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もっとおいしいお話し

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お盆休み最終日の『西京漬』

今日は定休日でしたが、お盆休みの間に『西京漬』の御注文が重なり、

在庫も少なくなったので、沼津魚市場に仕入れに行って来ました。

沼津魚市場は、

昨日(15日)、一昨日(14日)と連休したのですが、

豊洲などの中央市場が、

一昨日から今日(16日)まで、

三連休だっただけでなく、

明日(17日)が明いても、明後日(18日)が休みという飛び石の五連休状態ですので、全国各地で操業しなくなり、このところの悪天候の影響もあるので、入荷が少ないのは、ほぼ確実でした。

魚市場に着き、最初に向かったのが、サーモン(ノルウェー産)などを扱う問屋の売場で、

養殖ものとはいえ、そんな暦ゆえ、入荷がないことを心配していたのですが、

杞憂に終わり、

一昨日の土曜日着だったものの、えらを確認すると、鮮やかな赤い色をしていたので、

5,7キロのものを仕入れることにし、サーモンなのに、かんぱちの発泡スチロールに入っているのは、

大きな発泡スチロールに入って入荷してきたものを、個別に秤にかけるからです。

仕入れを終え、隣の売場に向かうまでもなく、眺めると、

予定通りガラ~ン。

売場に並んでいたのは、

鰤(ぶり)と、

真鯛(まだい)で、どちらも養殖ものでした。

別棟の売場に行くことにし、この売場もガラ~ンにして、

床は、

乾いていました。

その後、別棟の売場に行くと、

案の定のガラ~ン。

貝類の売場も、

活魚売場も、

地物の魚が僅かで、僅かと言えば、

地物の太刀魚(たちうお)などが水揚げされていましたが、鰤の若魚である三陸産のわらさだけは、

それなりに入荷していましたが、金曜日が土曜日の水揚げのはずなので、鮮度は推して知るべしです。

最後に向かった売場も、

案の定で、魚市場から帰ることにし、雨も降っていたので、サーモンの売場に車を横付すると、

売場では井戸端会議中で、自分の姿を見るやいなや、

サーモンを積んでくれ、魚市場を後にしたのでした。

今日までお盆休みの方も多いようで、普段の半分以下の車の流れで、思った以上に早く、【佳肴 季凛】に戻ることが出来、仕込みの前に、

今日発送する『西京漬』を箱詰したら、

発送の準備を済ましたら、

サーモンの下処理をすることにし、鱗が細かいサーモンは、包丁を使うすき引きという方法で、鱗を取り除きます。

頭を落とし、

水洗いをしたら、

三枚に卸し、最初の2、3枚を切身にしたら、もっとも綺麗な断面になる部位を包丁し、

これらは、通常の切身よりも、2割程度小さめで、明後日の焼物に使うためのものです。

全て切身にしたら、

有機JAS認証済の西京味噌をベースにしたお手製の西京味噌と共に、

真空パックし、冷凍庫から、

サーモン同様、『西京漬』に仕込む銀鱈(カナダ産)を出したら、

包丁を砥(と)いでいる頃、女将兼愛妻(!?)の真由美さんは、

洗い場の側溝や床の掃除をしてくれ、それが終わったら、

カウンター内も、

同様に掃除してくれ、最後に、

明日使う真空パック用の袋の準備をしてくれ、休日出勤が終わったのでした。

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ゴージャスなギフト用『西京漬』&『鰯の丸煮』の詰め合わせ

以前、《ゴージャスなお中元用の『西京漬』&『鰯の丸煮』の詰め合わせ》というお話しをしましたが、

今日ご用意した詰め合わせは、

『鰯の丸煮』の数は、

前回と同じく、5パックでしたが、『西京漬』は、

サーモンと、

銀鱈が、各3枚入っているものでした。

『西京漬』の合計の枚数は、同じ6枚でも、銀鱈とサーモンの6枚に対し、それらと鯖の6枚ですので、今回の方がバージョンアップしており、よりゴージャスなものとなっています。

最後に、リーフレットを挟み、

蓋をしたのですが、特別な意味合いのあるギフトではないことでしたので、熨斗(のし)は、

金の折鶴が描かれたものでした。

ただ、この熨斗は、

ぽち袋を切り取ったものですが、最近では、カジュアルな感じの祝儀袋などもあるので、熨斗に印字するよりも、趣があるかもしれません。

御要望に応じて、可能な限り、対応させて頂いておりますので、御注文の際に、お気軽にお問い合わせ下さい。

★☆★ 日本料理の匠 ★☆★

【佳肴 季凛】店主兼熱血料理人の自分が、

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このように紹介されております。ご興味、ご関心のある方は、上の写真をクリックして、ご覧下さい。

『西京漬』のページのリニューアル用の写真(ギフト編)

今日のお話しは、昨日の《 『西京漬』のページのリニューアル用の写真(西京焼編) 》の続編にして、最終章です。

昼食兼休憩を済ますと、 カメラマンとアシスタント兼社長の二人は、

撮影の準備に取り掛かりました。

自分と同年代であるのだけでなく、10年近い付き合いで、さらには、自分のブログやSNSの殆どを読んでてくれており、阿吽(あうん)の呼吸の中での仕事とはいえ、商品となると、

料理の撮影とは別気分となり、緊張気味で化粧箱を用意し、その頃、女将兼愛妻(!?)の真由美さんは、

個室の片付けをしていました。

準備が整い、

撮影を始めると、カメラマンから「商品の袋の縁(ふち)が、光ってしまうので、隠すことは可能でしょうか?」とのお願い。

通常なら、ラベルを貼り、箱詰めするだけで済むのですが、完全なる盲点で、

『西京漬』を裏返し、

縁をテープで留めたら、

箱詰し、撮影再開。

先ずは、銀鱈とサーモンが各2枚入ったセットにはじまり、合計で15種類のセットを撮影し、ついでに、

『鰯の丸煮』のセットも撮影しました。

また、タイミングよく、

ギフト用の『西京漬』のご注文も頂き、箱詰めをし、

冷凍庫へ。

2回に分けて撮影を行いましたが、リニューアルするページの公開は、しばらく先になりますので、それまでお待ち下さい。

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『西京漬』のページのリニューアル用の写真(西京焼編)

先日、 《『西京漬』のページのリニューアル用の写真(仕入れ&仕込み編) 》といいうお話しをし、今日は、その続きの西京焼編で、『西京漬』は漬け込んだ状態のもので、西京焼は『西京漬』を焼いたものゆえ、両者は似て非なるものです。

撮影の日を定休日の今日にしたのは、料理写真の撮影は、予想以上に時間がかかるからで、料理写真同様、時間がかかるのは、テレビの取材にして、終わるとかなり疲れます。

撮影にあたり、予め言われていたのが、個室を光が入らないようにしておくことでしたので、料理の準備をする前に、

その養生をすることにし、

障子を外したら、

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: s-RIMG1089.jpg

女将兼愛妻(!?)の真由美さんと新聞で養生をし、

障子をはめたら、

Wガード。

最後に、

手芸用品店で買い求めた黒い布で覆うと、

真っ暗闇で、フラッシュを使って撮ると、

このような状態で、準備完了。

その後、自分は、西京焼に添える前盛(まえもり)を用意することにし、前盛はあしらいとも呼ばれ、分かりやすく言うと、付け合わせということになります。

銀鱈、サーモン、鯖と3種類の西京焼の仕上がり、それぞれを盛り付ける器を考慮し、

左から、パプリカ、さつま芋、茗荷を用意したのですが、パプリカと茗荷は、甘酢に漬け込んでおり、さつま芋はくちなしを使い、黄色く仕上げてあります。

これらと別に用意したのが、

既製品のはじかみ、らっきょう、牛房で、何でも手作りしないと気が済まない性分ですので、心苦しい部分もあったのですが、諸々のことを考え、使うことにしたのは、色目を考えた上のことです。

そして、塩茹でしたヤングコーンとおくらも用意し、

通常なら味を含めるのですが、色目を重視するため、氷水に落とした後、キッチンペーパーに乗せ、水気を取り、先程の前盛に使うものも、

同様にし、西京焼の準備を始めました。

その後、

撮影担当の広告代理店の社長とカメラマンがやって来たのですが、先日同様、社長はアシスタントで、今回も立場が逆転しています。

普段なら、すぐに焼けるよう、予め串を打っておくのですが、盛り付ける器の都合もあるので、

打ち合わせをしておいたものの、考え直すことにし、それを基に、

切身を用意することにし、印がついているのは、

土曜日に仕込んだ銀鱈の中でも、もっとも綺麗な切身です。

また、銀鱈は、身割れがしやすいだけでなく、1本の魚から、きれいな切身が取れるのは限られているので、今回の撮影のため、それに準ずるものを、8枚用意しておき、印のそばにあるのが、それらで、サーモンは銀鱈のようなことはないものの、

金曜日に仕込んだサーモンの中で、4枚選り抜いておきました。

フィレーと呼ばれる卸し身を使う鯖は、

銀鱈やサーモンほど、気を使う必要はありません。

銀鱈、サーモン、鯖を袋から出し、水洗いをした後、水分を拭き取ったら、

この状態から、

写真を撮り始めました。

水洗いすると、味が抜けてしまうと思われがちですが、当店の『西京漬』に限らず、粕漬も含めた所謂(いわゆる)漬魚(つけうお)は、西京味噌や酒粕をあらら流してからでないと、綺麗に仕上がりません。

そのため、《佳肴 季凛』 謹製 『西京漬』に限らず、市販の西京漬けや粕漬けの美味しい焼き方》として、以前お話ししたので、是非お読み下さい。

いつも以上に神経を尖らせながら、焼き始めると、

写真を撮り始め、

しばらくして、皮目が焦げ始めると、

ホイルをかぶせ、さらに神経を尖らせながら、

銀鱈、

サーモン、

鯖の全てが焼き上がりました。

そして、

銀鱈から、

あしらいと共に、盛り付けたのですが、「これって、何か加工してあるんですか?」と訊くので、「???」と返答。

「そのまんまだよ。普段よりも、強めに焼き目をつけてから、照りをつけるため、3回、味醂(みりん)を塗っただけど・・・。」と続けると、「参考のために、色んな西京焼や西京漬の写真を見たんですけど、加工、修正なしとは・・・。」と、驚いていました。

そんなやり取りをしながら、

銀鱈を終えたら、

サーモンを撮影し、

最後に、

鯖を撮影したのですが、

使うのは、

それぞれ各1枚です。

その都度、自分は写真の様子を確認していたのですが、

遠くで眺めていた真由美さんに見せると、「いつも以上に、美味しそう!」との声。

「そりゃそうだよ。一番綺麗な切身を、一番良い状態で焼き上げたわけだし、もっと言うと、料理人人生の中で、綺麗で美味しそうに仕上がった西京焼だよ。」と応えると、3人共、納得。

折角、3種類を2枚ずつ焼いたので、

盛り込みの西京焼の写真を撮ることにし、「大皿の料理って、盛り付け方が難しいような気がするんですけど、どうなんでしょう?」と訊くので、「単品ものよりも、ずっと難しいし、盛り込み料理の盛り付け方で、その人のキャリアが分かるもんですよ。」と応えると、再び納得。

「和食の盛り付け方は、山があって、川があり、野原があるようにするのが基本で、山水画にも通じるところがあるんですよ。また、赤、青(緑)、黄、白、黒の5色を使うと、綺麗に見え、そもそも5という数字は、東洋の陰陽五行説に基づいています。」と続けると、「そんなにも奥深いんですか!」と驚き、三度(みたび)納得。

個室での撮影が終わったら、

御飯、汁もの、おしんこうを添え、一般のご家庭で召し上がるようなセットを用意し、自然の光が入るとのことで、テーブル席で撮影することにしました。

そのまま、ギフトや詰め合わせの『西京漬』の写真を撮影する予定でしたが、11時半を過ぎていたこともあり、急遽、昼食を兼ねてた休憩を取ることにし、カメラマンとアシスタント兼社長の二人には、撮影用の『西京漬』の6枚のうち、好きなものを選んでもらい、カメラマンは、

銀鱈とサーモン、アシスタント兼社長は、

銀鱈と鯖を選び、サーモンと鯖は、真由美さんと上の娘にあげ、自分は、撮影が終わるまでは気が抜けないので、昼食は無しで、

カメラマン達と、ソーシャルディスタンスを保ちながら、カウンター越しに雑談。

雑談というよりも、話題は、二人が食べている西京焼で、二人とも、「陳腐ですが、それこそ最強ですが、この間の仕入れと仕込みの様子を見ている以上、こちらで以前食べたよりも、その美味しさは格別ですし、熱血料理人の志村さんが熱き想いと共に、漬け込んでいるのがよく分かります。」との感想。

さらに、「志村さんが、あそこまで『西京漬』に熱心になるのも、西京焼を食べると、納得がいきますよ。」と、続きました。

昼食兼休憩を済ましたら、商品としての『西京漬』の撮影をすることにし、その様子は、次回に・・・。

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解凍前と解凍後の『西京漬』用の銀鱈の目方

今日は、

銀鱈(カナダ産)と、

鯖(ノルウェー産)を、

『西京漬』に仕込みました。

どちらも冷凍ものですが、銀鱈の場合、

前日に冷凍庫から出し、

解凍しておきます。

ところで、以前から気になっていたのが、タイトルにもあるように、解凍前と解凍後の目方で、折角の機会ですので、調べてみることにしました。

周りの氷を流したら、

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: s-RIMG1002-1.jpg

秤にかけると、それぞれの目方は、

1,85キロ、

2,1キロ、

2、02キロと、合計で5,97キロでした。

解凍する時は、とりあえず常温で出しておき、

溶け始めたら、

網を敷き、蓋をし、冷蔵庫へ。

そして、明くる日の今日、

冷蔵庫から出すと、かなりの水が出ており、昨日同様、

目方を量ることにしました。

銀鱈は、水分が多いものと、少ないものの差が大きいので、合計の目方で比較しますが、順番は、昨日と同じ魚であることを想定しています。

1本目は、

1,78キロにして、マイナス0,07キロ(70グラム)にして、3,78%減。

2本目は、2,05キロで、

マイナス0,05キロ(50グラム)で、2,3%減。

3本目は、

1,99キロにして、2,02キロから引き算をすると、0,03キロ(30グラム)ですので、1,48%。

今日の3本で言えば、3、78%と1,48%となると、2,3%もの差があり、さらにいうと、3本平均で2,5%となります。

頭とはらわた(内臓)が無い状態で、2キロ前後の魚体を考えると、銀鱈の身質のは、かなりの差があることがよく分かりました。

理科の授業やテレビの科学系の番組ではないだけでなく、これ以上の考察は、藪蛇(やぶへび)にして、料理の美味しさとはかけ離れるので、この辺りにしておきます。

量り終えた銀鱈は、

いつものように、女将兼愛妻(!?)の真由美さんが鱗を取った後、

自分が手直しをし、腹を裂き、水洗いをしたら、

卸すことにし、銀鱈の右側にあるのは、

鯖で、フィレーと呼ばれ、三枚に卸してあるものです。

脂も乗っていることもあり、

扇風機の風を15分程度あてたら、冷蔵庫にしまい、

銀鱈を卸すことにしました。

銀鱈には、加熱すると身が溶けてしまうジェリーミートと呼ばれる身質のものがいるので、

片身を卸したら、尾の部分と中骨の一部を、

試し焼きし、

片面を焼いた時点で、判別出来るので、

切身にしたら、

脱水シートに挟み、冷蔵庫から鯖を出し、

腹骨の一部を取ります。

この部分には、苦玉とも呼ばれる胆のうの一部が残っていることがあり、残っていると、食味が著しく損なわれるので、必ず取り除かなくてはなりません。

そして、 上(かみ)と下(しも)に包丁したら、

脱水シートで挟んでいる銀鱈の上に乗せ、

3時間程度、冷蔵庫へ。

その頃、真由美さんは、

洗い場の側溝の掃除をしてくれ、それが終わったら、

まな板周りと、

洗い場同様、カウンター内の掃除をしてれ、ランチの営業時間の合間を見ながら、

銀鱈と、

鯖を、有機JAS認証済の西京味噌をベースにしたお手製の西京味噌と共に、真空パックしておきました。

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『西京漬』のページのリニューアル用の写真(仕入れ&仕込み編)

日本料理店【佳肴 季凛】の看板の一つでもある『西京漬』ですが、

この度、お買い求めしやすくするため、リニューアルをすることにし、そのための写真が必要ですので、今朝は、沼津魚市場に行って来ました。

撮影をするため、普段よりも30分程度早めに着き、向かったのが、

サーモン(ノルウェー産)を仕入れる問屋の売場で、予め、今日のことを伝えておいたので、

首尾よく、

段取りをしてくれると、

カメラマンが登場し、

写真を撮り始め、普段の仕入とは違う流れで、カメラマンの指示どおりに動き、サーモンを仕入れたのですが、素人とは言え、普段の写真撮影はセルフですので、仕上がりの写真が楽しみでならず、リニューアルまでお待ち下さい。

また、カメラマンは、普段から付き合いのある富士市の広告代理店『コンテクチュアリー・コンテンツ・スタジオ』の社員で、同行したのは、そちらの社長で、

主たる撮影が終わったら、魚市場構内を歩くと、「ブログやSNSで見ていた場所ですね。」にはじまり、「この魚は、何て名前ですか?」や、「売場によって、買い方が違うんですか?」など、色々と訊かれ、二人して、富士山だけでなく、色々と写真を撮ったりと、それこそ社会科見学で、むしろ、そちらがメインのような・・・!?(笑)

ひととおりの仕入れを終えたら、二人と別れ、魚市場から帰ることにし、今度は、『佳肴 季凛』で、第2ステージ。 

約束の時間通りに来てくれた二人は、

準備を始め、

準備が整ったら、

サーモンをまな板に乗せ、

鱗を取ることにし、サーモンは鱗が細かいので、包丁を使うすき引きという方法で、鱗を取り除きます。

自分としては、ホームページに載せる写真ゆえ、失敗は許されないので、いつも以上に緊張して、仕事をしていると、魚市場の時のように、「実際に見ると、こうなっているんですね~」と、

二人は声を揃えていました。

鱗を取り、頭を落としたら、

新しいまな板に乗せ、 切身にしたサーモンと、

有機JAS認証済の西京味噌をベースにした西京味噌の写真を撮り終えたら、

二人は撤収。

二人とは付き合いが長いだけでなく、同世代ゆえの友達感覚にして、想定内ですので、お二人の今日の最終的な感想は、「貴重な体験、有難うございました。」とのことでした。

その後、西京味噌と共に専用の袋に入れたら、

まな板周りと、

カウンター内の掃除をし、

合間を見て、真空パックし、冷凍庫から、

明日、サーモン同様、『西京漬』に仕込む銀鱈(カナダ産)を冷凍庫から出しておきました。

そして、今度の月曜日は、仕上がった『西京漬』を焼いた西京焼の写真を撮ることなっており、その様子は、改めてお話しします。

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廃版の『西京漬』と『鰯の丸煮』用の化粧箱

今日のような月初めは、いわゆる“締め”の関係もあり、消耗品などを仕入れる機会が多く、

沼津魚市場近隣にある包装資材店に納品してもらったのは、

『西京漬』や、

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『鰯の丸煮』を、

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ギフト用に箱詰めする化粧箱でした。

一つの包みに、

10個入っています。

化粧箱の仕入れ先は変わらないのですが、諸々の状況が変わりつつあることもあり、包装資材店でも、商品のリストラをすることになり、今日納品された化粧箱は、廃版になるものでした。

そんなこともあり、この数か月の間、自分でも様子を眺めており、6月の末には、

セール品の化粧箱を、さらなるセール価格で仕入れることが出来、それについては、こちらをお読み下さい。

魚の仕入れ値は、時々刻々と変化するとは言え、いたずらに値段を変えることは難しく、それをクリアする目的以上に、より良い素材を求め、魚市場に足繁く通うようにしているのです。

それに付随するのが、消耗品や他の食材の仕入で、それこそ、「早起きは三文の得」とは、よく言ったもので、そういうプロセスを経て、自分が人生三種の神器と呼ぶ努力、忍耐、工夫が活きると思っています。

ということで、明日は魚市場へ行くので、この辺りで・・・。

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離島や島しょ部宛ての【西京漬】の発送

昨日のお取り寄せの品々は、

いつものように、“飛脚”こと佐川急便で発送したのですが、発送後にご注文を頂いたギフト用の【西京漬】は、

銀鱈、サーモン、鯖が各3枚入ったもので、誕生日プレゼントということで、

御祝の熨斗を貼り、

冷凍庫へ。

発送後でも、普段なら送り状を貼るのですが、この【西京漬】は、沖縄行ということもあり、“クロネコ”ことヤマト運輸で発送するため、送り状の手持ちがなかったからでした。

“飛脚”の場合、沖縄県に限らず、離島料金が発生したり、さらに言うと、島しょ部には配達出来ない地域もあるの対し、“クロネコ”はそれらをカバーしているものの、相対的に運賃が高いため、基本的に“飛脚”で発送しています。

どちらも、宅配便業界の大手ですが、そもそもの成り立ちが違うことによるのが、料金の違いで、個人的にも色んな形で使い分けており、どちらにもメリット、デメリットがあるのは、致し方がありません。

昨今では、多くの事柄を、いたずらに比較する傾向が顕著ですが、違いには、それなり理由や根拠があるので、そういうことを理解する器量を持ちたいものです。

なお、お客様のご要望に応じて、発送業者を替えることも可能ですので、お気軽にお申し付け下さい。

また、最後になりますが、今回のブログの補足として、『運送会社を代えて、発送したギフト用の【西京漬】というブログをお読み頂けると、より一層分かりやすいと思いますので、お読みいただけると、幸いです。

お取り寄せの『西京漬』や『鰯の丸煮』の発送の準備&側溝の掃除

ホームグランドである沼津魚市場は、土曜日の今日が休みですので、魚の仕込みをすることが少ないのですが、魚の仕込みがないからと言って、お気楽極楽とはいきません。

そういう時は、

仕込の労を厨房の掃除にあてており、女将兼愛妻(!?)の真由美さんと、洗い場の側溝の掃除をしたら、

明日発送する 『西京漬』 と、

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『鰯の丸煮』の箱詰めをすることにしたのですが、

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ギフト用ではなく、ご自宅へのお取り寄せということですので、

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: s-RIMG0936.jpg

基本的に、一度使った食品の段ボールを使うことにしています。

レジ袋の有料化、SDGs (持続可能な開発目標)など、ごみの問題への理解もあり、殆どの方が、簡素な包装を了承して下さるのは、有難いことです。

ご注文の内容、個数も様々で、

『西京漬』と『鰯の丸煮』の両方もあれば、

『西京漬』のみ、

『鰯の丸煮』のみのものもあり、その都度、箱詰めして、

送り状を貼り、

養生をしたら、今度は、

厨房の側溝の掃除を始め、魚の仕込みがないながらも、せわしない一日が始まったのでした。

☆★☆ ラジオエフ 『うまいラジオ』に出演中 ★☆★

毎月第一木曜日 昼2時頃から、ローカルFM局ラジオエフの番組『うまいラジオ』で、旬の魚について、店主兼“熱血料理人”の自分が、熱く語ります。

次回は、8月5日(木)の予定です。

s-ラジオエフ
s-うまいラジオ

放送エリアは限られますが、お時間のある方は、是非、お聴き下さい。

銀鱈と鯖の『西京漬』で始まった一週間

昨日は定休日でしたが、夕方になり、

そのまんま通販

通販サイトやSNSなどを通じ、

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『西京漬』の御注文を頂いたので、

冷凍庫から、銀鱈(カナダ産)を出しておきました。

普段なら、冷蔵庫前の洗い場に出しておくのですが、

厨房の方が室温が高いので、厨房に出しておき、

ある程度まで解凍出来たら、

冷蔵庫へ。

そして、明くる日の今日、

銀鱈同様、『西京漬』に仕込むため、鯖(ノルウェー産)を冷凍庫から出したら、

10分ほど、扇風機の風をあてた後、冷蔵庫にしまうことにし、入れ違いで、

銀鱈を出したら、

女将兼愛妻(!?)の真由美さんが鱗を取り、

自分が手直しをする、いつもながらの流れで、腹を裂き、水洗いをしました。

その後、1本目の半身を卸したら、

尾の先端の部分を切り落とし、串を打ち、試し焼きをすることにし、このようにするのは、銀鱈は加熱すると、身が溶けてしまうジェリーミートと呼ばれる身質のものがあるからです。

3本全ての尾の部分と中骨を焼き始める頃には、

1本目の表の部分が焼けた時点で、

ジェリーミートでないことが分かり、ひと安心しながら、

3本全て切身にし、

脱水シートに挟んだら、今度は鯖です。

鯖は、上(かみ)と下(しも)の部分に包丁する前に、

腹骨を一部をすき取るのですが、すき取るのは、

黄色くなっている胆のうの一部が残っている場合があるからで、胆のうは苦玉とも呼ばれているように、食味が著しく損われてしまいます。

また、市販の干物の一部には、そのようなものもあるので、経験したことがある方もいらっしゃるかもしれません。

上と下に包丁した鯖は、

銀鱈を挟んでいる脱水シートに乗せ、冷蔵庫へしまうことにし、鱗を取るなどの最も汚れる仕込みはしなかったものの、2種類の魚を切身にしたので、

まな板周りだけでなく、

側溝の掃除をし、夏場は、魚の仕込みをしない時でも、2日に1回は、側溝の掃除をするようにしています。

ランチの営業時間までには余裕があったので、真由美さんは、

送り状を書いてくれ、自分は、

有機JAS認証済の西京味噌をベースにしたお手製の西京味噌を合わせておき、夕方までに、

銀鱈、

鯖のどちらも、真空パックしておき、定休日明けの『西京漬』の仕込みが終わったのでした。

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