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もっとおいしいお話し

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お弁当の残りの玉子焼は、西京焼の前盛(まえもり)に

Vol.4106

いらっしゃいませ


マクロビオティック(玄米菜食)

基本に据えた 

“身体に優しい美味しい日本料理”

を信条とし


天然のとらふぐ、西京漬(西京焼)を

こよなく愛す

【佳肴 季凛】の店主兼熱血料理人の

志村弘信です。


今日(8月6日)は

西京焼の前盛りの玉子焼について

お話しします。 


お弁当のご注文は

基本的に最低5個となっていますが

今日のように

法事の御席のお客様に限っては

1個からでも

ご用意させて頂いております。 



お弁当を見たふぐとらちゃん曰く

「こういうことだったんだね」

「そういうことだね。」

と返すと

「ひと段落したみたいだから

訊いてもいい?」

「まぁ~ね。」


と、ここからは案の定の

職質(職務質問)です。



「揚物の鶏の唐揚げが

6個あるんだけど

どうしてなの?」

「これは子供達の昼ごはん用だよ。

御飯だけは炊いておいたから

これがおかず。

まぁまぁの手抜きだね。」

「手抜きって言っても

鶏からは喜ぶんじゃない?」

「自分が作る料理の中では

ベスト3に入るくらいって

言ってたよ。」

「鶏から

いいもんねぇ~🐔


「で、今日の西京焼は?」

「葉血引(はちびき)だよ。

生の身が赤いから

こんな感じだけど

味はちゃんとしているよ。」

「へぇ~。」

殆どの料理は

お弁当の数=1個分に

予備となるのですが

玉子焼だけは

レギュラーサイズで焼き


その後

お弁当用よりも

小さめに包丁すると

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: sRIMG5083.jpg


「これって

どういうこと?



もしかして

僕達の分とか・・・。」

「違うんだな

残念ながら。」

「世の中

そんなに甘くないかぁ~。

でも、どうして

こんなにあるの?」

「ランチと夜の西京焼用

前盛のだからだよ。」

「こんなにあると

けっこうハードじゃね?」

「まぁ~ね。」


法事用ということなので

紫と白の紐を用意し

お弁当は終了です。 



予約時間の関係で

ランチは予約のみの

御席とさせて頂き


お断りしてしまったお客様には

改めてお詫びさせて頂くだけでなく

「僕達からも

ごめんなさい。」


そんなランチの焼物は

基本バージョンということで

鯖(さば)の西京焼で

もちろん、前盛は

玉子焼。


ちなみに

ランチメニューの西京焼は

先程の鯖(さば)、鰤(ぶり)

サーモン、銀鱈(ぎんだら)で


魚によって

お値段が追加となります。 


また、夜の西京焼は

鰆(さわら)の西京焼で

ランチ同様

前盛は玉子焼でした。 


前盛には

特に決まり事がありませんし

色々なものを

お出ししており

お弁当のご注文を頂いた時は

あえて、多めに焼き

前盛に使うようにしています。

前盛に使うものは

様々ですが

玉子焼を前盛用に

焼くことはありません。


その理由を考えてみところ

特別な理由はないような・・・。

ただ、言えるのは

玉子焼を焼くためには

それ用の出汁を仕込む必要があることや

西京焼に玉子焼となると

焼物が重なるからです。

そう思うと

意外と考えているようで

考えていなかったりするのは

今更ながら

不思議なものでなりません。


「今夜はローストビーフを

用意したんだぁ。

そんじゃ、また明日。」 by ミニふぐちゃん

『西京漬』用の鰤(ぶり)と鯖(さば)の胆のうの痕

Vol.4102

いらっしゃいませ


マクロビオティック(玄米菜食)

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天然のとらふぐ、西京漬(西京焼)を

こよなく愛す

【佳肴 季凛】の店主兼熱血料理人の

志村弘信です。


今日(8月2日)は


『西京漬』用の

鰤(ぶり)鯖(さば)の

胆のうの痕についてお話しします。 

についてお話しします。 


昨日が休市日だったので

沼津魚市場の8月初日が

今日でした。 



最初に向かったのが

こちらの売場です。


発泡スチロールの山々をかき分け

辿り着いたのが

鰤(ぶり)の山で


鰤は

『西京漬』用です。


パレットの上に

きれいに山積みされています。

1本の目方は

3キロちょっとのばかりですが

個人的には

4キロ近いものが理想ですが

皆無。


これらの中で

一番大きいのが

3,4キロでしたが

一番下にあるので

躊躇しながらも

売場の担当者にお願いすると

快諾。


1本ずつ上から

取っていくかと思いきや

見事なバランス感覚で


3,4キロのものを2本

用意してくれました。 



【佳肴 季凛】に戻ると

仕込みの前に

『西京漬』の発送の準備です。

箱詰めしたら

女将兼愛妻(!?)の真由美さんが

梱包していると

「親方、真由美さん、おはよう🐡

と、熱血君。

「おはよう🐡」 by 自分 

「おはよう🎵」 by 真由美さん 



「 感謝ってあるけど ・・・。」


「感謝だから、感謝。

まぁ、お礼の熨斗じゃ

堅苦しいから

こういう熨斗を希望するお客さんも

多いんだよ。」

「へぇ~。」

「誕プレにはじまり

母の日、父の日なんかも

フリー素材が充実しているから

こういうのを

よく使っているよ。」


「こういうのが

開けた時に

ニッコリしたくなるよね。」

これらを

冷凍庫にしまったら

ノルウェー産の鯖(さば)


アラスカ産の銀鱈(ぎんだら)を出し

鰤と同じく

『西京漬』用です。



今日仕込む鯖は

とりあえず

このままにしておき


その間に

鱗(うろこ)を取ることに。


鱗を取った後

頭を落とし

水洗いまでしたら

鰤の仕込みは一時中断。


今度は、鯖ステージに。

半解凍状態になった鯖の腹骨を欠くと


熱血君が

「ただ、頭と尻尾に分けて

西京味噌に

漬け込んでいるんじゃないんだぁ~。」


「それじゃ、何の意味もないじゃん。」


「でもさぁ、腹骨を取るのは

何のためなの?」

「この部分には

胆のうの跡が残っている場合もあるから

取り除くんだよ。」

「胆のうって

苦いのでしょ?」

「そうだよ。

それを口にしたら

苦いから、美味しくないじゃん。」

「そこまでするんだぁ。」



「じゃあ、半分に包丁した

脱水シートに挟む時に

連れ”同士にしておくのは

なんでなの?」


「身割れしていたり

良くない時に

こうしておけば

そういうのが

お客さんのところに行く確率を

下げることが出来るじゃん。」

「そういうことだったんだぁ~。」

「お客さん自身が

『西京漬』を焼くから

出来る限りのことを

しなくちゃならないでしょ。」

「そこまでするの!?」


「そうだよ。

ちゃんとしたものを食べないと

うち以外のものも含めて

西京焼、西京漬って

美味しくないと思うじゃん。

しかも、良くない西京焼を食べたばかりに

西京焼=美味しくない

っていうレッテルを貼っている人って

結構いるんだよ。」

「そうなの!?」

「だから、ちゃんとした

仕込みをする必要があるじゃん。」

「そこまで考えているとは・・・。」


鯖を冷蔵庫にしまったら

今度は鰤です。

三枚に卸すと


「この黄色いのは・・・?」

と、熱血君が訊いてきました。



「この黄色い部分が

胆のうの痕だよ。」

「これって

片方の身にしかないの?」

「ほぼほぼ、そうだよ。

下身(したみ)の方に残っていて

だから、さっきの鯖も

下身の方を

大きめに包丁していたんだね。」

 ※下身とは

頭を左にした時に

下になる方のことです。



なので

上身(うわみ)の方には

痕がありません。 

切身にし終えると

 「赤い部分が

鮮やかな赤だよね。」

「鮮度が良いからだよ。

この鰤は養殖なんだけど

昨日締めて

今日届いたものだから

嫌でもきれいになるさぁ~。」


鰤(ぶり)も鯖(さば)も

冷蔵庫にしまったら

片付です。


となれば


熱血君が

//

🎵 お片付け~ お片付け~

さぁさ、二人でお片付け 🎵

\\


そして、ランチの営業の合間を見ながら

鯖も


鰤も

お手製の西京味噌と共に

真空パックし

仕上がるのは

明後日になります。


かくして

8月最初の『西京漬』の仕込みが

終わったのでした。

「今日は苺のアイス🍓

仕込んだんだね。

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: sRIMG4941.jpg

そんじゃ、また明日🐡」 by ふぐとらちゃん

THE鱏(えい)④~エイの西京焼~

Vol.4096

いらっしゃいませ


マクロビオティック(玄米菜食)

基本に据えた 

“身体に優しい美味しい日本料理”

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天然のとらふぐ、西京漬(西京焼)を

こよなく愛す

【佳肴 季凛】の店主兼熱血料理人の

志村弘信です。


今日(7月27日)は

エイシリーズの4回目にして

エイの西京焼についてお話しします。


今日の昼ごはんは

西京焼の盛込(もりこみ)御膳でした。


「盛込ってことは

魚が一種類じゃないんだよねぇ。」

と、ミニふぐちゃん。


「そうだよ。

例のエイと

胡椒鯛(こしょうだい)のかまだよ。」


例のエイについては

こちらをお読み下さい👇


下処理を終えたエイのうち

骨付の部分は

汁物にしたのですが


骨の無い部分は


半分に包丁してから


切身にし


有機JAS認証済の西京味噌を

ベースにしたお手製の西京味噌と共に

真空パックしました。


このお手製の西京味噌は


当店の『西京漬』を仕込んでいるものと

全く同じものです。



画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: sRIMG4555.jpg


5日経った今日の状態👆


画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: sRIMG4556-1.jpg


「焼き上がりが

きれいなんだけど

味噌は・・・?」

と、ミニふぐちゃん。

「洗い流すんだよ。」

と、答えました。


「洗っても

味が抜けないの?」


「ちゃんと味が入っているから

平気だよ。

ただ、手早くやらないと

駄目だけどね。」


ちなみに、西京漬を美味しく

上手に焼くコツについては

こちらをお読み下さい👇


読まなかった方のために

分かりやすく説明します。



袋の4つの辺のうち


3つを


切ると


袋に手を入れることなく


袋から取り出せます。

こうすると

身割れさせる確率

大幅にダウンです。


この方法は

他の食品についても

応用が出来るので

是非お試し下さい。

実は、特許出願中!?


きれいに洗い流し

水分をふき取ると

繊維質が集まったような身で


反対側も

同じように

繊維質が集まっています。 


このようになるのは

エイは胸びれを使い

波打つように泳ぐからで


このように筋肉が発達する魚が

平目です。

ただ、平目の場合

身全体ではなく

縁側(4本の細長いもの)が

それにあたります👇

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: s-RIMG8113.jpg

(過去のブログより)

先程のイラストのように

エイは泳ぐ時

空を飛んでいるように見えます。


エイを漢字で書くと

海鷂魚、鱝、鰩、鱏などで

中でも海鷂魚という

漢字の鷂はハイタカという

鷹(タカ)の一種のことです。


また、エイは尻尾が長く

燕尾(エンビ、エビ)と呼ばれていて

転じて、エイと呼ばれるように

なったと言われています。

エイに限らず

魚の名前は

意外と単純です。 


水気をふき取ったら

串を打ち

焼くと


「この照り具合が

何とも言えないね~。

んまそう♬」


串を抜き

盛付けると



「ここまでになると

エイとは思えないよ。

十分、逸品で通用するね、親方。」

「まぁね。」


冒頭の写真のように

胡椒鯛(こしょうだい)のかまも

盛込むと


西京焼御膳の出来上がりです。



「ここまでやると

西京焼マニアの本領を

120%で発揮しているじゃん!」


「そうかねぇ。

とりあえず、余程のことが無い限り

大体の魚は西京焼にして

試しているよ。」

「そういうのを

マニアって言うの!

で、味はどうなの?」


「筋肉質だから

歯応えもいいし

脂もあるから

十分美味しいよ。



フレンチのシェフが

ムニエルにしているって言ってたけど

ちゃんと使えるよ。」

「言ってたって

どういうこと?」

「Facebookで繋がった

伊豆高原のペンションの

オーナーシェフがコメントしてくれたよ。


これ、これ。」


「SNSオタクだけのことはあるね~

さすがだね、親方。」

「褒められているんだか

けなされているんだか・・・。(笑)」

「まぁまぁ、その辺は・・・。」


昨日もお話ししたように


エイのような変わり種に出会えるのは

自ら、沼津の魚市場のように

漁港が併設されている魚市場に

行っているからです。

そういうチャンスを逃すのは

もったいとしか言えません。


さらにさらに

生産地ならではの恩恵にあずかり

その魅力を伝えることが出来るのは

料理人しかいませんし

地方だから為せるのです。


豊洲のように

世界中の海産物が集まる市場で

珍しい魚を目にする機会は

限られてしまいます。

そこにはない魅力を伝え

漁師をはじめ

一次産業に携わる人たちが喜び

それをお客様にお出しするのが

我が道にして


天然素材の魚を中心に使い

マクロビオティック(玄米菜食)の

考えを取り入れた

“身体に優しい

美味しい日本料理”を作り続けます。



「ここ最近の親方が

気温を上げているんじゃね。(笑)

そんじゃまた、明日🐡」  by ふぐとらちゃん

お中元とお歳暮の意味

Vol.4094

いらっしゃいませ


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志村弘信です。

今日(7月25日)は

お中元とお歳暮を贈る意味について

お話しします。



明日発送する

『西京漬』の準備を終えると

「お疲れ様、親方🐡

と、ふぐとらちゃん。


「お疲れさん。

この時間まで

何をしていたの?」

と、訊くと

「あんまりにも暑いから

今日は涼んでいたんだよ。」

という返答。


「羨ましいねぇ。(笑)

市場は行かなかったけど

お弁当もあったから

暑いなんて

言ってられなかったよ。」


「わかる、わかる!

フェイスブック

インスタ


ツイッターを見ていたから

分かるよ。」


「はいはい、チェック有難うね。

そう言えばさぁ

ツイッターは

X(エックス)になったのを

知らないの?」

「あっ、そうだったね。

でも

まだ青い鳥が出ているけど・・・。」

「そうだね。

いつか変わるんじゃないの?」

「ふぅ~ん。

今度からツイートするんじゃなくて

Xするって言うのかなぁ。」

「どうなんだろうね。

そんなことより

早く終わるよ。」

「あぁ~。

もう少しいいでしょ。」

「いいけど・・・。」


(そんなことより

早く終わろうよ。)

と、心の声。


「インスタに載っていたけど

この『西京漬』って

かなり豪華じゃね?」

「そうだよ。

銀鱈、鰤(ぶり)、サーモン、鯖(さば)が

各3枚、合計12枚入の

デラックス版だよ。

「すげぇ~じゃん。

お中元なの?」


「時季的には

お中元なんだけど


お中元って

元々、半年間の感謝を伝え

残りの半年の無事を

祈る意味合いがあるんだよ。」


「へぇ~。」

「あと、感謝を

毎年伝えることを

前提にしたものだから

ただの感謝よりも

深い意味があるんだよ。」

「そうなんだぁ~。」

「ただ、毎年贈るにしても

お中元にしちゃうと

大袈裟な感じになるから

お客さんの要望で

あえて、感謝の熨斗(のし)にするような

ケースもあるんだよ。」


「お歳暮もそうなの?」

「そうだよ。

ただ、お中元よりも

お歳暮の方が

一年の感謝を込めているから

意味は深いよね。」

「ふぅ~ん。

でも、こういう意味を

知っている人って

多いの?」


「どうなんだろう。

その辺の使い分けは

難しく考えることもないと思うよ。」


「あと、時季とかは?」


「地域差もあるようだけど

お中元の場合

立秋(8月7日頃)までで

お歳暮の場合

クリスマスまでが

一般的なんじゃないのかなぁ。



あと、こんなのも

見つけたよ👆

「ほぉ~。」


「時季も大切だけど

『気は心』って言葉もあるから

大事なのは気持ちだし

普段からの付き合いを大切にするのが

何よりだね。」

「じゃあ、これからも

宜しくね、親方。」

「な~んにも

いらないからね!?(笑)」

「・・・・・。(ギクッ)」


『西京漬』のページにもあるように

熨斗に関しては

ご要望次第で

可能な限り

対応させて頂いておりますので

お気軽にお申し付け下さい。 


「明日は、例のエイだね。

それじゃ、また🐡」 by 熱血君

魚市場に忘れた【鰯の丸煮】用の真鰯(まいわし)

Vol.4083

いらっしゃいませ


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【佳肴 季凛】の店主兼熱血料理人の

志村弘信です。


今日(7月14日)は

魚市場に置き忘れた

真鰯(まいわし)について

お話しします。 


今朝、沼津魚市場から戻ると

ミニふぐがやって来て

「おはよう、親方🐡

今日は、サーモン仕入れて来たんだね。」

「おはよう🐡そうだよ。

お中元用の【西京漬】を

仕込まなくちゃならないからね。」


ちなみに、こちらが

当店の【西京漬】です。


そのまま、仕込みを始めようとすると

魚市場の売場の担当者からの電話。


電話を切ると

「親方、顔色が変だけど

どうしたの?」

と、ミニふぐ。

「実はさぁ

真鰯を忘れちゃったんだよ。」

「どういうこと?」

「今朝


サーモン仕入れた後


この売場に行くと


注文しておいた真鰯が用意されていたんだけど


これを積むのを忘れちゃったんだよ。」

「え゛~っ

実物を確認しておいて

しかも、写真も撮っていたのに・・・!?」

「そうなんだよ。」

「どうしてなの?」

「この売場の向かいに

貝類の売場があるんだけど

そこで仕入れをしたら

完全に忘れちゃったんだよ。」

「ありゃりゃ・・・。

で、どうするの?」

「どうこうも

色々考えるよ。」


考える前に

今の状況をお話しします。


この真鰯が無いと

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: image-27.png

【鰯の丸煮】を仕込むことが出来ません。

しかも、在庫も殆どないので

注文が重なったら

完全にアウト。

さらにさらに、魚市場も連休になるので

連休明けの月曜日か

火曜日に仕込むと

仕上がりは火曜日以降となり

そういう綱渡りはしたくありません。

しかも、月曜日は定休日だし

先週の月曜日も休日出勤したので

出来ることなら

パスしたいのが

本音です。 

仕込みをするとなると

女将兼愛妻(!?)の真由美さんに

手伝ってもらわなくてはなりません。

それをお願いするのは

かなりの勇気が必要です!?(笑)


とりあえず

ランチの営業が終わったら

取りに行くことにし

窓口になっている問屋の

仲買人に受け取りに

行ってもらうことにしました。


気を取り直して

仕込みを始めることにしたものの

全ての予定の立て直しを考えると

半分パニック状態。 


とりあえず

仕込みを終え

ランチの営業時間となったのですが

いつもよりバタバタで

魚市場に取りに行くどころの状態では

ありませんでした。


が、しかし

お昼の片付けをしていると

真鰯が届いたのです。

「これって

どういうことなの?」


「木内さんに頼んだんだよ。」

「あぁ、そういうことね。」

「電話したら

『沼津方面に行く用事がある。』

って言ったから

頼んだんよ。」

「すげぇ

ツイていたじゃん。」

「そうだよ。

地獄で仏って奴よ!」


ところで、木内さんとは

義父=真由美さんの実父です。


齢80手前ながらも

半現役の魚屋で

魚市場に関することなら

ほぼ全て把握しているので


注文したものを取りに行くのは

魚市場だけに

それこそ朝飯前。 


80手前と言っても

同世代の人とは比べ者に

ならないくらいの体力の持ち主で

推定身体能力年齢は60代前半だと

自分と真由美さんの中では

思っています。


その実例が

昨年ありました。


それは、大腿骨骨折、両手首を

骨折しながらも

4カ月の入院生活の後には

日常生活を普通にこなせる程度まで

復活したことです。


しかも、全身麻酔の手術を

一週間に2度受け


転院後

2か月半のリハビリを経ての

復活ですので

ここまでくると

変態以外の何者でもありません。

木内さんを見ていて思うのは

人というものは

大体のものは

気力でどうにかなり


それを常々口にしていることを

実践したまでのことです。


そんな性分ゆえ

かつては、何度となく

すったもんだの口論をし

その度に

真由美さんが間に入ったことがありました。


それでも

木内さんは喜寿を超え

自分がアラフィフとなれば

とんがりまくっていた角も

お互い取れ

毎年、ノーベル平和賞候補に

名を連ねるほどです!?(笑)


魚市場のことなら

基本OKですので

ついでに

【西京漬】用の鯖(さば)も

持って来てもらい


自分のチョンボは全て帳消しとなり

三連休前の遅れて来た仕入れも

無事に済んだのでした。


「明日はマイワシの仕込みが出来て

良かったね。

そんじゃ、また🐡」 by ふぐとらちゃん 

スーパーデラックスのゴルフコンペの優勝賞品

Vol.4082

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志村弘信です。


今日(7月13日)は


ゴルフコンペの賞品について

お話しします。 


昨日は

ランチの営業時間を

早めに切り上げさせて頂き

お中元の【西京漬】の箱詰をしました。

箱詰した【西京漬】は

銀鱈・鰤(ぶり)各2枚

サーモン・鯖(さば)各1枚が

入ったセットです。 




「発送分じゃないから

帯紙を巻いてあるんだよね。」
と、熱血君。 


熱血君が言うように

手渡しの【西京漬】なので

冷凍庫へしまったら

第1ステージクリア。 


第2ステージは

ゴルフコンペの賞品用で

佳肴季凛 西京漬

【西京漬】だけでなく

【鰯の丸煮】もあり

かなり複雑なので

それこそ、ボスキャラです。


中でも、優勝賞品の内容は

スーパーデラックス!

内容は👇

【鰯の丸煮】を5パックに


【西京漬】が

鯖(さば)にはじまり


鰤(ぶり)、サーモン

銀鱈が

ALL4枚!



「わぁ~、スーパーデラックス!

化粧箱にもあるけど

スペシャル・ギフト・セットじゃん!」

と、熱血君が大騒ぎ。


この他にも

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: sRIMG3572.jpg

色んなセットを

ご用意し

専門店状態。

写真撮影の時には

全種類を作ったことがあるのですが

ここまでの数と内容ですので

わかわかめにして

パニック寸前・・・。 


すると

ふぐ子ちゃんがやって来て

「熱血君が発狂しているから

来てみたら

発狂するのが

よ~く分かったわ♬」

と、言ってきました。

「でしょ、でしょ。」


「こんな賞品をもらえるなら

ジャンボちゃんに

ゴルフの練習を

もっとしてもらわないとねぇ。」

※こちらが

ジャンボちゃん🐡


「それこそ、主婦目線じゃん。」

「そうよ。

【西京漬】みたいのが

おうちごはんのおかずなんて

最高じゃないのよぉ~。」

「言われてみれば

そうだよね。」


「お菓子もいいけど

普段の食事に悩むのが

主婦なんだから・・・。」


【鰯の丸煮】を見つけると

「あら、【鰯の丸煮】も!

すぐに食べられるから

ごはんのおかずに困った時に

助かるのよねぇ。」


全ての箱詰が出来たら

それぞれの賞品に

熨斗(のし)を貼り

冷凍庫へ。


そして、あくる日の今日

冷凍庫から出すと

「これから、何をするの?」

と、熱血君。


「保冷バックに

保冷剤と一緒に賞品を入れたら

賞品名を貼り

再び、冷凍庫へ。


「それにしても

優勝賞品、いいなぁ~。」


今回のコルフコンペの賞品の中には

【西京漬】のページに無いセットも

含まれておりますが

ページにもあるように

ご予算に応じて

ご用意することが可能です。 

詳細、ご不明な点がございましたら

お気軽にお問い合わせ下さい。


「百合の花がきれいだねぇ~。

そんじゃ、また明日🐡」 by ミニふぐ 

一年遅れの『西京漬』の賞味期限

Vol.4081

いらっしゃいませ


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志村弘信です。


昨日のお話しの最後で

このようなことを書きましたが

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: image-25.png

それは賞味期限を

一年遅れで印字してしまったことで

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: sRIMG3510.jpg

それが、今日(7月12日)のお話しです。


『西京漬』を販売する時は

食品表示法に基づき

ラベルを書かなくてはなりません。

どんな食品にも

書かれているアレです👇


御覧のようにそばですが

一年を通じて

そばを昼ごはんに食べるので

ほぼ常備しています。

もちろん

当店の【西京漬】にも

表示しなくてはならず

こちらが

【西京漬】の表示ラベルです。 


書かれているものの中で

一番のポイントが

賞味期限ですが

実は、それを間違えて

印字してしまったのです。


それが気付いたのは

お中元として

受け取った方からの電話でした。


その電話は

昨日のお昼にあり

大まかな内容は以下の通りです。


「今日、お宅の【西京漬】を頂き

賞味期限が

2022年になっているんですが

これって・・・。」

それを聞いた自分の頭の中は

真っ白になってしまいました。



「たいへん申し訳ありません。

この一週間の間に仕込んだものなので

それ自体、全く問題ないものです。

 
印字する際に

年号だけ間違っているはずなので

2023年と解釈して頂けると

有難いのですが・・・。」

と、返答しました。


「恐らく、そんなことだと

思っていました。

これまでにも

【西京漬】を頂いており

物の良さはもちろん

丁寧に仕込まれているのは

分かっていましたから・・・。」

と、お客様。 


怒った様子もなく

自分のミスをあげつらうこともなく

逆に、他のお客様へのことも

心配して下さいました。

とりあえず、事なきを得たので

この方と同じタイミングで

発送した方達に

電話を掛けることに。


受け取った方たちの反応は

以下の通りです。


①全く気付かなかった

②気づいたけど

 9月だったから

 (こちらの)間違いだと解釈した

③笑って済まして下さった


怒った反応をされた方は皆無で

むしろ、自分がお詫びの電話をしたことを

評価して下さった方が

殆どでした。

中には、これまでに召し上がった時の

感想を仰ってくれた方もいたり

怪我の功名とはよく言ったもので

生のお客様の声を

聞くことも出来たのです。

また、贈り主の方

受け取った方

そして、自分を含めた三者の繋がりを

知ることも出来

話題が盛り上がった

ケースもありました。 


全てが杞憂に終わったのが

何よりで

ただただ、美味しい【西京漬】を

仕込み続けた甲斐が

報われた気分になり

【西京漬】に限らず

普段の料理も

これまで以上に

真摯に向き合わなくてはならないことも

強く感じました。


「親方、良かったね。

昨日は、見ていて

ヒヤヒヤしていたんだよ😅

送り状を手書きにしたことで

電話番号を

見つけやすかったみたいだし・・・。」


と、ふぐとらちゃん。

「そうなんだよ。

プリンターの調子が悪くて

困ったけど

結果的に手書きが

役に立ったっていうのは

おかしなもんだよね。」

「そうだね。

物事って

どうなるかは分かんないね。」

「そうだよ。

ミスはしても

そのミスを認めて

次に生かすことが大事なのが

よ~く分かったよ。」

「これまで以上に

美味しい料理を作って

お客さんを喜ばせてね。

あと、たまには僕達にも・・・😋(笑)」

「はいよ~♬」

小事が大事に繋がり

全てを失うこともありますが

小事を徹底すべきことを

改めて知ることが出来ました。

さらには

そのことを知ることが出来た縁にも

感謝の念は尽きません。

確認出来る範囲で

お詫びと訂正のお電話などを

させて頂きましたが

行き届いていない場合も

あろうかと思います。

今回のお話しを

その連絡とさせて頂きますので

くれぐれも宜しくお願いします。



「今日も沢山の注文が

あったみたいだね。

じゃ、また明日🐡」 by 熱血君 

バスツアーの日の早朝から午後まで

Vol.4080

いらっしゃいませ


マクロビオティック(玄米菜食)

基本に据えた 

“身体に優しい美味しい日本料理”

を信条とし


天然のとらふぐ、西京漬(西京焼)を

こよなく愛す

【佳肴 季凛】の店主兼熱血料理人の

志村弘信です。


今日(7月11日)は

バスツアー当日の

早朝から午後までの様子について

お話しします。 


今朝、仕事を始めたのは

5時前でした。

5時前なので

ふぐとらちゃん達は

ZZZ・・・😪


5時前とは言っても

ホームグランドの沼津魚市場へ行く時よりも

30分以上も遅いので

自分としては

かなりお気楽、極楽です。


というか

生まれてから半世紀も経つので

早く目が覚めてしまうのは

自然の流れなのは

否定出来ません。(笑)

また、今日の場合

バスツアーのお客様が見えるための

早番ということではなく

娘達のお弁当用の

鶏の唐揚げを揚げるための

早番でした。 


ただ、フライヤーの油が温まるまでの間

ルーチンの掃除です。


先ずは

入口にある巨木を

拭きます。

自分と女将兼愛妻(!?)の

真由美さんにとっては

柱にしか過ぎないのですが

お客様の中には

パワースポットが如く

ナデナデされる方も多いのです。

特に、今日のように

バスツアーのお客様が見え

「何だか、御利益ありそう♬」とか

「運気が上がりそう!」と言って

誰彼となく触り始めると

その行動が数珠つながりになるので

丁寧に拭かざるを得ません。


この巨木の樹齢は

1000年とも

1500年と聞いたことがあります。

また、巨木の出身地は

大陸方面らしく

もみじと教わりました。


魚のことは

それなりに詳しいのですが


草花や木となると

てんでダメなので

持ち主でもある自分にしても

不明な点が多いのです。


まぁ、いずれにしても

良きものなのは

間違いありません。 

巨木の後は

入口の格子や


窓際の桟(さん)


菊花石(きくかいし)を

拭きました。

菊花石も、巨木同様

頂き物にして

自分ですら

その真価は分からず・・・。 

ただ、パワーストーン的存在ですので

石に造詣がある方が見ると

色々と教えて下さいます。 

菊花石の後は

癒しのふぐギャラリーの

掃除をし

最後の掃除は

従業員用のトイレです。 


ここまで終える頃には


ふぐとらちゃん達も起きてきて


トイレを見ると

と、フルコーラスで熱唱♬ 

「あっ親方、おはよう🐡

今日は市場へ行かなかったんだね。」

「おはよう🐡

バスが来るからね。

今からお弁当用の鶏の唐揚げを

揚げなきゃなんないから

また後でね。」 

「はぁ~い♬」


娘達の弁当は

このように仕上がり

娘達のお弁当を作るのは

基本的に

真由美さんです。


「真由美さん、おはよう♬

いつも親方のインスタで

お弁当見ているよ。

いつも美味しいそうで、いいなぁ。」

「おはよう、ふぐとらちゃん!

じゃ、今度作ってあげるね。」

「わぁ~い!」

ここまで、色々とやりながら

出汁を引くなどのルーチンの仕込みをしたら

昨日から解凍しておいた

『西京漬』用の銀鱈(アラスカ産)の

下処理の開始です。

銀鱈を見ると

「親方、こんな時でも

『西京漬』の仕込みをするの?」


「お中元の注文が重なっているし

仕上がるまで

最低2日かかるから

やれる時にやらないとね。」

「そうなんだぁ。」


鱗(うろこ)を取ってくれるのは

いつものように

真由美さんです。 


手直し


試し焼きをし


“審査”に合格したら

切身にし

脱水シートに挟み

冷蔵庫へ。


試し焼きをするのは

銀鱈の中には、加熱すると

身が溶ける“ジェリーミート”なる

身質の魚がいるからで

試し焼き無くして

銀鱈の仕込みは出来ません。


銀鱈の隣にあるのは

刺身替りの山掛けです。


「銀鱈を仕込みながら、盛付け?」

と思うかもしれませんが

コピーロボットがいるわけでもなく

試し焼きをしている間に

こなしたまでのことです。

全ての料理を盛付け

全ての段取りを終えると

バスが到着し


嵐のような時間が到来。

無事に見送りまでしたら

片付を始めました。

普段なら

片付の時間は

バタバタするものの

気分的には落ち着いているのですが

実は、この後

これまで経験のしたことがない

緊張感を体験することになった自分でした。

その経験については

明日お話しします。

銀鱈は

『西京漬』に仕込んだから

ご心配なく。

久々に手書きの送り状で発送したお中元の『西京漬』

Vol.4079

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【佳肴 季凛】の店主兼熱血料理人の

志村弘信です。


今日(7月10日)は

手書きの送り状で発送した

お中元についてです。


今日は定休日でしたが

お中元の仕込みをはじめ

明日のバスツアーの準備などもあり

休日出勤をしました。


先ずは

沼津魚市場へ。


昨日からの風の影響もあり

ガラ~ン。

売場も風よけのため

閉鎖中。 


シャッターの反対側の売場に行き


『西京漬』に仕込むため


2本のサーモン(ノルウェー産)を

仕入れることにしました。



仕入れを終え

【佳肴 季凛】に戻ったら

仕込み開始です。


「おはよう、親方🐡

早く終われるように

頑張って~。」

「おはよう🐡

どうせなら、手伝ってくれると

嬉しいんだけどなぁ~。」

「・・・・・。」


既に、個室には

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: sRIMG3417.jpg


明日のバスツアーの御席の準備も

終わっており


セットをしてくれたのは

女将兼愛妻(!?)の

真由美さんです。


自分は

サーモンの下処理に取り掛かり


真由美さんは

小鍋の野菜や

サラダ素麺の野菜の仕込みを

始めてくれました。


その後


真由美さんは

揚物の鯵(あじ)に打粉をしてくれ

鯵の“連れ”は

鶏の唐揚げ(仕込み済)です。


サーモンを切身にしたら


熱血君が


「小さいのは

お弁当用で

普通の切身っぽいのは?」

と、熱血君。

「ランチ用のだよ。」

と、返すと

「ちょっと薄めじゃね?」

「鋭い!

実はさぁ、手元が狂って

小さめに包丁しちゃったんだよ。」

「ってことは

もしかしてだけど

もしかしてだけど

ミスしたの?」

「そんなとこかな。

ギフトシーズンの時は

仕込む量が多いから

こういう仕込みもしやすいんだよ。」

「物は言い様だね。(笑)」

「まぁね。」


その後

有機JAS認証済の西京味噌をベースにした

お手製の西京味噌と共に

真空パック。 

包丁を砥ぎ


まな板周りを掃除したら

器出しをし

ほぼ休日出勤が終了です。 


定休日ということで

早めに集荷に来てもらうことに。




冷凍庫から出した

『西京漬』を見た熱血君曰く

「送り状がないけど・・・。」


「実は、プリンターの調子が悪くて

これから手書きの送り状を貼るんだよ。」

「だから、真由美さんが

書いていたんだね。」

「そういうこと。」

「で、プリンターは直りそうなの?」

「この後、電器屋に行って来る。」

「直るといいね。」

「そうだよ。」

「直ならなかったら?」


「買い替えるしかないけど・・・。

余分なこと言うと

そうなっちゃうから

言わないの!(笑)」

「はぁ~い♬」 


手書きの送り状の場合

複写になっている部分を

外さなくてはならないだけでなく

荷物に貼るシールを発行してから

それを貼る作業もあるので

かかる時間は

3倍以上になります。


一方、パソコンで作った送り状の場合

QRコードを

ピピッとするだけで

集荷が完了するので

1個あたり30秒もかかりません。

そう思うと

デジタル化が必要なのが

よ~く分かります。

ただ、デジタルが機能しない時は

アナログに戻るしかないので

その使い分けは必要なのは

間違いありません。


トラックに積み始めると


熱血君は

何故か箱の上。

訊くと

「上に ⬆️ ⬆️ ってあるから

上に乗ってみたんだけど・・・

違う?」

「確かにそうなんだけど

違うよねぇ、全く~。」

「疲れていそうだから

癒しも兼ねて・・・。(笑)」

「その気持ちだけで

十分だよ。

じゃあ、これでお疲れさんね。」

「はぁ~い。

二人共、お疲れ様♬」


こうして

休日出勤が無事に終わったのでした。


「明日の🚌はハードそうだね。

頑張ってね🐡」  by ふぐとらちゃん

2人の女子力で朝をクリア

Vol.4078

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“身体に優しい美味しい日本料理”

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天然のとらふぐ、西京漬(西京焼)を

こよなく愛す

【佳肴 季凛】の店主兼熱血料理人の

志村弘信です。


今日(7月9日)は


ばたばたの朝から昼の様子について

お話しします。


今朝、沼津魚市場に着いたのは

普段よりも

30分以上も早い4時過ぎでした。


なので、売場にあった鰤は

2本のみ。


この時間ですので

案の定、終わり間近ということはなく

問屋の冷蔵庫に行き

3,7キロのものを

3本出してもらいました。

冷蔵庫と言っても

魚市場の冷蔵庫ですので

この建物そのものが

冷蔵庫なのです。


売場同様

中に入って選んだのですが

機密とまではいかなくても

それに近いものがあるので

自主的に撮影禁止。


選んだのは

3,7キロを3本で

『西京漬』に仕込みます。

まだ、5時前ですので

売場の魚には

ビニールが掛けられたままでした。


鰤を積んだら

撤収。


【佳肴 季凛】に戻ると

「おはよう、親方🐡

今日は、かなり早くね?」

と、熱血君。


「おはよう🐡

これから、法事用のお弁当を

仕上げなくちゃならないからね。」

と言うと


「ねぇ、誠子さんが

草むしりをしてくれているよ。」

※誠子さんは義母にして

当店の準バイトです。



誠子さんに

声を掛けると

「親方、おはようございます♬

やっている時間もないだろうから

やっておきますから・・・。」

※敬語なのは

あくまでも仕事だからです。

「有難う、誠子さん。

助かるよ。」


鰤を下ろした後の

軽トラの掃除も

誠子さんがやってくれました。


その頃、中では

女将兼愛妻(!?)の真由美さんが

お中元の送り状の

あて名書きをしてくれており

「送り状って

パソコンで作っているんじゃないの?」

「いつもはそうだけど

昨日から調子が悪いから

とりあえず、手書きしているんだよ。」

「え゛っ~!?

たいへんじゃね。」

「たいへんだけど

とりあえずの注文分だけは

書かないと困るからね。」

「そうだよねぇ。

それにしても

真由美さんといい

誠子さんといい

よく働くよね。」

「そうかなぁ。

私も誠子さんも

動くのが好きだしね・・・。」

「それって、DNAなの?」

「どうだなんだろうね~。」

真由美さんが送り状を書き終える頃までに

お弁当用の料理を仕上げておき

盛付けをしてくれたのは


いつものように

真由美さんで

お弁当は

このように

仕上がりました。

その頃の洗い場は

嵐と地震が同時に

起こったようで

熱血君も心配そうで

「誠子さんに頼めば・・・?」

「もう帰ったよ。

それなりの歳だから

あんまり無理すると

色々とたいへんだから

軽めにしてもらっているんだよ。」

「へぇ~。

こき使うことはしないんだね。」

「どうせなら、

熱血君をこき使おうかなぁ~。(笑)」

「遠慮しておくから

僕は、いいよ。」

と、案の定の返事。


お弁当の後に

鰤の仕込みに取り掛かったものの

時間も押し迫りつつあったので

ここまでにしておき


//

お片付け~ お片付け~

さぁさ 二人でお片付け・・・♬ 

\\ 

と熱血君。

そして、ランチの営業が終わったら


鰤を

切身にし


有機JAS認証をベースにした

お手製の西京味噌と共に

真空パックし

すべき仕込みが終わり

慌ただしい半日事にクリア出来たのは

二人の女子力だったのは

言うまでなく

この場を借りて、感謝 🙏


「明日は休日出勤なんだって。

親方も真由美さんもFIGHT!」

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