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もっとおいしいお話し

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ポーセラーツの器に盛付けた鰆(さわら)の西京焼

料理が好きで、料理人になって、3分の1世紀にして、誰が名付けたのか、熱血料理人。

そんな料理への想いや日々の様子を、 熱血料理人の店主・志村弘信が3605回目の今日も認(したた)めます。

今日は、【特別会席】(おひとり 10,450円~)の御席があり、【特別会席】の場合、2種類の刺身を御用意することが殆どです。

そのうちの一つが、

ふぐ刺で、昨日のふぐは天然のとらふぐ(遠州灘産)でした。

もう一つが、

三種盛りで、今日の三種は、下田産の葉血引(はちびき)、愛知産の蛸(たこ)、湯葉です。

ふぐ料理メインという御要望でしたので、

ふぐちり、

唐揚も御用意し、当店のふぐ料理のコース同様、天然のとらふぐで仕立てており、ふぐ料理については、こちらをお読み下さい。

また、今夜の焼物は、

鰆の西京焼で、器は、日本料理店らしいものでした。

ところで、先日の【特別会席】も鰆の西京焼をお出ししたのですが、定連さんだったこともあり、

目先を変えるため、先月から販売しているふぐのイラストが描かれたポーセラーツの器でお出ししました。

夜の御席ですと、それなりのお値段を頂くこともあり、こういう器を使うのは、躊躇(ちゅうちょ)するのですが、日本料理というのは、敷居が高いとか、堅苦しという声を聞くこともしばしばです。

いたずらな器使いは、日本料理の伝統をぞんざいにするので、注意は必要ですが、良い意味で敷居を下げる工夫をし、その伝統の担い手の役目を忘れるわけにはいきません。

ということで、今日のおまけ写真@〆は、

鰆の西京焼を見つめる、“ふぐP”、“ふぐりん”、“ふぐお”です。

3匹曰く、「西京焼マニアの親方が一番好きな西京焼は、鰆なんだって~。今度、食べさせてもらいたね。」

ということで、ご笑納いただけると、幸いです。

『西京漬』用の新しい化粧箱

料理が好きで、料理人になって、3分の1世紀にして、誰が名付けたのか、熱血料理人。

そんな料理への想いや日々の様子を、 熱血料理人の店主・志村弘信が3599回目の今日も認(したた)めます。

今日お渡しした『西京漬』は、

銀鱈、サーモン、鯖が各2枚入のセットで、15種類あるセットの中で、もっとも人気があるものです。

化粧箱は、蓋と身(本体)が別々のものですが、在庫が終了次第、新しいタイプの化粧箱にすることにし、そのサンプルが、

昨日届きました。

封を開け、

二つの箱を組み立てて、

今日発送する【西京漬】を詰めたところ、

どちらも、

良さげで、8枚までは詰めることが出来ました。

ただ、この二つの底面積は同じですが、深さが違います。

そして、改めて詰め直し、

包装して、

発送出来るようにしたのですが、

ボール紙製ということもあり、

次回、発送する際には、いわゆる簡易包装の仕方を変更することも考えています。

ちなみに、昨日より前に、 同じメーカーのサンプルをもらっていたこともあり、

一昨日、初めて使いました。

どんなものでも、新しいものは心躍るもので、春の訪れと共に、増します。

ということで、今日のおまけ写真は、

化粧箱のサンプルを覗くジャンボちゃんとふぐ子ちゃんで、ご笑納頂けると、幸いです。

☆★☆ 【コエタス】 ★☆★
当店のお取り寄せや通販の商品などを召し上がった方々が、

【コエタス】というサイトで、投稿して下さっています。ご興味、ご関心がある方は、御覧下さい。

ランチメニューの銀鱈の西京焼用の切身

料理が好きで、料理人になって、3分の1世紀にして、誰が名付けたのか、熱血料理人。

そんな料理への想いや日々の様子を、 熱血料理人の店主・志村弘信が3597回目の今日も認(したた)めます。

休み明けの今日は、出汁を引くなどの普段の段取りを終えたら、

【西京漬】用の銀鱈(アラスカ産)に取り掛かりました。

銀鱈に限らず、多くの魚の下処理は、

鱗を取ることが最初で、鱗取りをしてくれるのは、専ら、女将兼愛妻(!?)の真由美さんです。

鱗取りと金たわしを使うのですが、ひれの際(きわ)などは、これらでは取り除きにくいので、仕上げは、

自分が包丁で、こそげ取ります。

その後、腹を裂き、水洗いをしたら、

三枚に卸しても、すぐに切身にはせず、尾の先端を切り落とし、串を打ち、試し焼きをしなくてはなりません。

というのも、銀鱈には、ジェリーミートと呼ばれ、加熱すると、身が溶けてしまう身質のものがあるからです。

試し焼きをしたところ、

4本全て問題はありませんでした。

加熱しなければ、完全には分からないのですが、卸した時点で、何となく怪しげなものもあります。

ところで、銀鱈の【西京漬】には、持ち帰りを含めたギフト用とランチ用と2種類の大きさがあり、ギフト用と単品用は同じ大きさです。

ただ、単品ものとして、お出しする時は、ど真ん中の一番良いものを使い、しかも、上身(うわみ)のそれです。

上身のど真ん中と言っても分かりにくいので、先ずはランチ用の切身についてお話しをすれば、大体のことがお分かりになると思います。

ちなみに、上身とは、頭を左にした時に、上側になる部分で、三枚に卸す時は,下身から卸します。

頭の付け根を包丁したら、

最初の切身を包丁すると、

筋の少ない綺麗な断面になります。

一方、下身の同じような部位は、

このような断面で、

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: s-RIMG7405-1.jpg

その違いは一目瞭然ゆえに、ご覧じろ。

筋に逆らうことのない切身ですので、焼いても、身割れすることはありません。

ただ、このような部位が取れるのは1本の銀鱈からは、4枚前後しかなく、今日の場合、15枚となるのですが、全てを単品用に回すことは出来ないので、ギフトと単品のバランスを取るのが難しいのが、実際のところです。

なお、銀鱈のランチ用の切身は、これらよりも、いくらか小さめで、

今日は、在庫もあるので、7枚しか仕込みませんでした。

全て切身にしたら、

脱水シートに挟み、

冷蔵庫にしまおうとすると、

当店のゆるキャラのジャンボちゃんとふぐ子ちゃんがやって来て、「この間のお客さんにもお出ししていたけど、美味しそうだったよね~♬今度、親方に言って、食べさせてもらおう!」

そういう会話だけは、聞かぬ振りをして、他の仕込みに取り掛かり、ランチの営業が終わり、

発送分の【西京漬】の準備を済ましたら、

冷蔵庫から銀鱈を出し、

ギフト用、

ランチ用、そして、

切り落としとお弁当用の分を、有機JAS認証済の西京味噌をベースにしたお手製の西京味噌と共に、真空パックしておきました。

お弁当用の分は、頭出しや尾の部分で仕込んだもので、毎回出るとは限りません。

【西京漬】の発送が済んだら、

定休日明けの半日が終わったのでした。

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仕込み無しの休日出勤は、【西京漬】の包装

生涯、一料理人を貫くためが想いを、『佳肴 季凛』店主兼熱血料理人の志村弘信が、3596回目の今日も認めますので、お付き合いのほど、宜しくお願いします。

夕べ、

オンラインショップ

オンラインショップを通じて、

【西京漬】のご注文を頂いたので、今朝は、

その分の【西京漬】と、

明後日の水曜日に引き渡す【西京漬】だけでなく、

明日、【西京漬】に仕込む4本の銀鱈も、冷凍庫から出し、

銀鱈は、アラスカ産です。

最初に、

今日発送する【西京漬】用の化粧箱を用意し、

箱詰めをし、内容は、銀鱈4枚、サーモン3枚、鯖3枚の10枚入の豪華版です。

いつものように、女将兼愛妻(!?)の真由美さんが、

箱詰めの後の包装をしてくれ、最終確認をしたら、

送り状を貼り、冷凍庫へ。

ご注文の際に、お誕生日用の熨斗を貼るご依頼を頂いたので、送り状で隠れるように、

そのシールを貼ってあるだけでなく、二度楽しめるように、品名には、

「西京漬@お誕生日おめでとう!」と書いておきました。

今度はお引渡し分の【西京漬】で、こちらは、

銀鱈、サーモン、鯖が各2枚入っている一番人気のセットで、

包装したら、

養生して、冷凍庫へ。

そして、銀鱈を冷蔵庫にしまい、

定休日ということもあり、集荷の依頼をせず、

宅配便の営業所に行き、仕込み無しの休日出勤が終わりました。

ところで、

3月14日の今日は、

ホワイトデーということもあり、

ふぐ子ちゃんがジャンボちゃんに、「お返しは、このセットがいいなぁ~。」と、囁いていたのでした。(笑)

定休日前と明けの『西京漬』

料理人になって、三分の一世紀が経ったら、我が人生、半世紀。

料理人人生が我が人生を超えることはなくとも、超えるほど、料理にハマる『佳肴 季凛』店主・志村弘信が認(したた)める今回のお話し(3595回)も、宜しくお願いします。

定休日前ということもあり、

今日の沼津魚市場での鮮魚(生の魚)の仕入れは、

静岡県由比産のさばふぐだけでした。

仕入れを済まし、 【佳肴 季凛】に戻ったら、

冷凍庫から、

【西京漬】用の鯖(ノルウェー産)と同時に、

仕上がった【西京漬】(銀鱈、サーモン、鯖)も出したら、

化粧箱に、

詰め、

包装したのち、

段ボール箱に入れ、

発送を準備をし、冷凍庫へ。

その後、【西京漬】用の鯖に、

扇風機の風を当て、 程なくすると、

包丁が入るようになり、 腹骨を一部をすき取り、

上(うえ)と下(しも)に包丁したら、脱水シートに挟み、冷蔵庫へ。

腹骨の一部をすき取るのは、苦玉とも呼ばれる胆のうの一部がに残っていると、食べた時に、著しく食味を損ねるからです。

ランチの営業が終わったら、 冷蔵庫から鯖を出し、有機JAS認証済の西京味噌をベースにしたお手製の西京味噌と共に袋詰めすることにしたのですが、

1枚だけ、ジェリーミートと呼ばれ、身が溶けているものがあり、指を突っ込むと、

ズブズブゆえに、廃棄処分。

ジェリーミートの原因の一つが、寄生虫によるもので、鯖だけでなく、銀鱈でも、このような現象を目にしたことは、何度かあります。

そして、真空パックをしながら、

女将兼愛妻(!?)の真由美さんは、真空パック用の袋の準備をしてくれ、一方の自分は、

休み明けの火曜日の銀鱈の【西京漬】の仕込みのため、

西京味噌を合わせたり、

脱水シートを用意しておき、時を同じくして、

鯖の真空パックをし、休み前と休み明けの【西京漬】の仕込みや準備が終わったのでした。

定休日前ということで、ジャンボちゃんも一息ついたティータイムが、

今日のおまけ写真です。ご笑納いただければ、幸いです。

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【コエタス】というサイトで、投稿して下さっています。ご興味、ご関心がある方は、御覧下さい。

ポーセラーツの器に盛付けたサーモンの西京焼 

生涯、一料理人を貫くためが想いを、『佳肴 季凛』店主兼熱血料理人の志村弘信が、3594回目の今日も認めますので、お付き合いのほど、宜しくお願いします。

当店のランチメニューは

3種類のコース料理を御用意しており、

“凛”(おひとり 3,080円~)のコースには、刺身の三種盛りをお出ししています。

お値段に、~となっているのは、西京焼の種類によって、変更があるからで、詳細については、こちらをお読み下さい。

そんな今日の“凛”のコースは、お客様のご要望で、刺身を、

五種盛りに変更し、黒鯛(くろだい)、蛸(たこ)、青柳(あおやぎ)、小肌(こはだ)、湯葉(ゆば)を盛付けてあります。

さらに、西京焼を、ノーマルの鯖(さば)から、

サーモンに変更しました。

器は、日本料理というか和食らしいものですが、常連さんや、SNSで繋がっている方たちには、

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: s-RIMG7262.jpg

例のポーセラーツの器に盛り付けて、

お出しすることもあります。

ご家庭で使って頂くことを前提に販売しているので、当初、和食の料理人の自分としては、抵抗があったのは否定出来ませんでした。

ところが、ご来店された際に、

“癒しのふぐギャラリー”をご覧になったお客様が、器を眺めている様子を目にしたので、「あの器に、料理を盛付けましょうか?」と訊くと、「可愛らしいから、是非♬」という声を聞くこと、数度。

そんなこともあり、実際に使う機会が増え、常連さんやリピーターの方には、何も聞かずにお出しすると、「あら、このふぐ、可愛いですね~。」と、同じ様な反応をされました。

今後、使う機会が増えていくと思いますが、数に限りがあるので、この器でお召し上がりたい方は、予め、お申し付け下さい。

ポーセラーツ繋がりということで、今日のおまけ写真は、

自分達の昼ごはんで、ポーセラーツの器を使い、暖かくなってきたこともあり、当店の『胡麻だれ』で、冷たい蕎麦にしてみました。

どうぞ、ご笑納下さい。

バスツアーの焼物は、銀鱈の西京焼

生涯、一料理人を貫くためが想いを、『佳肴 季凛』店主兼熱血料理人の志村弘信が、3590回目の今日も認めますので、お付き合いのほど、宜しくお願いします。

今日は、バスツアーの御予約を頂いていたので、出汁を引くなどのルーチンの段取りを済ましたら、バスツアーの料理の盛付に取り掛かりました。

今日の献立は、

『西京焼入りのランチメニュー』の中でも、もっとも豪華なもので、

“凛”(おひとり 3,080円)の西京焼を、

銀鱈に、

バージョンアップしたものです。

最初に、

蒸物(鰯つみれ錦糸蒸し)を器に入れたら、あんをはり、蓋をしておき、今日は人数が少ないので、温蔵庫に入れることはしません。

デザートはアイスなので、

そのまま冷蔵庫にしまい、

刺身を盛付ることにし、今日の刺身は、鰆(大分)、〆鯵(鹿児島)、湯葉の三種盛りです。

鰆(さわら)は皮目を炙っており、背(黒い部分)と腹(白い部分)を組んであります。

盛付けたら、冷蔵庫にしまい、

先付の南京豆腐(南瓜の豆腐)、

お新香を盛付け、同じく冷蔵庫へしまっておきました。

最後に、

小鍋(もずくと野菜の小鍋仕立て)を盛付け、御席にセットしておきました。

小鍋には、20種類近い食材が入っており、マクロビオティック(玄米菜食)の考えを採り入れた“身体に優しい、美味しい日本料理”の当店のマストアイテムの一つでもあります。 

ちなみに、今日の小鍋に入っているのは、玉ねぎ、長ねぎ、えのき、人参、白菜、水菜、豆腐、もずく、くずきり、庄内麩、大豆、雑穀(玄米、押麦、黒米、小豆、ひよこ豆、あわ、ひえ、きび)と、全部で19種類です。

出汁は、一番出汁(鰹節、宗田節、昆布、干し椎茸の足)を取ったものと、野菜の皮、焼いた魚のあらなどを、弱火で長時間かけて煮出し、塩、醤油、日本酒などで、味を調えています。

到着時間の連絡をもらったら、

御飯(昆布御飯)と、

お新香をセットし、臨戦態勢の準備が完了しました。

厨房では、

焼台に、銀鱈を入れ、同じく臨戦態勢が整い、最後の連絡場所からのワン切りがあったら、逆算したのち、点火。

焼目がついたところには、

ホイルをかぶせたり、火加減を調節したりし、いつも以上に注意を払いながら、焼き、裏返す頃には、バスが到着し、

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: s-RIMG7231.jpg

小鍋の火を点け、南京豆腐、

お凌(しの)ぎのサラダ素麺、

刺身と、続け様にお出ししました。

小鍋が温まり始める頃には、

銀鱈の西京焼も仕上がり、前盛(まえもり)は、赤ピーマンのピクルスと蕗の薹(ふきのとう)の当座煮です。

蒸物も温まったら、

目葱(めねぎ)と紅葉卸しをあしらい、お客様のもとへ。

お食事が終わったら、

梅のアイスをお出ししました。

通常のランチコースの場合、食後のお飲み物として、コーヒーかハーブティーをお出しするのですが、バスツアーのお客様の場合、ランチメニューでも、諸々の事由により、食後のお飲み物はお出ししていません。

お食事を終え、出発時間となったら、いつものように、

お見送りです。

今日は、女将兼愛妻(!?)の真由美さんとの仕事でしたので、ジャンボちゃんとふぐ子ちゃんも一緒で、屋外に出ることのない2人は、

バスを見て、旅行に行きたいような様子でした。

西京焼用と刺身用の鰆(さわら)とサーモン

料理が好きで、料理人になって、3分の1世紀にして、誰が名付けたのか、熱血料理人。

そんな料理への想いや日々の様子を、 熱血料理人の店主・志村弘信が3589回目の今日も認(したた)めます。

昨日、お話ししたように、今日は休日出勤をし、

沼津魚市場に仕入れに行って来たのですが、気を揉んでいたのが、明日のバスツアー用の刺身です。

売場を物色すると、

大分県産の鰆(さわら)が目に留まりました。

基本的に鰆は、西京焼に仕立てるのですが、状態が良いものは、刺身でお出しすことも、しばしばです。

自分が仕入れる鰆は、4キロ以上で、

3本のうちの1本(3,5キロ)は、見るまでもなく、パス。

というのも、鰆は4キロを超えないと、脂の乗りが薄いからです。

4,3キロと、

4,1キロの2本を見ると、

4,1キロの方が、腹周りが良く、鮮度を確認するため、えらを見ると、

鮮やかな赤い色をしており、即決。

4,3キロの方も見たのですが、鮮度もイマイチだったのは、言うまでもありません。

その後、

前注文しておいた『西京漬』用のサーモン(ノルウェー産)を受け取りに行くと、

「季凛さん、来ないかと思って、心配していましたよ。」と、売場を見ると、

自分の1本だけで、

今日着ゆえ、鮮度もバッチリで、

今朝の仕入れは終了し、サーモンの目方は、

5,3キロです。

【佳肴 季凛】に戻り、

荷物を下ろすと、女将兼愛妻(!?)の真由美さんは、軽トラの掃除をしてくれたら、

小鍋用の野菜(玉ねぎ、長ねぎ、えのき、人参)を仕込み、一方の自分は、

サラダ素麺の野菜(長ねぎ、みょうが、赤ピーマン、青ピーマン、パプリカ、人参、紫キャベツ、アーリーレッド)と、

ふぐちり用の野菜(白菜、水菜、えのき、長ねぎ)を仕込みました。

今度は、魚の仕込みで、普段とは順番が逆なのは、休日出勤ゆえ、片付などの都合によるからです。

最初に取り掛かったのは、

鰆で、

包丁でぬめりと鱗を取ったら、

頭を落とし、腹わたを抜くのですが、乳白色をしているように、脂が乗っていることが分かり、ひと安心。

今度は、サーモンの下処理で、

鱗が細かいので、包丁を使うすき引きという方法で、鱗を取り除くのですが、サーモンは腹わたが抜かれた状態で入荷してくるので、頭を落としたら、そのまま水洗いすることが出来ます。

鰆から卸すことにし、

身割れすることなく、

卸すことが出来たので、胸をなで下ろしました。

というのも、鰆は、魚の中でも、もっとも身割れしやすい魚の一つだからです。

腹骨をすき取ったら、切身にしていったのですが、

尾の身になったら、

一番端を、弁当用の切身にし、この部分は筋っぽいので、生で使うには、不都合だからです。

残りの半身は、

最初に尾の部分を包丁し、ここから切身にしていくと、

きれいな切身を取ることが出来ます。

そして、刺身用の卸し身は、皮が縮まないように、包丁目を入れ、氷を敷いたバットに乗せたら、

バーナーで炙り、焼目がついたら、

すぐに返し、冷蔵庫で粗熱を取り、水分を拭き取ったら、

キッチンペーパーで挟み、冷蔵庫へしまい、この間に、

出汁を取るために、頭や骨などを焼いておきました。

鰆が終わったら、

サーモンで、

『西京漬』用の切身と、

バージョンアップしたランチメニューの西京焼用の切身にし、

ランチメニューの方は、約80グラムで、10グラム程度、小さくしてあり、

バージョンアップしたランチメニューについては、こちらをお読み下さい。

『西京漬』にしなかったサーモンの身は、

真空パックしておき、金曜日のバスツアー用の刺身替わりの山掛けでお出しします。

切身にした鰆とサーモンは、

有機JAS認証済の西京味噌をベースにしたお手製の西京味噌と共に、

真空パックしたのは、

休日出勤の終了間際で、

袋詰めしたところまで、時計の針を戻します。

袋詰めをしたら、

明日のバスツアー用の西京焼でお出しする銀鱈に串を打ち終えたら、

包丁を砥ぎ、

まな板周りとカウンター内を掃除し、

南京豆腐(南瓜の豆腐)を仕込んだら、仕込みが終了。

真空パックをしながら、

器出しをし、

休日出勤が終わったのでした。

ということで、今日のおまけ写真は、

鰆とサーモンを見ているジャンボちゃんとふぐ子ちゃんです。

二人の目方は4129グラムで、半端な数字なのは、良いふぐの語呂にちなんでいます。

4129×2=8358 ≒ 8,3キロですので、鰆とサーモンの合計(9,4キロ)には、かないませんね。ご笑納頂ければ、幸いです。

休日出勤の準備

生涯、一料理人を貫くためが想いを、『佳肴 季凛』店主兼熱血料理人の志村弘信が、3588回目の今日も認めますので、お付き合いのほど、宜しくお願いします。

毎週月曜日が定休日の当店ですが、明日の定休日(7日)は、休日出勤をするので、出汁を引くなどの普段の段取りを済ましたら、その準備をしました。

サーモン(ノルウェー産)を、

『西京漬』に仕込むため、

有機JAS認証済の西京味噌をベースにしたお手製の西京味噌を仕込んだら、

先付の南京豆腐(南瓜の豆腐)の素を合せておきました。

南京豆腐の素に入っているのは、南瓜(かぼちゃ)のペースト、マスカルポーネチーズ、豆乳で、これに、ふやかしたゼラチンを入れ、溶けたら、漉し、流し缶に流してから、冷やし固めます。

流すのは明日なので、ラップをして、冷蔵庫へ。

その後、ランチの営業が終わったら、

女将兼愛妻(!?)の真由美さんは、真空パック用の袋の準備をしてくれ、休憩を取り、夜の営業が終わったら、

明日の仕込みに使う道具を出し、明日の休日出勤の準備が、全て整ったのでした。

ということで、今日のおまけ写真は、

休憩前のジャンボちゃん(写真 右)&ふぐ子ちゃん(同 左)達とのティータイムです♬

どうぞ、ご笑納下さい。

今日の『西京漬』は鯖、明日の『西京漬』は銀鱈 

料理が好きで、料理人になって、3分の1世紀にして、誰が名付けたのか、熱血料理人。

そんな料理への想いや日々の様子を、 熱血料理人の店主・志村弘信が3585回目の今日も認(したた)めます。

今朝も、

沼津魚市場に仕入れに行って来たのですが、

思うような魚もなかったので、仕入れも少なめでした。

そんなこともあり、

『西京漬』の仕込みをすることにし、冷凍庫から、

鯖(ノルウェー産)と、

銀鱈(アラスカ産)を出し、銀鱈は明日仕込みます。

鯖はフィレーと呼ばれる卸し身になっているので、

扇風機の風をあてること30分、包丁が入るようになったら、

腹骨の一部を欠き取り、上(かみ)と下(しも)に包丁したら、

脱水シートに挟み、冷蔵庫へ。

その後は、

ふぐちり用の野菜(白菜、水菜、えのき、長葱)にはじまり、

刺身用の妻(大根、人参、胡瓜、アーリーレッド)、

サラダ素麺の野菜(長葱、茗荷、人参、赤ピーマン、青ピーマン、アーリーレッド、レッドキャベツ)を包丁しました。

ランチの営業の合間を見ながら、

鯖を、

有機JAS認証済の西京味噌をベースにしたお手製の西京味噌と共に、

真空パックし、再び冷蔵庫へ。

夜の営業が終わったら、

銀鱈を冷蔵庫にしまい、

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: s-RIMG7083.jpg

今日の『西京漬』の仕込みが終わったのでした。

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