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もっとおいしいお話し

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明日と明後日のお弁当の仕込み

Vol.3912

生涯、一料理人を貫くためが想いを

『佳肴 季凛』店主兼熱血料理人の

志村弘信が認(したた)めます。

10年振りだとか

数十年振りの大寒波が

来るとの天気予報ですので

今朝は仕込みをする前に

女将兼愛妻(!?)の

真由美さんと

手分けをして

外の水道管を

養生して

おきました。

ぶりと聞くと

鰤(ブリ)

寒波と聞くと

勘八(カンパチ)を

思い浮かべてしまうのは

魚市場に行く者あるある!?

そんなことよりも

大寒波の影響がないことを

願うばかりでなりません。

外仕事を終えたら

仕込み開始です。

先ずは、日本料理に欠かせない

出汁を引きました。

お弁当の煮物の仕込みもあるので

普段よりも多めです。

というのも

明日と

明日と

明後日の分を

仕込んだからです。

※煮物の内容

人参、ごぼう

さつま揚げ、こんにゃく

煮物でも

海老の酒煮は

煮詰める必要がないので

分けてはありません。 

焼物のサーモンの西京焼は

明日と

明後日の分に

串を打っておきました。

これらの仕込みをしている間に

真由美さんは

揚物に打粉をしてくれました。

鯵(あじ)は

本業のお弁当ですが

何故か

豚カツも・・・。

豚カツは娘達のお弁当用で

お弁当が豚カツに

なった流れは以下の流れです。

真由美さん「明日は市場へ行くの?」

自分「行かないけど・・・。」

真由美さん「それなら、子供達のお弁当に

豚カツを揚げてくれる?」

自分「いいよ。」

豚カツに限らず

揚物があれば

それだけで

十分なおかずになるので

本業のお弁当があり

市場に行かない時は

かなりの確率で

揚物になります。

先日の場合

鶏から弁当でした。

さらに、煮物の

さつま揚げも

本業のお弁当のものです。

そして、夜の営業が終わったら

折を並べ

お弁当に使う

道具を準備しておきました。

大寒波の影響で

風も吹き始めたので

外に出してあるものをしまうと

熱血君が

「今日は、色々と

せわしなかったね。」

「そうだね。

休み明けっていうのも

あったからねぇ。」

最初にもお話ししましたが

大寒波の被害だけは

ご勘弁。

「ってことで

また明日🐡」 by ふぐとら

来週のお弁当の仕込みと準備

Vol.3910

生涯、一料理人を貫くためが想いを

『佳肴 季凛』店主兼熱血料理人の

志村弘信が認(したた)めます。

今朝の沼津魚市場は

地物がまずまず入荷していたものの

全体としてはやや少なめ

といった感じでした。

そんな状況を素通りして

向かった売場で

【西京漬】に仕込むため

佳肴 季凛 謹製 西京漬け

ノルウェー産のサーモン(5,5キロ)を

仕入れたのですが

もちろん

鮮度チェック済です。

『佳肴 季凛』に戻ると

「おはよう、親方♬」と ふぐネット。

「おはよう。」

「サーモンなのに

ぶりのスチロールに入っているのは

どうしてなの?」

「サーモンは大きいスチロール(写真 右側)に

4~5本入って来るんだけど

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: sRIMG0320.jpg

市場に着いてから

問屋が1本ずつ

秤にかけるからだよ。」

「そうなんだぁ。」

「さぁ、始めるよ。」

「頑張って~!」

鱗が細かいサーモンは

包丁を使う

すき引きという方法で

鱗を取り除きます。

頭を落とし

水洗いをしたら

三枚に

卸しました。

上身(うわみ)の腹骨を欠いたら

皮目を上にし

ギフトや単品用に

切身にしました。

下身(したみ)も

上身同様、腹骨を欠いたら

柵取りしてから

お弁当の西京焼用に

切身にしました。

※上身と下身

魚の頭を左にした時

上になる方を上身

下になる側を下身と呼びます。

切身は

有機JAS認証済の

西京味噌をベースにした

お手製の西京味噌と共に

真空パックし

お弁当用のうち

入数が書いていないものは

来週の水曜日と

木曜日の分です。

西京焼のついでに

西京焼同様

水曜日、木曜日のお弁当用の

鶏の唐揚げも真空パック。

また、明後日の火曜日に

仕込むお弁当の

煮物などに使うバットも

準備しておきました。

さらにさらに、今朝は

女将兼愛妻(!?)の真由美さんが

フライヤーの掃除をし

油を処分してくれ

新しい油にしたので

いつも以上にフレッシュな気分で

お弁当に臨めそうです。

「そんじゃ

また明日ね🐡」 by ミニふぐ

煮物なしのお弁当

Vol.3906

生涯、一料理人を貫くためが想いを

『佳肴 季凛』店主兼熱血料理人の

志村弘信が認(したた)めます。

今日の始まりは

お弁当からでした。

出汁を引く前に、先ずは

スチームコンベクション・オーブンで

鶏肉の照焼と

つくねの番茄煮(ばんかに)の

加熱開始。

一番最初なのは

鶏肉に火が入るのに

70分かかるからです。

その後

御飯を炊くことにしました。

今日の御飯は

浅蜊(あさり)とひじきの御飯で

炊込御飯は出汁と具を分け

その出汁で炊き

煮汁が沸いてきた頃に

具を入れ

炊き上げ

蒸らしたのち

混ぜ合わせます。

つくねの番茄煮は

温める前に

煮汁を少し取り分けておきます。

「おはよう、親方♬

どうして、こんな風にしているの?」

と、ミニふぐ。

「おはよう。取り分けた煮汁に

片栗粉を入れ

あんにするからだよ。」

「水溶き片栗粉を

使うのを見るけど

それじゃだめなの?」

「だめも何も

水だと折角の味が

薄まっちゃうじゃん。」

「あ~、なるほどね。」

「日本料理の基本は出汁だから

こんな風にするんだよ。」

「ほぉ~。あと

番茄って・・・?」

「番茄って、トマトのこと。

ケチャップベースの味付に

してあるから、そう呼ぶんだよ。」

「トマト煮じゃ

う~んって感じだよね。」

「こういう呼び方の方が

日本料理らしいからね。」

「そうだね。」

煮あがったら

バーナーで焼目を付けてから

カップに盛付けておきます。

そうこうしていると

銀鱈の西京焼に火が通り

照りをつけるため

味醂(みりん)を塗る前に

骨を抜くと

「こんなことも、するんだぁ。」

「そうだよ。

全部抜けるとは

限らないけど

触って分かる骨は抜くよ。」

「手がかかるね。」

「お金をもらう以上

当然だよ。」

「この骨は捨てちゃの?」

「いやいや

出汁(だし)を取るのに使うよ。」

「無駄にしなさ過ぎ!」

「どんな食材でも

命あるものだから

粗末には出来ないよ。」

「そうだね。

それで出汁って?」

「一番出汁を取った後の

鰹節、昆布とか野菜の半端と一緒に

出汁を取るんだよ。」

「へぇ~。」

そうこうしていると

鶏肉にも火が入り

封を開けたら

照焼にし

このように仕上がりました。

「んまそぉ~。

鶏肉の照焼は

ただ焼くんじゃないんだね。」

「そうだよ。

こんな風に作るんだよ。

「へぇ~、料理の仕方って

色々あるんだね。」

「だから、一生勉強なんだよ。」

👏👏👏

いつものように

女将兼愛妻(!?)の真由美さんが

盛付けくれ

仕上がると

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: sRIMG0108.jpg

「煮物が入ってないけど・・・。」

この間、注文をくれたばかりの

お客さんだったから

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: sRIMG9862-1.jpg

内容をがらりと替えたんだよ。

値段も違うから

折のサイズも違うんだけどね。」

「ふぅ~ん。

ここまで替わると

お客さんも喜ぶんじゃない?」

「そうだね。

Facebookを見てごらん。」

「そうだね。

喜んでくれて良かったね。」

お弁当に限らず

ご予算、ご要望に応じて

可能な限り

対応させて頂きますので

お気軽にお問い合わせ下さい。

「じゃあ

また明日ね🐡」 by ふぐネット

☆★☆ 【コエタス】 ★☆★

当店のお取り寄せや

通販の商品などを

召し上がった方々が

【コエタス】というサイトで

投稿して下さっています。

ご興味、ご関心がある方は

是非、御覧下さい。

娘弁当の煮物と鶏の唐揚げ

Vol.3905

生涯、一料理人を貫くためが想いを

『佳肴 季凛』店主兼熱血料理人の

志村弘信が認(したた)めます。

今朝は

娘達のお弁当用に

鶏の唐揚げを揚げるため

5時出勤。

その後

女将兼愛妻(!?)の真由美さんが

仕上げたのですが

煮物(こんにゃく&さつま揚げ)も

【佳肴 季凛】のお弁当用に

仕込んだものです。

娘弁当を見たふぐとら達が

「んまそぉ~♬」

「おはよう、ふぐとらちゃん。」

「あっ、おはよう親方。

お弁当に気を取られてて

忘れてたよ。」

「もう仕事を始めるの?」

「もう少ししてからだよ。」

「娘ちゃん達のお弁当は

二人で作っているの?」

「基本的に、真由美さんだよ。」

「今日は市場にも

行かなかったし

注文のお弁当を

仕上げなくちゃならないから。」

「ふぅ~ん。」

「今日みたいな時は

大体とり唐弁当だよ。

ある意味、手抜き。」

「手抜きが揚物なんて

いいね~。」

「まぁね。店舗兼住宅の

為せる業(わざ)だね。」

「へぇ~。」

「もう少し休んだら

始めるよ。」

「はいよ~。」

鶏の唐揚げを揚げている間に

出汁を引くなど

ルーチンの段取りもしておき

再スタートは

サーモンの西京焼からです。

西京焼をはじめ

他の料理を仕上げたら

真由美さんが

盛付け

仕上がりました。

明日もお弁当の

ご注文を頂いているのですが

先日こちらのお弁当を

召し上がったばかりだけでなく

SNSでも繋がっているので

献立はあえて非公開に。

「チラッと

見せてあげなよ、親方。」

の声があったので

焼物をサーモンの西京焼から

銀鱈の西京焼に替えます。

「これで、いいかい?」

「まぁね。」

道具も準備し

折を並べ

本日打ち止め也。

「ってことで

また明日🐡」 byミニふぐ

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定休日に、お弁当の折

Vol.3904

“身体に優しい、美味しい日本料理”を

信条とする『佳肴 季凛』店主兼

熱血料理人の志村弘信です。

今日は定休日でしたが

明日のお弁当用の仕込みを

少しだけしました。

女将兼愛妻(!?)の真由美さんが

揚物用の鯵(あじ)に

打粉をしている間に

自分は

目鉢鮪(めばちまぐろ)の南蛮漬や

沢庵(たくあん)、はじかみを

カップに盛付けておきました。

すると熱血君が

「おはよう、親方。

休みなのに、大変だね。」

「おはよう。そんなことないよ。

包丁を使う仕込みが無いし

これでお仕舞だからね。」

「何でも手作りにする親方だけど

沢庵とかは既製品なんだね。」

「本当は手作りしたいんだけど

しないのには、訳があるんだよ。」

「そうなの?」

【数少ない既製品】

っていうブログ があるから

クリックしてごらん。」

「そういうことなんだぁ。

でも、折の準備が出来ていないよ。」

「折が間に合わなかったから

これから取りに行くんだよ。」

「どこに?」

「魚市場にある折屋だよ。」

「折屋?」

「和食業界では

包装資材店のことを

折屋って呼んでいるよ。」

「どの飲食業でも

そうなの?」

「折詰(おりづめ)自体が

元々、和食が始まりだからね。

中華や洋食では

どうなんだろうね。」

仕込みを終え

折屋に行く前に

真由美さんと

沼津市内にある

『きえい』さんでランチタイム。

『きえい』さんの親方とは

10年近くの付き合いで

魚市場で魚を半分に分けたり

親子ほど歳が離れている友達です。

食事を終えたら

折屋で

折を調達。

『佳肴 季凛』に戻り

真由美さんが並べていると

「真由美さん、お疲れ様♬」

「もうこれでお仕舞だよ。」

「今日のランチは

どうだった?」

「安定の美味しさ!」

「へぇ、いいなぁ~。」

「今度、親方に連れていって

もらおうね。」

「わぁ~い、やった~!」

真由美さんが

折を並べ終わるまでに

自分は

米を研いだり

お弁当に使う道具を

用意しておきました。

「ってことで

また明日ね🐡」 by ふぐとら

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法事用のお弁当の余りもので、カレー

Vol.3903

生涯、一料理人を貫くためが想いを

『佳肴 季凛』店主兼熱血料理人の

志村弘信が認(したた)めます。

今日の始まりは

法事用のお弁当でした。

最初に取り掛かったのが

焼物で

大人用の方が

銀鱈(ぎんだら)の西京焼で

お子様用の方が

サーモンの西京焼です。

お子様用のお弁当は

不都合が無いようにするため

骨の無い尾に近い部位を

使うようにしています。

今日のような

営業日の場合

普段の段取りをしながら

お弁当を仕上げるのは

言うまでもありません。

煮物を仕上げると

「おはよう、親方♬」と

ふぐネット。

「おはよう。

のんびりしていられないから

離れていてね。」

「はぁ~い♬」

仕上げた料理を

盛付けてくれるのは

いつものように

女将兼愛妻(!?)の

真由美さんです。

ただ、お子様用のお弁当は

その時によって

内容も変わるので

自分が盛付け

今日も然り。

ご飯は、白ごはんの上に

軽く塩を振ってから

かつお節と韓国のりを

乗せたものです。

揚物は

ハムカツと海老フライ。

口取(くちとり)と呼ばれ

焼物などを盛付た料理は

サーモンの西京焼、玉子焼

じゃが芋のチーズ焼、つくねです。

お子様用のお弁当を見た

ふぐネットが

和食屋っぽいお弁当で

いいじゃん、いいじゃん。」

「あったかくなったら

お花見に持って行きたいなぁ。」

「熱烈歓迎で

お待ちしております。」

一方、大人用のお弁当は

このように仕上がり

法事用なので

天紙(てんし)は

緑色の縁(ふち)のものです。

お子様用の方は

うっかりしていて

通常の天紙でした。(苦笑)

大人用のお弁当は

個別に袋に入れ

お子様用の方は

こんな風に。

明後日(火曜日)も

お弁当のご注文を頂いているので

海老の酒煮(さかに)と

煮物を仕込むと

ふぐネットが

「今朝のは、白滝だったけど

明後日のが、こんにゃくなのは

どうしてなの?」

「明後日の方は

数が多いからだよ。」

「???」

「白滝は味が入りやすいから

野菜と一緒に煮るんだよ。」

「数っていうのは?」

「一緒の鍋で仕込めば

手間がかからないじゃん。」

「あぁ~、なるほど。」

「蒟蒻は濃い目の味に

しなくちゃならないから

別々なんだよ。」

「へぇ~。親方得意の

気分ってやつかと思ったよ。」

「つくねとさつま揚げの違いは

気分っていうか

仕入れの都合だよ。」

「ほぉ~。」

そんな今日の昼ごはんは

お弁当用の余りもので

カレーにしました。

自分の器を見ると

「んまそぉ~!」

「色々あるから

食べがいがあるよ。」

「昨日のブログで言ってたけど

海老フライが好きなんだね。」

「そうだよ。

これじゃ、少ないくらいだよ。」

「え゛っ!?」

ちなみに、昨日のブログは

こちらです。

そして、道具類は

明後日用に、そのまま。

なので、明日は

お弁当の仕込みというか

準備をすることになります。

「そうなんだぁ。

じゃ、また明日🐡」 by熱血君

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今日のお弁当の後に、明後日のお弁当の仕込み

Vol.3901

生涯、一料理人を貫くためが想いを

『佳肴 季凛』店主兼熱血料理人の

志村弘信が認(したた)めます。

今朝の仕入れは

沼津魚市場と

食遊市場の

2か所。

戻って来たら

普段の段取りをしながら

お弁当の仕上げに

取り掛かりました。

先ず、煮物を仕上げると

ふぐとらチャンがやって来て

「おはよう、親方♬

人参の色がバラバラっていうか

2色なんだけど・・・。」

「よく気付いたね。

それはいいんだけど

ブログに登場するのは

初めてだから

自己紹介しないと・・・。」

「っていうか

二度目だよ。」

「そうだった。

こん時だね。

「そうそう!」

「でも、寅年の去年は

歳神様で

やんごとなき御方だったから

ブログのような下賤の世界には

お呼びがかからなかったんだよ。」

「そうなんだぁ~。

ちょっと淋しかったけど

今日から仲間に入れるね。」

「そうだね。宜しくね。」

「それはそうと

人参のことは?」

「そうだった。

赤い方は京人参で

オレンジの方は普通のだよ。」

「でも、どうして

2種類なの?」

「何となく、気分で。」

「え゛っ!?

それだけの理由?」

「っていうか

見た目を変えるのも

仕事をしていても

楽しいからね。」

「何だか親方らしいね。」

その後

サーモンの西京焼、玉子焼

揚物を仕上げ

揚物は鯵のしんびき揚げと

鶏の唐揚げです。

これらを盛付け

箱詰めをしてくれるのは

女将兼愛妻(!?)の

真由美さんで

このように

仕上がりました。

一方の自分は

明後日のお弁当の

煮物の仕込みに取り掛かり

ごぼう、白滝と共に

下茹でしたのち

つくねを加え

煮含めておきました。

当日の朝に煮上げ

この後の流れは

今日と同じです。

また、道具も

片付けずに、そのまま。

明後日のお弁当の後も

火曜日のお弁当の

仕込みをします。

「ってことで、今日はここまで♬

また明日ね🐡」 by ミニふぐ

変則3種の『西京漬』&西京焼

Vol.3900

“身体に優しい、美味しい日本料理”を

信条とする『佳肴 季凛』店主兼

熱血料理人の志村弘信です。

【西京漬】に仕込むため

佳肴 季凛 謹製 西京漬け

鯖(さば)を

冷凍庫から出したついでに

お弁当用のサーモンの西京焼と

今日の賄い用に

銀鱈(ぎんだら)の切り落としの西京漬も出し

解凍しておきました。

これら3種類は

【西京漬】の定番の魚です。

鯖を解凍するため

扇風機の風をあてていると

ふぐネット達が

「さみぃ、さみぃ!」

「当たり前じゃん、

風下にいるんだもん。」

「“だもん”っていうと

静岡の方言で

“だもんで”ってあるよね。」

「あるね。

だからの意味で使うよ。」

「『扇風機がついているもんで

寒いね~。』で、合ってる?」

「あはは、合っているよ。

そんなことより

仕込み仕込み!」

「はぁ~い。」

鯖に包丁が入るまでの間に

銀鱈と

サーモンに

串を打っておきました。

そうこうすると

鯖が半解凍状態になったので

腹骨の一部を欠き

上(かみ)と下(しも)に

包丁したら

脱水シートに挟み

冷蔵庫へ。

その後、ランチの営業の

合間を見ながら

女将兼愛妻(!?)の真由美さんが

折の準備をしてくれました。

ランチの営業が終わると

鯖を西京味噌と共に

袋に。

西京味噌は

有機JAS認証済の西京味噌を

ベースにしたお手製のものです。

「親方、忘れているよぉ。」

と、ふぐネット達。

「これは

身が崩れているでしょ。」

「うん。」

「ジェリーミートっていって

使えないのだよ。」

「えっ~!食べられないの?」

「食べられるけど

美味しくないよ。

煮ても焼いても

食べられないレベル!」

「捨てちゃうの?」

「そんな感じかな。」

「ここまでの下処理をするから

分かるんでしょ?」

「そうだよ。

卸し身になっているから

楽チンっていうわけには

いかないんだよ。」

「へぇ~。」

鯖を真空パックしている間に

昼ごはん用に

銀鱈を焼き上げると

ふぐネット達が

「んまそぉ~!」

「切り落としでも

脂乗り乗りだよ。

ご飯泥棒のレベル。」

「今度食べたいな♬」

「お手伝いしてくれれば

いくらでも・・・。」

「やったぁ!」

夜の営業が終わったら

折を並べ

お弁当用の道具も準備し

1日が終わったのでした。

「ってことで、今日はここまで

また明日ね🐡」 by ふぐとら

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クラブツーリズム“ロイヤルクルーザー”の日のお弁当の仕込み

Vol.3899

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今日は、日曜日(8日)同様

ロイヤルクルーザー 四季の華 豪華バスツアー・旅行

クラブツーリズムの豪華バス

“ロイヤルクルーザー”のお客様が

見えました。

人数を除き

献立、御来店時間など

全く同じです。

一昨日の定休日

昨日を挟んでの

今日なので

連荘気分で慣れっこ状態。

また、到着時間も遅めなので

準備の目途が立つと

女将兼愛妻(!?)の

真由美さんは

お弁当の折の準備をしてくれ

自分はお弁当用の

海老の酒煮(さかに)を

仕込みました。

余裕はあったものの

せわしない時の仕込みは

ミスにつながるので

とりあえず水入り。

先ほどお話ししたように

全てが同じで

献立は以下の通りです。

・先付 南京豆腐

かぼちゃの豆腐で

あしらってあるのは

枸杞(くこ)の実です。

・小鍋 鰻(うなぎ)鍋


・刺身 ふぐ刺

静岡県舞阪産の

とらふぐ(天然)です。

・揚物 さばふぐの唐揚


・蒸物 鰯つみれ錦糸蒸し


・焼物 サーモンの西京焼


・酢の物 ずわい蟹のドレッシング掛け


・食事 昆布御飯


・香の物(おしんこう)


・デザート シャインマスカットのアイス

以上ですが

小鍋、食事、おしんこうは

時間に合わせて

配膳してあります。

添乗員から

連絡があると

臨戦態勢。

女将兼愛妻(!?)の真由美さんの

様子を見た熱血君曰く

「そろそろだね、親方。」

「徒競走のスタートの気分だよ。」

程なくすると

よ~い

100メートル走イラスト/無料イラストなら「イラストAC」

ドン!

一気に酢の物までお出しすると

「バスを見たいから

連れてって~。」と、熱血君。

バスを見ると

「親方、この間のと

微妙に色が違わない?」

「鋭い!よく気が付いたね。

この間のバスだよ。

分かる?」

「この間のバスは

下の方が、紺だ!」

「正解!

デザートを出すから、戻るよ。」

「はぁ~い♬

お見送りも一緒にいい?」

「頼むね。」

「やったぁ~!」

出発時間となり

お見送り👋👋👋

「有難うございました。

お気を付けて~♬」

と、熱血君。

そして、今度は

片付けと

夜の準備です。

自分は

お弁当用の煮物を仕込み

休憩を取り

夜の営業に備えたのでした。

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【西京漬】は銀鱈(ぎんだら)、お弁当の西京焼は鰆(さわら)

Vol.3875

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【西京漬】

仕込むため

昨日から解凍しておいた

銀鱈(アラスカ産)です。

一般的な魚同様

鱗を取ることが

最初の下処理で

いつものように

女将兼愛妻(!?)の真由美さんが

やってくれました。

この類の仕事をしてくれるのは

彼女です。

「真由美さん、FIGHT!」

と、ミニふぐ達。

その後、包丁で

ひれの際(きわ)などの鱗を

取り除きます。

魚の部位の中で

生臭いのが

鱗というか、ぬめりと

内臓です。

なので、これらをきれいに

取り除くことが欠かせません。

腹を裂き、水洗いしてから

卸したのですが

芯の部分は凍っていたので

半身だけ卸しました。

銀鱈は加熱すると

身が溶けてしまう

ジェリーミートと呼ばれる

身質のものがあるので

試し焼きをしなくてはなりません。

ピンぼけなのは

お許し下さい。

また3切なのは

1本だけ、硬かったからです。

3本全て試し焼きを

クリアし終えたら

4本目も

無事にクリア。

中骨なども、出汁を取るため

試し焼きを兼ねて

焼いておきました。

切身にしたら

脱水シートに挟み

冷蔵庫へ。

ちなみに切身の目方は

90~100グラム程度ですが

形の悪い部分は

110グラムを

超えることも。

言うまでもなく

切身の目方は

その都度、量っています。

その後の掃除をしてくれるのは

真由美さんです。

「親方、真由美さんに

感謝しないとね・・・。」と

ミニふぐ。

「まぁまぁ・・・。」

ランチの営業が終わったら

お弁当に取り掛かり

今日の焼物は

鰆(さわら)の西京焼です。

そのついでに

銀鱈の切り落としの西京焼を

昼ごはんに用意すると

「んまそう~!

脂乗り乗りじゃん!」

「御飯が進みまくるよ。」

「腹八分目でFIGHT!」

そして、お弁当が仕上がると

四度(よたび)ミニふぐ。

「親方、人参の色

違うんじゃね?」

「よく気付いたじゃん。

ほら。」

「良かったぁ。

視力は落ちたかと思ったよ。」

「左の濃い赤の方が

京人参で

右側が普通の人参だよ。」

「どうして、こんな風なの?」

「京人参が時季ってこともあるけど

色違いだと

見た目も変わるしね。

もちろん味もだよ。」

「へぇ~。

こういう使い方も面白いね。」

「そういう変化球を

つい投げたくなるんだよね。」

「それが本音じゃね?」

「かもね・・・!?」

お弁当が仕上がったら

銀鱈をお手製の西京味噌と共に

真空パックしました。

ちなみに

これが切り落としで

ソース画像を表示

近い将来の賄いになります。

★☆★大晦日・お持ち帰り料理『言祝ぎ』☆★☆

焼物と揚物の盛り込み料理

『言祝ぎ』(おひとつ 6,264円)を

kotohogi.jpg

ご用意しております。

お引き渡し時間は

31日の11時から13時です。

ご注文、心より

お待ちしております。

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