人生50年にして、生まれて初めて見た雛飾り
人生50年超にして
初めて見た
お雛飾りは
圧巻にして
壮観そのものでした
2025年3月17日
Vol.4593

いらっしゃいませ
マクロビオティック(玄米菜食)を
基本に据えた
“身体に優しい
美味しい日本料理”
を信条とし
魚菜食文化でもある
和食文化を
支えてくれる漁師の
代弁者として
静岡県富士市の
日本料理店【佳肴 季凛】の
店主兼熱血料理人の志村弘信が
今日も認(したた)めます

「ねぇ、親方
これ、ヤバくね!?」
と、ミニふぐちゃん

「見ての通り
お雛さん
っていうか
雛飾りだね」
と、返すと
「そんなの分かっているよ
そうじゃなくて
ここがどこで
どうして
こんなに沢山の
お雛さんがあるか
ってことだよ」
と、訊いてきました
「内船の内船寺(ないせんじ)に
飾ってあったんだよ」
内船とは
山梨県南巨摩郡
南部町の地名です
また、内船寺については

「お彼岸にお寺
ってことは
お墓参りに
行って来たの?」
「そうだよ
真由美さんちの
お墓だよ」
真由美さんとは
女将兼愛妻(!?)のことで
彼女の父方の
ご先祖様のお墓参りに
今日、行って来たのです
「お雛さんを飾るのって
3月3日までじゃね?」
「普通はね
ただ、お盆みたいに
旧暦で祝う
地域もあるんだよ」
「そうなんだぁ」
「4月にやるのは
農作業が盛んな地域が
多いんだって」
「さすが、親方
よく知っているね~」
「いや、訊かれても
平気なように
調べたんだよ」
「やっぱ、さすがだわ」
「あざ~っす!
季凛のある富士市も
旧暦だし
実家のある富士宮市も
旧暦なんだけど
男の子のお祝の
端午の節句は
新暦の5月5日だよ」
「そうなんだぁ
お墓参りって
言ってたけど
先週は、親方の方に
行ったんだよね」
「そうだよ
ご先祖さんがいてこそ
今の自分がいるわけだから
タイミングが合えば
行くようにしているよ
だから、お彼岸とか
何だとかは
ぜ~んぜん
関係ないし
行きたくなったら
行ける時に
行くだけだよ
人生はタイミングが
肝心だからね」
「
でも、このお寺で
お雛さんを
飾っているのは
知っていたの?」
「今日初めて
知ったんだよ」
「真由美さんも?」
「そうだよ」
「それなら
詳しく説明してよ」
「休みなんだから
ゆるめの軽~いネタで
済ませたかったのに・・・」
「たまには
料理以外の話題も
いいんじゃね?」
「そうだね
じゃあ、雛レポ
始めるよ~」
「わぁ~い」

お墓参りを終え
帰ろうとすると

ひな飾り展
と書かれたPOPが
目に留まりました

中を覗くと
昔ながらの土間があり
なんちゃってカフェが
ありました
何度か来たことが
あるので
入ったことはありませんが
何となくは知っています
/ /
ごめんください~
\ \
と、声を掛け
中に進むと
こちらの奥さんが
出て来て下さり
奥に通されると

15畳ほどの部屋に
雛、ひな、ヒナ、HINA!
改めて見ても
圧巻のONLYお雛様
靴を脱ぎ
畳に上がろうとすると
なかなかの高さで

通常の階段の
三段以上のはずです
色んな種類の
雛飾りがあり

こちらは
御殿雛(ごてんひな)とか
御殿飾りなる
雛飾りと
奥さんが教えてくれ
元々の持ち主は
奥さんです
その他にも
色々とありましたが

それぞれの名前を
教えてもらったのですが

如何せん
雛飾りは
どれも同じものと
思っていたので

名前を聞いたものの
記憶にございません・・・

奥さんによれば
ここ以外にも
お雛様があり
それらは
地元の小学校に
飾っているとのことでした
また、これらの
ひな人形は
檀家さんや知人から
譲り受けたもので
修繕し、丹精していくと
その人達が
その姿を改めて見ると
愛(いと)おしくなり
持ち帰ることも
珍しくないとのことでした
霊的、スピリチュアルな
意味ではなく
どんなものでも
大切にしなくては
なりません
お雛様ではありませんが
掛け時計も
かなりの年季ものです

残念ながら
動いていません
壮観なまでの
お雛様を楽しんだ後
奥さんが
色んなお話しを
して下さいました
その中で
印象的だったのが
次のことです
お寺と言うと
どうしても
お葬式やお墓とか
死をイメージするものですが
本来は、生つまり
生きるための場所
ということでした
実はこのことは
真言宗の開祖である
弘法大師こと
空海も言っているだけでなく
宗旨を問わない
普遍的は教えなのです
おめでたい時に
菩提寺に参拝し
お墓参りをすることを
伝えると
非常に喜んで下さいました
実際、自分達の結婚式は
菩提寺で挙げていますし
娘達の七五三
長女の成人式も
お世話になっています
折角なので
色々と写真を
撮って来たので
御覧下さい
◆山門

◆本堂

急遽、お墓参りに
行ったことで
色々尊いお話しを
聞くことが出来ました
これも、ご先祖様の
ご加護かもしれません
そのご加護に感謝しながら
自分のすべき道を
邁進することを
再確認した
お彼岸の入りの一日でした

「明日、明後日
魚市場は連休じゃん!
そんじゃ、また」
by ふぐとらちゃん
30年来のお付き合いの鮨屋の親方ご夫妻、来たる
長い付き合いもあれば
短い付き合いもあるのが
人生です
今日いらしてくれたのは
30年来の付き合いになる
鮨屋の親方ご夫妻でした
2025年2月17日
Vol.4577

いらっしゃいませ
マクロビオティック(玄米菜食)を
基本に据えた
“身体に優しい
美味しい日本料理”
を信条とし
魚菜食文化でもある
和食文化を
支えてくれる漁師の
代弁者として
【佳肴 季凛】の
店主兼熱血料理人の
志村弘信が
今日も認(したた)めます

「おはよう、親方
今日は休みなのに
とらふぐを仕入れて来たの?」
と、熱血君
「おはよう

まぁ、この時季は
どうしても
そうなるよね」
「とりあえずは
お疲れ様~♬
そう言えば
今日はランチだけ
営業するんだよね」
「そうだよ
だから、どんどん
終わらせないとね」
「頑張って~!」
今朝のとらふぐは
静岡県遠州灘産の
天然です

沼津魚市場に
直接届き



魚市場で締めてから

持ち帰って来ました

卸した後

水洗いしてくれたのは
毎度のことながら

女将兼愛妻(!?)の
真由美さんで

その後
自分が手直しをし

拭き上げ
とらふぐの下処理が
終わりました

掃除を終え
カウンターに
お席を用意していると
熱血君がやって来ました

「カウンターってことは
常連さんなの?」
「常連さんっていうか
30年来のお友達だよ」
「ってことは
親方が20代前半の頃じゃん
じゃあ、学生時代の友達なの?」
「大学時代の友達は
ま~ったく
いないからね(笑)」
「マジで!?」
「マジだよ
大学なんて
単位を取るために
行ってただけで
朝から晩まで
鮨屋のバイトっていうよりも
見習い状態で
生活していたからね」
「簡単に言えば
苦学生?」
「その反対でさぁ
家賃と学費は
親が払ってくれたから
バイト代が
全部小遣いだったんだよ」
「え゛~っ!?」
「口預けに行きながらの
バイト代だからね」
「かなりの金額じゃね?」
「軽く2桁万円越えだよ
だから、学生らしからぬ
学生生活だったんだよ」
「その時のお金を
少しでも貯めていれば
良かったんじゃね?」
「それもそうなんだけど
自己投資を兼ねた
社会勉強をしたから
それはそれで
良しにするしかないじゃん」
「親方らしい・・・www
で、来るのは
誰なの?」
「学生時代と鮨屋時代に
通っていた鮨屋の
親方と奥さんが来るんだよ」
「鮨屋に勤めていながら
鮨屋に通っていたの?」
「そうだよ
味も自分好みだったし
それよりも
その店の雰囲気が
良かったんだよね」
「そこって
大事だよね」
言い忘れていましたが
二十歳の時から
約10年間
自分は東京にいました
「ってことは
その親方達って
それなりの歳じゃね?」
「そうだよ
70歳を超えているし」
「今でも
お店をやっているの?」
「もう閉めて
17年になるかな
季凛を始めた時の
2、3か月前に
辞めちゃったんだよ」
「ってことは
その鮨屋さんと
入れ替えってことじゃん!」
「そうだね
それも含めて
色んな想いがあるんだよ
お中元とお歳暮を
贈っているから
その度に電話で
話をしているんだけど
リアルで会うのは
10年振りとかかなぁ」
「へぇ~
これまでにも
季凛には
来てくれたことがあるの?」
「あるよ
今日で4回目か
5回目かな」
「へぇ~
でもさぁ
そうやって
付き合いが続いているのは
凄いよね」
「まぁね
一人仕事で
店をやっていると
なかなか店を離れないからね
ただ、今日は
親方が旅行の帰りに
足を延ばして
ここに寄ってくれる
って言ったから
開けたんだよ
まだまだ、親方も
現役の寿司職人として
仕事をしているけど
それなりの歳だし
お互い離れているから
会うには
それなりの時間と
エネルギーが必要だしね
会いたい時に会わないと
後悔するって
言うからね」
「最近、親方が
よく言っているよね
え~っと
何だっけ・・・?」
「あいうえおの
幸福の法則でしょ」
「そうそう!」
あいうえおの
幸福の法則とは
音楽評論家の湯川れい子さんが
言っている言葉です
【あいうえおの法則】
あ 会いたい人に会いたい
い 行きたいところへ行きたい
う 嬉しいことがしたい
え 選ばせてほしい
お おいしいものが食べたい
「これこれ」
「自分で店をやっていると
意外と自由な時間が
持てないもんで
その時にするのが
夢貯金で
夢を諦めることなく
貯め続けることなんだって
そんな想いを
持ち続けていたからこそ
そんな日が
やって来たんだよ
きっと」
「願えば
叶うってことね」
「しかも、自分の料理を
食べに来てくれるし
お互い、商売の経験者だし
まぁ、裏表なく
色々話せるのも
いいんだよ」
「そうだよね
真由美さんも
その鮨屋さんに
行ったことあるの?」
「2、3回あるよ
まぁ、30年も
付き合っているから
それこそ
自分の人生の半分以上だね
特に、最初の鮨屋から
赤坂の日本料理店に移る時には
人を紹介してくれたからね」
「そんなに深い付き合いも
あったんだぁ!」
「まぁね
それこそ、休みの度に
行っていたようなもんだからね
まぁ、そろそろ来るから
そばで見ていてよ」
「はぁ~
ワクワクしちゃうな・・・」
予定通りに見えると
色んな話に
花が咲いたのは
言うまでもありませんでした
楽しい時間は
あっと言う間に過ぎ
親方ご夫妻は
帰途に

「帰っちゃったね・・・
4人共
楽しそうだったよ」
「そりゃそうだよ
定休日のランチ営業で
ほぼ貸切状態だったから
色々と話せたしね」
「みんなで写真を
撮らなかったの?」
「忘れたって言えば
忘れたんだけど
今日のブログを見れば
色々と思い出すし
心に写し込むむことが
一番の写真だからね」
「心に写し込む・・・
いつから
詩人になったの?」
「いつって
言われてもね~」
「そう言えば
鮨屋の親方との話も
大事だっただろうけど
今日の献立も
書いといてよ」
「いくら楽しくても
本業は忘れてないし
ちゃんと撮ってあるから
心配無用だよ」
「そうだよね~」
ということで
今日の献立です
◆先付(さきづけ)
南京豆腐

かぼちゃの豆腐です
◆小鍋
もずくと野菜の小鍋仕立て

マクロビオティック
(玄米菜食)の考えを
ベースにしている当店の
マストアイテムですので
同業の親方を
パスするわけにはいきません
◆揚物
ひがんふぐの唐揚と
ズッキーニの天ぷら

◆刺身
三種盛り

黄目近(きめじ)、似鱚(にぎす)
湯葉で
キメジとニギスは
地物です
東京の方ですので
漁師直とも言える
地魚の仕入れ方には
かなり興味を持っていました
揚物のひがんふぐも
同様です
◆食事
昆布御飯

◆焼物
銀鱈(ぎんだら)の西京焼

◆蒸し物
蟹(かに)しんじょう錦糸蒸し

◆デザート
マンゴーのアイス

近所にあった鮨屋に
通い始めたのが
30年ちょっと前
その時の出会いが
まさかのまさか
ここまで続くとは
想像出来ませんでした
人との縁は
分からないものです
“袖振り合うも他生の縁”
と言われるように
どんな出会いも
ぞんざいにするわけにはいきません

「今夜のおかずは
銀だらの西京焼じゃん
切り落としでも
脂乗り乗りだね
そんじゃ、また明日」
by ミニふぐちゃん
コエタス
【西京漬】をはじめ
当店のお取り寄せや
通販の商品などを
召し上がった方々が

投稿して下さっています
ご興味、ご関心のある方は
御覧ください
オクシズこと、静岡市の中山間地へ、紅葉狩りに
今日は少しばかり
遠出をして
紅葉狩りに
行って来ました
2024年11月25日
Vol.4536

いらっしゃいませ
基本に据えた
“身体に優しい
美味しい日本料理”
を信条とし
魚菜食文化でもある
和食文化を
支えてくれる漁師の
代弁者として
【佳肴 季凛】の
店主兼熱血料理人の
志村弘信が
今日も認(したた)めます
SNSの投稿を見た
熱血君が

「定休日だったから
真由美さんと
お出掛けしたんだね
どこへ行ったの?」
と、訊いてきました
「オクシズに、紅葉を見に
行って来たんだよ」
と、自分
「オクシズって
外国?」
「どうして?」
「カタカナだからだよ」
「あはは・・・

「なるほどね
静岡の山奥だから
オクシズなんだぁ

かなり広いけど
どの辺に行ったの?」
「梅ヶ島
(うめがしま)だよ

さっきの地図の
賎機(しずはた)中
ってところに
新東名の新静岡ICが
あるんだけど
そこで降りて
北に上るんだよ」
「けっこう距離が
あるんじゃね?」
「そうだね
【佳肴 季凛】がある
富士市から
70キロくらいだよ」
「静岡県って
広いんだね」
「東西は
かなり長いし
静岡市から西が
かなり長いんだよ
まぁ、今日みたいに
往復で150キロ位が
日帰りのお出掛けには
ちょうどいい感じだね」
「まぁ、どっちにしても
相変わらず
仲がいいね
こっちが
紅葉しちゃうよ 」
「知っての通り
店と住まいが一緒だから
出来る限り
外の空気に触れないと
色々と目に付いて
気疲れしちゃうから
休みの日は
出掛けるように
しているんだよ」
「そうだよね~
で、どうだったの?」
「それこそ
ザ・紅葉&秋で
こんな感じ」






「空も青いから
紅い色が
鮮やかだね 」
「紅葉を見るのは
久々だったから
いい気分転換に
なったよ」
「良かったじゃん
でもさぁ
親方のことだから
面白いものを
見つけたりしたでしょ?」
「鋭い!
それこそ
珍百景レベルのものが
いろいろあったよ」
「やっぱりね」
「まぁ、慣れない道を
運転して
疲れたし
明日は市場に
行かなきゃならないから
続きは別の日に
話すよ」
「はぁ~い♬」
“移動距離に比例して
人は成長する”
という言葉があります
仕事柄
遠出や長い休みは
難しいのですが
自分自身の成長のためにも
仕事であれ
余暇であれ
強い想いの
エネルギーを持って
動き続けたいものです

「今日も
真由美さんは
美味しそうな娘ちゃん弁当を
作ったね~
そんじゃ、また明日」
by ふぐとらちゃん
コエタス
当店のお取り寄せや
通販の商品などを
召し上がった方々が

投稿して下さっています
ご興味、ご関心のある方は
御覧ください
エアコンでTシャツを乾かしながら、沼津魚市場へ
今朝は
沼津魚市場に行く前に
ずぶ濡れに
なってしまいましたが
着くまでに
どうにかこうにか
Tシャツを
乾かすことが
出来ました
その方法と様子は・・・
2024年8月23日

いらっしゃいませ
基本に据えた
“身体に優しい
美味しい日本料理”
を信条とし
天然のとらふぐ
西京漬(西京焼)を
こよなく愛す
【佳肴 季凛】の
店主兼熱血料理人の
志村弘信が
今日も認(したた)めます
今朝、沼津魚市場から
帰って来ると
ミニふぐちゃんが
やって来ました

「おはよう、親方
夕べから今朝の雨は
凄かったよね」
「おはよう
行く時なんて
どしゃ降りだったから
荷台のシートを
準備している間に
ずぶ濡れになっちゃったよ」
と、言いました
「そのまま
着替えないで
行ったの?」
「そうだよ
着替えている時間が
もったいないし
大したことも
無さそうだから
そのまま出掛けたんだけど
冷えちゃいそうだから
Tシャツを脱いで
エアコンの風で
乾かしながら
運転していたんだよ」
「Tシャツを脱いだってことは
上半身裸ってこと?」
「そうだよ」
「ちょっと
ヤバいじゃん!」
「どうして?」
「上半身裸だと
対向車の運転手が
驚くんじゃね?」
「そう思うだろうけど
4時前で
暗いから
ぜ~んぜん気付かなかったよ」
「そんならいいけど
アラフィフのおじさんが
そんな恰好で
運転していたら
それこそ
変なおじさんじゃん!」
「そうです
私が変なおじさんです

♬ 変なおじさん
だから 変なおじさん ♬」
「わははぁ~
でも、どうやって
乾かしたの?」
「こうやって」

「なるほど~
でも、市場に着くまでに
乾いたの?」
「90%以上は
乾いていたよ
ただ冷房MAXにすると
寒いくらいだから
温度を弱めて
風量は
MAXだったけどね」
「乾いても
市場も雨が降っていたら
同じじゃん」
「それがさぁ
市場に着くと

全く降っていなかったんだよ

ほら」
「本当だ
でも、市場に
着いた時って
まだ暗いんだね」
「そうだよ
4時半前だけど
こんなに暗ければ
上半身裸でも
平気でしょ?」
「これなら
誰も気付かないよぉ~」
「たださぁ
昼間は出来ないけどね」
「昼間にやっていたら
それこそ
変なおじさんじゃん!」
「そうだね

ってことで
だっふんだ!」
「もしかして
親方は
志村繋がりで
遠い親戚とか?」
「どうなんだろう
もしかすると
もしかするよ・・・!?」
そんなやり取りを
している頃
女将兼愛妻(!?)の
真由美さんは
駐車場と道路の
掃除をしてくれていました

「おはよう、真由美さん♬
藻みたいのが
凄いけど・・・」

「おはよう♬
雨が沢山降って
側溝の流れが強くなると
こうなるんだよ」
「たいへんじゃん!
こういうのって
市役所が
対処してくれる
んじゃね?」
「それが
やってくれないんだよ」
「え゛~っ
どうしてなの?」
「親方が問い合わせたら
『前例がないから
なんちゃら』
って
言われたんだよ」
「ありゃりゃ
役所の十八番だね」
「そうそう
まったくね~」

//
車に気を付けて
やってね~!
\\
//
はいよぉ~♬
\\
このところ
ゲリラ豪雨に見舞われたり
来週は
台風10号が来るとか
時季的に
雨にまつわることが
多い昨今です
今朝の一件で
この時季は
着替え持参で
市場に行く必要を
感じました
備えあれば患いなし
と言われるように
皆さんも
十分な準備をして
急な天気の変化に
備えましょう

「こんとこ
【西京漬】用の
ブリをよく仕入れているね
そんじゃ、また明日」
コエタス
当店のお取り寄せや
通販の商品などを
召し上がった方々が

投稿して下さっています
ご興味、ご関心のある方は
御覧ください
バースデーケーキ券
誕生日に欠かせないのが
ケーキですが
主役本人に
受取に行ってもらうために
バースデーケーキ券
なるものを
用意してみました
2024年8月1日
Vol.4465

いらっしゃいませ
基本に据えた
“身体に優しい
美味しい日本料理”
を信条とし
天然のとらふぐ
西京漬(西京焼)を
こよなく愛す
【佳肴 季凛】の
店主兼熱血料理人の
志村弘信が
今日も認(したた)めます

//
親方
ケーキ券って
何なの~?
\\
ゆるキャラ達が
訊いてきました
ご存じの方も
いらっしゃるかも
しれませんが
“うちの子”でもある
ゆるキャラ達を
紹介させてもらいます
左が
ふぐとらちゃんで

真ん中が
ミニふぐちゃんで

一番右側が
熱血君です

「明日(8月1日)は
◆※¥の誕生日なんだけど
そのバースデーケーキを
本人に取りに行って
もらうための
券だよ」
◆※¥ とは
長女のことです
//
おめでとう~
でも、この企画って
誰が考えたの?
\\
「自分だよ
券のデザインは
真由美さんだよ」
真由美さんと女将兼愛妻(!?)です
//
夫婦二人して
面白いことを
考えるね~
似た者夫婦って
こういうことを
言うんだね
\\
「まぁ
24時間
一年365日
殆ど一緒だから
そうなるのは
しょうがないよ」
//
確かにそうかもね
\\

そして
取りに行って来たケーキが
こちらです

//
♬ Happy Birth day ◆※¥ちゃ~ん
Happy Birth day ◆※¥ちゃ~ん
おめでとう~
\\
少し前までは
小学生だと思っていたら
すでに社会人2年目の
◆※¥です
この先のことは
全く分かりませんが
自分の道を
自分の力で
歩き続けて欲しい限りで
なりません

「初盆用の【西京漬】なんだね
そんじゃ、また明日」
by ミニふぐちゃん
コエタス
当店のお取り寄せや
通販の商品などを
召し上がった方々が

投稿して下さっています
ご興味、ご関心のある方は
御覧ください
分からない振りに引いた風邪
何とかは
風邪をひかない
を地で行っていますが
分からない振りに
引いてしまいました
2024年7月10日
Vol.4443

いらっしゃいませ
基本に据えた
“身体に優しい
美味しい日本料理”
を信条とし
天然のとらふぐ
西京漬(西京焼)を
こよなく愛す
【佳肴 季凛】の
店主兼熱血料理人の
志村弘信が
今日も認(したた)めます

「あ゛~っ
親方、どうしちゃったの!?」
という
ふぐとらちゃんの
大きな声

「どうもこうも・・・」
「ってことは
コ・ロ・ナか
イ・ン・フ・ル?」
「どっちにも
引っ掛からずに
風邪だよ」
「流行には乗らず
我が道を行く
親方だしねwww
じゃあ、良かったじゃん」
「良くはないよ
昨日から
だるいし
喉が痛いし・・・
今朝なんて
市場へ行く時間に
目覚ましをセットしたけど
起きられず・・・
だから
行かなかったよ
調子が悪いから
9時ぐらいまで
横になっていたけど
予約もあるし
明日のバスの
仕込みもあるし
どうにか起きて
仕事を始めたけど
まぁ、疲れたのなんの・・・」
「熱は?」
「今朝測ったら
7度2分で
医者に行く前は
7度だった」
「熱がある時って
今は、すんなり
診てもらえるの?」
「近所の医者は
前もって電話したら
ダメって言われた」
「じゃ、どうしたの?」
「予約時間に
来るように言われて
車の中にいて
診てもらったんだよ」
「じゃあ、コロナMAXの時と
変わんないじゃん」
「そうみたいだね」
「で、どんな風に
診てくれたの?」
「普通に問診されて
喉を診せたら
『熱が上がったり
体調が悪くなったら
また来て』
で、おしまい」
「へぇ~
食欲とかは?」
「平気平気
これから
お昼を食べるよ」
「やっぱ
こういう時だから
お粥にするの?」
「いやいや

かつ
お」
「いくら鰹が
好きだからって
こんな時でも
カツオなの!?」
「そうすれば
沢山食べれて
復活も早そうじゃん!」
「そうだろうけど
こんなことを
言っているうちなら
平気だね」
「そうだね
少しだるいけど
仕事のやる気モードが
上がって来たからね」
「」
とりあえず
厄介なことにはならずに
済みそうです
何だかんだ言っても
元気が一番だし

元気があれば
なんでもできる
のは間違いありません

「明日はバスが来るんだね
復活出来そうで
良かったよ
そんじゃ、また」
by ミニふぐちゃん
コエタス
当店のお取り寄せや
通販の商品などを
召し上がった方々が

投稿して下さっています
ご興味、ご関心のある方は
御覧ください
次女が作ったパンを見て、料理をする意味を考えてみた
5月22日
Vol.4396
次女が作ったパンを
見たら
料理を作る意味を
考えてみました
そんなことを
考えていたら
自分自身のことまで
考えてしまい・・・

いらっしゃいませ
マクロビオティック
(玄米菜食)を
基本に据えた
“身体に優しい
美味しい日本料理”
を信条とし
天然のとらふぐ
西京漬(西京焼)を
こよなく愛す
【佳肴 季凛】の店主兼
熱血料理人の
志村弘信が
今日も認(したた)めます

「親方が作ったの?」
と、熱血君

「いやいや
作ったのは
★※▽ だよ」
と、自分
★※▽とは
4月から
専門学校に通い始めた
次女のことです
「え~っ
調理師学校とか
製菓学校にも
通い始めたの?」
「まさか
Wスクールな
わけないじゃん」
「そうだよね~
ってことは
趣味で焼いたの?」
「そうだよ
簡単に作れる
キットみたいなものが
スーパーでも
売っているんだって」
「で、肝心の味は
どうだったの?」
「普通に
美味しかったし
あのレベルが
うちで作れるなら
色んな意味で
ありだよ」
「へぇ~
でも、パンって
作るのに
手間がかかるって
聞いたこと
あるけど・・・」
「そうみたいだよね」
「みたいってことは
親方は
作ったことないの?」
「パンもだけど
お菓子もないよ」
「デザートの
アイスとかムースは
作っているのに?」
「お菓子って言っても
オーブンを使う
焼菓子だよ
それに、和食じゃ
オーブンは
殆ど使うことは
ないからね」
「そうなの!?」
「フレンチとか
イタリアンは
オーブンがなきゃ
仕事にならないからね
同じ焼くでも
和食の場合
グリルで焼くのが
焼くって
ことだからね」
「ジャンルが違うと
焼くっていう
意味が違うんだぁ」
「そうなんだよ
所変われば
何とかって
言うじゃん」
「へぇ~」
次女が焼いたパンが
こちらです
◆チョコチップパン

◆白パン

◆チョコチップメロンパン

「ここまで
うちで作れるなら
いいよね~
今度、親方も
やってみれば」
「遠慮しておくよ」
「何でも作ったり
試さないと
気が済まないのに?」
「パンって
嫌いじゃないんだけど
食べた気がしないのが
ダメなんだよね
サンドイッチだったら
3パックは
食べないと・・・」
「それって
6枚ってことじゃん
食べ過ぎじゃね?」
「そうは言っても
お腹にたまんないじゃん」
「言われてみれば
そうかもしれないけど」
「あと
菓子パンは甘いし
やっぱ
お菓子だから
食べているうちに
飽きちゃうんだよね」
「分かんない
わけでもないけど・・・」
「やっぱ
米だよコメ!」
「結局
日本人は
米だよね」
「和食の料理人だから
これでいいのだ!

じゃなかった
米でいいのだ!」
「米だけに
上手いじゃなかった
美味いこと言うね~」
「じゃあ
座布団一枚じゃなくて
![米俵(展示用)/米俵(ディスプレイ用)/本格米俵(飾り)/米俵(ダミー)【大サイズ】 [DIS-502] │ レンタル機材や販売のイベント21 ...](https://www.event21cart.jp/images/pic/PID8466.jpg)
米一俵で!」
「」
キットを使うにせよ
料理を作ることは
非常に大きな
意味があります
①食べたいものを
食べることが出来る
②体調管理が可能
③生涯
役に立つスキル
④料理で
他人を喜ばせることが
出来る
⑤自己表現のツール
⑥創造力が
豊になる
探せば
料理をする理由は
限りないはずです
自分の場合
学生時代の
鮨屋でのアルバイトが
料理の始まりでした
それについては

最初は
ホールでの仕事だけでしたが
偶然、仕込みを
手伝ったことで
一気にスイッチが入り
その時から
悶々としていた生活と
訣別することが
出来たのです
料理の世界に
足を踏み入れ
3分の1世紀が経ちました
料理の技術は
まだまだですし
いわゆる
オーナーシェフ
となってからは
自身の人間作りの
難しさを感じています
さらには
大きな壁を
感じることも
多々あります
料理の技術と
人磨きを
やり遂げるまでは
いたずらに
日々を過ごすわけには
いかないのです

「今日はバスが
来たんだね
お疲れさま~♬
そんじゃ、また明日」
by ミニふぐちゃん
コエタス
当店のお取り寄せや
通販の商品などを
召し上がった方々が

投稿して下さっています
ご興味、ご関心のある方は
御覧ください
初体験!BMWイセッタ
Vol.4322
いらっしゃいませ
マクロビオティック(玄米菜食)を
基本に据えた
“身体に優しい美味しい日本料理”
を信条とし
天然のとらふぐ、西京漬(西京焼)を
こよなく愛す
【佳肴 季凛】の店主兼熱血料理人の
志村弘信です

今日(3月9日)は
クラッシックカーの
BMWイセッタ
についてお話しします
今日の午前中
常連さんが
こちらの車で
顔を出してくれました

一目見て
クラッシックカーであるのは
分かったのですが
名前までは分かりません
が、しかし
ボデイには
BMWのエンブレム

ISETTAをググってみると

どちらも
ウィキペディアからの引用です

能書きはさておき
珍しさに惹かれた
女将兼愛妻(!?)の真由美さんが
常連さんにお願いして
試乗することに

が、しかし
真由美さんは
マニュアル免許を持っていても
運転することは出来ません
ということで
選手交代で
自分の出番です

フロント左側の
ハンドルをひねると
ドアが開きます
席が2つあるように
2人乗りです

むき出しの配線

ハンドル
年季が入っています

ドアも
年季が入っています

年代ものですので
シートベルトはなく

この状態で
運転しても
違反にはなりません
というのも
1963年3月31日以前に
生産、輸入された
シートベルト未装着の車には
シートベルト着用の義務が
免除されるからです
昔というのは
或る意味
でたらめにして
いい加減だったと
言わざるを得ません
シートの後部と

ハンドル周りは
こんな感じです

いわゆる外車ですので
左ハンドル
エンジンをかけ
ギアを入れ
発信したものの
アクセルとクラッチの
踏み込み加減が上手くいきません
特に、傾斜になっている場所では
お手上げだったので
坂道発進不合格
それでも
無事に試乗を終えると
改めて、説明をしてくれました

ホイールキャップにも
BMWのエンブレム

後輪は
タイヤ一つですので
三輪車

キャンバストップなので
雨の日の運転は
避けるべし

天気も良く
説明を楽しんでいると
熱血君がやって来ました

「この車
おもちゃみたいで
可愛いじゃん!
僕も乗ってみたかったなぁ」
「いやぁ、あんまりにも
楽しかったから
呼ぶのを忘れっちゃったよ」
「チェッ!(笑)
今度、来たら
乗せてもらうよう
頼んでね」
「もちろんだよ
坂道発進を
クリアしなきゃならないから
また頼んでみるよ」
「わぁ~い♬」

「そろそろ
ランチの営業が始まるだろうから
失礼させてもらうよ」
と、常連さん

//
バイバ~イ
気を付けて
帰って下さ~い
\\
「さっきのお客さんが
ベンベーって言ってけど
ベンベーって
なんのこと?」
と、熱血君
「BMW(ビーエムダブリュー)
のことなんだけど
ベンベーって
ドイツ語読みなんだよ」
「ドイツ語なんて
なんかゴツイ感じがするけど
でも、そんなこと
どうして知っているの?」
「子供の頃
スーパーカーブーム
っていうのがあって
その頃、そう呼んでいたよ」
「え~っ、初耳学!
昭和だね~」
「自分も久々に
聞いたけど
『ベンベーって言ったら
もろに昭和ですよ』
って突っ込んじゃったよ」
「昭和は長いから
同じ昭和でも
ひとくくりには
出来ないんだねぇ」
「そうだよ」
その後、知りたがりの自分は
BMWイセッタについて
色々と調べてみたところ

「蟹しんじょう錦糸蒸しって
ミモザみたいだね
そんじゃ、また」

by ふぐとらちゃん
2か月連続で、沼津魚市場の帰りに、JAFのロードサービス
Vol.4139
いらっしゃいませ
基本に据えた
“身体に優しい美味しい日本料理”
を信条とし
天然のとらふぐ、西京漬(西京焼)を
こよなく愛す
【佳肴 季凛】の店主兼熱血料理人の
志村弘信です。
今日(9月8日)は

2か月連続で
魚市場の帰りに
JAFのロードサービスに
お世話になったことについて
お話しします。
「親方、どうしたの?
また、市場の帰りに
JAFに連れて来てもらったの?」
またとあるように
先月の頭にも
厄介になっており


「まぁ、ちょっとね。」

「これで

ちょっとなわけないじゃん!」
「ちょっと言えないってことだよ。」
「そういう言い方もあるんだぁ~。
親方らしいねぇ。(笑)」
荷物を下ろすと

「親方、軽トラが

連れてかれたよ。」
「この状態じゃ

今日で

お別れかも・・・。」
「マジで何があったの?」
「だから、ちょっと
縁石に乗り上げた
ってことにしておくよ。」
「ねぇねぇ
『しておくって』って・・・?」
「色々あって
ここでは書けないけど
あとで教えてあげるよ。」
「話したくないこともあるだろうから
深いところは訊かないけど
人を怪我させちゃったとか?」
「まさか!?
だったら
ここにはいられないかもしれないじゃん。」
「で、車があの状態だけど
親方は平気なの?」
「特に大丈夫だよ。
エアバッグが出たわけじゃないしね。」
「気を付けてよ、マジで。

真由美さんを困らせちゃダメだよ。」
「はいはい。」
真由美さんとは
女将兼愛妻(!?)のことです。
先程の軽トラは
近所にある車屋さんに行ったのですが
午後になり

車屋のご主人自ら

代車のトラックを
持ってきてくれました。

「とりあえず、良かったね。」
「そうだよ。」
「そう言えばさぁ
車屋の親父さんは
この前もすぐに来てくれて
直してくれたよね。」
「そうだよ。」
「大体のことが分かるから
不都合なことがあっても
大体対応してくれるのが
助かっているんだよ。」
「職人だから
出来ることなんでしょ?」
「オーナーシェフならぬ
オーナーメカニックだからこそ
為せることだよ。」
「そういうのって
個人のお店の一番の魅力だよね。」
「その通りだよ。
職人だから
すぐにお客さんの要望や疑問を
解決してくれるしね。」
「親方も、そういうところあるんじゃね。」
「まぁね。
でも、車屋の親父さんは
自分よりもずっと年上だから
敵わないよ。」
「亀の甲より年の劫だね。」
「気の利いたこと
知ってるじゃん!」
「えへへ・・・。」
「大きい組織にも良さはあるけど
個人のお店って
小回りがきくところが
一番のメリットだから
それを大切にしないとね。」
「そうだね。」
とりあえず
ちょっと言えない“アクシデント”のため
今日は、急遽お休みさせて頂き
この場を借りて
改めてお詫びさせて頂きます。
そして、何よりも
車を運転の際には
皆様もお気を付け下さい。
☆★☆ 【コエタス】 ★☆★
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ご興味、ご関心がある方は、御覧下さい。
御殿場の『とらや工房』と鮨屋時代の氷
Vol.4128
いらっしゃいませ
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“身体に優しい美味しい日本料理”
を信条とし
天然のとらふぐ、西京漬(西京焼)を
こよなく愛す
【佳肴 季凛】の店主兼熱血料理人の
志村弘信です。

「親方、今日は真由美さんと
出掛けたの?

これだね」
「そうだよ。」
「どうだった?」
「どうって程でもないけど
じゃあ、今日は休みだし
ゆるめの話にするから
お出掛けの様子を話すよ。」
「はぁ~い♬」
ということで
今日(8月28日)は

静岡県御殿場市にある
『とらや工房』へ出掛けた様子
についてお話しします。
御殿場市は『佳肴 季凛』のある富士市から
高速で40分程の距離です。
駐車場に車を停めると
こちらの看板が

『東山旧岸邸』とあるように
総理大臣を務めた岸信介の自邸です。
その後、御殿場市に寄贈され
羊羹(ようかん)で有名な『とらや』が
管理運営を行っているとのこと。
分かりやすくするため
『とらや工房』の
ホームページにある地図を拝借します

5分程度歩くと

山門をくぐり

程なくすると

工房へ。

山育ちなので
竹林や雑木林が
原風景の自分にとっては
珍しいものではないものの
都会からの来場者の方にとっては
一興の空間とも言えます。
折角なので

ティータイム。
大福(写真 手前)と葛まんじゅう(同 奥)と
温かいお茶を注文し
お替りの冷茶を頼み
中に入っていた氷に
ちょっとした気遣いが・・・。
その気遣いとは

大きい氷だけは
氷屋の氷を砕(くだ)いたものを
使っていたことでした。
氷屋の氷とは

こちら(ネットより拝借)
製氷機の氷とは違って
溶けにくいのが一番の特徴です。
こういう氷を見て
思いだすのが
料理の世界の振り出しだった
東京・新宿の鮨屋です。
その鮨屋は
ねたケースだけでなく、冷蔵庫も
氷だけのものでした。
毎朝、氷屋が来て
ねたケース用に氷を切ります。

こんな感じ。(こちらもネットより拝借)
冷蔵庫には
大きいままの氷を入れます。
冷蔵庫はこんな感じ

(これまたネットより拝借)
その鮨屋のねたケースと冷蔵庫は
特注品でした。
特注とは言っても
ねたケースと冷蔵庫の金額は
それほどではないものの
一日あたりの氷代が
3000円くらいだったはずです。
さらに、夏場は4~5割増しくらい
だったような・・・。
定休日は氷を買わないので
一か月25日で計算すると
一か月の氷代が
75000円。
夏場の3か月が
10000円越え!
ですので
一年の氷代だけで
75000×9=675000円
+(プラス)
100000×3=300000円
ということは
一年間で約1000000円!
100万円なので

立ちます!
これだけあれば
ねたケースも冷蔵庫も
買うことが可能です。
氷で保存する状態は
凍らない0度なので
食品中のすみずみまでに
水分が行き渡り
みずみずしい状態が保たれます。
また、氷温状態の食材は
「凍るまい」という根性で
細胞内のでんぷん、たんぱく質を分解し
不凍物質を作り出すのです。
この不凍物質は
遊離アミノ酸類、糖類などのうまみ成分で
これらが増すことで
味が良くなります。
さらに、氷温では
有害微生物が増えにくいため
衛生的に安全な状態で
保存が可能です。
結果として
通常の冷蔵状態よりも
3~5倍、鮮度が長持ちします。
ここまでお話しして
思い出したのが
氷当番のことです。
氷当番とは
ゴールデンウィークと
お盆休み中に
氷屋に来てもらって
氷を冷蔵庫に入れてもらうことです。
ただ、休業日なので
ねたケース分はありません。
連休のど真ん中に
当番にあたることもあったものの
従業員3、4人で話し合いの上なので
特に問題はありませんでした。
また、正月休みは
気温が低いので
氷当番は無し。
「そんな思い出があったんだぁ~。」

「そうだよ。
冷茶の氷から
こんなにまで脱線するとは
思わなかったよ。」
「僕達も夫婦デートの話で
お腹一杯になっちゃうかと
思っていたけど・・・。(笑)」
「なんじゃ、それ。(笑)

この後

岸邸を外から眺めて、撤収。」
「氷の話も出て来たから
思ったよりも
ゆるい話じゃなかったじゃん。」
「そうだね。
まぁ、休みだから
この辺でお仕舞にするかな。」
「それにしても
親方と真由美さんは

こんな感じかな・・・。」
「大人をからかわないの!(笑)」
「はぁ~い♬」
ゆるい話のつもりが
氷の話に飛び火しちゃいました。
休みということで
この辺で・・・。
「明日は、月1のふぐの日だね。

そんじゃ、また」 by ミニふぐちゃん