富士市立高校で、職業講話
以前お話ししたように、今日は、地元の富士市立高校で、職業講話の講師を務めさせて頂いたのですが、前日の昨日は、
“お疲れちゃん♪”を兼ねて、今日の作戦会議をしました。
そして、明くる日の今日は、
講話を聞いてくれる生徒さん達に、ふぐ皮と、
ブルーベリーのムースを、持参することにしました。
準備を終え、出掛けたのですが、
予定よりも、
かなり早く着いてしまったので、小雨の中、校内をぶらぶらしていました。
予定の時間になり、応接室に、自分以外の講師の方達が集まり、説明を聞き、程なくすると、それぞれの講師の方達が、
教室に、向かいました。ちなみに、今日の講師の方達の職業は、消防士、警察官、会計士、理学療法士、栄養士、スポーツインストラクター、保育士、美容師などで、合計13種類の職業でした。
教室に向かうと、
先生が、自分の名前を黒板に書いてくれており、程なくすると、
授業時間となり、
教壇だけに、独壇場が始まりました。ちなみに、この写真は、今回の講話の依頼主である【fきゃる】の職員の方が、撮ってくれたものです。
お話しした内容は、自分の現在に至るまでの経緯、今後の目標など、職業講話らしいものでしたが、職業観や仕事というよりも、それ以上に伝えたかった働くことの意義でした。
働くというのは、ハタつまり、周囲というより、世の中の人を、楽にしてあげることであり、それこそが、働くことの本質であることだと、自分は思っています。
また、料理人にならずとも、自ら選んだ職業を、どんなことがあっても、全うしてもらいたいことも、お話しし、最後は、食を支えてくれている生産者である一次産業の方達への思い、そして、食そのもの、最後には、国家のあるべき姿までになってしまいました。
これ以上お話しすることは、あえてしませんが、どこかしらで、お客様をはじめ、多くの方達に、お話ししている内容です。
生徒さん達の感想も、気になりますが、「人は教えることによって学ぶ」ということを、改めて感じ、こういう機会を頂けたことに、何よりも、有り難い限りでした。
こうい機会を頂いた以上、常に、自らを律することを忘れることなく、日々の仕事に取り組み、料理人としての本分を忘れず、多くのお客様に喜んで頂ける料理とおもてなしを、提供できるよう、精進します。
最後になりましたが、今日で、まる一週間たった【干し柿作りに、初挑戦】ですが、降水確率が高い予想でしたので、
外に出すことなく、室内待機ということになったものの、ますます干し柿らしくなりつつあります。
★★★ 佳肴季凛謹製 西京漬 ★★★
当店では、お中元、お歳暮などの贈り物に最適な『西京漬』をご用意いたしております。
銀鱈、サーモン各3切入 3,480円 ※クール便にて発送可
店主自ら、魚市場で吟味した“銀鱈”、“サーモン”を使用し、お手製の有機西京味噌で仕込んだ逸品です。大切な方への贈り物に、是非どうぞ。
完全オフの定休日
昨日お話ししたように、今日は、完全オフの定休日となったので、朝から、
夕飯用に、おでんを作りました。
作るとは言っても、付きっきりではないので、大した労力もかかりません。ただ、おでんを作る時は、何故か、量が増えてしまいます。まさに、おでんあるあるです。
天気が良かったので、夕方まで、
ひれ酒用の天然のとらふぐのひれを干し、中にしまったら、
糠床の手入れをしました。
その後、おでんに、白はんぺんを入れ、キッチンペーパーで、
落とし蓋をしておき、後は、時が経つのを、待つばかりとなりました。
実を言うと、自分は、白はんぺんが苦手なおでん種ですが、志村家の女三羽烏の強い要望ゆえ、入れざるを得ません。
フワフワとした食べ応えにして、頼りない食感と、沈むことなく、プカプカと浮いている妙な存在感が、どうも苦手というか、許し難いのです。これは、あくまでも個人的な好みですので、白はんぺん好きな方は、お見過ごしして、ご容赦ください。
そして、夕飯の時間になり、
お気に入りのがんもどき、厚揚げ、手作り蒟蒻等で、熱燗。
あな、美味し・・・。
冒頭にあるように、今日は、お気楽、極楽の定休日でしたが、来週、地元の高校で、職業講話の講師をすることになっており、今日の休みが相殺となりました。
そんなことよりも、来週のことを考えると、気が気でなりません。今から、気を揉んでいます・・・・・
明日は、完全オフ
今日のお昼は、法事の御席のご予約を頂いていたこともあり、
朝から、料理の盛り付けや、色んな準備に追われていました。
写真は、法事の御席でお出しした刺身で、
生の本鮪(大間)、帆立(北海道)、小肌(佐賀)、湯葉の四種盛りでした。
法事のご予約が遅かったこともあり、お帰りになった後は、そのまま夜のご予約のふぐちりを盛り付けたり、
御歳暮用の『鰯の丸煮』を、
仕上げたりと、休憩も、僅かでした。
そんな一日の終わりは、
定休日前ということで、余り物の刺身で、“お疲れちゃん♪”と相成りました。
明日は、全く仕込みの無い、完全オフの定休日ですので、お気楽、極楽となりそうですが、来週の定休日は、仕込みの有無より、地元の高校で、職業講話の講師をすることに、今から、気を揉んでいます。
★★★ 佳肴季凛謹製 西京漬 ★★★
当店では、お中元、お歳暮などの贈り物に最適な『西京漬』をご用意いたしております。
銀鱈、サーモン各3切入 3,480円 ※クール便にて発送可
店主自ら、魚市場で吟味した“銀鱈”、“サーモン”を使用し、お手製の有機西京味噌で仕込んだ逸品です。大切な方への贈り物に、是非どうぞ。
キャラメルコーンのピーナッツ
秋は、七五三の時季ということもあり、
お子様料理を御用意することが、いつもよりも多いのですが、ご覧のように、お菓子を、盛り付けてあります。
別段、理由はないのですが、使うお菓子は、
『キャラメルコーン』で、あえて使う理由を挙げるのなら、袋の色が赤で、盛り付けた時に、色が映えるのと、他の料理で使っている食材と重ならないことです。
ご存じの方も多い『キャラメルコーン』ですが、この中に、ピーナッツが入っているのが、
自分にとっては、子供の頃からの謎で、袋の裏面には、
このように書かれているものの、これだけでは、腑に落ちないので、検索しみたところ、こんなサイトにたどり着きました。
全4ページにわたる長いサイトで、本題については、最初の2ページだけで、読んでみると、なんとなく理解することが、出来ましたが、個人的には、やはり不要としか思えません。他の方は、どう思っているのでしょう?
★★★ 佳肴季凛謹製 鰯の丸煮 ★★★
当店では、お中元、お歳暮などの贈り物に最適な【鰯の丸煮】をご用意いたしております。
5パック(10本)入 2,250円 ※クール便にて発送可
“大羽(おおば)”と呼ばれる大きめの真鰯を使用し、店主の“熱き想い”と共に、煮詰めた逸品です。大切な方への贈り物に、是非どうぞ。
中略、10月21日
今朝、沼津の魚市場に着いたのは、
5時前で、普段よりも早く、昨日お話ししたように、気分が高まったのかどうかは分かりませんが、それを否定する余地は、何らありません。
そんな一日は、
最後に、デザートでお出しする“ブルーベリーのムース”を流し、明日の準備が終わったのは、
1時前でした。
中略の内容については、次回お話しさせて頂きます。
のんびりスタートの定休日明け
定休日明けの火曜日が、『佳肴 季凛』の一週間の始まりですが、普段通っている沼津の魚市場も、今日は休みでしたので、魚の仕込みもなく、ややのんびりなスタートでした。
ひととおりの仕込みや準備の目途がついたので、女子二人に、
ひれ酒用の天然のとらふぐのひれを、干すために、板に貼り付けてもらい、ランチの営業が終わったら、
伊佐木(いさき)を天ぷらにして、冷やし素麺を、お昼御飯に食べました。
休憩後は、夜のご予約のふぐ料理を、
盛り付けたら、冷蔵庫へ。
平日ということもあり、のんびりというか、まったりな雰囲気で、一日が終わり、
義母の作ってくれた手作り餃子で、“お疲れちゃん♪”ということで、一日の労をねぎらいました。
こんな感じで、一週間が始まりましたが、週末の土曜日(22日)と、
日曜日(23日)のお昼は、
満席となっておりますので、くれぐれも宜しくお願いします。
★★★ 佳肴季凛謹製 鰯の丸煮 ★★★
当店では、お中元、お歳暮などの贈り物に最適な【鰯の丸煮】をご用意いたしております。
5パック(10本)入 2,250円 ※クール便にて発送可
“大羽(おおば)”と呼ばれる大きめの真鰯を使用し、店主の“熱き想い”と共に、煮詰めた逸品です。大切な方への贈り物に、是非どうぞ。
仕込みは、ひとつ
親方無しの子分無しの一人仕事ゆえ、定休日と言っても、仕込みをすることも多く、完全なオフというのは、あまりなく、今日もそんな定休日でした。
ただ、今日の仕込みは、
先付の“南京豆腐”を流し、
明日炊く“ひじき御飯”の米を研いで、
糠漬にする大根、胡瓜、人参を、
糠床に漬けただけでした。
この中で、仕込みと呼べるのは、南京豆腐の仕込みぐらいで、実質のそれは、ひとつと言っても、過言ではなく、実働30分程度のものですので、仕込みと呼ぶには、おこがましいくらいです。
仕込みがてんこ盛りの定休日もあれば、今日のように、その反対もあります。また、仕込みは無くても、営業することもあるし、当然、完全なオフもあります。
どれもこれも、自分にとっては、定休日であるのは確かですが、やはり休みは、休みでよいものです。
5本のとらふぐ(天然)&食品表示責任者養成講習会
今朝は、沼津の魚市場に行き、
三重県から届くことになっていた2本のとらふぐ(天然)を、
仕入れて来ました。
そんな元気な姿に、もちろん萌え燃え・・・
そのまま取り出し、
締めてから、
血抜きのため、海水を注ぎました。
その後、ひととおりの仕入れを終え、『佳肴 季凛』に戻り、
卸し終えたら、今度は、富士市内の魚屋さんに行き、
静岡産のとらふぐを、
3本仕入れて来ましたが、勿論、これらも、天然です。
その後、いつものように、女将兼愛妻(!?)の真由美さんが、
水洗いしてくれ、自分が手直しし、
このように、拭き上げ、ふぐの仕込みは終わりました。
普段なら、他の仕込みなどをして、ランチの営業の準備をするのですが、今日は、先日お話ししたように、【食品表示責任者養成講習会】に行くことになっていたので、ランチの営業をお休みし、
『静岡県富士総合庁舎』に、行きました。
館内に入り、
会場に着くと、
一番乗りで、指定され席に着くと、
封筒には、
テキストが、入っていました。
開いてみると、
そのページ数は、
何と、234ページ!
仮に、1ページ、1分としても、234分ですので、約4時間かかりますが、
講義の時間は、2時間20分ですので、1ページあたりの時間は、30秒です。
一体全体、どんな講義かと思われますが、運転免許証の更新時の講習同様、省略、端折(はしょ)り、素通り、パスなどの“恩恵”や“ボーナス”が繰り出されるのですが、
最大の敵は、眠気です。
料理の世界に入って以来、午後の2時から4時は、仕込みや夜の準備がない限り、昼寝をするのが、日課になっている以上、この時間に、静かな場所で、椅子に座り、起きていなくてはならないのは、拷問同然でしかありません。
そんな拷問というか、苦行に耐えたご褒美として、
修了証を頂きました。
頂いた以上、今日の講習会だけでなく、テキストの内容も、バッチリですが・・・・・。(笑)
★★★ 佳肴季凛謹製 鰯の丸煮 ★★★
当店では、お中元、お歳暮などの贈り物に最適な【鰯の丸煮】をご用意いたしております。
5パック(10本)入 2,250円 ※クール便にて発送可
“大羽(おおば)”と呼ばれる大きめの真鰯を使用し、店主の“熱き想い”と共に、煮詰めた逸品です。大切な方への贈り物に、是非どうぞ。
仕込みを終えて、静岡へ
今日は、定休日でしたが、
6時半過ぎに、厨房に行き、
水曜日のお弁当の煮物と、
先付の南京豆腐を、
仕込んだ後、
片付けをしました。
ただ、今日は、三連休ということもあり、下の娘から”どこかへ連れてけ光線”の攻撃を受けていたので、富士駅から、女将兼愛妻(!?)の真由美さんと娘と一緒に、
電車で、静岡に行くことにしました。
電車で行くとなれば、ちょっとした旅行気分ですので、
“馬力”を飲み干したのですが、こういう時は、吟醸酒や純米酒などではなく、永遠のベストセラーであるワンカップに限ります。
ほどなくすると、電車が到着し、
一路、静岡へ。
静岡に着き、
改札口を出て、
『ホテルセンチュリー静岡』へ、行きました。
館内に入り、向かったのが、
バイキングレストランで、来るのは、夏以来のことで、その時の様子は、こちらをご覧下さい。
入口にあるショーケースには、
「さすがホテル!」と思わせるほどのケーキが、並んでおり、女子二人のターゲットになるのを、覚悟しておきました。
そして、こんなメニュースタンドを尻目に、
席に案内されたのですが、
開店して、間もなくだったので、店内は、空席が目立っていました。
フリードリンクのメニューをもらい、
イタリアンフェアということで、
イタリアのビールで、グビグビ。つまみは、
こんな感じのものでした。
2本あるのは、小瓶ゆえ、すぐに無くなってしまうからですし、自分は、ジョッキに入った生ビールが、好みではないので、瓶ビールは、願ったり叶ったりなのです。
初めて飲むビールですが、思いの外、美味しかったのですが、ビールは、お腹がふくれてしまうので、イタリアンフェアの言葉に誘われ、
白ワインにシフトしたのですが、好みではなかったので、
麦焼酎のお湯割りに、鞍替えしました。
ただ、他のお客様が、
こんなビールを頼んでいたので、興味津々で飲んでみたところ、これは、全くもってNGでした。
真夏でも熱燗派の自分ですので、お湯割りはどんぴしゃで、
烏賊墨のリゾットや、何とかのパスタ、そして、
アイスやデザートも、
それこそ、箸でつまみながら、グビグビ。
お腹も一杯になり、
買い物をして、
帰ることにしたのですが、
道中、締めのハイボールを、1本だけグビグビ。
ようやく、住まいである『佳肴 季凛』に戻り、自分は、
コスモスと芒(すすき)を、
生け替え、真由美さん達は、
枯れてきた花などの手入れをしたり、
プランターの花を植え替えてくれ、三連休の最終日は、終わったのでした。
法事、お祝い、すっぽんありの連休中日
今日のお昼は、テーブル席だけでなく、
全ての個室も、
法事や、お祝いのお席のご予約で、
一杯でしたので、
玄関先のメニュースタンドには、
このような“お詫び”を、掲げておきました。
そんな玄関先には、秋らしく、
尾花(すすき)とコスモスを生けたものを、飾ってみました。
先付の南京豆腐(南瓜で作った豆腐)や、
刺身など、
全ての料理を盛り付け、冷蔵庫にしまい、お出しするだけの状態にしておいたら、女将兼愛妻(!?)の真由美さんに、
まな板周りを養生してもらい、夜のご予約でお出しするすっぽんを、
すっぽんを卸すことにしました。
すっぽん料理のご予約を頂いた時は、その仕込みのため、ランチの営業を、早仕舞いすることが殆どです。というのも、
活血と、
刺身は、活きたものでなくてはならないからです。
ただ、今日は、おふたりのご予約でしたので、卸したすっぽんは、1パイでしたので、それほど手間も掛からず、お昼のお客様が見えるまでに、終えることが出来ました。
それ以外の部分は、
唐揚げと、
すっぽん鍋に仕立てて、お出ししました。
すっぽん料理のコースですので、締めのお食事は、
もちろん、すっぽん雑炊です。
こんな感じの三連休の中日のお昼でしたが、水曜日のお弁当用の煮物を、定休日の明日に仕込むため、夜の営業が終わったら、
野菜などを、包丁しておきました。
今、お話ししたように、明日は定休日ですので、というより、下の娘から“どこかへ連れてけ光線”の攻撃を受けているので、早めに終わらせ、出掛ける予定です。