健所が来たりした時に
言われて
自分みたいになるかもしれないね」
「じゃあ、注意が必要だね」
「そうだね
ランチの営業が終わったら
行って来るよ」
「気を付けて
いってらっしゃ~い」
富士保健所がある
総合庁舎に着き

受付を済ませたら

睡魔との戦いが
刻々と・・・
席には
テキスト

程なくすると
講師の方がやって来て
講習のスタートです

ビデオを見たり

テキストを見ての講習です。
食品衛生の中で
一番大事なところですので
食中毒の箇所だけは
目を開いて
耳の穴をかっぽじって
聞かない訳にはいきません
時々、睡魔に
押し切られそうになったものの
無事に講習が終わり

新しい許可証を
GET!

こちらが
従来通りの飲食店営業で

この度の改正で
食堂という文言がありません
もう一つの許可証が
水産製品製造業です

『佳肴 季凛』に戻ると
「親方、お帰り~♬
どうだった?」

「どうってことはないど
これが新しい許可証」
「今度のは
緑の県章だね」
「オレンジのは
かなり前からだったような
気がするから
完全なイメチェンだね

まぁ、オレンジって
県の色みたいなもんだし」
「そうだったんだぁ~
水産製品なんちゃらがあると
どうなるの?」
「うちは問題ないけど
【西京漬】も
この許可証の範疇(はんちゅう)に
入ったんだよ」
「じゃ、他のお店が
【西京漬】とか【鰯の丸煮】
みたいなものを売ろうと思ったら
許可が必要なんだね」
「そういうことだよ
ともかく
魚を使ったものを売る時の
マストだね
ちなみに、この許可証があれば
いわゆる魚屋さんと
同じようなことが出来るんだよ」
「飲食店と
水産製品製造業があれば
ただの二刀流じゃないじゃん
大谷に勝ったね!」
「ちょっと違うようだけど・・・」
今度の更新は
令和11年になっていますが

和暦だけでなく
西暦も併記して
分かりやすくして欲しいものです

新しい許可証をセットし
新たな気持ちで
仕事に臨みます

「♬咲いた 咲いたぁ~
チューリップの花が・・・
そんじゃ、また」
by ミニふぐちゃん