週末、月末、年度の上半期末の金曜日
今日は、
9月28日の金曜日ということで、週末にして月末で、さらに言うと、今年度の上半期末の日でもあります。
そんな今日は、
沼津魚市場に仕入れに行って来たのですが、お弁当のご注文を頂いていたこともあり、最低限の仕入れに留め、魚市場から帰って来ました。
『佳肴 季凛』に戻り、ルーチンの段取りを終えると、
お弁当の仕上げに取り掛かり、
今日の焼物は、当店の『西京漬』の定番の銀鱈の西京焼でした。
これらを盛り付けるのは、
いつものように、女将兼愛妻(!?)の真由美さんで、お弁当用の料理を仕上げた自分は、
小肌(佐賀産)、
鯵(島根産)の仕込みに取り掛かっていると、お弁当は、
焼物などを盛り付けた口取り(銀鱈の西京焼、海老の酒煮、生の本鮪の南蛮漬、玉子焼、はじかみ)、
煮物(人参、牛蒡、蒟蒻、さつま揚げ、隠元)、
御飯(昆布御飯)と、
このように仕上がり、
お客様が取りに見えるのを、待つばかりとなりました。
魚の下拵えを終えた自分は、
ランチの営業に備え、打ち水をしたのですが、玄関先の芒(すすき)の鉢植えも、
ようやく、
穂を出し始め、末々づくしの長月は、終わりに近づきつつあるのでした。
★☆★ 日本料理の匠 ★☆★
【佳肴 季凛】店主兼熱血料理人の自分が、
このように紹介されております。ご興味、ご関心のある方は、上の写真をクリックして、ご覧下さい。
平成最後の運動会のお弁当
昨日お話ししましたように、今日は、次女が通う中学校の運動会が、予定通り行われ、これまた予定通り、自分はお弁当を作りました。
蒟蒻を煮上げたら、
玉子焼を焼き、
その頃までに、フライヤーの油も温まったので、
鶏の唐揚げと鯵フライを揚げ、お菓子などの空き箱に、
それぞれを詰め、
昨日の時点でカップに盛り付けておいたいなだの南蛮漬も、
箱に詰め、
平成最後の運動会のお弁当が出来上がり、
蓋をして、【佳肴 季凛】の2階である住まいに行くと、女将兼愛妻(!?)の真由美さんが、
おにぎりを作ってくれており、左から昆布、鰯のおかか、若布の3種類でした。
また、今日は、長女の部活用のお弁当も作らなくてはならなかったので、真由美さんが、
このように盛り付けてくれたのですが、長女は次女と違い、南蛮漬が好きではないので入っていないだけでなく、二人の好みはかなりの相違があります。
茹で玉子の場合、長女の好みが固茹でに対し、次女のそれが半熟だったり、鯖の場合、長女の好みは加熱したものなのに対し、次女は〆鯖が好きだけど、加熱したものは好まないなど、同じ食材でも、調理の仕方によっては、可不可があるので、作る側としては、厄介極まりがないこと、この上ありません。
もっとも、自分だけでなく、真由美さんも子供達用の料理を作っているのですが、真由美さんの方が、それぞれの好みを把握しているので、自分が作る時は、それについて訊ねることもしばしばです。
平成最後の運動会のお弁当は、このような顛末となったのですが、来年、再来年と運動会のお弁当を作る機会はあるので、来年以降は、どのようなものになるのでしょう。
☆★☆ ラジオエフ 『うまいラジオ』に出演中 ★☆★
毎月第一木曜日の昼2時頃から、ローカルFM局ラジオエフの番組『うまいラジオ』で、旬の魚について、店主兼“熱血料理人”の自分が、熱く語ります。
次回は、10月4日(木)の予定です。
放送エリアは限られますが、お時間のある方は、是非、お聴き下さい。
運動会のお弁当コレクション
一昨日お話ししましたが、あいにくの雨となった今日は、次女の通う中学校の運動会が延期になり、普段通り、ランチの営業をしました。
昨日の時点で、運動会のお弁当用に、
フライにするため、鯵に打粉をし、
唐揚用の鶏肉に下味をつけたり、
蒟蒻を煮含め、
いなだを南蛮漬に仕込み、
玉子焼の出汁を合わせておきましたが、これらは、次女の好みによるものです。
延期になったこともあり、これらが日の目を見るのは明日ですが、運動会に行くのは、女将兼愛妻(!?)と、義父母だけですので、それほど量はありません。
ですので、
お弁当用の容器も、お菓子などの空箱を使うので、
箱にホイルとキッチンペーパーを敷き、盛り付けるための準備をし、いなだの南蛮漬も、
カップに盛り付けておきました。
さきほどお話ししたように、明日のお弁当は、遠足の時のように、意外と簡素なものになるのですが、
これまでに、
二人の娘達の運動会のお弁当は、
試行錯誤、
気晴らし、
余興、
悪乗りと、
妥当な言葉が見つかりませんが、色んな風に作ってきました。
ただ、唯一言えるのは、商売抜きで作れる料理に、独り悦に入っているということです。
今週の始まりは、お弁当
月曜日が定休日の【佳肴 季凛】ですので、火曜日の今日が、一週間の始まりということになり、そんな一週間の始まりは、お弁当の仕上げで、
揚物の鯵の磯辺揚げと鶏の唐揚げ、
玉子焼、
銀鱈の西京焼などを仕上げたら、盛り付けは、
いつものように、女将兼愛妻(!?)の真由美さんでした。
その後、
煮物(人参、牛蒡、さつま揚げ、白滝)、
昆布御飯を盛り付けたら、
お弁当は、
このように仕上がり、
箱詰めをし、
御客様が取りに見えるのを、待つばかりとなりました。
また、お弁当を御用意をする時は、急に数が増えることもあるので、必ず余分に仕込み、
殆どの場合、
お昼の賄いになり、今日も然りでしたが、今日の御飯は、
玄米を食べやすくした処理した“ロウカット玄米”でした。
マクロビオティック(玄米菜食)を、食の基本の一つに据えてる自分ですので、興味が沸き、先日取り寄せて、今日初めて食べてみた次第で、“ロウカット玄米”については、次回お話しするので、それまでお待ち下さい。
★☆★ 日本料理の匠 ★☆★
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木曜日の再来
今日は、バス旅行の団体のお客様が御来店されるので、
7時過ぎから、仕事を始めました。
ひととおりの準備を終えたら、
蒸物の鰯つみれ錦糸蒸しを盛り付け、
温蔵庫に入れておきましたが、電源を入れるのは、御来店時間を見計らってからです。
その後、デザートの桃のムースをはじめ、
盛り付けをしていたら、御来店時間が早まるとの連絡があり、この時点から、すでにバタバタモードとなりつつありました。
小鍋や御飯などを御席に配膳し終え、
打ち水をし、
バスの到着を待つばかりとなりました。
程なくすると、バスが到着し、
準備している時から始まっていたバタバタモードは、MAXに達しました。
そんな最中(さなか)、日曜日ということもあり、
次女が洗い物をしてくれ、全ての料理をお出しした自分は、
明後日のお弁当の仕込みをしたのですが、この状況は、先週の木曜日と似ており、そんな木曜日は、このような感じでした。
そうこうしていると、御食事を終えたお客様は、
バスに乗ったのですが、大型バスということもあり、玄関前から出発し、
いつものように、皆でお見送りをしました。
そして、バタバタモードの最終ステージとなり、
後片付けが始まり、とりあえずの仕込みを終えた自分は、
長靴を履き、ゴム前掛けをし、
女将兼愛妻(!?)の真由美さんと、
洗い物をしました。
洗い物を終えたら、お弁当の煮物の絹さやの下拵えと、
カップを準備をし、
焼物の銀鱈の西京漬に串を打ち、
明日研ぐもち米入りの白米と押麦を用意しておきましたが、これらを合わせて研ぎ、明後日のお弁当の御飯の昆布御飯に炊きます。
今度の木曜日(12日)は、二週連続でバス旅行の団体の御客様がお見えになるのですが、目下のところ、明くる日のお弁当のご注文を頂いておりません。
二度あることは三度あるのか、それとも、偶然だったで終わるのか、どうなことでしょう?
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次回は、10月4日(木)の予定です。
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日曜日の前哨戦
今日のランチタイムは、バスツアーのお客様がお見えになり、
いつものような流れで、
お見送りをしたのですが、それほど大人数ではなかったものの、御来店時間の関係もあり、御来店されたフリーのお客様もお断りしてしまい、この場を借りて、お詫びさせて頂きます。
お帰りになられたら、自分は、
明後日の法事用のお弁当の仕込みをしたのですが、
今度の日曜日も、どちらの数は違うものの、今日と同じような状況になる予定で、今日は、その前哨戦とも言うべき日でした。
これまでにも、色んな御予約を頂いているのですが、似たような状況が近いのは、意外と珍しく、そんなことを感じながら、仕事をした次第です。
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雑穀御飯とお弁当の余り物
今日は、ランチの営業時間前に、
お弁当のご注文を頂いており、その仕上げから、一日が始まりました。
煮物、
銀鱈の西京焼と玉子焼を仕上げ、
お弁当は、
このように仕上がりました。
今日のようにお弁当のご注文がある時のお昼の賄いは、
煮物などをおかずにすることも多く、今日も然りで、マクロビオティック(玄米菜食)を基本に据えていることもあり、御飯は雑穀御飯でした。
然りとあるように、
お弁当の日の賄いは、
それこそ、
お弁当の余り物御膳のような賄いになることが殆どです。
というのも、お弁当は予め数が分かってはいるものの、直前に数が増えることもあるので、煮物は、余分に仕込まざるを得ないからです。
そうとはいえ、唯一賄いにならないのが、玉子焼で、玉子焼は、
焼物の前盛に使うからで、この時の焼物は、真ほっけの西京焼でした。
マクロビオティックが自分の食生活の基本ですので、野菜を多く摂ることが多く、特に暑い時季こそ、このような食事の方が、身体に負担がかからないだけでなく、疲れた身体を労ってくれます。
人それぞれ好みがあるので、どれが一番かは言えませんが、食こそ、全ての始まりゆえ、大事にしていきたいものです。
まだまだ暑い日が続くようですが、くれぐれもご自愛下さい。
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毎月第一木曜日 昼2時頃から、ローカルFM局ラジオエフの番組『うまいラジオ』で、旬の魚について、店主兼“熱血料理人”の自分が、熱く語ります。
9月は、6日(木)の予定です。
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2018.8.30|賄(まかな)い お弁当 マクロビオティック 野菜・果物(フルーツ) |permalink|コメントはまだありません
リニューアルした水槽の第一号は、淡路島産の鱧(はも)
昨日同様、今朝も沼津魚市場へ行き、
活魚売場で、
淡路島産の活かしの鱧(0,5キロ)を、
1本と、
6本の落ち鱧を仕入れたのですが、6本のうち2本は、
1,15キロで、残りの4本は、
2,05キロで、6本全て大分県産でしたが、落ち鱧は、生簀などで死んでしまった鱧のことです。
ただ、お腹の中にエサが残ったままで死んでいることもあり、その臭いが回ってしまい、使い物にならないこともあるので、
その場ではらわたを抜いてから、持ち帰るようにしています。
『佳肴 季凛』に戻ると、
夕方まで、
水槽に入れておくことにしたのですが、昨日お話ししたように、リニューアルした水槽に入れた第一号は、時季ということもあり、案の定の鱧でした。
水槽も無事にリニューアルし、最悪の場合、リニューアル出来なかったとしても、ブクブクをセットし、鱧を入れた発泡スチロールに、凍らせたペットボトルを入れたり、発泡スチロールごと冷蔵庫にしまっておけば、しばらくは活きているので、大丈夫とはいえ、道具の有り難さを、改めて感じた次第です。
夕方になり、
水槽から取り出し、締めてから、噛み付かれないように、口の先端を切り落し、
神経を抜き、
鱧料理の下拵えで欠かせない骨切りをしました。
活かしの鱧は、鱧料理のマストアイテムの“落とし”に仕立てるのですが、お客様がご来店してから、頃合いを見計らって、仕立てるので、
骨切りをし、冷蔵庫へ。
御覧頂ければお分かりになると思いますが、
落ち鱧と比べ、活かしの鱧の色が白く透き通っているのに対し、落ち鱧は血抜きが出来ていないので、身も赤っぽくなっています。
その後、刺身の盛り付けをしたのですが、鱧は落としにしてから盛り付けるので、
つまと鮪だけを盛り付けて、冷蔵庫にしまっておきましたが、今日の鮪は、
今朝築地から届いたニュージーランド産の生の南鮪(天然)で、その腹の万真ん中より、やや下の部分ですので、大とろが少し取れ、それをお出ししました。
お客様が御来店され、
落としに仕立て、
氷水に落とし、粗熱が取れたら、このままにしておきました。
鱧は、ゼラチン質が多く、冷たくすると、皮目の部分が硬くなってしまい、食感が損なわれるので、ラップなどをし、このままにしておくのです。
そして、神奈川県佐島産の蛸と共に盛り付け、
お出ししたのですが、通常の【鱧料理】のコースの場合、
このような四種盛りですが、今日のお席は、【特別会席】ということもあり、あえて三種盛りにし、
ハーフサイズのふぐ刺もお出しし、言うまでもなく、ふぐは天然のとらふぐで、三重県熊野灘産のものでした。
ところで、今日は、
お弁当のご注文を頂いていたこともあり、その焼物用の銀鱈の西京焼や、
同じくお弁当用のチキンカツを揚げたりと、
週末ということもあり、否が応でもバタバタとしてしまい、パワー充填のため、
お昼は、今朝の鱧、頂き物の茄子と大葉を天ぷらをおかずにし、夜は、
三陸産の胡麻鯖を〆鯖にして、一日の労をねぎらうための“お疲れちゃん♬”
台風12号の変な動きも気になり、御予約の日時変更などのご連絡を頂いておりますが、そんな状況とは言え、キャンセルのご連絡がないことが有難りです。
明日は明日の風が吹きますが、今日は、この辺りで・・・。
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お持ち帰りの鯛の焼物
昨日、最後にお話ししましたが、お弁当と共に御用意したのが、
鯛の焼物です。
お客様が取りに見えるのを待っていたので、ラップをかぶせてあるのですが、仕上がったのは、
このようなもので、切身にしたものを焼いてから、盛り付けてあります。
鯛の焼物は以前お話ししたことがありますが、今回改めてお話しさせて頂きます。
鯛は、ご予算の関係から、静岡県沼津産の養殖のもので、
箱に書かれているように、
そのまま締めたもので、お弁当を御用意した2日前の木曜日に、沼津魚市場で仕入れたものです。
持ち帰ったら、
鱗を取り、
三枚に卸してから、
活締めのものですので、身を落ち着かせるため、明くる日(昨日)まで、このまま冷蔵庫にしまっておきました。
切身にしたものを、一番出汁、薄口醤油、日本酒、味醂、赤酒を同割にしたもの20分ほど漬けておき、今朝焼いたのですが、姿で盛り付けるため、
串は打たずに、焼き上げています。
頭と中骨は、
妻楊枝を使い、
ひれを立たせてから、塩をして、焼くのですが、焦げないように、振った塩のことを、化粧塩と呼んでいます。
焼き上がった頭と中骨を盛り付けたのですが、
お持ち帰り用ですので、
器は、
プラスチック製のものです。
2枚目の写真のように、
盛り付けたら、
持ち運びしやすいように、お盆ごと、ラップで包んでおきました。
お近くにお住まいのお客様ですので、お盆は、その日のうちに返して下さいましたので、ご心配なく・・・。
昨日のお弁当も然りですが、ご要望に応じて、可能な限り、色々と対応させて頂きますので、お気軽にお問い合せ頂けると幸いです。
★☆★ 日本料理の匠 ★☆★
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サーモンの西京焼入りのお子様用のお弁当
今日は、ご自宅で御祝いのお席を設けるお客様からのご注文で、
お弁当を御用意させて頂きましたが、こちらのお弁当は、大人のお客様用で、一緒に、
お子様用のお弁当も、御用意しました。
御覧のように、サーモンの西京焼に、鶏肉の照焼、玉子焼、あしらいのミニトマト、俵型の御飯と、至ってシンプルなものです。
普段、お子様用のお弁当として、
御用意しているお弁当は、
このようなものですが、焼物が好きなお子様ということで、至ってシンプルな西京焼弁当となりました。
仕上がったら、
お祝いの御席のお弁当ですので、
紅白の紐をかけ、
箱詰めし、お客様が取りに見えるのを、待つばかりとなりました。
また、今日は、お弁当とは別に、
鯛の焼物も、別途でご注文を頂きました。
次回は、お持ち帰り用の鯛の焼物について、お話しさせて頂きます。