お取り寄せの『西京漬』や『鰯の丸煮』の発送の準備&側溝の掃除
ホームグランドである沼津魚市場は、土曜日の今日が休みですので、魚の仕込みをすることが少ないのですが、魚の仕込みがないからと言って、お気楽極楽とはいきません。
そういう時は、

仕込の労を厨房の掃除にあてており、女将兼愛妻(!?)の真由美さんと、洗い場の側溝の掃除をしたら、

明日発送する 『西京漬』 と、

『鰯の丸煮』の箱詰めをすることにしたのですが、

ギフト用ではなく、ご自宅へのお取り寄せということですので、

基本的に、一度使った食品の段ボールを使うことにしています。
レジ袋の有料化、SDGs (持続可能な開発目標)など、ごみの問題への理解もあり、殆どの方が、簡素な包装を了承して下さるのは、有難いことです。
ご注文の内容、個数も様々で、

『西京漬』と『鰯の丸煮』の両方もあれば、

『西京漬』のみ、

『鰯の丸煮』のみのものもあり、その都度、箱詰めして、

送り状を貼り、

養生をしたら、今度は、

厨房の側溝の掃除を始め、魚の仕込みがないながらも、せわしない一日が始まったのでした。
☆★☆ ラジオエフ 『うまいラジオ』に出演中 ★☆★
毎月第一木曜日 昼2時頃から、ローカルFM局ラジオエフの番組『うまいラジオ』で、旬の魚について、店主兼“熱血料理人”の自分が、熱く語ります。
次回は、8月5日(木)の予定です。


放送エリアは限られますが、お時間のある方は、是非、お聴き下さい。
銀鱈と鯖の『西京漬』で始まった一週間
昨日は定休日でしたが、夕方になり、

通販サイトやSNSなどを通じ、

『西京漬』の御注文を頂いたので、

冷凍庫から、銀鱈(カナダ産)を出しておきました。
普段なら、冷蔵庫前の洗い場に出しておくのですが、

厨房の方が室温が高いので、厨房に出しておき、

ある程度まで解凍出来たら、

冷蔵庫へ。
そして、明くる日の今日、

銀鱈同様、『西京漬』に仕込むため、鯖(ノルウェー産)を冷凍庫から出したら、

10分ほど、扇風機の風をあてた後、冷蔵庫にしまうことにし、入れ違いで、

銀鱈を出したら、

女将兼愛妻(!?)の真由美さんが鱗を取り、

自分が手直しをする、いつもながらの流れで、腹を裂き、水洗いをしました。
その後、1本目の半身を卸したら、

尾の先端の部分を切り落とし、串を打ち、試し焼きをすることにし、このようにするのは、銀鱈は加熱すると、身が溶けてしまうジェリーミートと呼ばれる身質のものがあるからです。
3本全ての尾の部分と中骨を焼き始める頃には、

1本目の表の部分が焼けた時点で、

ジェリーミートでないことが分かり、ひと安心しながら、

3本全て切身にし、

脱水シートに挟んだら、今度は鯖です。
鯖は、上(かみ)と下(しも)の部分に包丁する前に、

腹骨を一部をすき取るのですが、すき取るのは、

黄色くなっている胆のうの一部が残っている場合があるからで、胆のうは苦玉とも呼ばれているように、食味が著しく損われてしまいます。
また、市販の干物の一部には、そのようなものもあるので、経験したことがある方もいらっしゃるかもしれません。
上と下に包丁した鯖は、

銀鱈を挟んでいる脱水シートに乗せ、冷蔵庫へしまうことにし、鱗を取るなどの最も汚れる仕込みはしなかったものの、2種類の魚を切身にしたので、

まな板周りだけでなく、

側溝の掃除をし、夏場は、魚の仕込みをしない時でも、2日に1回は、側溝の掃除をするようにしています。
ランチの営業時間までには余裕があったので、真由美さんは、

送り状を書いてくれ、自分は、

有機JAS認証済の西京味噌をベースにしたお手製の西京味噌を合わせておき、夕方までに、

銀鱈、

鯖のどちらも、真空パックしておき、定休日明けの『西京漬』の仕込みが終わったのでした。
☆★☆ 【コエタス】 ★☆★
当店のお取り寄せや通販の商品などを召し上がった方々が、

【コエタス】というサイトで、投稿して下さっています。ご興味、ご関心がある方は、御覧下さい。
一週間の始まりも終わりも、法事用のお弁当
今日は、法事の御席のご予約を頂いていただけでなく、そのお客様から、お寺にお持ちになるお弁当のご注文を頂いていたので、お弁当の仕上げから、一日が始まりました。
基本的に、お弁当のご注文は、

5個から承っているのですが、今日の場合、法事のお客様でしたので、1個のご用意で、通常どおり、揚物(鯵のしんびき揚げ、烏賊の磯辺揚げ)、

葉血引(はちびき)の西京焼、玉子焼など、ひととおりの料理を仕上げたら、

盛付けてくれたのは、いつものように、女将兼愛妻(!?)の真由美さんです。
煮物(人参、牛蒡、さつま揚げ、白滝、モロッコ隠元)、

揚物、

口取(葉血引の西京焼、海老の酒煮、めばち鮪の南蛮漬、玉子焼、はじかみ)、

鶏肉の照焼、

御飯(昆布御飯)を盛付けたら、

このように仕上がり、

法事用ゆえ、紐は紫と白です。
そして、風呂敷に包んだら、

お客様が取りに見えるのを待つことにし、法事の料理の準備をしました。
ところで、月曜日が定休日ゆえ、今日が一週間の終わりで、その始まりの火曜日は、今日同様、法事用のお弁当で、さらに言うと、その日は娘達のお弁当から一日が始まり、その時の様子については、こちらをお読み下さい。
実は、

今日も然りで、 2人の娘達のお弁当用に、

ハムカツと、

海老フライを揚げ、通常の海老フライと異なり、丸いのは、盛付を考慮してのことで、住まいである2階に行くと、

「待ってたよぉ~。有難う♬」の真由美さんの声で、

娘達のお弁当は、このように仕上がり、フライの仕込みのついでに、自分達の昼ごはん用にも海老フライを用意し、

その味を堪能したのでした。
かくして、今週も無事に終わることが出来、来週もお付き合いのほど、宜しくお願いします。
☆★☆ 【コエタス】 ★☆★
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【西京漬】と【鰯の丸煮】の各2入のギフトセット
先日、

“ゴージャスなお中元用の『西京漬』と『鰯の丸煮』の詰め合わせ”というお話しをしたこともあり、多くの方から、詰め合わせの御注文やお問い合わせを頂きました。
色んな御注文の中でも、もっとも多かったのが、

【西京漬】と、

【鰯の丸煮】を、

セットにしたもので、それぞれ2つずつ入っています。
最初に、

【鰯の丸煮】を詰めたら、

リーフレットを挟み、

銀鱈、

サーモン、

鯖と、3種類の【西京漬】を、2枚ずつ詰めたら、

リーフレットを挟んだら、出来上がりです。
詰め合わせのギフトセットは、御要望に応じて、色々と御用意が出来ますので、お気軽にお問い合わせ下さい。
★☆★ 日本料理の匠 ★☆★
【佳肴 季凛】店主兼熱血料理人の自分が、

このように紹介されております。ご興味、ご関心のある方は、上の写真をクリックして、ご覧下さい。
法事用のお弁当の西京焼は、銀鱈とサーモン
魚市場に仕入れに行かない時は、何らかの形で娘達のお弁当の料理を作る機会が多く、

そんな今朝も然りで、こんなことが為せるのも、店舗兼住宅ならではのことです。
今朝、自分が作ったのは、

鶏の唐揚げ、ハムカツ、あしらい(付け合せ)にパプリカで、鶏の唐揚げには、

ブラックペッパーを振っておきました。
住まいである2階へ行くと、

女将兼愛妻(!?)の真由美さんが、御飯だけを盛付けてあり、御飯には、既製品のゆかりが散らしてあります。
おかず用のスペースに、

揚物を盛付けたら、娘弁当の出来上がりで、とりあえず、第1ステージが終了。
第1ステージとお話ししたのは、今日は、お客様からのお弁当のご注文を頂いているからで、1時間程度、休憩したら、第2ステージのスタートです。
出汁を引くなどの普段の段取りを終えたら、お弁当の料理の仕上げに取り掛かり、

今日のお弁当は法事用のお弁当で、お子様用のお弁当のご注文も頂いており、お子様用のお弁当の揚物は、

海老フライ(写真 奥)、ハムカツ(同 手前)で、海老フライであるのにもかかわらず、丸まっているのは、揚げる前に妻楊枝を刺しておいたからで、ハムカツは、


スライスしたもので、【明宝ハム】を使ったのは、お中元として、頂いたものがあったからです。
また、焼物は、

いつものように、当店の看板とも言うべき【西京漬】で、

大人のお客様には、銀鱈の西京焼(写真 右)で、お子様には、サーモンの西京焼き(同 左)を御用意しました。
銀鱈は、

骨のある部分も使うので、

照りをつける前に、

骨を抜くのですが、お子様用のお弁当に使うと不測の事態もありうるので、銀鱈を使う場合があっても、骨の無い尾の部分を使うことにしています。
通常のお弁当の盛付は、いつものように、

真優美さん担当で、

このように、

仕上がり、その内容は、

口取(銀鱈の西京焼、鮪の南蛮漬、海老の酒煮、玉子焼、はじかみ)にはじまり、

揚物(鯵のしんびき揚げ、鶏の唐揚げ)、

煮物(人参、牛蒡、さつま揚げ、白滝)、

御飯(昆布御飯)でした。
お子様用のお弁当のうち、自分が御飯を盛付けることにし、

容器に白御飯をよそったら、

ホイルで仕切りをして、韓国海苔と鰹節を散らし、

最終的に、お子様用のお弁当は、

揚物、

口取(サーモンの西京焼、つくね、玉子焼)の3種類を盛付け、

このように仕上り、

どちらも、

蓋をし、法事用の紐をかけ、

同じく法事用の風呂敷で包み、

箱に詰めたら、

お客様が取りに見えるのを待つばかりとなりました。
通常のお弁当は、基本的な仕立て方を決めているのですが、お子様用のお弁当は、年齢、アレルギーの有無などの都合もあるため、仕立て方は、その時次第です。
そんなこともあり、ご注文の際には、色々と御要望を伝えて頂けると幸いですし、詳細については、お気軽にお問い合わせ下さい。
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明日の法事用のお弁当の仕込みと準備
定休日の今日は、明日にお弁当のご注文を頂いているので、その仕込みと準備をすることにし、休日出勤は早めに終わらせるのが理想ゆえ、早めの始動です。
出汁を取る手間を省くため、 昨日の時点で、一番出汁を多めに引いていたこともあり、

煮物(人参、牛蒡、さつま揚げ、白滝)をはじめ、

海老の酒煮、玉子焼を仕込んだら、

焼物にするため、

当店の看板の一つでもある【西京漬】に串を打ちました。
御覧のように、銀鱈とサーモンが写っていますが、

サーモンがお子様用なのに対し、

銀鱈は大人のお客様用で、サーモンは尾の部分ゆえ、骨が無いので、お子様が召し上がる際に、不測の事態が起こる可能性がないからです。
なお、切り落としの部分は、

自分と女将兼愛妻(!?)の真由美さんの明日の昼ごはん用で、煮物の残りものと共に、残りもの御膳とすることにしました。
そうこうしていると、真由美さんも仕事を始め、

鮪の南蛮漬などを盛付けてくれ、

一方の自分は、

米を研いだり、

笹の葉を包丁し、

煮物の青味の隠元を包丁しておきました。
その後、真由美さんは、

揚物の打粉をしてくれ、

お子様用の揚物は、海老フライとハムカツで、大人用のそれは、

鯵のしんびき揚げで、鯵の“連れ”は、鶏の唐揚げですので、粉をつけるのは、揚げる直前です。
仕込みが終わったので、

玉子焼の鍋などの道具類を用意したり、夕べ、油を処分し、掃除をしておいたフライヤーに、

新しい油を入れ、

包丁を砥ぎました。
一方の真由美さんは、

折を並べたり、箸なども用意しておき、法事用のお弁当ですので、

紐は紫と白のもので、風呂敷も、

天紙(てんし)も、

仏事用で、天紙は緑でふち取られています。
また、お子様用のお弁当の箸も、

お子様用を御用意しました。
そして、10時前までには、

全て終えることが出来、ゆるめの休日出勤が終わった次第です。
と思っていたら、昼過ぎに、

通販サイトを通じ、

お中元の【西京漬】のご注文を頂いたので、

箱詰までしておき、

包装などは明日にすることにし、

冷凍庫にしまっておき、緩めの休日出勤が終わったのでした。
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2021.7.19|お弁当 西京漬 野菜・果物(フルーツ) |permalink|コメントはまだありません
二段重のお中元用の【西京漬】
ピークを過ぎたとは言え、お中元のご注文を頂いており、

今日も色々と箱詰をしました。
この中で、これまでとは違う箱詰をしたのが、

こちらで、二段重になっており、

一方は銀鱈のみで、

もう一方はサーモンのみです。
箱詰する前は、

このような状態で、

箱の表は、ほぼ同じですが、

裏を見ると、上の段になる部分は、重ねた時に箱がずれないように加工されており、こういう状態のものを、しゃくりと呼んでいます。
下の段になる部分は、

平らになっており、それこそ底です。
銀鱈とサーモンの枚数は5枚と同じなのですが、

通常の化粧箱のものとは別物で、重ねた状態を並べた時の見た目というより、二段重ねという点に目が引かれました。
銀鱈を上の化粧箱に詰めたのは、サーモンに比べ、銀鱈の方が、魚としての格が上つまり、値段が高いからです。
重ねたら、

お中元のシールと【西京漬】のシールを貼った蓋をし、包装し、冷凍庫へ。
ちなみに、この化粧箱は、

6月の終わりにセール品として購入したもので、数も限りがあるので、使う機会も限られてしまいますが、従来のものとは異なり、新鮮な気分がし、このセール品の化粧箱については、こちらをお読み下さい。
セール品やサンプルの化粧箱を見つけることが出来たら、購入して、色んな詰め方をして、楽しむつもりです。
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お子様の誕生日用の盛り込み料理
今日御用意したお持ち帰り料理は、

誕生日のお子様がいらっしゃるということで、このような感じに仕立てました。
ちなみに、お持ち帰り(テイクアウト)の料理のお品書きを、特に御用意してはいませんが、当ブログの【お持ち帰り(テイクアウト)】のカテゴリーが、それに近いものです。
また、自分のFacebookや、


御覧になった方が、投稿した料理を基に、御要望をお申し付け下さる場合もあり、今日のお料理も然りだっただけでなく、昨年もご注文をして下さり、その時は、

2種類の海老の揚物を盛付けたもので、詳しいことについては、こちらをお読み下さい。
前置が長くなってしまいましたが、今日の持ち帰りの料理が、今回のお話しです。
揚物は、

鶏の唐揚げ、

海老の彩り揚げ(写真 左)、鯵のしんびき揚げ(同 右)で、

あしらいに素揚げしたしし唐で、他の揚物が5個なのに対し、鶏の唐揚げは、倍の10個で、お客様の御要望によるものです。
一方の焼物は、

当店の看板の一つでもある 【西京漬】を焼いたもので、

今日はサーモンの西京焼で、お子様が主役ですので、骨の無い尾の部分です。
そして、照焼にしたつくねと、

玉子焼で、全ての料理が仕上ったら、

持ち帰りの容器を用意しました。
一軒すると、陶器のように見えますが、裏返しにすると、

プラごみとあるように、使い捨てのもので、

蓋も然り、

ゆえに、お召し上がりになった後は、各自治体の規定による処分をお願い致します。(笑)
(笑)とお話ししたのは、この表示を見ると、いつも思うのは、SDGs(持続可能な開発目標)が、世界基準になりつつある以上、自治体任せ=他人(ひと)任せの感覚そのもので、かの疫病の感染及び、それに伴う対策に知恵を絞らない政府の象徴としか思えません。
未知のものに遭遇するのが人にして、人生。ならば、自分が人生三種の神器と呼ぶ努力、忍耐、工夫を駆使するしかないのです。
これ以上の脱線は、料理の美味しさから離れ、宜しくないので、本線に戻ることにし、

容器に天紙(てんし)を敷いたら、

鶏の唐揚げ、

海老の彩り揚げ、鯵のしんびき揚げ、しし唐を盛付けたら、第1ステージが終了。
揚物の後は焼物で、

笹の葉を敷き、

サーモンの西京焼と玉子焼を盛付け、

はじかみ(生姜の甘酢漬)をあしらうと、見栄えは別物です。
最後に、

照焼にしたつくねを盛付ると、

冒頭の写真のように仕上がり、

蓋をし、お客様が取りに見えるのを、待つばかりとなりました。
先程お話ししたように、お持ち帰り用の料理に限らず、当店の料理は、御要望に応じて、可能な限り、対応させて頂きますので、お気軽にお問い合わせ下さい。
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2021.7.16|お持ち帰り(テイクアウト) 西京漬 |permalink|コメントはまだありません
お持ち帰り(テイクアウト)の鶏肉の照焼重の仕込みと御中元の包装
明日(13日)は、

ホームグランドの沼津魚市場が、

休みということもあり、

とりあえずというか、一応、魚市場に行って来ました。
とりあえずとか、一応というのは、

先日お話ししたように、明日の13日から明々後日(しあさって)の15日までの3日間、

お持ち帰りの鶏肉の照焼重のご注文を頂いているだけでなく、その仕上げと準備などに追われ、その3日間はお休みさせて頂くので、あえて仕入れをする必要がないからです。
そんなこともあり、お中元用の【西京漬】と、

【鰯の丸煮】は、

多めに仕込み、冷凍してあるので、それも仕入れをする必要がない理由でもあります。
予定どおり、魚市場での仕入れはなく、向かったのが、

魚市場から車で15分ほどのところにある食遊市場でした。
食遊市場で最初に向かったのが、

八百屋で、館内には2軒の八百屋があり、その時によって、仕入先を使い分けており、野菜の他にも、色々な食材を仕入れ、

食遊市場から帰ることにし、色んな店があるので、ついつい長居をしてしまいがちになるのは、いつものことです。
今朝仕入れた野菜は、

パプリカと、

しし唐で、どちらも、鶏照重のあしらいに使うものです。
これら以外には、

ひよこ豆、

もち麦で、どちらも、雑穀御飯に使うためのもので、食材以外で、食遊市場で仕入れるというか調達するのが、

【西京漬】や【鰯の丸煮】などを御自宅へのお取り寄せとして、ご注文を頂いた際に使うための小さいサイズの段ボールで、今日も然りでした。
荷物を片付、仕込みを始めることにし、

パプリカは、

4分の1に包丁したら、

へた、種、わたを取り除くのですが、これらは、冷凍しておき、賄い用のカレーに使います。
実の部分は、

短冊状に包丁したら、

金串を打ち、しし唐はへたを取ったら、

同じく金串を打ち、

冷蔵庫へ。
その頃、女将兼愛妻(!?)の真由美さんは、

昨日箱詰し、冷凍しておいた【西京漬】を包装してくれ、終わったら、

バットに、

お新香を入れるカップを用意してくれました。
3日分のうち、

明日の分の39と、

明後日の分の23の付箋を貼っておき、明日の分だけ、

お新香を盛付け、冷蔵庫へ。
そうこうしていると、

先程の【西京漬】を冷凍庫に入れ、程なくすると、

集荷に来てもらい、その入れ違いで、

冷凍庫から、照焼用に下拵えした鶏肉を出すと、急遽、お中元の【鰯の丸煮】のご注文を頂いたので、冷凍庫から【鰯の丸煮】を出し、

箱詰、

包装までしておき、

冷凍庫へ。
米を研ぎ、

包丁を砥いだのですが、

使った包丁は牛刀1本のみで、こうして先週同様、二週連続の休日出勤が終わったのでした。
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2021.7.12|お持ち帰り(テイクアウト) 鰯の丸煮 西京漬 野菜・果物(フルーツ) |permalink|コメントはまだありません
【西京漬】の製造者というより、仕込み人
今日は、

お中元用の【西京漬】の箱詰をしたのですが、御覧のように、銀鱈、サーモンが各3枚入った“2種3入”と呼んでいる定番にして、もっとも人気があるものです。
箱詰する時は、

それぞれを冷凍庫、

もしくは、冷蔵庫から出し、その違いは在庫、仕上がり状況によるもので、今日の場合、どちらも冷蔵庫から出したものです。
冷凍庫から出す時でも、仕込んだ時の日付が分かっているので、その時の魚の状態、仕入れた時のことなども、明確ではなくても、大体のことを覚えています。
そして、箱詰する際、

原材料などを表示したラベルを、

貼るのですが、製造者と書くのは規則とは言え、魚市場に出向き、自ら選り、仕入れ、仕込んだものですので、規則とは言えども、製造者と記すと、工業製品のような気がしてならず、自分としては、仕込み人と表記したいくらいでなりません。
また、食品のラベルを御覧になると、製造者と書かれているものと、販売者と書かれているものがあり、一般的な西京漬にも、販売者が明記されているものも多く、中には著名店のものもあります。
何でも自分が手作りしないと気が済まない性分ですので、販売者と書かれている食品を見ると、興冷めしてならず、料理人としての魂に火がつき、さらに美味しいものを作ろうと思わざるを得ません。
ところで、箱詰をする際は、 加熱調理をして頂いた上で召し上がって頂くだけでなく、冷凍便で発送するので、余程のことがない限り、不測の事態は起こり得ないのですが、念には念ということで、

アルコールスプレーは不可欠で、お持ち帰り(テイクアウト)的な感覚で、直接お買い求める際でも、このようにしています。
仕込んだ時のことは大体覚えているので、箱詰する時に思うのは、「どうか、焦がすことなく、焼いて下さい!」ということだけで、そのために、《『佳肴 季凛』 謹製 『西京漬』に限らず、市販の西京漬けや粕漬けの美味しい焼き方》ということや、それをQRコード化したお話しをしたのです。
また、常連さんには、「ここまで、『西京漬』に想いがあるなら、娘さん達が、お嫁に行くようになったら、それ以上ですよね?」と言われるのですが、「娘達のことは、あんまり関心ないんですよ。入学式、卒業式に行くのも、そんなに好きではありません。喜ばしいことですので、『おめでとう』、『良かったね』とは言いますが、あくまでも、娘達の人生ですから、それ以上の想いはありませんよ。」と応えると、「それって、親方らしいですよね。分かる、分かる。」と言われるのが、殆どです。
ですので、仕込んだ【西京漬】をお客様にお渡しする時にも、それなりの想いがあるのですが、当店に御来店され、自分が焼き上げ、お出しし、それを喜んで頂いた時の気持ちは、至福以外の何物でもありません。
ともかく、自分本位の天上天下唯我独尊ゆえ、美味しい料理を作ることが我が道で、そここそが、自分の居場所なのです。
ご注文分の箱詰を終えたら、

日曜日ということもあり、集荷時間も早く、明日包装し、発送するため、

番重に入れ、養生し、

蓋をし、冷凍庫へ。
【西京漬】に限らず、より美味しい料理を作るための努力を怠ることなく、日々の仕事に精進するのみです。
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